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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
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[1079]
■
■手裏剣術講座でない「お話」
by:
鈴木崩残
2010/01/19(Tue)10:03:58
マジックという「世界」
●まずはカードマジックショーを軽くお楽しみください。
どれも全くの初心者向けではないので、技術的には、少し難しいです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=IG0bwEAG0f8
■困ったことに、仕事にブランクが空いてしまったので、
だいぶ昔に収録した私のマジックの動画を整理していました。
収録してみたら、良い作品だけを厳選しても、3時間以上もありました。
まー自分が死んだときに残したいものなど、あまりありませんが、
手裏剣関係の記録はもう充分ですし、他にやり忘れたことといえば、
このマジックの「レクチャーノート」です。
レクチャーノートとは、つまりネタばらしです。
ネタばらしというのはとても悪い言い方でして、
「マジック教本」というのが正しいです。
手順や小道具の作り方などが解説されていて、
通常、ショップで買うと数千円します。
最近はレクチャービデオの輸入品も多く手に入りますので、
最前線のマジック界の知識も、得られますが、
まー、だいたいどんなショボイ作品でも、ひとつ2000円以上
というのが相場です。
たいていは、レクチャーDVDというのは、一個の作品を展開させて
3000円から3500円といったところです。
●で、困ったことに、私のレクチャーDVDというのは、
ひとつやふたつどころでなくて、
プロの人でもやらないような、全くのオリジナルのマジックの技法も
含めて、完全なオリジナルな技や、あるいは演出法が、けっこうな数
あります。
写真の右がレクチャーDVDですが、
これまた実演しながらの解説がみっちり3時間以上。
売る気は、今のところありませんが、
もしも値段つけたら、この一枚で2万とかになってしまいます。
●しかし内容は、もしもプロの人だったら簡単に元が取れてしまう
ぐらいに、ある意味で「専門的」です。
●たまにYou−Tubeで私が、マジック動画をアップすることは、
ここをご覧の皆さんも御存知かと思いますが、
かつては、無類のマジック好きでした。
会社勤めをしながら、帰宅してから練習にあけくれて、
眠くなるまで続けているので、カードを手にもったままで寝てしまい、
朝になると、布団の周りにカードが散らばっている、
などという朝を迎えたことは、数知れずでした。
●有料購読をしていた人も松の間に多くいますので、
知っている人も多いと思いますが、もともとは、
テレビ番組のパフォーマンスを本当だと信じてしまった人達を
実演して説得するという、とあるカルチャーセンターの企画で
一時的にですが、スタッフの一員をやったことがあるのが
マジックに接した理由でした。
当時テレビでやっていたようなことは、
いくつかの現象は、知識がなくとも推測だけで解けたのですが、
さすがに、ある地点からは専門知識がないと無理だ、ということで、
東京の有名なマジック専門店を三箇所ぐらい、駆け回って、
勉強しまくったのが始まりでした。
●しかし「ミイラ捕りがミイラに」、ではありませんが、
半年もしないうちに、マジックという世界の魅力に私は魅了されました。
マジックという世界の中にある要素は、実に多様です。
心理学、科学、接客術、話術、創造性、手先の訓練、
といった当たり前の要素以外にも、
全くの初対面の人達の前で行う場合などは、
その場の空気を瞬時に読んで、ネタを選択しなければなりませんし。
●しかし一番重要なのはサービス精神を学ぶということです。
見た人が、単に驚くのでは駄目なのです。
そこには、驚きと同時に感動がなければ失格なのです。
世の中には、「どうだ凄いだろう」という自己満足だけで生きている
ような人達も多くいますが、
マジックの世界は、凄いだけでは全く不十分です。
玄人が見ると「あんな複雑なことやっているなー」と思うような
技法でも、一般客が見たら、さして栄えない、という
その努力が報われないマジックもたまにあります。
やっている本人だけが凄いと自己満足するだけのようなネタです。
確かにやっていることは凄いのですが、ぱっとしない。
●まー、マジックというのも手裏剣と同じで、本当に、
その人の人柄が出ます。
技術はあっても、もたもたしていたり、
お客さんとの対話がなっていなかったり、
演出がヤボだったりと、むろん世の中には三流のアマチュアの人も
多くいますが、
基本的には、マジックはどんな初心者でも、マジックという体系
それ自体の中に、サービス精神というものが必修科目として含まれますので、
どんなに技をもっていても、ダセーといわれたら「おしまい」の世界なのです。
●武術の世界では、人を殺せる能力があればいいんだとか考えている
者もいそうですが、
マジックの世界では、殺さねばならないのは、人の心であり、
また、殺すと同時に、相手が「心を殺されて本望だ」と思えるほどに、
相手を楽しませる必要があります。
その点で、武術とマジックは、全く違う分野です。
●で、今回まとめていたのは、レクチャーノートのDVDなのですが、
少なくとも2年、みっちりマジックに親しんで、実際に人前で
演じたことのない人には、不向きなDVDです。
初歩的なことは、いちいち説明していませんので。
だいたい、毎日練習したり、勉強し続けたとしても、
演出のセンスや、覚えの良さに、個人差はありますが、
マジックの場合、一年で、初心者、2年から3年で中級者、
早い人で、3年から4年で、
良い人脈さえあれば、プロに転向できると思います。
相当に猛勉強しての話ですが。
●私の場合、全くの初心者ではありませんので、
中級程度といったところです。
また、自分の好みに偏りがありますから、全く知らないし、
興味を持たないマジックの分野があります。
たとえば、ロープマジック、シガレットマジック、輪ゴムを使うマジック
などは、ほとんど私はやりませんでした。
●20代のころに、職を探していたときに、
カードディーラーになろうかと一時思ったことがありました。
しかしまー、カジノでカード配りながら、たまに余興にマジックやる
というのも、なんだか寂しい仕事なわけでして、
それぐらいならば、マジックショップの定員になったほうがいいのですが、
そこまでは、私はのめりこみませんでした。
なにしろ、そうなると、毎月新発売される、どえらい数のマジックを
「自分の好みと関係なく、覚え続けなければならない」からです。
そうなったら、私はマジックを嫌いになっていたかもしれないと思います。
●まー、ですから、本当に「自由に、好きなこと」をしたかったら、
それを本業にしないのが一番です。
不自由な要素を覚悟の上で好きなことをやってもいいのでしたら、
本業にしてもいいですが。
●で、今回はこういう話で終わってしまい、手裏剣の話は無しです。
しかし、技術的にも、けっこう難しいマジックを応用しているわりに、
見栄えがしかったのが、以下の手裏剣マジックでしたね。
むろん、あの馬鹿チョン忍者への反論ビデオとして作ったものですが、
こういうビデオを作るときにも、私は手抜きはしません。
もっともあの馬鹿チョンの場合には、
子供でも分かるようなカメラ編集によるもので、マジックの知識なんぞ、
何もなくても、バレているものでしたが、
当時、私の行ったものは、素人の人には分かりません。
ちなみに↓の動画は、
マジックの世界で●●ネタと呼ばれているものの存在を知らないと、
途中までは推測できても、
どうやっているのかの全体像は、全く分からないと思います。
あらためて、今、自分で見ても、なかなかの良い出来です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=JXZPMBvXBxo
(言うまでもないことですが、これは、
こっそりと缶に空けておいた穴に、剣を狙って刺しているわけじゃ
全くないですよ。)
★ちなみに、マジック作品だけを集めた私の「再生リスト」はこちら。
↓
http://www.youtube.com/user/HouzanSuzuki#g/c/BE3152B9AB36BCD9
●手裏剣というものも、見せるとなると一種のショーですから、
せめて、「背景」を、今のような雑然とした場所ではなくて、
背景も美しいところで撮影すべきなので、
近くの神社の宮司さんにでも頼もうかと思うのですが、
そこまでは、まだ宮司さんと仲良くはなっていません。
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