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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
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手裏剣術講座【11mから1pの穴に入りました】=by「無心剣」による精密打剣と、一般的な命中精度
by:
鈴木崩残
2010/05/05(Wed)13:26:36
3間以下の距離での狙い
■簡単にですが、私見を解説しておきました。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=OJkhls2hs2U
■ようは、実戦的に考えると、変化打ちを練習した方がいいと、
私は思います。
また刀法と併用する場合には、
あくまでも打剣に前後する「刀の操作」こそを最優先して、
それにあわせた身体の動きに「作り変える」必要があると思います。
■一般的には「右で打剣するとき」には、無意識のうちに、
右目の片目で、狙いをあわせようとする傾向がありますが、
手裏剣の打剣やピッチングという動作は、
銃や、弓矢や、吹き矢ではないので、
俗に言う「照準」というものとしては、決して直線上には合ってはいません。
またダーツ競技をやっているのではありませんので、無理をしてまで、
「目、手、標的」の3つをライン上にあわせる必要がありません。
>そもそも私たちは打剣する時には、実際には視界の中では、
>ほとんど目では見えていない位置で、離剣しているという事実を、
>考慮する必要があります。
>皆さんは、棒手裏剣が、ご自分の手から「飛び立つ瞬間」を、
>毎回、目視ではっきりと見ていますか?それはないはずです。
●ビデオの最後で字幕で書きましたが、
私がやってみた、いろいろな姿勢からの打剣の中で、
3間と4間からの命中率が、比較的よかったのは、
「卍字の型」です。
(成瀬氏の本や、藤田氏や、白上氏の本で出ている有名なあれです)
ただし、その卍字の型は、足のスタンスが、
「順体でもなく、逆体でもなく」、
>足を平行に揃えた「自然体」からの打剣の時に、
>もっとも命中精度を伸ばすものとなりました。
皆さんも、ぜひ、お試しください。
自然体打剣は、正しい腕の操作を「感覚」として学ぶために、
無冥流では、基礎稽古の段階で、必ず入っています。
*********
■余談ですが、
「梅の間」の次の投稿の「最後の部分」に、
面白い「河内弁の歌」をリンクしておきました。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1387
懐かしい【嘉門達夫】です。
最後のは笑えます。
_____________________________
ようやく成功しました。
11mから1pの穴への打剣。
http://www.youtube.com/watch?v=GgzxjubvXM0
●時は、2010年5/5。お昼ごろでした。
この日は外気温が、30度近かったです。
この日、開始してから、32投目に成功しました。
ただし、11mからDVDディスクの穴や蝋燭の炎だけを狙うというのを
今までに繰り返してきましたので、
今までの、それらの失敗の本数(11mからのもの)と、
この動画に出てくる、昨日5/4日の分の打剣数を加算しますと、
結局は、総計で「376打目」に成功したことになります。
●ただし今回は、標的はわずか1pの穴ですので、
偶然の確率上の計算が違ってきました。
私の実力では、調子のいい打剣ということで、かなり良く見積もった時に、
11m(6間+20p)からでは、50p四方に散って刺さるのが
精一杯です。
これは私のコントロールを「良く見積もって」の話ですので、
実際には良くても60p四方ぐらいに刺さる程度のものです。
●そこからの大雑把な計算ですが、
確率的には、2500回投げるうちには、一回は、
1pの穴に刺さることなります。
376回目で刺さったので、偶然の確率上の約6分の1以下に、
収めることが出来ました。(偶然の確率の約15%)
■ですから、もっと直打法が「上手い人」、
たとえば、6間距離ならば、30p四方に100%刺せるぞ、という人がいた場合、
その人は、900投に一度が、
1pの穴に、偶然に刺さる確率になります。
つまり、少なくともその半分以下の本数(理想的には四分の一以下)で
刺せなければ、
「たまたま刺さっただけ」と、みなされてしまうわけです。
_______________________________
私が本当に、
観ていただきたいもの
●成功した瞬間は、むろん、そこそこ感動的でしたが、
実は、私はそこに至るまでの、いくつかの打剣動作の場面を
皆さんには観ていただきたかったのです。
●今までは、成功したシーンのハイスピードカメラによる撮影の部分が
多かったので、時間的に、10分以内に収められないシーンがありました。
しかし今回は、最も大切なものを収録できました。
それが今回の動画のような「間(ま)」です。
●つまり、私が投げる動作に入るまでの、
無心の状態の「静けさ」を、後姿から感じて欲しかったので、
無駄とも思える、失敗のシーンを、今回は沢山収録しました。
●敏感な人であれば、この場面を見ているだけで、
意識が特殊な状態に引き込まれても、おかしくはありません。
動画というものは、そういうものなのです。
常に、演武する人の「内面」がそこには、はっきりと刻まれます。
●これは、いわゆる、殺気だった打剣でもなければ、
また、何かの技術を磨こうとしている稽古風景の気配でもなく、
また、何らかの種類の、真剣な気配が伝わっているという、
そういう類のものではありません。
またこれは精神を集中しているというのとは「全く違う」ものです。
●ただ、とにかく、数秒間、
全く思考がゼロになった状態で、立っている人間という、
めったに見られないものです。
そこから、体が勝手に自然に動き出すのを、
ただ静けさの中に身をひたして、「待っているだけ」なのです。
実際、私はこのときには、標的を全く見ていません。
標的の上の雑木林を、中空を観るような曖昧な視線で、見ています。
打剣動作が起きると共に、標的の方向を、
焦点の合わない目で、ぼーっと見ているような状態です。
●こうしたものは、感じられる人にだけに感じられるものですが、
ここまで露骨に無心の状態が、指先に至るまで漂っているのも、
わりと珍しかったものですから、感じ取ってみてください。
穴に刺さらなかった打剣でも、
この動画の全ての動作は、おおよそ70%は、無心の状態に入って、
投げていると思います。
■ひとつ面白いなと思ったのは、最後のシーンです。
それまで何十投と、両足を肩幅に開いて、
脚を踏み出さずに固定して、投げていました。
これは上体の動きを中心にして投げる結果になるので、
前脚を踏み出すよりも、いろいろな身体部分の「ズレ」が少ないと
思ったからです。
ところが、最後の1本だけは、
なぜか自然に、体が勝手に前足を踏み出していまして、
それが成功の一打となったわけです。
こういうものは、やはり、理屈どおりには、いないものです。
しかし成功した原因は・・・
●しかし、最終日の本日5日は、開始から32打で成功したのですが、
その勝因は、たぶん、、ですが、、、
「暑すぎた」ことだと思います。(笑)
熱中症になるかと思うぐらいに、日差しが強かったので、
「こんな中で何十分も打剣など、したかぁーねぇーよ」
と思いました。
いわば、その追い詰められた状況が、成功の要因かもしれません。
人間、過酷な環境になると、変な力が出るのかもれませんが、
しかし、もっと大きな今回の勝因は、
あまりにも暑いので、少し頭がボーっとしたことです。
そのぐらい、少しボケーっとしていた方が、
「無心の剣」は、打ちやすいものなのです。
正しく言うと「自分の意思で打つ」のではなく、自然に動作が、
「生ずる」のですが。
ですから、動画を見ると分かるように、
「おっと、何かの雑念が、僅かに頭をよぎったな」と思ったときには、
そこで一回、私は、構えることを中断して、やめています。
●しかし、おかげで、この連休は、今まであまりやらなかった、
「軽量剣の6間打ち」の、とても良い練習になりました。
●データ●
2010年 5月5日。11:10
32投目
標的=木片に空けた直径1pの穴。
距離=11メートル
直打法。
使用した剣=30p長、80g、一辺(幅)6mm。
剣後が黄色く見えるのは、飛跡の軌道が撮影に写りやすいように、
黄色の布ガムテープを巻いたためです。
●11メートルからの精密打剣の挑戦は、
2010年3月20日から、始めました。
以後、今日の成功まで、
失敗した打剣の全ての総数は、375打でした。
_______________________________
■ところで、以前に紹介しました、
「本当に、まっすぐに飛ぶナイフ」の動画をもうひとつ、
紹介します。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=YF-NfNuwtUw
この距離での投げを見ると、
直打法よりも、少し遅いかな、とは思うものの、
それほど、極端な剣速の差は見られませんでした。
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