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障害物付き「据打ち？」の技


■ちょっとした小ネタで、大したことはありません。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=jwGiiEF3dyk

●これを約１５０グラム以上の重量剣でやるのは、
ごく簡単なことなのですが、

こういう100ｇ以下の軽量剣だと、チップした時に軌道が阻害されて、少し難しいです。

また、もしも「木片がもっと軽い場合」なら、簡単です。


ちなみに、距離は畳までが３間半ちょいです。

木片は標的から７０ｃｍのところにあります。
つまり、木片に当たったり、かすった、その後、
７０ｃｍ直進してくれないと畳には刺さらないのです。


■でもって、こっちは、木片に刺そうとして失敗したものです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=-kqtovsnZIs



海外の中距離での直打法

ロシアンスタイルのサイドスローですが、
距離を変えながらも、この人は、ほとんど刺中ミスをしません。

このビデオでは最大で９メートルですが、
プライベートビデオでは、８間近い距離も投げていました。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=KyXKRtLdp00


据斬り・７太刀に成功

●むろん私のことではなくて、知人です。


公式的なルールには、のっとっていませんが、ご覧ください。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=4Zuw4Wucecs

たぶん薄い刃で、ご覧にように畳表には芯も入っていませんが、
それでも、あの不安定な状態で７太刀というのは、凄いと思います。

しかもこの方、独学です。
以前にも説明しましたが、半端じゃないリストの力があります。

●４太刀目に、畳表を薄く粉砕してしまったので、
ギネスだったら、そこはカウントしないのが普通ですが、

まー、そのあとの５、６、７と斬っているので、良いかと思います。

何も、正式なギネス記録の為のものじゃありませんし。


自分の知らない違う分野のことなので、
他人事みたいに、勝手な事を言いましたが、
とにかく、据斬りってのは、見ていると、本当に難しそうです。

以前に芯入りの畳表６巻の太巻き(？)を平然と斬っていた外人さんが、
この技は、わずか３太刀ほどで、失敗していましたから、
据斬りは、スピードと角度が命なのかもしれませんね。

といっても短くなった畳表に４５度で刃を入れたら、
下手すると切っ先が床に当たりそうですね。


■ちなみに、この動画の彼が斬っているのは日本の畳表ではなく
中国製のもので、日本のものとは倍以上も強度が貧弱なようです。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


ヌンチャクの本についてのビデオ

をアップロードしました。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=GeQY20KkkDk

■知る人ぞ知る、荒川武仙氏の本です。

私も35年前の、当時は、ブルースリーを見てからヌンチャクを買いましたが、
日本の武道具店にあったヌンチャクが、映画のと違っていたので、
あれ？と思ったのを覚えています。

それですぐに買ったのがこの本でした。

実際の双節棍の操作では、
多くの場合に、棍の端っこ（基棍部）を握るので、
握力がけっこうないと、手から離れやすいということは、
当時も、しみじみと思いました。

ブルースリーの真似をする人の多くが、握力がいらないという理由で、
ヌンチャクの真ん中あたりを持ちますが、
実戦的に考えたら、間合いを数センチでも縮めるような結果となる
持ち方は、お勧めできません。

それにそもそも、映画みたいに、やたらに振り回すもんじゃないですから。

ブルースリーのやっていたあれは、
中国武器の、三節棍や九節鞭の操作法のようなスタイルを、
琉球の武器を使って彼なりにアレンジしたものですから。

映画でトンファーを最初に使ったのは、誰だったかは忘れました。
倉田氏だったか、それとも香港映画の誰かだったか。

なんと、それが今じゃ、アメリカの一部の警官の警棒ですからね。


この人、誰よ？


■ところで、
とても怪しいフランス人の手裏剣術を発見しましたので、
現在調査中です。

日本語がかなりメチャクチャな上に、
コメントしている動画は、手裏剣動画にではなくて、修験道の動画ばかり。

しかも、
コメントを見ると、
名和氏や藤田西湖氏のご子息から個人的にレッスンを受けたと、自称。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=WYhR384kREs

説明の欄が、とても怪しい。
以下の＊＊＊は文字化け部分なので、原文はビデオの説明を見てください。

↓
Rev GUINTARD K＊＊＊＊;ban Shihan is showing first
step/ basic fundamental throwing kugi-shuriken using wooden sword

>この俺は、釘手裏剣と木剣を使った、根本的な投法を始めて見せるぜ。

Kaitendah＊＊＊; kihon gata &　＊＊＊＊＊＊ SHURIKEN-JUTSU

>回転打法の基本型と、刀法兵法(？)手裏剣術、なんだぜ。

of the old japanese traditional martial art school
(Shingetsu ry＊＊＊＊); an Edo period Legacy
from Masters Yumio NAWA & Saiko FUJITA....

>それは、名和弓雄と藤田西湖から伝承された、心月流という、
>江戸時代の日本の伝統の武術なんだ。


Yoroshiku doumo
>よろしく　どうも。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


・・・って、あんたそれ、暴走族の挨拶かよ？

どなたか、もしもこの自称フランス人が、
藤田西湖氏の「ご子息」に会ったかどうかや、
名和氏と面識があったのかどうか知っていましたら、
ご連絡ください。

たとえば、鎌倉に在住の「河津・バーバー・デヴィッド」さんは、
この人のこと知っているのかとか、
それ以前に、藤田氏の心月流を受け継いだのは、根岸流の
斎藤宗家のはずですから、斎藤宗家は、何かご存知かもしれません。

そもそも、藤田氏のご子息が心月流の指導をしていたのかどうか、
そこからまず知りたいところです。
またご子息の名前もです。


>竹の間掲示板にある「書の感想・専用」のkansou-sousin@のアドレスにどうぞ。


■というのもこのフランス人は、
スコットさんにこうメールしたからです。
↓

I was Nawa sensei's private student during i was living in Japan from 1989 to 2001.
Nawa sensei & Fujita Saiko was friends.

>俺は、１９８９年から１２年間日本にいたときに、
>名和先生の個人的な生徒だったんだ。
>そんでもって、名和氏と藤田氏は、友人だ。

I learnt Shuriken jutsu from Fujita's son in law & Nawa sensei
who was master in many old japanese martial art traditions
(see Charles Gurzanski's books in english)...

>俺は、藤田氏の息子から学んだんだ。
>(その藤田の知人の)名和先生は日本の沢山の伝統武術のマスターである。


Please stop to speak about historical things than you do not know as always Bujinkan young people...

>歴史的な事を知らない武神館のガキどもが言うような事を言うな。

Bujnkan Organisation is NOT now a martial arts with japanese heart
but with american feelings, making polemics than true japanese martial art training.

>武神館の組織は現在は日本の武道精神をもっていない。
>それはアメリカ的な感覚のもので、
>日本の本当の武術との間に論争を作り出している。

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って、おいおい、最近日本人たちや一部の外人さんが主張している説を
パクって自分の意見みたいに言ってんじゃねぇーよ、って感じです。


Ｙｏｕ−Ｔｕｂｅには他人の動画をコピーして、
そのままアップしているケースが多いので、
「最悪のこと」を考えると、
もしかして、この元動画が全く別の人のもので、
チョがコピーして、勝手なキャプションをつけたのかもね。


●その根拠となるのは、この人物がアカウントを作成した日と、
動画をアップした日の不自然さです。

>アカウントは２００９年の１１月に作られているのに、
>動画のアップは、それから約１０ヶ月も経過した、三日前です。


そんだけ、「伝統的なお墨付き」を貰っちょる手裏剣術ならばだよ、

普通は、常識的に考えれば、
「アカウント所得と同時に、これみよがしに、動画をアップし始める」
というものです。


■こういうのは、チョが信者の誰かの古いアカを借りたり、もらい受けて
勝手に作っている偽チャンネルである場合が、非常に多くあるからです。


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低い放物線軌道での９間打ち

１：３０の遠投では、9間まで、剣を全く回転させず、
突っ立てたままで、壁に当てています。

９間の距離でさえ、首落ちをほとんど全くしないのですから、
確実に１２間まで、直打法が通りますよという、
ひとつの証明映像といえます。
↓




■低空の弾道（無冥流では「飛跡」という）を実現するのに必要なのは
足の使い方です。

といっても、必要なのは、脚力（筋力）なのではなくて、
足のポジションと腰の捻れを上手く使うことによって、
少ない力でも、遠間でも、打速をある程度出すことが可能になりました。

この足の使い方については、一種の「要」で、まだ秘密にしたいので、
しばらくは知人以外には公開しないか、
もしくは、翠月庵の参加者の方で、
もしも知りたい方がいましたら、ＤＶＤに焼いてお分けいたします。

簡単に言ってしまいますと、
４間までと、８間までと、９間以上では、この三つでは、
「足の構え」が少しずつ違うのです。


約3.5mmの幅にナイフを刺してみた

■実はこれ、後述する友達への「お祝いビデオ」なんです。

風に少し秋の気配が混じっていたとはいえ、
今日も暑かったです。こんなことやりたくはなかったのですが、

久々に、70グラムぐらいの軽量のナイフを直打で練習するついでに
収録してみました。

成功までにかかった投数は、最初に、意志で狙って３０回。

「無心の剣」に切り替えてからは、６本セットで投げて、
７イニングも投げていませんので、無心剣の後では、39投目でした。
↓




●で、何のお祝いかと言いますと、
この人の「名刺斬り」の成功のお祝いです。
↓

http://www.youtube.com/watch?v=3EujiBitA_0

どちらの動画も、カードに当たる瞬間を見るために、
良い画質の４８０ｐにして、フルスクリーンでご覧ください。


●字幕で、私にお礼を言っているのは、
斬る物体として、名刺を薦めたことです。

最初、彼はなんと、紙製のトランプを薄く二つに切ろうとしていました。
しかしそれを聞いて、「無理だから、名刺にしたほうがいい」と言いました。

というのも、私もマジックでよく使うプレイングカードというのは、
耐水性の表面加工のために、表面が、僅かに湾曲しているのです。

せっかく真っ直ぐに剣筋が通っていても、
買った時点ですら、全部のカードが僅かに曲がっているのですから、
刀で切れる可能性は極めて低いのです。



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終戦記念日なので、
迎え火と送り火を、
焚いてみた






旧暦だと送り火は１６日になります。

正式には、焙烙（ほうろく）という皿と、麻木（おがら）という木を
使うのですが、
うちには、戦国武将が横においている松明の台みたいな（代用品）が
あるので、
そこで、日ごろお世話になっている「書」の「紙の供養」もかねて、
数週間前から集めて用意してあった枯れ木を使いました。

使っている呪文は龍神の召還に使う、密教の真言ですが、
アホウな外人さんには聞かれたくないので、
その部分は無音としました。
また印も、一般的な本には載っていないものなので、見せません。
また、そもそもこの真言って、発音が難しすぎるよ。

その昔、何百回も練習したけど、言いやすい真言ではないので、
舌がもつれそうになるんです。





古傳という名の嘘

■ひさびさにまた、忍術に含まれる嘘について、日本人の人が
良質な動画をアップしてくれました。




詳しくはこちらで。
↓
http://ninjer.blog.shinobi.jp/

___________________________________________________


●タイの人たちのナイフ投げの近況です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=oOIK3ApFJpk

こういった写真や動画から分かることは、
この人たちが、きちんとした練習のシステムを確立しているという点です。

直接にコメントで尋ねたのですが、投げる角度やスタンスに、
明確な分類があってそれらの組み合わせで構成されているようです。

特筆すべき点は、初心者のためには、
ナタのようなナイフに統一している点です。

一般的には、練習の為の道具を一定期間、同じものを使うというのが
スローイング技術を上達させます。
あまりころころと投げる道具を変えると感覚が混乱して分からなくなります。


ただし、無冥流の場合には、すべての種類の異質な武器を、直打で刺すことが
重心理論を把握しているかどうかのチェックと、
必修項目に含まれますので、他のシステムとその点では異なります。


ひとつの武器だけを、ひとつだけの打法で投げていると、
他の種類の重心を持つナイフや手裏剣に対応できなくなる癖を持つからです。

いわゆる日本の手裏剣術で古流と称されている打法では、
非対称の突起物を持つサバイバルナイフや、
各種の重心の異なる武器を、直打で４間以上から一回で刺すことは、
困難か、ほとんど不可能だからです。


●あとは、この動画の打法は一回転打ですが、
私は基本的に、反転打や回転打は、数年前のある時期から止めました。

つまり、意図的に、直打法以外を行わないようにしました。
その理由は、スナップ運動をかける悪い癖がつくからです。
反転打や回転打は、事実上、直打法とは全く違うと考えるべきです。

反転や回転打をしばらくやると、直打法に戻ったときに、
必ず剣を、「ひょい」と回転させる癖が手首についてしまうことに
気づくはずです。

またそうしないと反転打は、4間以内の近距離で刺さらないのです。
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