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手裏剣術講座 【飛刀術用の模擬剣の「鞘(さや)」を完成しました】
by:
鈴木崩残
2013/12/21(Sat)11:48:42
飛刀の「鞘(さや)」の工夫
●今までのよりも、約5cmほど長い自分用の飛刀を2本、試作しました。
↓
●今回は、比較的ちゃんとしたハバキと、
自分で銅板で造った、間に合わせのハバキの「代用品」をつけて、
鞘に納まるようにしました。
↓
●銅製のハバキは、そのままだと、いかにも安っぽい新品の銅色なので、
漂白剤を使って表面を腐食させて、わざとエイジングしてあります。
銅板を少し熱してから、まだ暖かいうちに刷毛で漂白剤を塗ると、古めかしくなります。
僅かでも熱しすぎると銅板は使い物にならないぐらい軟化してしまうので、
過熱の加減が、かなり微妙です。
その点では錆止めの腐食防止膜を作る薬品のガンブルーを使えば、もっと簡単です。
●完成です。
↓
●一見すると刃がついているように見えるように磨きをかけた「ハッタリもの」です。
刀身全体を、油膜で黒く染めてあるので、刃側を、わざとらしく磨いてやると、
遠くからちょっと見ると、刃があるようにも見えるのです。
●板幅(鎬にあたる厚み)は4.5mmです。
刃側に相当する側は、少しだけ斜めに研磨したので2mmほど。
さらに最も薄くした先端部でも厚みは1mmあり、刃はついていません。
↓
●ハバキは鞘にも、ぴったりと納まり安定し、ほどよい力で抜けます。
↓
●畳に、かろうじて刺さればいいという代物ですので、
形は道具としての「山刀(マシェット)」を維持した、ただの鉄板です。
今回造った二つ剣のうち、
一つは、茎(なかご)の部分の幅を少し薄くしました。
こうすると、実際の脇差と、やや似た重心になります。
振ると、明らかに違う感覚がするのは当たり前なのですが、
これを直打法で3間〜4間の距離から打つとなると、
これまた、飛距離に少し差が出てきます。
●この剣の制作費は、切断や研磨や、焼き入れや、糸巻きなどの作業を度外視して、
純粋な「材料費だけ(工業規格の鉄板だけ)」ですと2000円以下ですが、
この特製の鞘とハバキは、少しばかり、費用がかかります。
(どこで入手したかは秘密にしたいので言いません。)
●なお、飛刀術の稽古をする際には、
市販のジャングルマシェットなどは絶対に使用しないことです。
自作する手間を手抜きして、刃付きのマシェットを使用などしたら、
万一の場合、命に関わるほどの大怪我をしかねません。
●ですので、おもちゃの合金の模擬刀を使うのも悪くはないですし、
先端部さえ無事ならば、何度かは、畳には刺さりますが、
下手クソな人がやると、すぐに刀身が曲がり始めます。
それを曲げ直しているうちに、アルミや、真鍮や、亜鉛合金は、
すぐに劣化してきます。
また鍔にも衝撃が加わり、どんどんあちこちが壊れてゆくので、
模擬刀は、あまり、お勧めは出来ません。
●直打法の練習をするだけなので畳に刺さらなくても良い、
または、気合と技で畳に刺すぞ!、という方法で良いのであれば、
「木刀」でも、充分に日頃の稽古は出来ます。
翠月庵で、あえて金属製の飛刀を使用するのは公開演武のためです。
一方、無冥流で、金属製の飛刀を使用するのは、
最も理想的な長さや、重心位置を調べる研究のためです。
実際の脇差の、刀身の「反り」や「鍔」が、
飛刀術での直打法に、どう影響するか?
ただそれだけを調べるために、私は玩具の亜鉛合金の刀をテストに使用し続け、
3本も壊しました。(こういう馬鹿な事するから当流は研究費用がかさむのです)
ただし、使用したのは、何万円もする高級な拵えの施された、
「居合い刀」ではありません。
いわゆるオモチャの模擬刀です。それでも中古品でも5000円前後しますからね。
・・・ああ〜、駄目だ。
下記の商品とか見ていると、数回で壊れる事が分かっていても、
買って投げたくなってしまう。これは「直打法マニア」のサガです。
↓
http://www.shinobiya.com/shopdetail/023001000020/023/X/page1/order/
しかし、梅の間で紹介した「食品検査器」の自作に、お金をつぎ込みすぎて、
あちこち節約しないとならないので、ここは、ぐっとこらえます。
********
■さて、翠月庵の市村氏の飛刀が届いたので、
同様のハバキをつけて、鞘に納まるように造ってゆきました。
↓
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