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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
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手裏剣術講座・【2014年度・翠月庵 合宿稽古】
by:
鈴木崩残
2014/07/08(Tue)07:25:30
【平成26年度・合宿】
■今年は、カメラでちょっと失敗しました。
昨年使っていたカメラを使っていれば、
体育館の蛍光灯との相性が良かったのですが、
今回、別のデジカメにしたら、
どうも、チラつきが、目障りになってしまいました。
そのせいで、せっかくきちんと刺さっている剣や、剣の軌道が
見えなくなっていますね。
まー、ざっとの概要なのでこの程度でいいと思いますが、
次回は、以前のカメラでの撮影に戻します。
■今年は盛りだくさんでした。
市村庵主の作成したスケジュール表を事前に見たときに、
全部、出来るのかな?と思いましたが、
しっかり全部やっておられました。
この動画は概略なので、分からないと思いますが、
剣術、抜刀術、模擬剣での打ち合い、刀法併用手裏剣術の型稽古、
そして、むろん手裏剣術の基本稽古と、
もう本当に、ぎっちりと、ひとつひとつ丁寧な指導と内容が詰まっていました。
模擬剣での打ち合いといっても、単なる自由攻防の打ち合いや、
スポーツチャンバラではありません。
市村氏の解説とご指導のもと、
きちんとした術理に基づいて、すべてが組み立てられています。
●市村師範の、個人的な理念、主義、お人柄によるのでしょうが、
ここまで、細かく丁寧な指導をされる師範というのは、
なかなかいないと思います(傍から見ておりましての私見です)。
●今回の、私の担当分野は、5、6、7間打ちを、
個別に個人の方に固有の打剣フォームに応じて助言させていただくことと、
お一人は、遠間打ちが目的の一つでしたので、
今回は9間打ちの助言をさせていただきました。
自分が独自に開発した理論どおりに、
他人様が9間を通すところを見るのは、なかなか感動的でした。
9間を通したこともそうですが、
それと同じぐらいに私が感心したのは、k2さんが、
8間距離から5本とも刺中させていた打剣があったことです。
無冥流が、こうして受け継がれてゆくと思うと、感無量であります。
●皆さん、怪我も事故もなく、無事に合宿を終えることが出来て何よりでした。
お疲れさまでした。
中、遠、距離の打剣ということで、後方にある体育館のガラスを保護するために、
ごらんのように、畳を要塞のように積み上げたのですが、
一本も、そこには刺さりませんでした。
遠いので標的の「中央から下に刺さりやすいので大丈夫だろう」、
とは思ったのですが、すっぽ抜けは思わぬ時に起きる可能性が常にあり、
体育館のガラスを割ると、さすがに洒落にならないので、
「安心」のために積み上げました。
●しかし、この板の間を保護する畳の設置が、毎回、結構、足腰に堪えます。
4人がかりでも、きついです。
使っている剣が大きく重かったり、刃がついているので、
軽量剣とは違い、完全なまでに床板を保護しないとならないわけです。
うちから持ち込んでいる「標的用の畳」は6枚です。
他は、体育館の畳を裏返して使用させて戴いていますが、
畳の裏側とはいえ、皆さん、稽古を詰まれているので、
めったに傷つけることはありません。
宿にて、夕食前に。
むろん、「いじめで」はなく技の指導です。
↓
●吹き矢は、さすがに「ちょっと体験コース」という感じでしたが、
けっこう、お楽しみいただけたようでした。
細かくやりますと、
丹田呼吸法からやることになるので、そこは、はしょりました。
ちなみに、この動画で使用しているのは、私の手作りの吹き矢ですが、
同程度の威力のあるものは、コールドスチール社の「マグナム」という
シリーズのブローガンで市販されています。
5フィート(長さ≒150cm)9800円
4フィート(長さ≒120cm)5200円
の二種がありますが、
予算よりも、使用場所と飛距離に応じて決めてください。
室内ならば4フィートタイプで十分であり、
また移動したり、狭い場所でも扱うのに邪魔になりませんが、
長距離では5フィートが必要になります。
吹き矢は長さと命中率&威力が比例します。
■稽古目録、その他詳細については、翠月庵さんのブログをごらんください。
↓
http://saitamagyoda.blog87.fc2.com/blog-entry-589.html
●昨年の合宿の動画を見たら、やはり、蛍光灯の照明はチラついていませんね。
今年は、カメラの選択を間違えてしまったようです。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=36_vgnf430Q
完
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