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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[1179]
■
「手裏剣術講座」『手裏剣は、いつ、打つか?』
by:
鈴木崩残
2015/04/05(Sun)12:47:48
シールドの耐久テストの結果
↓
●このカメラでは、リアルな音が収録できていないのですが、
実際には、これに物が当たった時の音が、あまりにも大きくて、
まるで、銃か花火のような音を立てるので、
ご近所に迷惑になるので、そそくさと、引き上げました。
何が素晴らしいかと言いますと、安全を確保した上で、
>本物の金属の手裏剣の飛行のプロセスの全てを、肉眼の手前5cmまで、
>明確に見る体験が出来ることです。
手裏剣は、いつ打つか?
手裏剣を「武術」として考える場合には、
では、「いつ」打つかという問題があります。
それは、誰でも考えればわかることですが、次の区分に分かれます。
数字が小さいほど、距離が遠い場合です。
>1/相手が自分に全く何も出来ないような遠い距離から打つ
以下は至近距離の場合です。
>2/相手が「何か」しようとした瞬間に打つ(少しでも体を動かした時など)
>3/相手が何かの攻撃態勢に入った瞬間、
> (一例として、刀を抜こうとする動作をしたその瞬間)に打つ
>4/相手が武器を構えている時に打つ
>5/相手がこちらに攻撃のために近づいて来た時に打つ
>6/相手がすでに倒れているところにトドメに打つ
■2は、法治国家であれば、「何もしていない相手」を攻撃したとして
有罪になります。
3も、明確に殺意があって抜くのか、威嚇の為だったのかも判断出来ない段階で、
先制攻撃をしてしまうこと(=過剰防衛)になります。
が、・・・
ここでは、多くの武術家たちが、「前提」とし、
その「状況想定」を、固定化しているように、
無法の戦国時代、または江戸時代、とでもしておきます。
●そういうわけで、通常は3、4、5、を想定して、
武器併用手裏剣術は組み立てられます。(6は、ここでは置いておくとして)
*********
●ここで、話は変わりますが、
「安全模擬剣」というものがあります。
これを常に使用しているか(または、たまに使用する)のは、私が知るかぎり、
翠月庵、手裏剣普及協会、明府真影流、のみです。
が、しかし、私見では、
それによって、何かを検証する道具には今のところなっていません。
●その理由としては、
・第一に、
軽すぎて速い。つまり実速とは違うので、実際の剣はもう少し遅いという現実。
(ただし空気抵抗があり過ぎるタイプの模擬剣は、
逆に実際の剣よりも速度が遅い)
・第二に、
大きすぎるか、または小さすぎて、これも実際の手裏剣の目視と違う。
・第三に、
打たれた側は、実際の金属の剣ならば、避けられるであろう場合が多い。
逆に言うと、「色が黒くて、軽くて、速く投げられる模擬剣」によって、
「打たれる側の立場」で、目が、だんだん慣れていると、
現実の金属剣は、避けられるようになる可能性が高い。
・第四に、
模擬剣は軽いために、それを打つ側は、
普段の稽古の時のような打剣にならず「手打ち」に終止しやすい。
つまり普段の打剣のようにして意識的に打たないとリアリティーが低い。
●と、良いことがまるでない、かのように書いてしまいましたが、
それでも、模擬剣を試験的に使用するのは、
手裏剣が有利であるとか、効果的だとか、強いということを主張するためではなく、
>「どこが弱いか」「どこが不利か」「ではどうすれば良いか」、
これらを考察するためです。
これについては、この投稿の最後に、動画を交えて問題提起をしておきました。
*********
●現在、私は、自身の投剣術の、
到達目標とした分野(「無心剣」)は、もう一段落していますので、
あくまでも部外者としてですが、
刀に限らず、手裏剣以外の武器、または「術」と併用するには
「打剣をどう変えるか?」
ということを、ひとつの課題としています。
もっとも、空手や柔術や合気道や棍術や、
中国武術や、格闘技系の方とは交流がないので、
それらは、今のところ、検討材料としてはいません。
*********
●ちなみに、何度も同じことを言いますが、
剣術と手裏剣術とでは「次の3点」が異なります。
これを「一緒だ」と、いまだに主張している武術家もいるようですが、
4〜5間ぐらいから、中重量の剣を刺し、
かつ「打つその瞬間ですら剣術の動きも崩さない」、
という人を私は見たことがありません。
たとえば、軽量剣に限ればですが、
2間以内の距離でしたらば「手打ち」が出来てしまいますので、
合気道の動きや、剣術の動きに影響を与えずに打つことは出来るでしょうが、
打剣としては、死んだ剣になりやすくなります。
いちおう、見た目だけは畳に刺さっている、というだけです。
小手先での手打は出来ない重量のある剣の場合には、
次の理由で、やはり、打剣後の「別の武器術」の動きに影響が出ます。
●次の点が、「投げの動作」と「剣などを振る動作」では違います。
1/ベクトルが違う。つまり「力の方向そのもの」が違います。
剣の力の到達する位置は半間以内にある「人体や巻き藁」であるが、
打剣が標的としているのは、数メートル先の「まっすぐ前方向」であり、
まったく異なります。
2/何年も前から私が言っているように「力が最大に達する位置」が、
剣の振りと投げでは、全く違います。
3/前述の「1と2」が原因となって、
身体運用が、上半身も腰も下半身も、その二つは同一ではありません。
人間の体や脳というのは、ある特定の動きを効率よく行おうとして
それに適応しようとしますので、
投げであれば「投げ」のための、斬るであれば「振る」「押す」「突く」ための、
それに即した「全身運動」をしようとします。
この場合に、「どの方向」へと力を向けるのかが、そのベクトルが
剣術や棒術などの武器と、投擲武器では全く異なります。
腕の運動は言うに及ばず、特に「腰の運動」が、まったく違います。
あまりにも違いすぎているために、
その二つが、つながるような接点をそこに何とかして見つけるには
>投げる動作に「制限」を加えるか、
さもなければ、思いっきりピッチングフォームで、ぶん投げて、
直後に素早く、他の武術の動きに戻るという、
>「高速の切り替え」をする以外にないのです。
たとえば、動きは剣術の動きを守ったままで
「離剣」のタイミング早くすれば良いのだと考えてしまうのも間違いです。
これは結果として、力の乗っていない弱い打剣になります。
*********
●それで、ここのところ、それを解決しようとして、いろいろと
やってみています。
以下は、単なる「私個人」の試行錯誤ですが、
前回の動画よりも、こちらの方が、分かりやすいと思います。
私がオモチャの刀を使って、あれこれやっているのは、
むろん、居合いではなく「打剣法」の試行錯誤です。
ただし「抜き方」が何種類かあるらしいので、
それをやってみて、それに、上手くつながるような打剣法を、
何とかして、ひねり出そうとしています。
↓
なぜ「逆手」で抜いているのか、なぜ、「柄を体に引きつけているのか」には、
私なりの理由がありますので動画とともに後述してあります。
次に、打剣の際の体重のかけ方や、ステップが動きに馴染むかの確認です。
↓
↑
手裏剣術を、ある程度長くやった事のない人は分からないと思いますが、
これ、結構、難しいことをしているのです。
さりげなくやっていますが、打剣方法も普通とは違い、
足の動きとのコンビネーションを確立するのに3回ほど特訓しました。
なぜ刀の抜き方が変則的か?
●ここのところの一連の手裏剣術の「打剣法」と「運足」については、
無冥流の独自の創作物なので、その稽古法などは伏せますが、
抜刀部分については、私は全くの専門外ですし、
全て、私が勝手に創作したものなので、特に隠す必要はありません。
また、これは「手裏剣術との結合・統合を、私個人が模索した結果」であり、
古来からの居合術は全く無視しています点に、ご留意下さい。
居合いとしては間違っている、とかどうのこうのではなく、
「手裏剣術と結合」をする場合にどうか?、ということが思索中の案件です。
なお、逆手で抜刀した場合には、座頭市のフィクションのような
「斬り」の運動は(ほとんど)出来ないわけですから、
主に突き、または投げに繋げています。
(手首が非常によく鍛えられている場合に限り、
片手による逆手の斬りで畳表一本を斬る事は出来る事は確かですが。)
解説の動画です。
↓
模擬剣による対戦結果を考察して型として生かせるか否かの課題
↓
*********
●なお、手裏剣術の際の手首はどこまでも柔らかくなくてはなりません。
実質的に手首で投げるのではないので、
手裏剣術をやっている人で「手首に筋肉痛」が起きる者はいません。
(少なくとも、私は一度も聞いたことがありません)
手裏剣の投げすぎで筋肉痛が起きるとしたら一番多いのが「腰」です。
●しかし、剣や、バットを振り過ぎると、
手首の筋肉疲労で、手首が固まることがあるはずです。
そのせいで、剣を操作した後の打剣の調子が狂う人が多いわけです。
こういう場合には、意識的に手首をマッサージしたり、
動かして、「柔らかく」すると良いです。
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