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Title
手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[745]
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【手裏剣の納品予定】についてのお知らせ
by:
方山
2005/09/09(Fri)23:53:25
>9/12
更新されない間は、隣の竹の間や、梅の間などを
ご覧になって、時間を潰していてください。
本日の夜あたりには、皆さんの手裏剣の仕上げ作業の途中画像を
アップできるかもしれません。
_______________________________________________________________
【手裏剣】の予定について。
●予定では、日曜日から私の作業になりそうです。
なにしろ、本数が多いので、先端部の研磨、焼き入れなど、
その他の仕上げには、計算上は、4日から5日は、かかりそうです。
来週には、追って、作業の画像などもアップ出来ると思います。
それと、「古書大予言」さんが、来週、「16日まで休業」になりますので、
御入金の確認や、発送などは、17日からになります。
●それで、その入金方法が決まりましたので、
お知らせします。
いろいろと大予言さんとも相談して考えたのですが、
すべて全国、同じ値段の「エクスパック」で送ることになりました。
つまり重量に関係なく、送料は500円均一になります。
この場合には、1本注文した人は、「普通郵便」よりも110円高くなり、
逆に、5本など注文した人は、普通郵便よりも、380円安くなる
といった感じになります。
それでも宅急便よりは、安いので、よしとしました。
皆さんが注文された本数で、重量別に、割り出すと、
送料が3種類ぐらい出てきてしまい、それも面倒なものですから。
______________________________
●ですから、入金は、もう開始してかまいません。
皆さんの各自の
> ( 注文本数 × 2730円 +500円=合計)となります。
>郵便口座は、00190−4−575303
> 古書大予言
です。
●むろん、店頭で受け取られる人は、17日に確認して、
お店でお受け取りください。
私の方は、日曜日からずっとかかりっきりで、
なるべく17日に大予言に到着するように発送すべく、頑張りますが、
17日に届かない可能性も考えて、いちおう、
店頭で受け取られる方は、
17日の午後3時過ぎに、古書大予言に電話をいれて確認してください。
_______________________________
●当初は、普通郵便で皆さんのところに送ることを考えていたので、
送料を割り出すために、
試作品の重さを、鋼材屋さんに計測してもらったら、
予定よりも重くなり、97〜99グラムというものです。
とっくに、稽古用の剣の重量レベルを超えてしまい、
実戦用の重量に近くなっています。
________________________________
>更新
>
●【左手での打剣について】
つまりは、利き手でない手での打剣、または両手打ちということです。
この課題は、長く私の中では保留としてきました。
その理由は言うまでもなく、まず利き手での打剣理論そのものが
優先すべき課題だったからです。
しかしそれが一段落した今では、剣の速度、命中率の向上の為の
稽古と共に、利き手でない手での打剣の問題が浮上してきました。
両手が自在に使えるということは、実戦となったら、その技の
広がりと有効性は、文字通り2倍になることは確実です。
そこで、2005年9月から、利き手でない手での打剣を開始した
わけですが、ここでも改めて重量剣の重要さを痛感しました。
私が現在、稽古に使用し始めたのは、約90グラムの剣です。
たまに150グラムも使います。
無冥流の論理で言えば、打剣の感覚を正しくつかむのには、
剣がある程度重い方が、効率がよく、上達が早くなります。
それは、何度も言うように、剣と身体との感応状態がモニター
しやすいからです。
100gを超える剣をしばらく打っていると、
80グラムの剣が、それまでよりも、速くなっているだけではなく
命中率が上がっていることかよくあります。
しかし、それは、重量剣を打つと、筋力がアップするから剣の威力が出る
という「単純なこと」ではないのです。
重量剣を打つと、身体が「新しい学習を開始する」のです。
その学習によってフィードバックされた「より効率の良い体の使い方」が、
中量剣や軽量剣に戻したときに、作動するのです。
たとえば、筋力がアップしたのではない証拠として、
私は、初めて250グラムの剣を打ったときには、
その重さに適応するのには、当然、少し時間がかかりました。
しかし本数にしたら、数日にわけて、たったの200本程度打った段階で、
中量剣を打ったとき、まるで剣の威力が変わりました。
つまり、たかだか、200回ぐらいの打剣で、
筋力がアップする事などは、絶対に、あり得ないのです。
それでは、何が変わったかというと、「身体の反応」です。
重量剣を「打とうとする事による動作の変化」が、
そのまま中量剣や軽量剣を打つときにも、
自分でも知らずのうちに応用されたのです。
むろん、一旦、今までの剣よりも重い剣を打つと、
その感触を一度覚えますので、今までは重いと思っていた剣を、
重いと感じなくなる形での「相対的な錯覚」もあります。
しかし錯覚だけでは、打剣は向上しません。
しかも、命中率にまで変化が起きるというのは、
そこに、身体操作の変化があるからです。
この変化も、打法の原理をよく意識的に把握して稽古をしないと、
ただの無意識的な変化となり、
その結果、中量剣や軽量剣に戻ったときに、
打ちにくくなってしまう人がよくいます。その逆もあります。
しかしそうした結果になってしまうのは、
重量の違う剣を、ただ無意識的に、やみくもに打とうとして、
「癖がついただけ」というのが原因です。
こうした「癖」は、よくありません。
癖と技の違いを定義するなら、
「癖」というのは無意識的につくもので、
自分でコントロールできません。
しかし、体系的な技として、明確に意識化して、
剣の違いよって、打法を入れかえることが出来れば、
重量の違う剣(特に、通常使用している剣より重い剣)を打つことは、
いつもの剣の打剣の足をひっぱる癖がつくのではなく、
いつもの剣の技量が向上する方向へと繋がります。
_______________________________
そういった理由から、私は自分の利き手でない左手の打剣練習も、
学習速度を極力短縮するためにも、90から100gの剣、
ときには、150グラムの剣を、まず使用することにしました。
ゆっくりとその重量が体にフィードバックするのを観察しながら
無駄な数の練習量を避けるつもりです。
それにしても、利き手でない方の手に、打剣という特殊な動作を
学習させるのに、一体、何ヶ月かかるのかは、私にも全く未知な
領域です。
なにしろ、私の左手は、ボールすら投げられない手なのですから。
筋力ということから言えば、確かに利き手である右手よりは、
何十パーセントか握力や腕力は劣るはずですが、
だからといって、全く力がないわけではなく、
平素の生活の中でも、仕事や家事で、常に両手を使っていますから、
私たちは、利き手でない方の手にも、ある程度の筋力は維持されています。
にもかかわらず、訓練をしないと、箸を使うという、
そんなちょっとした動作さえも出来ないのが、
利き手でない方の手の現状ですね。
この左手に、何年もかかって右手で得た、
複雑な打法のデータを刷り込むのに、
一体何ヶ月、何年かかるのか?という事も、私は「楽しみ」にしています。
私は、ムキになっての修行とかは、全く考えていなくて、
「左手の学習はどのように進むのか?」という事そのものに
大きな関心があるのです。
むろん、上達するにつれて、どんとん面白くなってきて、
こんな私ですから、今までに、どこの流派にもない両手打ちの技なども
開発し始めてしまう事になるかもしれませんが。
_______________________________
●ところで、左手打ちというと、昔、私はムカついたことがあります。
それは、市販されている古武術だかのビデオの中で、
「修練の過程では、両手打ちも習得せねばならない」とかナレーションが
言っているにもかかわらず、
画面の中では、左利きらしき人が剣をほうり投げていたからです。
(その根拠としては、その人は、右手の打剣を全くしないからです)
右手利きの人が、「右手ほどには自由になっていないその左手で打つ」
という画面なら説得力がありますが、
もともと左利きの人に打剣させて「左手での打剣も重要」と言うのですから、
なんとも、お粗末なビデオでした。
そういうのは、2本ほと見たことがあります。
同ビデオの中で、たった「一人だけ」、ある師範の人は、
きちんと、両手で打っていましたので、その人だけは、
見る価値がありましたが。
しかし、そのビデオの中では、宗家自らがそうした、
「うたい文句にある」打剣をしていませんでした。
こういうビデオって、けっこう、多いんですよね。
「うたい文句」では、射程距離4間とか言って、撮影現場では
宗家自身は、ほとんどの剣が全く届かないで、ポトポト落ちていたとか。
(この話は、そういう武術ビデオの撮影の現場にいたスタッフの人の
話を、別の人が聞いたものですが)
また、根岸流は、最大射程7剣半とも聞きますが、その距離を
根岸流の剣で打剣しているビデオも市販されていない。
本には、さも、宗家やその門弟が、その技を習得しているかのように
誤解されるような事が書かれているものの、
実際には、遠間打ちも、多本打ちも、そして変化打ちの種類も
本に書かれているような種類が、きちんとは揃ってなくて、
本と、実体の間に、大きな落差があるものが多いのです。
逆に、伝承されている元の宗家の技ではないものや、
勝手に、弟子によって追加された我流の技が、
宗家の流派の看板の元に、平然と、紹介されているものなどです。
以前にも書きましたが、こうした事は、はっきりと「分派」してから
すべきことであり、看板を名乗る行為の中でやってはならないことです。
その最大の「弊害」は、
後世の研究者のための正しい記録が残らないという事であるからです。
●また、本と実体が違うという、別の意味においては、
一般に流通はしていない、世間的には全く無名の流派とか、
または、個人的な師弟関係の中で、
秘伝的に、門外不出の技の稽古をしているお弟子さんの
稽古風景の映像の中には、本物のすごいものがある場合もあります。
これは余談でしたが。
●さて、今回の「両手打ち」もそうで、
流派によっては、利き手でない手での打剣は
だまし打ちのひとつなので「刺さらなくても良い」とするところが
ありますが、それでも、私はかろうじてでも、
両手を自在に使いこなせている人を、ほとんど見たことがありません。
しかし、実際には両手で殺傷性のある打剣が出来なければ、
「実戦性を語る」のであれば、意味がないと思っています。
私は実戦とは違う観点から、
その方面の私の稽古を、ようやく始めたばかりです。
直打法の研究から約3年半にして、ようやく左手に「打剣神経」の
開発のために、教育を施す時期がきました。
その方法も、私はただ数を打つ事で慣れるのではなくて、
独自に試行錯誤して、その習得も、
時間的に、最短距離で出来る方法を編み出すつもりです。
これもそうなのですが、私は実戦主義者でないので、
実は、実戦的にどうか?という方面よりも、
「利き手でない手が、
どうやって右手で学習した脳の命令を伝えられる
神経網を発達させるのか?」
という、その現象と、方法論にこそ、
私個人は、一番の関心の焦点があるのです。
もしも何ヶ月かして、より効率的な神経開発法が見つかったら、
松の間の講座で、お知らせします。(とうぶん先になりますが)
◆ただ、「現時点」で言えることは、
私は最初、ほとんど軽量に属する73グラムの剣で、
左手での打剣練習をしていたのですが、
一週間しても、ほんのわずかにしか上達しませんでした。
距離は2間です。
そこで、剣を90グラム以上のものに変えて練習をしたら、
次の日には、それまでほとんど刺さりもしなかった剣が
10本中、多いときには、4本刺さるようになりました。
むろん、「ひょろひょろの無力極まりない剣」ですが、それでも
全く刺さらなかったものが、刺さるのですから、
重量剣による神経学習は、効率は良いようです。
さらに、超重量剣の術者の方から貴重な戴いたアドバイスを元に、
最初は立った姿勢ではなく「座打ち」を多く練習することに徹することで、
左手の投擲神経を、より早く発達させる
ように心がけようと思っています。
_____________________________
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