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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
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[747]
■
■ナイフ投げ、または、投げナイフについて■
by:
鈴木方山
2005/09/14(Wed)17:31:18
■ちかごろ、また、ナイフを投げはじめています。
大型のにするか、中型のにするかで迷ったのですが、
スピードが出て、刺中力もそこそこなので、
中型のものにしました。
もともとナイフ投げの世界から手裏剣の世界に移行した経歴ですので、
私にはナイフが気性とか、体の動きには、合う面があります。
ただし、市販のスローイングナイフは、
ほとんどすべて、といっていいほど、
直打法には向いていませんので、
直打法で、4間以上を投げる場合には、カスタマイズする
必要があります。
まずは、重心付近に横に突き出ている部分のあるナイフは、すべて
削り落とさないと、直打法が使えません。
あとは、全体の長さ、特に剣尾の部分に長さを接ぎ足す必要が
あるものも多いです。
こうして適度なバランスに改良したナイフを
私は使っていますが、
これだと、最大で5間(9メートル)は、まっすぐ(90度回転)で
刺さります。
■ちょっと前までは、コントロールとスピードに難があったのですが、
最近になって、重量剣の練習も少しずつ織り交ぜる稽古に移行してからは、
ナイフでのスピードとコントロールも、
まーまー、見世物芸の領域としては、許せるザマになってきました。
とはいえ、もしも7.2メートルで、
人を立たせて、人の横20センチとかを狙って投げようとたら、
確実に、私は、人に、ぶっ刺してしまうと思います(爆)。
まー、まだまだ、そんな程度のコントロールなのです。
しかし、ただ刺すだけなら、約9メートルから
畳より一回り小さな標的なら、外しませんし、
刺さり損ねるということも、最近は、めっきり少なくなりました。
(一ヶ月ぐらい前だと、5本中3本ぐらいしか刺さらなかったのです)
_____________________________
■ところで、「ナイフ投げ」とかで、ネットで検索すると、
「橋の上の娘」っていう映画が出てくるのですが、
私は見ていません。
あとは、しょうもない、いいかげんなナイフに関するスレとかが多いです。
が、そんな中に、ひとつだけ、個人のブログで、医療用のメスを
投げる方法を紹介しているページがありました。
直打法とは持ち方が違うのですが、「結果よければいい」のです。
ただ、威力の面で問題のある握り方でしたが。
■直打法で遠投可能に、今回カスタマイズしたスローイングナイフは、
かなり、マニアックな話になるので、画像は、いれません。
手裏剣をきちんとやっている人は、原則として、ナイフは投げられます。
ただし、やはり、どういうナイフなら可能であるかを知ったり、
重心位置の調整の問題とか、打法そのものファクターを、
「微調整」できる投剣センスが必要です。
■そのあたりのコツは、「中級手裏剣術」で、独学してください。
ナイフも、上手からの場合には、
直打法で打ってこそ、面白みがあります。
欧米でも、たまにですが、
「ノースピン・スロー」とかいう名で、直打法と同じこと
ナイフでしようと考えている、ナイフ投げの人などもいました。
あとは、欧米でも、スローイングナイフの分野でも、
「スローイングスパイク」といって、
棒手裏剣に、酷似した投擲具を使うこともあるようです。
_______________________________
■皆さんの手裏剣ですが、
本日、めいっぱい、スピードアップしたので、なんとか、
明日には書店に送れそうです。
●博士君が、こうして、{邪悪な衆}から、皆さんの手裏剣を
守ってくれています。
しかし、博士君ったら、目つき、ちょっと・・・怖いよ〜。
↓
●お一人ずつ、紙にまいて、紐で結んであります。
この上からエアーキャップで保護します。
こんな、調子なので、
もしも、博士の毛がついていたら、ごめん、です。
↓
●博士君、手裏剣の「見張りをするの巻」。
↓
しかし、熱かった。
鍛冶屋さんたちは、夏は、大変だろうなー。と思った。
いや、真冬でも、あれって、火の近くでは、汗だく、ですから。
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