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[163]
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★分割自我復元★その162■無力感と自己否定を感染コピーさせる毒親■
by:
鈴木崩残
2013/01/12(Sat)18:27:14
トラウマ掘りの事例
●トラウマに関して自我復元者の方からまた報告がありましたので、
掲載させて戴きました。
崩残様
こんにちは。
今日は思わぬ処からトラウマが掘り当てられたので、報告しようか思っていたところに、
桜の間のトラウマの記事が載り、タイミングの一致に驚きました。
その前に、判定の時に頂いた「滲み書」を飾りました。
白木の板に貼って、部屋の中央の壁に飾ったら、素晴らしくイイ感じで、
部屋の雰囲気の格が上がったように感じます。とても嬉しいです。
ありがとうございました。
今は「泰風」を飾っています。我が家に良い風が吹きますように、
と願っています。
「泰風」は字義と滲みで動きがあって気に入ってます。
すぐに停滞しがちな自分を動かしてくれます。
書を見ると、凹んで止まりそうになる気持ちが収まり、
やるべきことができる気持ちに変わります。変な抗鬱剤より効果あり、です。
・中略・
さて、今回の報告はトラウマを掘るきっかけと、
出てきたものが意外だったので、
報告させていただくことにしました。
書きながらも、まだ戸惑ってますが。
きっかけは、バスに乗ったときでした。
その運転手さんが女性だったのです。
私は珍しさにちょっと驚き、次の瞬間、「安心感」を感じたのです。
この「安心感」に「おやっ!?」と引っ掛かり、
「掘れ掘れサイン」が点灯しました。
すぐにバスの中で思い出すと、
日常の様々な場面で対応が女性だと、安心感を覚えていることが多いのです。
で、次の朝、本格的に掘り起こしてみると、現れたのは、
私の「レイプ体験」ともいえる記憶でした。
それは、5才ごろの出来事です。
一人で遊んでいたところを、いきなり男の子数人に抑えられ、
下着も降ろされて、乾電池を陰部に押し付けられる、といういたずらをされました。
大暴れしても数人の力には敵いませんでした。
抑え付けられた恐怖と怒りと、
押し付けられた乾電池の冷たい硬い感触を覚えていました。
これは私が初めて受けた「レイプ」でした。
これをレイプと認めたのは初めてです。
今まで、この記憶は私には取るに足らないものでした。
単なる子供の悪戯と片付けていました。
しかし、大間違いでした。
私はこの一件で男性の「力」への恐怖と憎悪を刷り込まれました。
私は根深く、男嫌いです。
掘りながら、泣きました。
小さな5歳の女の子が真っ暗な中で泣いていました。私も泣けてしまいます。
そっと抱きしめて「だいじょうぶ」と声をかけてあげました。
まだ泣き止んではいませんが。ようやく会えました。
泣き止むまで、傍にいます。
私は資本主義とそれで成り立っている今の社会が大嫌いです。
それが男の「力」で造られたものだからです。
今の仕事を選んだのも「力」への嫌悪が一端にあります。
中学生までは男子相手にケンカばかりしてました。
20代まではフェミニズムに関心がありました。
今、子供に強くなってほしいと願うのも、
子供に格闘技(武術)をやらせてるのも、
私の替わりに男どもをやっつけてほしいのです。
男の「力」に屈してほしくないのです。
過去の男性との関係は滅茶苦茶です。
男性との関係に明るい未来は描けません。
相手は、どうしようもない、へなちょこの腰抜けでないとだめです。
相手から「力」を感じると、狼狽、恐怖、憎悪、
あらゆる否定的感情が微粒子になって噴出して、
硬直か、逃げ出すか、それしかなくなります。
これら全てが繋がり、納得しました。
こんな重大な記憶を蔑にしてきたことを悔やまれ、恥ずかしく思います。
でも見つけられて、心底よかったと思います。
今回の掘削で、自分の中に「トラウマセンサー」が出来つつあるのを感じました。
ここ最近意識的には「トラウマねー・・・」と掘り所を見つけられずにいたのですが、
「バスの女性運転手」という思いがけないきっかけで、掘り所を見つけました。
その時も、全身がシグナルになったように「ここ掘れ、ここ掘れ」と点灯しました。
このサインはいつ点灯するのか予想不可能なので、絶対に見逃してはなりません。
「自我復元の妙」ですね。
私はカウンセリングなどの経験はないのですが、
通常、ここまでの掘削は不可能なのではないでしょうか。
まして、自力で。
しかも、出てきたトラウマを、
けっこうあっさり受け容れてしまえるところも面白いです。
露わになる自分のズダボロさ加減にはあっけにとられ、
一時、ショックではあるけれど、直後に、
「やっぱりか、なーんだ、そうか!」となり、
むしろ自分の病態がはっきりとして取り組む意欲が湧いてきます。
発案者の崩残さんと、今こうして取り組んでいる自分に拍手です。
で、そうこうするうちに、桜の間の掲示板の記事です。
「洗脳被害者」の人物像に私は一致します。
「境界例」の症状にも一致します。あまりにぴったりで驚きました。
私の場合は乳児期にスタートしています。
お腹が空いて泣く→無視・黙殺・放置、
泣き疲れて黙る→抱く・おっぱい・微笑みかける、
母はこれをやりました。
赤ん坊にとって、おっぱいは一番重要なものです。
母はこれを握って私をコントロールしたのです。
このシステムは5歳の頃には完成されています。
前述の「事件」を私は母に相談していません。
相談し、母がまともなフォローをしていたら、
こんなトラウマにはならなかったはずの出来事です。
母に自分の困りごとを相談するという行為は、
母から「生存許可」を得られる行為ではなかったのです。
私には、母に自分の「困りごと」を相談した、という記憶が全くありません。
多分、「しっかりした、手のかからない子」になっていたのでしょう。
ちょっとした出来事を思い出しました。
保育園の発表会のとき、将来の夢を発表しました。
私は学校の先生と答え、理由をきかれ、
「おかあちゃんが、そう言ったから!」と私的には「模範解答」を、
堂々と発表し、母を見たら、母は客席で「苦笑」していました。
私はその「苦笑」に「あれっ?ちがった?」と感じました。
こうしてみると、私はこの生涯で、一瞬たりとも、
自分の「個性」「独自性」「自分らしさ」「主体性」というものを、
発揮したことはありません。
「自分の人生」など存在してません。
「個性」「特徴」と思っていたのは「症状」に過ぎません。
トラウマだの洗脳だのに基づいた、希釈状態の人生に、
「天職の発見」などあり得ません。
「自分の人生」など存在しません。
これははっきりと痛感します。
私は約45年間、無駄な人生を送ってきました。
よく、「無駄な人生などない」というフレーズを耳にしますが、嘘ですね。
私には「無駄な人生しかない」でした。
「自分の人生」を生きたいです。
なんか、ちょっと「えらっそう」なことを言ってしまいましたが、
未熟者の稚拙な回答と収めてください。
タイムリーな記事を感謝します。
それと、いただいたブリジットちゃんの写真は、
額に入れて玄関の狛犬にしています。
我が家の門番を務めてくれています。
そもそもトラウマの中身は何か?
■補足しますと、上述のレイプ事件の原因は、前にも言いましたが、
「こいつは、何をされても無抵抗である」とクズの犯罪者どもが、かぎつける、
そういう性質を、親が与えていたことが原因になっていることが多くあります。
私の推測では、この方も、レイプ被害に遭ってしまった原因の根は、
まず幼少期に母親が子供にとった態度であろうと思っています。
■さて、トラウマというと、もう聞き慣れた言葉ですが、
そもそも、トラウマというのは中身を開けるとどういう性質のものか、
ということは、あまり語られません。
トラウマというと、虐待、暴力、恫喝による心理的な傷を連想しますが、
そもそも、そうした「傷の種子」を子供に負わせることで、
親は何を満足するのでしょうか?
恐ろしいことに、
この親が満たそうとする満足感の為の虐待は、
親自身が「無意識にやること」がほとんどです。
■「代理復讐」という言葉を、当掲示板でも何度か使いましたが、
親が、そのまた親から受けたものによって生じた「否定的な感情」を、
自分の子供の中にコピーして発生しようとするのが、トラウマの連鎖です。
したがって、自分のトラウマを調べるためには、
>まず、5歳までの5年間に、自分の中に生じた感情を掘り起こします。
次にその5歳までの間に、あなたの両親のうち、特に「母親」は、
どういうストレスや不満をあなたコピーしたかが問題ですが、
それは、親がまだ生きているのであれば、ある程度、聞き出すことは出来ます。
■多くの場合に、毒親は、とぼけるか、忘れたというか、または
嘘をついたり、自己正当化しますので、その場合には、
>あなたが5歳までに抱いた感情を見てみて、
>どう考えても、自分のオリジナルとは思えない感情が何種類か見つかれば、
>それは、あなたの親(特に母親)が持っていた感情であり、
あなたの親は、自分が感じたのと同じ否定的な感情を、
子供である貴方に同じ思いをさせようとしてコピーしていることになります。
■親が持つ否定的な感情を、子供にコピーをするための方法は、
必ずしも暴力や恫喝だけではありません。
その毒親の目的は、
>「自らが味わった、自己否定的な感情を、子供に味わわせる」
という事なので、
親が子供の前で偉ぶったり、子供が親のことを越えないように躾けたり、
説教をして自分を実体よりも大きく見せることで、
子供に、「無力感」「自己否定」などを刷り込むことが可能です。
言葉でそれが出来なかったような親は、暴力や恫喝でやりますが、
この刷り込みというのは、ある種のボディーコンタクトによって行われますので、
そこで問題になるのが、5歳までの時期なのです。
■母親が持っていた自己否定や、無力感や、怒りや、不満は、
たとえ、口は黙っていても、母親の態度や行動を通じても子供に伝わり、
その子供の中にコピーされます。
それゆえに、複雑な言葉の意味が分かる年齢ではなく、
5歳以下の自分の記憶を掘り進めて、その5歳以下のときに、
「どういう感情や思考」をしていたかを掘る必要があります。
すると、結論としては、
その5歳までの年齢の時の貴方の中にあった、いくつかの感情や思考のうち、
>その幼い年齢のあなたが、
>自分の意志や感性で持つのは「不自然すぎるような感情」が見つかるはずです。
>(ただし、当事者は、それを不自然に思えないことがほとんどです。)
その場合には、
「親が持っていた不満や、怒りや、寂しさや、恐怖」が、
そのまま5歳以下だった人の中にコピーされている可能性があります。
実際には、そのケースがほとんどです。
■つい最近も、トラウマを掘ろうとして、
完全に失敗している人のメールを見ましたが、その人は、
「自分の母親はしっかりした人物で、問題はなかった」、
「どう見ても、責任は自分にある」と決め付けようとしていました。
そもそもが、その人が、うつ病になって、ネット中毒して、
長期的に無気力になって、引きこもりの主婦になっている事それ自体が、
その人の母親の思うつぼであることに全く気づいていないケースです。
子供の前では「自分が正しい」ということを、子供に刷り込み、
それによって、年齢がいって、結婚する前後になってから、
引きこもりになるように、あらかじめ毒親によってセットされていただけです。
トラウマを連鎖させる毒親の場合には、
ちょうど、自分の子供が結婚や恋愛をした時に、
自分(親自身)が味わったのと同じ、
屈辱、怒り、不満、悲しみ、寂しさと、自己否定の感情が、
全て作動するようになっているものです。
親でありながら、
「私は結婚で、苦痛を味わったのだから、
自分の子供にも、幸せな恋愛や結婚は、許さない」
という無自覚な本音があるからです。
■「自分が苦痛に感じたのと同じ感情をコピーしてやる」というのが、
トラウマの伝達の構造ですので、この毒母の場合には、おそらくは、
まったく楽しくない結婚生活か、夫に依存するだけの生活で、
しかも、その親は自分の親からも、自分を自己否定さぜるを得ないような、
無力感を、植え付けられたのでしょう。
それゆえに、虚勢をはって、自分の子供の前でだけは、
しっかりした母親を偽装し、それによって、自分の子供にも、
この毒親自身が、その「毒親の親」のせいで味わったような、
「肝心な時になると、自立できなくなり、親が正しいと思い込む」
「結婚しても、うまくいかない、脱力感」
「自活性や自主性を持てない、無気力感」、
つまりは、自己否定をコピーしたのでしょう。
しかも、それは、本当の原因である「母親否定」には向かわないように、
完全に子供は調教されたわけです。だから、
「母親には原因がない。原因は自分だ」などと言ってしまうように、
まんまと洗脳されたわけです。
■こうしたことから、
トラウマで連鎖するのは、かならずしも、
暴力行為や、恫喝という行動ではないことに注意してください。
暴力や恫喝は、ただの手段ですので、
目的が果たせるのであれば、手段を選ばず、
どんな方法を使ってでも、毒親はやります。
本当の目的は、
>自分がした思い、悲しさ、無力感、恐怖、怒り、構って欲しいという寂しさ、
>そして何よりも、「自分は駄目なんだ」という「自己否定」を、
>子供の中にコピーできれば、
>その毒親の目的は達成されます。
そして、それがなされるのは、言葉によるものだけではなく、
>ほとんどのケースで「5歳以下の年齢」のときに、
>母親が子供にした態度、さらには、態度に出さなくて、
>ただ抱っこをしていたり、世話をしているだけでも、
>母親本人すらも無自覚のうちに、子供に自己否定の感情をコピーします。
>恐ろしいのは、このコピーが、言葉や分かりやすい暴力ではなされなくて、
>「非言語コミュニケーション」でも行われるので、
>子供の記憶には「虐待を受けたという記憶」として残らない可能性があります。
しかし、それは、あなたが生まれた時に持っていた、
純粋な感情ではありません。
しかし、そのまがい物の感情を、子供が不自然だと気づけないほどに、
子供の中では、その感情との「自己同化」が起きてしまっています。
(これも、5歳以下の子供が純粋な時期に刷り込まれるからです)
だからこそ、
>「自分のオリジナルの感情でもないもの=親が感じている感情」が、
>その後、あなたという人格の中に不自然に「同居」することによって、
>「自分の感情なのか分からない」といった混乱と不安が、
>成人してからも、どんどん膨らんでいきます。
したがって、5歳以下までに生じた感情を思い出して、
その中のいくつか、または全部が、実は、あなたの感情ではなく、
親の中にあった感情であることが発見できた場合には、
それは「毒親が、あなたに自分と同じ苦痛を味わわせようとして、
勝手にあなたに植え付けた、自己否定の感情であった」という事が理解され、
それを明確に実感として見ることができれば、影響力は急激に弱まります。
■従って、スタートラインが1/2以下の希釈自我の人が、
「自分の親には責任はなく、すべては自分の責任です」とか、
「親子関係には、特に問題はありませんでした」
なんて口走るのを聞きますと、
「まんまと、親の思惑どおり、
親が味わったのと全く同じ、無力感と自己否定を刷り込まれて、
使い物にならない、廃人にされたんだな」
と、思うことも、しばしばです。
ですから、皆さんからのトラウマの報告の中には、
「自分は、大嫌いな、あの親とまったく同じ感情(行動ではない)を
抱えていたんだ」
というショックを受けたというものが多いわけです。
■そして重要なことは、これは、5歳前後までに、
「母親と子供」との関係の中で起きますので、
父親が横暴で、暴力的で、トラウマの原因であったと報告したり、
「父親から受けたトラウマ」を掘った人は、
>かならず、「母親」も掘ってください。
なにしろ、そういう横暴で、暴力的な父親を選んだり、
それに従属したのは、その母親なのですから。
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