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[213]
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★分割自我復元★その213■ 自分の妻にずっとダメでいて欲しい夫 ■
by:
鈴木崩残
2013/05/15(Wed)11:02:51
「お前は俺の背中におんぶされろ」
■ひとつ前の投稿に記した「第三例」の事例について、
まだ、書き足りないので、補足しておきます。
端的に、あの状況を、絵にすればこうなります。
足を怪我した妻がいた。
普通に治療をすればその足は回復するので、
医者は「松葉杖」を渡した。
松葉杖を使えば、怪我は治り、再び歩けることは確実であった。
ところが、旦那は妻にこう言い放った。
「松葉杖でなくて、俺の肩に掴まれ」
「そんな、心のない松葉杖でなくて、
心のあるこの俺様の肩を杖に使え」
つまり、この旦那、
結局のところ、妻には、ずっと足の悪い人間でいて欲しいわけである。
だから言うのである。
「お前は自分じゃ、決められない。」
「お前は、俺がいないとダメじゃないか」
そうやって、いつまでも、妻を、皮肉を言う掃き溜めにし、
妻には、自立して欲しくない。
自立されたら、いびる対象がいなくなるからである。
否、正しく言うと、あの場合に、妻は旦那の「いびりの対象」ではない。
いびりの対象ではなく
「お前にとって、俺が必要な人間だと認めさせる」ための
虐待の道具なのである。
すなわち、あのケースでは旦那は、
「お前の足はずっと治らなくていいから、
ずっと、俺におんぶされる、ケガ人でいてくれ。
そうすれば、俺の存在している意味は、首が繋がるんだからな」
これが本音である。
だから、旦那は、妻には、一生、自分の足で歩けず、
ただ、それだけではなく、
自分におんぶされる事の必要なダメな妻であってくれと言っている。
■さて、この構造、当庵を読んできた者ならば、
これが、あきらかに「毒親」が子供をわざとダメにして、
代理復讐をしているのと全く同じであることが明確に分かるでしょう。
だとしたら、その場合、この旦那さんは、
一体、どういう機能不全家族に育てられたかも、容易に推測できます。
それは「兄弟間差別」の可能性が最も高く、
他の兄弟は、両親に褒められ続けたのに、自分は、けなされ続け、
「お前は、同じ兄弟の***に比べて何も自分で出来ない奴だ」
これを、親から、何度も繰り返し言われ続けた子供の場合には、
結婚する妻を選ぶときに、いつまでも「自分よりもダメである者」を
選択し、あわよくば結婚に至ると、
一生の間、「お前はダメな奴だから、俺におんぶさせろ、
俺のおんぶを必要とする、ダメ女でいろ」
とやっているわけである。
(口では、本音と違う、寛大で理解のある「フリ」をし続けますが、
それをまた、「俺は寛大なんだ」と虚勢を張ります。)
しかも、私に言わせれば、
「実質的に」、本当に妻を旦那が精神的に支えているならばともかく、
そうではない。
「お前は足が悪いのだから、俺の背中におんぶされろ・・・
という事を言っている自分は、カッコいい男だと、認めろよ!」
と奥さんに言っているのである。
つまり、「実際に背負っているのではない」のに、
「歩けない君を、ボクが背負ってやるから」と言っているポーズをできちゃう、
そんな、かっこいい事を言っているボクを、妻は褒めるべきだ、
と、そんな、しょぼくれた事を言っているのである。
だから、最悪なのです。
自分のトラウマすら掘れていない、あの奥さんには、
旦那さんが家庭環境で受けた、差別などとても掘れませんので、
だから、私が提示できる選択は、二つにひとつです。
奥さんは、自我復元とトラウマ掘りという、
医師が与えた、「心を持たない松葉杖」を使って、自力で治ろうとするか、
それとも、旦那の言う「心のある背中や肩」にしがみつくことを選択し、
旦那の希望どおりに、一生、足が治らないで、歩けない者になるかです。
第三例の当該女性が、この投稿を見ていたら、
一週間以内に、自分で選んで返答をください。
*********
ちなみに、この旦那さんが、1人っ子か、それとも男兄弟がいたのかは
知りませんが、パターンからは、同性の兄弟がいて、
親から比較されて、ダメ扱いされた差別を受けた可能性が、濃厚です。
参考になる、よく似た「生育環境」の事例が、
次の投稿内の「トラウマの掘り起し」というタイトル以後の部分にあります。
この事例での旦那さんも、かつては、妻を完全にダメ扱いし、
言葉による暴力を与えていましたので、同類のケースと推測しています。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S122
「皆さんも笑えない」
●前述した事例は、「自分が親からされたことへの復讐を妻にする」という、
他人に怒りをぶつける最悪のパターンですが、
実は、皆さんも、これは笑えない面を持ちます。
というのも、もしもこれが、他人に向かずに、
自分に向ったら、どうなるかを考えてください。
すなわち、
>「自分が、ダメで、不幸な、自分でいてくれたほうが、
> 自分にとっても、それは都合がいいのだ」
そういう思い込みが、自己矛盾として生じてしまうケースは、
あとを絶たないからです。
この
>「ダメな自分が、自分には、むしろ常に必要だから、それに依存し続ける」
という、著しく歪んだ、この「奇怪な現象」は、
次のことを、無自覚な動機(原因)として、生じる場合があります。
1/常に自分にダメで不幸な面があり続けたほうが、
周囲が、自分に気を使ってくれて、自分に関心を向けてくれるから、
と思い込んでいる。名づけて『仮病タイプ』です。
2/ダメな自分で不幸なほうが、よりチャレンジとしての刺激があり、
そういう逆境での、気づきや成長こそ、
より価値ある、大きなものである「と思い込んでいる」。
名づけて『自爆タイプ』
このどちらも、よく見かけます。
それを思い込むに至った原因は、
1の場合には、
ほとんどが、機能不全家族で育って、
自分を出すよりも、むしろ親にとってダメな子供のままの方が、
家庭内で、否定されずに、楽なポジションに落ち着ける、
と自分で「思い込んだり」、または親に「調教」されて、
「悪い意味」で、「ダメである事に、味をしめた」場合です。
2の場合には、
生まれつきであることも多く、
前世または生前契約がからんでいるケースがあるので、
気づいて、解決するのは、少し厄介になります。
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