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[336]
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★分割自我復元★その336■ 『不幸にする親』の続きと『最大級のトラウマ』
by:
鈴木崩残
2014/03/22(Sat)08:05:13
>3/22 19:00 更新
>「梅の間」に、まじめな「下ネタ」を少し、まとめておきました。
______
トラウマの根幹と「おっぱい」
●なかなか、その内容を期待させるタイトルですが、
いやらしい事を考えていた人には、
期待はずれだと覚悟しておいてください。
●まず前回の「不幸にする親」の文庫本は、後半部を最後まで読みましたが、
おおむね、正しいと思います。
ただ自我復元をしてきた人たちが凄いと私が思うのは、
(これは言い換えれば、自我復元のシステムそのものが凄いとも思うのですが)
本の中で語られているような解決法を、
皆さん自身が自分で模索して、割り出しているということです。
また、自我復元者の場合には、トラウマを掘る過程で、
そもそもカウンセラーが介在していません。
掘ったのはほとんどのケースで、その人自身です。
ごくワンポイント的な助言をしたのみで、
ほとんど私が介在していない人もいます。
たとえば、
Abyさん、マディアさん、お姫ちゃん、
復元者全体の中で見ると、けっしてそれほど多いやり取りを、
私としたわけではありません。
この人たちは、ほとんどの部分を自分自身だけの力で掘り、
分析し、解除していっています。
●最悪の事態になりそうなときにだけ、助言をしたという人は、
何人かいますが、それとて、あれこれとトラウマやAC人格について、
私が手取り足取り、分析の手伝いをしたわけではありません。
トラウマやACが、きちんと掘れている人ほど、
実は、私が手を貸していません。
私が、これまでにした事というのは、あるいはこれからすることも、
「そこ、ちょっと掘り方が、違うと思います」
「そこではなくて、こっちを、掘ってみてください」
「その考え方、自分でおかしいと思いませんか」
というような事と、
最も緊迫するのは、最後の全自我判定の際です。
●この全自我の境界線を見誤ることのないように、
最も私が注意を払ったのが、マディアさんでした。
原主体の「あるもの」が起動しているかどうか、
それを見極めるのはかなり難しいのです。
ここ最近の自我判定がはじき出すものは、以前よりも、かなり正確になりました。
以前よりも、基準が少し厳しくなった、とも言えるかもしれません。
●しかし、自我復元には「作業としての自我復元」が終わる日が来ます。
判定はもう必要ないという日が来ます。
そのあとは、相談も、雑談も無料ですから、分からないことは存分に
質問してくださって結構です。
私が、その人が方向がブレてしまわないように、
質問に制限や制約を設けるのは、自我復元中の人の場合です。
*********
●さて「お姫ちゃん」のブログに「おっぱい」の話が出てきましたが、
↓
【大きな オッパイ】
http://haripoteko.exblog.jp/21866253/
それに関連する、本格的な下ネタは、「梅の間」に書きましたので、
その真逆の「根幹問題」から話します。
トラウマの「根幹中の根幹」
●これまでにトラウマを掘って来た人たちにとって、
では、「トラウマ」とは何か?を振り返るとき、
そこには、さまざまな毒親の都合による、虐待や、命令や、洗脳があったわけですが、
もっとも恐ろしいトラウマは、
もっとも幼い幼少期にまず刷り込まれています。
このことは何度も書きましたが、
成人した後のあなたが、どう親を馬鹿にしようが、
幼少期には親は子供にとって重要な保護者です。
ゆえに、おそろしく大きな影響を受けます。
その大半が、悪影響なのですが、すべの発端は、最初の悪影響から始まります。
それゆえに、その後、物心がついて親を変に思っても、もう手遅れで、
その時には、とっくに親に鎖でつながれています。
●これも前に書きましたが、
根幹的なトラウマというのは、「生命を脅かす」もの、
それを実際に行われたり、するぞと脅かされて生じた「恐怖」です。
トラウマとは、ずばり、「生命を失うことに対する恐怖」です。
●ところが、これが、たとえば、子供のあなたが一人でいて、
大雨に打たれて、凍え死にそうになった、
大怪我をして死にそうになった、
犬に追い回されて噛み付かれた、
道に迷って不安だった、
これらはトラウマになりません。
また、もっといえば、
学校で、犯罪にも近い、ひどいイジメに遭おうが、
好きな人が振り向いてくれなくて意気消沈しても、
そんなことでは、トラウマは生まれません。
つまり、「特に自然現象」によって、死ぬかもしれないと
恐怖したことは、トラウマにはなりません。
学校でイジメを受けたとしても、何かで挫折したとしても、
それによって、あなたは死にたくなるかもしれませんが、
それ自体は、実は致命的なまでのトラウマには、ならないのです。
問題は、イジメを受けたあなたに対する「両親の反応」、
そのほうが、本当のトラウマになるのです。
●ここでもう一度、おさらいをしますので、
よく頭に入れておいてください。
自然現象によって、
死ぬかもしれないと感じた恐怖はトラウマにならず、
イジメや、暴漢や、犯罪者にあってさえも、
実はそれ自体は、致命的なほどの深刻なトラウマにはならないと、
私はここで「極論」を展開しています。
ただし、暴漢や犯罪者、あるいは戦地での恐怖は、
明確に「自分の生命の危険」をもたらしますので、
原則としては、むろん、大小のトラウマにはなります。
ただし、
「親との関係(親からの無視や、親の裏切り、親からの洗脳)」で
出来るトラウマのほうが、ずっと有害であり、致命的なものだと、
深く認識してください。
*********
では、何が最も、このAC問題に特有のトラウマの根幹をなしているのか?
それは、次のような原理によって起きています。
■まず、第一に、
人間(または哺乳類)の子供として生まれる際に、
>「あなたを産んだ親は、しばらくは、あなたの生命を保護します」
と、明確にプログラムされています。
これは「動物」としてプログラムされた内容ですから、
ほぼ絶対的なプログラムです。
そして、多くの動物は、そのとおりに、親から、
生命を保護される期間を過ごします。
■さて、では皆さんは、どうだったでしょうか?
>「親は子供が小さいころには、その生命を守る」
そう頭で信じたのではなく、全身全霊で、
本能のレベルで、それを絶対的に信頼し、
信頼などよりも以前に、疑うこともなくそれが当たり前として
プログラムされて産まれて来たのに、
もしも、次のようなことが起きたとしたら・・・・
1/お腹がすいたのに、親が、長時間、おっぱいをくれない
2/体のどこかが痛くて泣いているのに、親が長時間、見にも来ない
3/困って泣いているのに、ぶたれたり、閉じ込められる
2は、「無視」です。
3は、「制圧」です。
そして、1は、「殺意」なのです。
親に、悪気がなくとも、子供にとっては
それは生命の危険にかかわる恐怖と不安となります。
動物の親は、決して、1も2も3もしません。
つまり、おっぱいを欲しがっているのに、おっぱいをあげない、
これは、明確な「殺意」なのです。
その「事の重大さ」を、まず理解すべきです。
●だからこそ、この「おっぱい」をやらないぞ、が、
その後、物心ついた以後のあなたは、
もはや、母乳としてのおっぱいは必要としなくなるために、
そこで親は、品を変えて、
「言うことをきかないと、家を出て行けというぞ」
「そんなことをいうなら、お前に、金は出さないからな」
「逆らうならば、叩いてやる」
という形の、「おっぱい=食料」に対する「兵糧攻め」を
毒親は子供に繰り返すのです。
あるいは、押入れに閉じ込めたり、家に入れなかったり、
最悪のケースでは、暴力によって、子供の生命に危険なことをして脅します。
●精神を病んでしまってる毒親のすることのすべての始まりは、
「おっぱいをやらない」
「泣いても無視する」
「泣いたら叩くか、怒鳴る」
たったこれだけのことを、あなたが大人になるにつれて、
あなたの成長する頭に合わせて、手口や方法を、変えていっているだけです。
「親がいなくなったら、お前は困るんだ。だから逆らうな」
となってゆき、親に逆らっているつもりになっているのは本人だけで、
親が死んでも、なおも親に逆らえなくなっている状態、
これがAC人格です。
●幼児、特に「まだ乳児」であった、あなたにとっては、
「その後の、毒親のどんな、理不尽なふるまい」よりも、
幼児期に、もしも、この3つをされたらば、
あなたは、生死の分かれ目に立たされたぐらいの「大混乱」をしていたのです。
●「親は、自分の生命を守るのが当たり前のはず、
なのに、なんだよこれは?
私を守るはずなのに、おっぱいをくれない! →恐怖と不安
私を守るはずなのに、泣いても様子を見にこない! →恐怖と不安
私を守るはずなのに、泣くと殴られたり、怒鳴られた! →恐怖と不安
話が違うじゃないか!」
最初にあなたの心が叫んだ言葉は、これです。
むろん、人間の言葉で、そのように言うわけではありませんが、
本能レベルでプログラムされていたはずの内容と全く相反することを
親からされたために、
ここで「最初にして、もっとも深刻な、混乱が子供の中に生じます」
動物としての本人が、当たり前なものとして生命それ自体によって、
「親は子供の生命を守るものである」と、
プログラムされていたのと「全く違う反応」を親がしたことで、
この瞬間に、子供は、「不安」になり、恐れを抱き、
まだ子供が「乳児期」である親子の間では、
「決して経験してはならない恐怖と不安」を経験してしまいます。
●それは結果として、
生まれ出た世界そのもの、この世界の外界そのものへの、
最初の「不信感」と「不安」を生じます。
それはあれこれの屁理屈で誤魔化せるだけで、
感情の中では、一生、死ぬまで、その不安は続きます。
●その最初の「失望」の瞬間から、その後のすべてのトラウマが発生し、
またその、ダメな毒親を相手にあなたは「取引き」を重ねてしまい、
なんとかして、乳児期の最も最初に生じた、
その「失望と、恐怖と、不安」、それを解消しようとして、
「親の都合に合わせて、不安や恐怖を回避しようとする」、
というAC人格が育っていってしまうのです。
●つまり、最も恐るべきトラウマの最初の発端は、次の3つです。
「おっぱいを欲しがるのに、長時間あげない」
「泣いているのに、見にも来ない」
「泣くと、怒鳴られ、閉じ込められたり、殴られる」
しかし、毒親のほとんどが、必ずこれをやっています。
●いまさら、あなたが両親を問い詰めても、
「あなたが小さいときには、母親の義務をちゃんと果たしました。
殴ってなんかいません」
と、必ず、嘘を言うか、覚えていないか、あるいは、
「どこでも、子供をしつけるのは当たり前だ」と言い張ります。
その加害の程度の大小は違いますが、
その後に、毒親ぶりを見せたその親が、
この3つの、絶対にやってはならない事を、やらないわけがないのです。
その結果が、あなたの中に生まれるのは、次のものです。
「死ぬことになるかもしない。大変だ」という恐怖、
「このままだと、どうなるかわからない。怖いよ」という不安、
「どうにかして安心したい」という「切望の気持ち」
●このどれも、母親が正常な神経、正常な人間であったらば、
絶対に、幼児期の自分の子供に感じさせるようなことはしません。
「恐怖」と「不安」このふたつを、
極力、まだ幼児期の子供には、
感じさせないように育てないとならないのです。
●子供が何かを見て「怖がるようす」を、からかったり
面白がる馬鹿父親、というのがよくいますが、最低の毒父親です。
また、不幸にも、そういう事態になったそのときに、
怖がるその子供を母親が擁護しないのも、最低の毒母親です。
●だから私は繰り返し言うのです。
人間は、他の哺乳類よりも、親に保護されるべき時期が長いために、
せめて、3歳から5歳まで、この時期だけは、
子供の側にとって、「恐怖」や「不安」になるようなことを、
子供に対して、したり、言ったりしてはならない。
それ以後は、ある程度のしつけは、いたしかたないものの、
そもそも、5歳を過ぎたら、どうせ毒になる親ならば、
いないほうがマシである。
●親の役目は、子供を教育したり、
自分の精神的なペットや、サンドバックにすることではなく、
「子供の生命を守ること」「子供の喜怒哀楽の感情を阻害しないこと」
ただこれだけのに、それすら出来ない親(劣化人間)が蔓延しています。
●その発端、その本当の原因は、自我が希釈されたことです。
居住環境や、生活様式、家族様式の変化など、二次的なことにすぎません。
もっとも重篤なのは、
人間の多くが、ある時期から、正常な感覚を失ったこと。
自我が希釈されてしまった段階で、
それまでの全自我には決してなかった
自分ではどうにもならない
「不安」と「恐怖」が、生まれてしまったのです。
●そもそも自分が「欠けている感覚」がするのですから、
不安になって当たり前です。
そして、不安を抱えた者には、決して表現できないこと、
それが「ストレートな喜怒哀楽の感情」です。
それが、代々その後、何百、何千年し、連鎖しつづけて来たのですから。
■そして、これまでの長い歴史を持つカウンセリングや、
精神医療が、ほとんどできずに失敗した原因、
それは、希釈自我という前提の認識と、
そこからの復元という概念がなかったことと、
最も重要な、「原主体」のありかを発見できなかったことです。
●原主体のありか、
ありか、というよりも、厳密に言うならば、
その原主体への「手がかり」、
それは、あなたが、「産声の泣き声よりも以後」に、
最初に「泣いていた時期」にこそあります。
この時期に泣かなかった子供を。
毒親は、「乳児期も泣かずに育てやすかった」と、
時には、自慢げに、誇らしげにさえ、ほざくのですが、
「幼児期にあまり泣かなかった子供」は、
「もっとも深刻なトラウマを受けている可能性が大」であることは、
いまや、精神医療の分野では「常識」となっています。
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