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[366]
■
★分割自我復元★その366■ 『親のお金に依存する人には無理』
by:
鈴木崩残
2014/06/27(Fri)05:37:17
親のペットのままの人たち
■何度も言いますが、生活費、重要な資金、不動産などを
親に依存している人、これらの人は、
最も初歩的な「記憶掘り」も「トラウマ掘り」も出来ません。
その理由は、本人が、親から縁を切られ、生活費を出さなくなることに
「怯えている」からです。
えらそうな口を親に対して言ったふりをしたり、
親のトラウマから抜け出たいと言っても、
この人たちは、
親からの資金援助が途絶えることに「怯えている」のが「本心」です。
■であれば、依存している親のことを掘ったり、
毒親と対立したり、冷静に分析したりすることは出来ないばかりではなく、
記憶すら掘るのが、おろおろとして、おぼつかなくなります。
つまり自我復元も出来ず、その中でも特に肝心のAC人格問題に至っては、
「そんなことをしたら、親からお金がもらえなくなってしまう、どうしよう」
という恐怖心にいつもビクビクしたままですから、
そんな状態で、親との関係の記憶すら引き出せません。
その者のAC人格は、「そんなことしたら、お前は食えなくなるぞ」
と本人自身を、脅し続けているからです。
■親に生活費を依存しているケースは、その依存度はさまざまですが、
バイトはしていても基本的には月々の生活費は親からもらっているとか、
または結婚資金を出してもらったとか、不動産をもらったなど、
親の買ったり、建てた家に住んでいる、これも毒になり、足かせになります。
自我復元実習者の人のほとんどは、
既に経済的に親からは独立しているという人が多いです。
部分的に、まだ実家に縛られている人はいますが、その場合には、やはり、
復元やトラウマ掘りには支障が出ています。
一方で、かなり進んでいる人たちは、
全員がほぼ(法事などでの接触を除けば)、親とは独立して生活しています。
■お金、生活費、生活に必要な衣食住のいずれかでも親に
その采配を握られている、などという状況では、
トラウマ掘り、記憶掘りをすることは、
そのまま、その依存しているお金を失う危険があるのですから、
恐怖心のあまり、その人には、出来ないでしょうね。
これまでに、「初回の報告」を見て、
見るからにトラウマ掘りは無理なほどに、精神的に劣化している、
死人のように鈍感になっていた人はすべてこのパターンです。
また、最初は復元ブログを持ったり、または報告が「初期には順調」だった人も、
この「親に対するお金の依存」にしばられている事が明確になると、
ぱったりと、そこから先に、重要な問題の記憶が掘れなくなります。
このお金の依存問題が表面化したとたんに、
その人たちは、精神的にも、いきなり硬直してしまい、
とてもではないですが、
ごく簡単なトラウマの記憶すら掘ろうとしなくなります。
傍から見ていれば、明らかに100%親が原因だろうというケースですら、
親のお金に依存していると、本人が、怖くて、
親との記憶も、自分のAC人格も、どちらも掘れなくなるわけです。
仮に掘っても誤認したり、歪曲します。
■私から見ていても、その人たちは、結局は、
自分の親から生活費を打ち切られることが「怖くて」掘れないですし、
そもそも、「掘ろう」とする意思よりも、恐怖心が勝っています。
こういう人は、精神世界どころか、「何の分野に」頭を突っ込んでも
ずっとAC人格の歪んだ振舞いしか出来ませんし、
他人から相手にされなくなると、自己妄想にしがみつき続けます。
■また、それをせっかく解除できる自我復元という奇跡的な方法があってすらも、
ごく初歩的なトラウマ掘りすら出来ず、やる気も起こせないのです。
なぜならば、やる気が起きないほうが、
その者の親にとっては、その者を、40歳、50歳を過ぎても
「子供扱いする」のに、都合がいいからです。
こうした、毒親の「お金や物」に依存したままの人は、
そもそも、「自然界の掟」から言っても、生活基盤そのものが不健全です。
■そして、こうした、毒親に逆らえないペットにされてしまい、
そのまま無力なままの人たちが「必ず言うこと」があります。
これは、そうした報告が何件もあったからです。
1/それは、まず自分のトラウマの存在を認めようとしない。
2/親ではなく学校や社会での心の傷や歪みの方が大きいと嘘をつく。
(そもそも家庭に問題がなければ学校や社会でも問題は起きません)
3/「自分の幼少期には大きな問題はなかった」
「自分の親は、毒親ではなかった」と言いたがる。
まさに、これこそが、まんまと、親の思うツボです。
また、この傾向はとても顕著なもので、
あまりにも「分かり易す過ぎ」ました。
というのも、AC人格には、個性や独自性が全くがないので、
皆、前述したような同じことを言い、毎回、同じことをします。
それも当然ですよね。
「自分の家庭や親に、問題はなかった。問題は学校での出来事なんだ」
そうキャンキャン吼えていれば、肝心の「問題の震源」を掘らずに済み、
その震源さえ掘らなければ、親とまっこうから対立せずに済み、
無事なままで、親からの資金援助を受け続けられる、
という、食えないAC人格の打算が、ずっと働いているのですから。
■まさに、毒親のしたいようなペットにされている事自体にも気付いていないわけですし、
その奴隷を辞めるのも怖いから出来ない、という状態の人です。
年齢は、20代から50代までさまざまですが、
年齢が上にいくほどに、救いようがなくなっています。
■これを、たとえて言いますと、
会社で、社員同士や、自分の部下には偉そうなことをいったり、
何でも馬鹿に出来るぞ、人格を振り回しては、
陰にコソコソ隠れて、誰かに「逆らっているポーズ」だけしていても、
いざ、社長の前にいくと、
「お金を出さないぞ」と言われて、何も言えずに尻込みする、
この社長の部分がその人の親です。
「その者の親に対する、その者のしょぼい姿勢」ですから、
どうにもなりません。
ただし、以前に報告のあったNYさんのように、返済計画を立てて親に返す
という場合には、毒を軽減できます。
また、風●さんの場合には、実際には既に立派に自活しているのに
何かあった場合に、自分の兄弟に頼らねばならないという
あまり根拠のない強迫観念がありますので、それを解除できればいいのです。
■こうした親からの「毒金」の弊害を改善してゆくには、
それなりの方法がありますが、あれこれの細かい「方法論」などよりも、
最も重要なのは、
「AC人格を捨てるという決意」と、
「危機感、自分に対する問題意識」であることは、
これまでにも何度も繰り返し述べたとおりです。
*********
●さて、話題を変えて、トラウマ掘りをがんばっている方からの
報告事例のひとつです。
*********
鈴木 崩残 様
Aについての変化報告と通常の報告の二つを書きます。
印象としては劇的に変わったとはいえず、
確かに変わったところがあるのだと思う、という感じです。
第一に、偽人格の監視の強化がなされたことが一番に感じる変化です。
頭の中で批判癖が始まるときにAを試していることが多いです。
自分の中で、あ、これはAC人格だなと思う頻度はかなり増えました。
見た夢は以下のとおりです。
初日の17日の夜は食卓で家族に対して激しく怒って
今まで自分たちのやってきたことを問い詰め、
妹にもいつまでこんなところに残っているつもりなんだ?
と聞いていた夢でした。
この言葉は夢を見る前に頭の中で考えていた言葉でした。
二日目の18日の夜は食卓で今度は泣きながら家族に対して、
自分がどんな思いをしたのか言いながら問い詰めた後、
どこかの部屋で性欲の誘惑に必死で耐える夢を見ました。
桜の間で言われた警告が頭をよぎり、
・中略・
そしてこれは、はっきりとはいえませんが、
自分の鼻のアレルギーの症状が緩和されたように感じます。
18日、19日では天気が悪いまたは空がかすんでいる状況で、
以前は特に雨が降ると鼻水が止まらなくなり、
生活に支障が出るほど悩まされましたが、
鼻水は出ないわけではないが、日に1,2回鼻をかめば良いだけで、
こういう状態は珍しいことでした。
はっきり効果が出たといえるのかはまだ微妙なところです。
季節の影響もある とは思いますが、印象としては、
少しずつ症状が緩和している日が多くなったように思えます。
学校では些細な自分の間違いから嫌がらせが再び起こり、
家族の中にも些細な間違いを笑う人間が居るのを思い出しました。
それは母親と祖母です。
少なくとも自分が小学生の頃から、自分が履く靴下が左右で違ったり、
下着が前と後ろで逆だったりすると、それを見つけて笑っていました。
笑うというのが悪質で、幼い自分は傷ついても、
これは悪いことなのかな?と恥ずかしく思うことがよくありました。
何故こんなことを言うのか分からないながらも、悲しさも感じていた。
それと同時に、何か大切なものが欠けていくような、
大切にしていたものを知らない間に持っていかれたような感覚があります。
こうして私が幼い頃から今に至るまで、本来の姿から崩れていったと思います。
また、この光景は他の人からみれば微笑ましく見えるかもしれないが、
今の自分から見れば最低の光景で、悪質な子供いじめです。
しかも本人たちは何事も無かったのようにケロッとしていて、
子供の感情など意にも介さず、気付かず、無かったことにされる。
子供をおざなりにしていました。
例えるならば、笑顔で子供を踏みつけるようなことをしている。
踏みつけているのも気付かずに。
また、母や祖母から馬鹿にされるのと他人から言われるのとでは、
他人に言われるほうがより傷つきます。
その理由は、嫌なことに、悲しいことに、
母や祖母に言われることに「慣れていた」からだといえます。
自分が幼い頃から幾度となく、そのようなことを言われてきたからだ
という理由が自分にとってしっくりきます。
笑われて恥ずかしくなって何もいえなくなる。
こんなことが起こってから恥ずかしい、馬鹿にされたと感じたり、
それを思い出すと、
今の自分の中にある、「批判ばかりする偽人格」は出てくるように
なったのだと思います。
傷ついた自分の後に「俺の出番だ」といわんばかりに、
しつこく、顔を出します。
そもそも、その嫌がらせと取れる発言は私に限ったものではなく、
程度の差こそあれ、ほとんどの先生や一部の生徒にも向けられていますが、
私の目から見る限りでは、気にも留めていないようにも見えます。
しかし自分の中の偽人格が、過剰にそれに反応し、
この発言を膨らませて 自分に不快感を生じさせている可能性があります。
また、相手も私の偽人格がとる横柄な態度に反応している可能性があります。
他人の気持ちを思いやる能力が欠けていることについては、
以前一人の先生からこのことについて指摘され、動揺し、
自分が今こんなに辛い思いをしているのに、
どうしてこんなに意地の悪いことを言うのだろうと思いましたが、
自分の取る尊大、または横柄な態度に無自覚であったことが考えられます。
「相手の非ばかり責める考え」ばかり浮かぶので、
こうした自覚すら、ほぼありませんでした。
これらは以前に桜の間で紹介された本の中(不幸にする親)で、
特に当てはまると思った「ナルシシストの親」という事例であり、
「自分は他とは違い特別だ」という思い込み、
その他には「周りを疲れさせる、退屈させる」という特徴があります。
具体的には、私は中々自分から話しかけていかないので、
周りが気を遣って自分に場所を譲ることが多いことが挙げられます。
クラスメイトに限らず周囲に気を遣わせる場面は幾度もありました。
話は移りますが、家の記録や思い出について調べると、
弟は発達障害と診断されていたようで、アスペルガー症候群の資料も見つけ、
弟はお世話になっていた先生にも失礼なことを言っていたことが
アスペルガーの症状と一致していることに気がつきました。
・中略・
発達障害の正体までは、私には分かりませんが、
今自分の感じる不快な出来事というのは、
自身のみ ならず弟の抱える問題まで関連があるように思えます。
これまでの家族一人一人の問題が一気に降りかかって、
連鎖反応を起こしたような印象を受けます。
合わせて、頭の中では、これに対して自分にからむ相手を、
あいつもそのアスペルガーだと決め付け、貶めようとする考えや、
もうこのおかしな二人には関わりたくない、時間の無駄だ、
という考えが、不快感と共に、ひっきりなしに沸き起こりました。
嫌がらせに対しては、今の自分では我慢するにしろ、
怒りを表すにしろ、どちらに転んでも、
今の自分が考えることは、
「相手をどうにかコントロールしようという動機」であり、
どちらも勝ち負けの土俵に上がる行為に思えました。
・中略・
そもそも自分には戦うべき場面とそうでない場面の区別すら
ついていない状態なのではないかという考えにも至りました。
本来、自分が戦うべき相手は親ではないか?と。
・中略・
勝ちでも負けでもない他の選択も出来るのではないだろうか?
今までの自分には無かったであろう考えだと思います。
以上が今回の報告です。
変化報告については、何か気付いたことがあれば、
また改めて送りたいと思います。
*********
この方は、まだ掘り始めたばかりですが、順調に、少しずつ、
トラウマと、それによって形成された自分のACを観察できるように
なりつつあります。
_________
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