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生まれる前には母親を厳選していない


●これは、何人かの生前契約を探っていて分かってきたことですが、
どうも、「母親はどういう人間を望むか」という項目に、
着目していないままに生まれる契約をしている人が多くいます。


前の生でよほどひどい母親からの仕打ちでもないかぎりは、
そこには強いて注目することがない様子が目立ちました。


しかし、これには理由らしきものがあります。

時代が過去へ行くほどに、一家を支えている「父親」の職業、
もっといえば、経済状況を、生まれる場所を選ぶ際に優先するからです。


昔は今とは違い、食べてゆくだけで精一杯であったり、
また今現在も、世界中を見れば、
食べることに心配をしないで済む国など僅かです。


それを考えれば「食べてゆくのにだけは不自由しない父親のいるところ」

というところに着目するのは当然で、そのときに、母親はどういう人物であるかの
注文や希望を出さない可能性があります。



「あ、母親ですか？　まー、普通に育ててくれればそれでいいですよ」


などと、適当な契約をしてしまうわけです。



そして、結末が、桜の間や、復元ブログにあるとおりです。


また、「いらない親」にもまとめましたように、
母親の方が、子供にとっては、何倍も有害な存在になります。



●だいぶ前に、産業革命時代の子供は、
早く働いて一人前になる「前身」の者として扱われ、
大人たちからも、子供扱いではなく、労働力として扱われていたようです。

この時代の方がまだ健全だったと思います。
（これが今だと、児童労働だなんだと騒ぐのでしょうが）



また、昔ならば日本も武士が大人として認められるのは１４歳から。
農家だって子供も畑に出ていた。



●これが、私も書いたように、「サラリーマン」というものが出来上がり、
さらには、鉄道や車両による交通機関が発達してゆき、
「遠くの工場」へ、父親が働きに行くようになった。

そして、父親が家にいない間に、母親こそが子供に影響するという時代になり、

特にここ半世紀では、
そこに、学歴社会や、自分たちの老後の安定のための教育熱心さ
自分のできなかったことを子供にさせようとしたり、
または、自分の親への恨みの代理復讐を子供に対してするなど、

どんどん、トラウマが、こじれてしまったことになります。


もっとも、ろくでもない毒父親が自営業で、
子供がずっとその父親といるというのも、重篤な問題ではありますが。




●とにかく、何かとトラウマの元凶になりやすい母親について、精査せず、
また、重要視しなかったのは、皆さん個人の選択ミスというよりは、
事務方が、「説明義務」を怠ったと見たほうがいいです。


今、どういう時代と社会であるのか、その説明があまりにもないのです。
そして、このことは、これから未来に、皆さんが生を選択する際にも、
起きます。



●だから自我復元を完了してからは、死んでも失わない意識の明確さを取り戻し、
ここのヤクザな不動産屋とは再契約は決してしないで、
独自にそれぞれの世界に一度帰還してください。



ここで、まっとうな環境に生まれるのは、当面（何十年か百年ほど）は、
公務だったり、よほど鮮明に明確にした目的を持った生まれ方でない限りは、
相当に難しいですし、ほとんど不可能だと思ってください。


↑

>ここは１０／２に更新。



直前前世の影響　


●まだ、こうした領域は、自我復元者の中でも、わずか数名しか見ていませんが、

どうも「直前の前世の記憶」の影響がかなり強いケースが多いです。


昔、私は、直前ではなくて、ある程度長い、数百年という時間の中で、
その人それぞれの基礎パターンに「最も影響している、前世の記憶」が、
あるように漠然と思っていました。



しかし、トラウマ掘りから前世掘りへと段階を踏んで自分のことを
自分で見た人の報告や、私があえてその人の代わりに見た前世、

これを見ると、どうも「直前の生」の記憶が相当に今回の生の選択に
影響しているように見えてきました。



●というのも、その直前の生の「その前」では、
さほどのトラウマもなく平和的に過ごしていた人が
前回の生の終わりが酷かったりしたために、今回に影響していたケースや、


また、直前の生の記憶が飛んでしまっていて、
そのさらに一つ前の生は見ているのに、その直前の生の記憶が飛んでいるせいで、
その時の人生で、ついてしまった癖を、今も自覚できていないケースもありました。



●人間のこの一生のスケールの中に、
それまでの全部の記憶があると見なすことは出来なくはないのですが、
多くの人たちは、３歳以前までに、毒親からの悪影響にさらされてしまっています。

普通ならば、だいたい年齢が低いほど、
古い前世の記憶と符号するケースもなくはないのですが。


しかしその幼少期が、地球と最初に契約した時期や出来事に符号するかというと、
それは、全然符号しません。


この地球に固有の、希釈自我の事象・事件は、
あくまでも「途中で起きた」アクシデントですので。



●通常であれば、その人の一生（たった７０年程度）の中に、
それまでの何千年ものスケールの縮図が「不規則的に」
時間の中に並んでいたりもするので、

これが地球外であれば、小さいときの記憶ほど、別の宇宙での記憶と
符号することも多いのですが、

地球ではそこにバグが入ったので、その視点では分析は無理だと思います。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊



報告・おたよりから抜粋


抜粋になるので、かなり断片的です。原文はこの１０倍以上でした。


この方は、自我復元を始めたのが７月ごろで、まだ３ヶ月と少しなのですが、
驚くべき速度で、自我が復元され、またＡＣ人格が掘り出されていました。


こうしたことも、皆さんのこれまでのブログや桜の間に転載した報告記事が
他の人の役に立ったことを、私は嬉しく思います。


ただ、そうは言っても、この方も言っているように、
やはり、本人の問題意識が
「掘らざるを得ないほど、現実生活の中で、切羽詰るかどうか」に、鍵があります。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊



鈴木崩残様



早速の返信、ありがとうございます。



母親からの愛情不足、無関心がトラウマとなり、
幼い私に孤独の恐怖を植え付け、
これ以上は母親に嫌われないよう・見捨てられないように
感情を押し殺し、大人しい自分を作って来ました。



私の家は、末っ子の母親が後継ぎになりました。
母は６人兄弟でしたが、いろいろな事情でそうなりました。



３つ下の弟が生れるまで母親は外で勤めに出ていて、
私の昼間の面倒は祖父と祖母が見ていたようです。


特に祖父は私を非常に可愛がっていた！と母親が良く話していましたが、
裏返せば、「何故、あなたばかり、そんなに祖父（母親の父）に可愛がられるの？」
と言いたかったのではないか？と思います。



母親から聞いた話だと、
祖父が三男を怒ったときはフライパンで頭が割れてもおかしくないほど
殴っていたそうです。

当時、幼かった母親はその光景をどんな気持ちで見ていたか？と想像すると、
祖父（母親の父）は絶対逆らえない恐い存在だったに違いありません。


つまり、母親は祖父に可愛がられる私が羨ましく、
その嫉妬で私を放って置いたのではないか？（代理復讐）と思いました。


私には、風邪を引いて寝込んだ時に添い寝して貰った記憶は残っているのですが、
母親に抱っこして貰った記憶が全く出てこないのです。

弟は良く抱っこして貰っていましたし、
小学校に上がっても帰宅すると母親に抱き付いて甘えていました。


また、＊＊＊のせいで、私は幼いながらも
『全部、自分が悪い！』と思い込みました。

＊＊＊を失った恐怖、母親から受けた怒りの恐怖で、
私は記憶を封印（麻痺）させてしまったのではないか？と思います。




そして私が小学校に上がった時、私にとって大きな出来事がありました。
それまで、私は母親と弟と３人で同じ部屋に布団を並べて寝ていました。

父は仕事であちこちを飛び回っていたので、
家の中は３人で暮らしていました。




私は小学校２年生の頃まで、手の付けられないヤンチャな子供でした。

学校で悪戯をして母親が何度も学校に呼び出され、時には校長室まで呼び出されていました。

たぶん、見捨てられた私としては最後の手段で母親の気を引きたくてした事だったと思います。


小学校に上がる前までは特に問題を起こした事が無かったからです。


学校が終わっても家には真っ直ぐ帰らず、遠くの友達の家に良く遊びに行きました。
家に居場所がなく友達と遊んでいる方が楽しかったからです。
真っ暗になるまで友達の家で遊んでいました。


すると友達の親が家の母親に連絡してくれて自転車で迎えに来てくれました。

当時は自動車がある家が殆ど無く、母親が私を迎えに来るしか無かったのです。


私は母親が迎えに来ると嬉しくて仕方がありませんでした。
私にとって、それは母親が私を見捨てていない確認でもありました。
何度も叱られても同じ事を繰り返しました。


殆ど見捨てられた私が母親の愛情を確認するには、この方法しか無かったのです。


しかし、それも終わる時が来ました。


とうとう怒りが収まらなくなった母親が私を何度も叩き、
謝って許してくれない母親は私を家から追い出して鍵を掛けてしまいました。


勿論、前のように暗くなるまで友達の家で遊び、
母親が迎えに来てくれて家に帰ってからの出来事でした。


外は真っ暗です。

私が何とか家に入れて貰おうと茶の間の窓のガラスを叩くと
家の明かりを消してしまいました。


物凄い恐怖でした。


気が狂ったように泣き叫びましたが、２時間近く家に入れて貰えませんでした。

もう、声も涙も枯れ抜け殻のようになってしまいました。


それからです。好きな事も悪戯も恐くて出来なくなり、
母親の顔色ばかり窺うようになったのは・・・もう、地獄でした。


でも、悪い事ばかりする自分が悪いと思い、
ただただ耐えるしか無かったのです。


もう、これ以上、母親を怒らせると完全に見捨てられてしまう！
と言う恐怖に常に怯えるようになりました。




以後、私は余り出歩いて遊ばない子供になりました。

母親が勉強しろと煩いので、勉強をする子になりました。
私は勉強嫌いで、ひらがなの五十音全部を小学校２年になっても書けませんでした。

小学校２年生までは、通信簿はオイッチニ（１と２）のオンパレードでした。

それが、小学校３年生以降は悪くて３、ほとんど４か５ばかりの優等生になっていました。


勉強が好きな訳だったのではありません。
母親が喜ぶから勉強していただけです。


もっと、友達と遊んでいたかったし、母親に甘えていたかったです。


本当に思い出すと虚しいし、哀しいです。


中学校に上がっても状況は同じでした。

成績は常に上位１桁、高校も地元では１番の進学校に合格しました。

ただただ母親の笑顔を見たかったから・・・愛情を貰いたかったからです。



その後、私と弟は自宅暮らし、母親とは、別居状態になりました。
経済的には余裕でした。
十分なお金を貰っていたので外食ばかりでした。
家に帰っても、親はいません。


高校の友達の家に泊まり歩くようになりました。
たばこも酒も覚えました。
ただ万引きや恐喝など、他人に迷惑を掛けるような事は一切しませんでした。
しかし、ここから、私の生活は一気に堕落しました。



無明庵の掲示板に書いてある通り、
それでも私は母親を慕い憎む事が出来ませんでした。

子が親を本能的に愛してしまう、片思い状態だったのです。


そして、その状況をどうすることも出来ない私はAC人格でその場しのぎを続け、
そのAC人格に私の中心を譲ってしまいました。


人の顔色をうかがうAC人格、嫌な事でも相手に合わせてしまうAC人格、
自分の中で矛盾する事は封印（麻痺）させてしまうAC人格、
すべて根は母親にあります。


本当は、相手に指示されると安心するAC人格・・・など上げたらきりがありません。



本当にここまで妻や家族尽くして、裏切られるとは夢にも思っていませんでした。

しかし、これもAC人格の言い訳です。

妻からしてみれば、全てを任せて何もしない頼れない夫に愛想が尽きるのも当然です。

自我復元をはじめる前は、こんな事も気付けなかったのです。


結局、妻も私を子供を育てる為に都合の良い道具としか見ていなかったのです。
使い道が無くなったので、私を捨てたのです。





母親へのトラウマと違う苦しみと戦っています。

一筋縄では上手く行かないと判断して、
胸ポケットに入るノートを早速購入して、
思い浮かんだことがあれば、仕事中でも手が空けばすぐ書き込んでいます。



中略


それでも、私にとって恐怖心も伴わず
職場で希望を言えただけでも大きな成果でした。

それこそ自我復元前の私とは、私の中での納得感が雲泥の差です。

希望が叶わなくとも、私の中で違和感は残りませんでした。

しかし、それだけでは終わらず、翌日＊＊＊＊が来ると言うオマケ付でした。


本当に最近、人と話すことが苦痛だった筈なのに、
何故か人と会話をすることが楽しく感じられ、
自分から話し掛け自然に笑顔が出ている自分に気付きました。

３ヶ月前まで、
人の顔色ばかり気にして作り笑いをして苦しんでいた自分が信じられません。



最近、常時ノートを携帯するようになって、トラウマに限らず出来るだけ
【気付いた事・したい事】のメモを続けて、
その場しのぎで自分に嘘をついて【自分を裏切り続けて来たこと】への
逃れられない実感が沸きはじめています。



まだまだ明確に本当に自分のしたいことは掴めていませんが、
何となくしたいことの方向くらいは解かるようになった気がしています。

些細な事でも思ったことを状況が許せば、
言ってみる、実行してみる！・・・
妙にスッキリした自分がいることにも気付きました。




今日、仕事の打合せで興味があったので思い切って、
「私も同行させて下さい」と言ったら、
年配の同僚から
「今まで遠出するのは嫌がっている！と思っていたけど、そうじゃなかったんだ？」
と驚かれ、あっさり同行することになりました。


自我復元をはじめる前まで、自分が周囲に合わせてやって行くのがやっとだったのに、
自分がしたいことが少しずつではありますが、やれている気になっています。
楽しいです。



自我復元を続けていると苦しみがだんだんと大きくなってきます。

でも、その苦しみから逃れられない！と言う現実も判ってきます。


自分の苦しみを解決できるのは、結局、自分しかないと言う事実が見え隠れするからです。


自我復元をはじめる前なら、私は自分を麻痺させ逃げ出していました。


本当に自我復元が開発されて、それに運良く出会えた私は幸運でした。

もう、私はこのチャンスを逃したくありません。

それは誰の為でもなく、自分自身のため、
これ以上自分を絶対に裏切りたくありません。



間違っているかも知れませんが、
トラウマ掘りは自我率より問題の切実さと決意が大きく影響するのではないでしょうか？

しかしAC人格探りは自我率が大きく影響していて、
トラウマを掘り続けてもそのAC人格を見つけられなければ、
結局そのトラウマを克服出来ません。

私は自我復元を続けてきて、そう感じました。



トラウマ掘り・AC人格探りは本当に長く苦しいです。

しかし、それを探り当てた時の開放と変化は、その苦しさに見合うものがあります。

その様に感じられるようになったのは、つい最近です。



ずっとずっと止まってしまっていた私は、
小さい頃に夢見ていた夢に向かって動き出したのです。
やっと私自身が変わりはじめたのです。



全自我になったらハンドルネームも変え、
地球を飛び出し、絶対に夢を実現したいと思います。



略



以上、かなり、コンテンツをはしょりました抜粋です。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




●実は、この方、本当に現在、私生活、仕事ともに、
大変な状況の中におられるのですが、

それまでの４０年以上の人生の中で、そうした困難、苦難がきっかけとなり、
おそらくは、はじめてこのサイトを知り、自我復元を知ったのだと思います。


たったの３ヶ月という中で、私がこれまでには見たこともないほどの速度で、
掘り進めているのは、ひとえに、この方の切羽詰まった状態のなせる業ですが、

それだけでは普通はＡＣ人格が、問題解決に、口を出します。


しかしこの方の場合には、復元開始から、
早くも原主体自体が、顔を見せてきている、
というのが、大きな特徴でした。


おそらくですが、自分に対して、ＳＯＳの信号を発した主体が、
この方の場合には、原主体だったのだろうと私は推測しています。



まだ確認はしていませんが、
無明庵を知ったのは、精神世界経由では全くなく、
トラウマや、家族問題、そういったところからのリンクではないかと
考えています。



しかし、それでも、自我復元のような、電波すぎる方法、
とても、家族や他人には説明できないような、奇怪な方法に着手して
いただけたことは、本当に私も嬉しく思います。


この方にも、かならず全自我になっていただきたいと思います。
全自我後も、むろん、私の目の黒いうちは、
ご本人からの相談があれば、アフターケアもさせて戴きます。




続く




＞↑ここは９／３０に加筆しました。




　近　況　


３猫トリオの近況となります。



●私がキャンプサイドベッドに横たわっていると、
必ず、股の間に入ってくるのが、ラインお嬢様。
甘えん坊さんそのものです

　


●いつも平常営業の、とにかく味があり、可愛いブリジット。

　



●実は、博士君、一週間前に、手術をしたので、
エリザベスカラーを首につけています。（患部を舐めさせないためです）


不機嫌顔ですが、術後の経過は順調です。

　



博士君だけに不便な思いをされてはならぬと、私も、つけてみました。
集音マイクみたいになってしまい、やたらに、音がでかく聴こえるんです。


　



猫のお尻には、「肛門嚢」という、
猫の分泌液が作られる組織が、肛門の横の両脇にありまして、
そこが化膿して破裂したのがきっかけでした。

獣医さんに見てもらったら、大きな穴になっていて、
とても自然治癒では治らず、放置すると悪化しそうだったので、
博士君は、お尻を、５針縫いました。


幸い、局部麻酔だけで済んだので、体に負担はかかりませんでした。


今では、ご飯も普通に食べますし、普通に、猫座りもするので、
お尻の痛みはもうないようです。

あと２週間ほどして、傷口が完全に塞がってから、抜糸ですね。



博士君は、どういうわけか、
一日２度の「抗生物質の錠剤」は、ご飯に混ざっていても食べるのですが、
「効炎症剤」の錠剤だけは、どうしても食べてくれない。

たぶん、味か匂いが、何かがダメなんでしょうね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊



それで、大したことではないのですが、どうも、顔に見えてしまうのです。
　　↓






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