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【アンケートについて】


●皆様からのアンケートの回答は、全部目を通しています。

件数がとても多いので、個々にメールでの返事が出来る状態にはありません。

あらためて、お礼申し上げます。
とともに、まだ回答は継続して募集しておりますので、どうぞ。


●今までのところで、明確に分かったことはまだ少ないです。
分割自我復元の「DVD」を見た回数は、最も少ない人が１回、
最も多い人が約７０回でした。

では、見る回数が多いほど、自我復元が上手く行っているかというと、
相関関係はありませんでした。

これは、例えば、何かの授業の講義を聴いて、飲み込みの良い人は、
メモを取りながら一回で理解する人もいれば、
人によっては、その授業の録画を１０回見て、ようやく理解する
といったように、その人の理解力に対応してるようです。

ですから、回数を見れば復元が上手く行くということはいちおうないと
考えてください。
ただし、関心とモチベーションを保つために、ＤＶＤを見るという
補助的な使い方は有効です。

オカルト的な意味で、ＤＶＤを見れば見るほど、
私のシステムと自動的に繋がるかというと、それはないと結論しました。


●次に、自我に対する理解の程度や、理解の種類ですが、
ざっと読みますと、順調な人達の持つ自我のイメージや概念には、
多かれ少なかれ「個性」がありました。

一方で、アンケート２として回答を戴いた人のものは、
すべからく、どこか、私が語ったり、掲示板で書いたことを
そのままコピーといいますか、そのままオウム返しに繰り返している、
とった、感覚がぬぐい切れませんでした。

つまり、分かったことといえば、上手く行っている人は、
より個性的だったということぐらいです。
さりとて、「個性的ならば復元は上手く行きます」と言ったところで、
個性的になど、なろうとしてなれるものではないので、
それでは方法論としては、役に立ちません。


●最後に、何もイメージしておらず、自我についての概念も曖昧で、
ただただ技法として復元を続けているという場合。
それなりに結果の出ている人も、少数はいましたので、
かならずしも、概念的な理解は必要ないの「かも」しれませんが
はっきりした事はまだ分かりません。

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■全体を見て、今私が感じることは、
自我復元が上手く行く、いかない、ということを分ける要素は、
簡単に言うと
>それに対する「関心」の度合いです。

たとえば、問題意識があり、切迫しているからといって、
必ずしも上手く行く、というものではなく、
中には、とにかく面白いから自我復元をやっているという人でも、
とても上手く行っている人もいます。


逆に、生活の上で、仕事を見つけないとならないとか、
逼迫したことがあっても、それでも、復元が上手く進んでいない人もいます。


そうなると、一体、何が、自我復元を成功させたり、停滞させるかとなると、
特別に、そこに、複雑な条件があるわけではなく、
それは、非常に当たり前な結論になりそうです。

それは、一言に言えば「分割自我復元」というものに対する、
>「関心」の強弱のみです。


■これに関係する事で重要なことは、
少し前の「桜の間」の投稿で、私は、皆さんに、
定期的に「関心マップ」を自覚してください、ということを書きました。

・この投稿です。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S36



■そうした、自分の「関心地図」を確認したときに、
現実感を伴う度合いにおいて、自我復元というものが、
意識の上に関心事として、リアルさの順位として上位にないのであれば、
それは、復元が進まなくても当然です。

人間というのは、どんな対象に対しても、
それに対する共鳴や学習が成立するのは、「関心」の強さが鍵になります。

やる気とか、持続は力なりというものは、結果を出せません。
本当は関心がないのに、義務とか、やったほうがいいからと言われて
やっているといった、自主性のない状態では、
他の何の分野であれ、発達することはあり得ません。


それよりも、短期であっても、強い関心を向けたものから、人は何かを学習します。


ですから、自分の関心地図をメモにして認識したときに、
「自我復元」よりも、色恋事や、仕事のことや、生活のことや、
その他の、他の体系のことなど、気が他の事に散漫になっていたら、
それは上手くいくはずもありません。

仮に、自我というものについて、概念やイメージが曖昧でも、
ある程度大きな関心を向けているならば成功しますし、

逆に、なんとなく続けているだけで、本心では関心がないのであれば、
それは効果を出さなくても当然だと言えます。


■ですから、御自分で、日々の関心マップをつくり、
週に一度の関心マップをつくり、その中で、現実感を持って関心が
向いていない、たまは向けられない、のであれば、

それは、自我復元に限らずとも、何に対しても、それでは成果は上がらないと思われます。

たとえば、毎週のテレビドラマに向ける貴方の関心よりも低いものなどに、
重要性があるわけがありません。


それは別に自我復元に限ったことではなく、
スポーツ、仕事、勉強、遊び、何でも、最低限度必要な水準の関心も
持てなければ、どの分野でも、同じ結果になりますから。


そういうわけで、中間報告の仮説としては、
分割自我復元に対して、本当に「関心」を向けることが出来ている人、
これが、成果をあげていっている人たちの、大きな特徴であるということです。


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●ところで、無明庵の書籍や情報には、何種類かあり、
現在では、昔のように、同じような関心を持つ人達が、
無明庵のサイトにたどり着いたのではなく、経路も、多様化しています。

そこで、今一度、皆さん個人が、以下の出版物の名称を見て、
無明庵の配信した情報のうち、
どこに、あなたの関心の大半があるのかを確認してみると良いです。

出版の時期ではなく「カテゴリー別」に分類してみました。


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【悟りに関する本】

・『ひきつりながら読む精神世界』
・『廃墟のブッダたち』
・『続／廃墟のブッダたち』
・『廃墟のブッダたち／外伝』
・『地球が消える時の座禅』
・『反逆の宇宙』
・『小さなブッダの大きなお世話』
・『悟りなき悟り』
・『虚無の微笑』
・『宗教に汚染された地球人』（悟りの問題以外に、これのみ地球の未来史を含む）

・当サイト内の「虚無宇宙からの伝言」と「闇のタオイズム」の原稿
↓
http://www.mumyouan.com/e/eo-i.html



【性に関する本】

・『性恋愛教本』
・『性のレシピ』
・『虹のオーガズム』



【自殺に関する原稿】

・当サイト内の『自殺について考える空間（自殺の自由化）』
↓
http://www.mumyouan.com/d/js-i.html



【機能不全家族に関する原稿】

・『竹の間』と『梅の間』の投稿。



【自然葬の方法に関する原稿】

・当サイト内の「完全自然葬マニュアル」の原稿。
↓
http://www.mumyouan.com/f/fn-i.html



【「禅書」に関する分野】

・『無心の書（全１５巻)』
その他、『梅の間』の「禅書」と「無無心の書」に関する投稿。



【自我復元に関する本】

・『分割自我復元』ＤＶＤ
・『分割自我復元理論』ＣＤ



●「松の間」の「手裏剣術」に関心のある人は、ほとんどいないと
思いますので、松の間と手裏剣の本やＤＶＤはリストから除外します。
また、音楽ＣＤの製品も、ここでのリストから除外しました。

【全著作物・ＣＤのリスト】は　↓こちら。

　　　　　http://www.mumyouan.com/i3.html


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■さて、以上の著作物のうち、皆さんが個々に、好んだもの、
今も、関心のあるものに、個人によって、
関心の分布の違いがあると思いますが、

１９９５年以後、いくつかの変化と遍歴を経て、今日に至った無明庵が
これまでに発信してきた情報や知恵の中で、

今、現在、「分割自我」や「自我復元」の問題に、
あなたの関心のウェートや現実感を持てないのあれば、

それは、ちょっとやってみたり、または、惰性で持続的にやっていても、
なかなか効果は上がらないと思いますので、

今一度、御自分は、本当は何のカテゴリーに関心があるのか、
確認してみてください。


■未だに、悟りなどに憧れていたり、それを目指しているような人には、
私は１００％断言します。

全自我ですらない状態で、そのような「現実逃避」をしても、
すべてが徒労であり、１００％不可能です。
物事には準備や資質や資格というものが歴然と存在していますから。


「全自我」に戻るということは、特別な者になることではありませんが、
少なくとも、病気ではない者に戻る、健康体に戻る、ということと同質です。


もしも、全ての基礎となる、この自我修復の問題に、関心を持てず、
他の事に、関心をずっと囚われたままで、そのまま死に、再び、
地球上で、養分の少ない希釈された作物として、
今回と、さして変化のない生を繰り返したいのでしたら、
自我復元などする必要はありません。



★それ以前の問題として、
そもそも、人間というものは、「おいしそうだ」と思うものを
鼻の前にぶらさげられないと、
関心を持ったり、何かをするモチベーションにはなりません。

そのような意味では、皆さんは、今まで、膨大な時間とお金を
「美味しいところがありそうだ」と思い込んだものに対して
消費してきたわけです。
むろん私もそうであり、これに関しては、例外はありません。


その点から言えば、下記の投稿中にあるような、
「自我復元をしてきた人達の変化」の中に何も求めるものがない
というのであれば、あなたは自我復元に関わるべきではありません。

何度も言うように、
これは、極めて異端的で、前例のない特殊なプロジェクトであるからです。


★『自我復元経験者による紹介文』
　　↓
http://www.mumyouan.com/k/?S28



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