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中心で休む技法の補足説明


８／３１に「朱いはがねさん」へ、９／２に「Ａｂｙ」さんに向けた
「中心に休む」という技法ですが、
指定した四名の方以外にも、むろん、自我復元を続けている人に限っては
行ってもかまいません。


●キーワードとなるのは、

「自分に最も近い場所はどこか？」ですが、


これは言い換えると、

「いま、こことは、何処か？」ともなります。



●しかし、下図の部位は、頭頂のように茶碗を乗せるといった
刺激が、きっかけとして使えないために、
内部の位置に意識を固定するのが難しい人がいるのではないかと思い、
少し補足しておきます。


下図のように、鼻から入った呼吸を「イメージ」によって、
脳の中心部（個々によって、安定した感覚のする位置は違います）に
送り込んでください。

こうすることで、より内部の特定の位置に固定することが出来ます。
↓





■注意点は、吸ったものを中心に送りますが、
中心から、鼻にむけて吐き出すというイメージは行いません。
吸う側のルートのみです。吐くときには、吐くイメージは不要です。

吐くときには、意識は、その中心に固定していればいいです。


これは呼吸法でもなく、数息観でもまったくないので
絶対に他のものと関連づけたりしないことです。


●意識を内側に向けるというのは、正しくなくて、
目を閉じて、内側に意識を向けるのは間違いです。

「意識が内側にあり、内側　から　見る」というのが正しいあり方です。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊



●繰り返し言いますが、これについての報告を今の段階でしてはなりません。


とにかくＡＣ人格がすぐに飛びつくのは、「技法」なのです。

本来であれば、地道にトラウマ掘りをしてから、こういうことはすべきであり、
そうでなければ、効果もなく、ただの思い込みで終わります。


そもそも私が８／３１に書いた日から一日も休みなく、これを毎日やってきたのでしょうか？



●ＡＣ人格というのは、何でも中途半端です。

少しやって、わかった気になって、そのまま何年も、一生、何も変化しません。

ＡＣ人格というのは、ＡＣ人格と向き合うのは、大の苦手なのに、
「技法がある」というとすぐに飛びつきます。


もっとも重要なのは、
トラウマ掘りとＡＣ人格の自己分析であるにもかかわらず、
これが自我復元の中の課題として開始されたときから、
一斉に、逃げ出したＡＣ人格者がほとんどなのです。



●ある意味で、悪霊によく似ています。

もっとも触って欲しくないところに自分または他者が踏み込むと
尻尾をまいて逃げる点で、かなりそっくりです。

逃げないふりをする場合には、次のようなことを必ずやらかします。

１／自分にはトラウマなんか自分にはないのさ

２／トラウマはあっても、そんなものに自分は影響されていない

３／トラウマはちゃんと自分でわかっているさ


ところが、このどのタイプの人も、
実は、自分のトラウマを、まったくわかっていなかったことが、
本格的なトラウマ分析によって明らかになった事例が山ほどあります。


ありとあらゆる手口と言い訳をして、トラウマ掘りから逃げるのが
ＡＣ人格ですから。


こうして、たくさんの「悪霊的人格」が当サイトから去ってくれたので、
本格的に重要なことを、どんどん進められるように整備されました。



●毒親のコピーにすぎない、ＡＣ人格というのは、
親へのうっぷんを晴らすために、精神世界に踏み込むことがほとんどです。

その結果、即効性のありそうに見える技法に、非常に弱いのです。
毒親とまったく同様に、怠け者なのです。


それゆえに、自我復元も、最初のうちだけは多数の人が試みたり
それ以前には、無明庵の死人禅の行法をなどをやっていた人もいましたが、

トラウマ、ＡＣ人格問題に着手した瞬間に、
いっせいに、虫が逃げるように逃げ去りました。



●私は、それを見て「間違いない主題にヒットした」と確信を持ちました。

これは、ずっとずっと以前から常に私が言い続けてきたことです。

重要な核心部分がある場所は、
常に、普通の人たちが逃げ出すような空気を持っているということ。

聖域、あるいは、逆に、根本原因のある場所は、
常に、魔物に守られている（封印されている）という魔術の鉄則です。



●これゆえに、大多数の人たちが逃げ出したり、
斜にかまえて、「僕にはそんなもの関係ないもんね」と逃げ出した

まさにその避けたい衝動にかられる部分こそが、重要部分であると気づいていた人たちは、
「桜の間」の報告や、公式ブログにあるように、
すさまじく困難な道を歩くことになったのです。

こうしたワークにおいて、
難関を超えられるのは少数であるのは、当たり前なのです。


そうした厳しさが嫌いな人は、予定調和だけが通じるような甘い所や、
他の甘やかしてくれるところへ行けばいいのです。




●自我復元におけるトラウマ掘りやＡＣ人格解除に関しては、
厳しいのは私なのではなくて、皆さん自身の本当の自我が、
自動的に、自分に対して厳しくなってゆくわけです。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊



今回のこの技法は、「他のあらゆる技法」がそうであるように、
そもそも、もともとは、全自我でないと、正しく機能しません。


しかし、ＡＣ人格と本気で戦っている人、またはＡＣ人格を理解している人であれば、

この技法は、さらにトラウマを掘ったり、ＡＣ人格の解除に役立つと思い、
桜の間に記述しました。



●ただし、何でも「少しやっては、すぐに報告したがる人」が多いので、
基本的には報告は受け付けないのです。


これは、何日も、何週間も、何ヶ月もやるうちに、
最初はわかっていたつもりのことが、そのうち、わからなくなり、

それでも必死に真剣に続けることによって、
「不安定な変化や停滞」を、幾度もしながら、
最終的に、本人が本当に使えるものになるからです。



●人間としての身体と環境に生まれたからには、
感情というものを低次元のもの、恥ずかしいものとして扱うような体系は、
どこの国のどんな体系であっても、ことごとく失敗します。


トラウマ掘りで、いったい、
たくさんの人たちが何を救出してきたのか思い出してください。


それは、主に、幼児期の感情です。


主にそれは、自分でまったく自覚できていなかった「恐怖」の感情です。


本当のトラウマ掘りというものは、単なる「不快」などという次元ではなくて、
それは、「生死のかかった恐怖の植え付けであった」と結論することになるのです。




●これを統合することのない瞑想だの技法だのは、まったく意味がないどころか
本人にも周囲にも、「有害」です。


その幼児期の恐怖の芯部を、見ないふりをして、誤魔化すために、
精神世界や、日常の物事や、対人関係を悪用しているだけの人たちが
大半なのですから。



●この技法は、ＡＣ人格が、他者承認のための報告をしたがる為ではなく、

ただただ、自分で体験を積むために、必要なものなのです。


ちょっとした変化になど意味がないのです。

自分で疑うほどに、人生が一変するぐらいの変化をした場合にだけ、
その報告には意味が出てきます。


またそれは手間がかかるものなのです。


●トラウマやＡＣ人格を掘るのにどれだけの時間がかかったか、
本当にそれをしてきた人たちは、心底から実感しているはずです。

掘ったと思ったらまた掘るものが出てくる、その繰り返しです。


この「中心の位置を問い、中心で休む」という技法もまた、
たったの数週間や、数ヶ月で何かを会得できるものではないのです。




こうした技法というものは、
変化競争や、体験合戦や、というＡＣ人格の暇つぶしや、
何かが出来るようになった気になるだけの、
現実逃避のためにあるのではありません。


自我を復元している、あるいは復元を終えた、
その「本人自身のため」にあるのです。




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■ただし、今回のこの呼吸のイメージを導入した技法に関しては、

現時点では、
お姫ちゃん、マディアさん、Ａｂｙさん、朱いはがねさんは、
いつでもメールで質問や報告をされてもかまいません。


その他の方たちで、
なおかつ、自我復元の報告を、今までにきちんとされてきて、
判定も５度以上受けてきた方に限ってですが、

その方たちは、少なくとも「９月中」はこの件に関しては
報告や質問はしないでください。


あわてずに、じっくりと、自分の決意を確認してから、取り掛かり、
この件（この技法にまつわる内容）に関しての報告は、
「１０月」になってからにしてください。



「関心地図」と同様に、これは決して簡単なことではないからです。



それでもこれを公開した理由は、

この技法はその人自身に「死」というものがやってくる時に役立つからです。


また、この技法の練習中には、非常に特徴的で明確な変化がいくつもありますが、
それについては、誤認でないどうかは、個別のメールで確認をします。







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