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「分割自我復元」
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[540]
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★分割自我復元★その540●【 判定文からの抜粋 】●
by:
鈴木崩残
2015/11/29(Sun)18:58:13
自我判定文の一部
●今日は珍しく、皆様からの「報告」ではなく、
判定文とそれをめぐるやりとりを、少しだけ掲載します。
プライベートな内容も多いので、あちこち割愛してあります。
*********
飛魚 様
>>他者からの要請には可能な限り応える事、
>>自分は他者の邪魔を絶対にしない事、
>>邪魔をしないためには黙って何もするな、
まず判定の前に、報告にありました上述と毒母の影響との関係についてですが、
では、毒母自身はどうだったのか?を推察すると、
この禁止事項のどれもを、実は「やりたかった」と推測しています。
つまり、
他者からの要求になど応えたくない!
他人の邪魔をしたい!
邪魔をするためにはしゃべっていろいろやる!
一見言葉だけを見ますと、まるでAC人格かゾンビのそれに見えますし、
2番目に至っては、毒母は、遠まわしにあなたの邪魔をし続けたわけです。
しかしそれは結果としてのそれで、過干渉を使ったわけですから、
あからさまな邪魔ではなく「遠まわしに」です。
さて、考察してみると、一見AC人格に見えるこれら3つは、
母親の中で封じられた「本心」つまり、
本当は子供のときに、したかったこと、
であったのに全くできなかったこと、と定義してみます。
するとこの3つの要求(つまりあなたへの禁止事項)は、
本当は母親がその両親や、他者に対して、したかったことであり、
その点では、これは毒されていない状態の子供の欲求としてはまともなのです。
まともとは、禁止事項を「ひっくり返した場合に、それはマトモな欲求である」
ということです。
だから、母親は自分が禁止されたことをあなたにも禁止しています。
では、この禁止事項をすべて破るとどうなるか考えてみてください。
他者からの要求になど応えたくない!
他人の邪魔をしたい!
邪魔をするためにはしゃべっていろいろやる!
しかし、これがコミュニケーションそのものであり、
これが他者との正常な付き合い方なのです。
他人の要求のうち、嫌なものは嫌だと言う。
その他者との関係維持よりも、自分の立ち位置を何よりも重要とする。
なぜならば、それなしに正常な他者との関係など作れないのですから。
他人の邪魔をしたい。これは子供のときにはあって当たり前の要求です。
邪魔をしてみることで、自分に注目させたい、となるとAC人格ですが、
そうではない邪魔をしてみて、反応を見るということは子供の正常な
生育過程のひとつです。
そして、ときには、しゃべりかけることが相手に邪魔になれば、
相手はそれに反応し嫌な顔をしますから、子供はそれを見て、対応を決めます。
逆に邪魔だと思って働きかけたらば、邪魔ではなかったということもあります。
こうしたことは、邪魔になるかどうかは結果論で、
まず、やってみたいことをして、やりたくないことを断るという基本です。
他者の要求を撥ねてみれば、意外と相手も、あーそうですか、わかりました、
で済むことが世の中には多くあります。
(そもそも、あなたが思うほど、相手にとっては、たいした要求ではなかった
という事などザラだと思います。)
ですから、前述の禁止事項は、母親が最もその両親から禁止されたことであり
同時に、それをひっくり返したものは、母親がしたかったことです。
これを、もしもあなたがすると
「私は出来なくて我慢したのに、あんたがするか?」が毒母の本音となります。
「私が出来なかったのに、子供がするなど、ゆるせん」となるわけです。
だから、逆にいえば、今後自我復元をする際に、
他者の要求でも、嫌なものもは、恐れずに断ること。
相手に邪魔だと思っても、邪魔をまずしてみること。
この二つは、前述したように「子供としては正常な好奇心」です。
これをあなたの母親や削いだたために、弊害が出ました。
その弊害は、自我復元後にあなたが試みた他者との関係実験の結末です。
自分から働きかける動機がないのではなく、
本当は、思いっきり、当たって砕けろの精神で、働きかけたいのに、
それを毒母に去勢されたようなものです。
*********
また、ここに、私が、ご主人に自我復元を今の段階では教えてはならない、
という理由もあります。
あなた自身は、その対人実験をする前までは、
ほとんど、ひきこもりだったわけです。
そうなると、出てくる自覚症状は、身体に出るか、もしくは主観の妄想や、
例の「ざわざわ感」あたりになります。
ところが、ご主人の場合、
否、言い換えれば、自我復元者の人達の大半がそうであるような、
社会で毎日働いている中でのAC人格との格闘、というものは、
家にいるのとはレベルが桁違いです。
何か事が起きたり、不愉快になれば、それを何日も引きずります。
そして、どうしてなのかと自問し、分析し、感情を探り、原因をみつける。
この繰り返しです。
その切羽詰まった動機が、社会生活との関係で発熱します。
旧友に会うとか、コンサートとか、そのような安全なものではなく、
この、最大級の恐怖やストレスを与える要素の中に徹底的に身をひたして、
その中でトラウマ掘りをするというのが、本来のトラウマ掘りです。
その点では、未成年であっても、それに変わるものが、
学校でのいじめであったり、教師との軋轢であったり、何よりも両親との
関係での萎縮、そこからくる絶望感です。
しかし主婦の場合に、とくにパートなどに出ない場合には、
この部分の、もっとも大きなモチベーション、
つまり自分のトラウマAC人格を、「まざまざと見せ付けられる」、
そして、対応できずに動揺する、おろおろする。
他者からも馬鹿にされたり、理不尽な命令をされる。
この地獄のような環境の中で、
はじめて自分がおかしい、弱すぎる、という自己嫌悪が本物になる場合があり、
かつまた、それだからこそ、
それを通じてトラウマの深部、感情の深部がほれることがあります。
この事例は、特に、現在の5つの復元ブログのうち、
いくつかの記事の中に沢山あると思います。
ですから、その経験を経ていないあなたが、その経験の真っ只中から
トラウマ問題と向き合わなければならない、ご主人のことを、
そもそも理解できるはずもなく、サポートできるはずもなく、
結局最期には、最初は、おとなしくしていたご主人も、
「お前は、家でダラダラしているから、そんな偉そうなこと言えるんだ!
俺は、複雑な人間関係の中で働いているんだ。わかったようなことを言うな」
という展開になる可能性が非常に高いのです。
口には出さないかもしれませんが、あなたに対する本音の声は、
その叫びと、呪いと、憎悪になります。
そして、あなたの復元にも遅れが出ます。
これは結局のところ、これは
「悪い意味での他者の邪魔」をすることとなります。
他者の中で揉まれて育つ自我復元ではないと、
同じ境遇の中にいる人のことは理解できませんし、
逆に対立の原因になります。
では、だからといって、専業主婦のあなたが無理にパートに出て、
自分を試して、不快を背負って帰宅する、
そして家事をして、自分のことに取り掛かる。
これは、今の段階では、ご自分で考えても、無理だと思うはずです。
少なくとも、今の状態ではまだ無理です。
ですから、今は現在できることを優先してください。
対人における変化を試すのは、あとでいいですから、
まずは、どこがおかしいのか、もっともっと掘ることです。
*********
掲示板にも書きましたが、同じところを掘っても
まだどこか他人事にしか思えないうちは、掘れていないのです。
それが他人事に思えず、苦痛となり、もう嫌だとなるのに、てっとり早いのは、
他者と関わる環境ですが、それは後回しにしてください。
********
中略
********
さて、自我率ですが、「**%」でした
前回を**として、**%の回復ですので、回数と照らし合わせると、
やや少ない感じもありますが、けっして無駄ではありません。
気になったのは、すでにこの手紙の前半に書きましたように、
母親に制圧された「遠慮」というものが、自我復元の際の、
呼びかけに影響していることです。
つまり生死の中間状態では、より「本心」が優位になりますから、
遠慮がちであれば、相手にも伝わりませんし、
逆に、横暴であれば、相手から警戒されます。
それが今年の4月ごろまでの状態であったと思います。
中略
これを見たときに思ったのは、自我をもらいに行くときに、
健全に生きた人の臨終の場を、意図的にまたは無意識に避けていて、
その理由は、そこでは「交渉」または、
それこそ「相手に対する働きかけ」が必要だからです。
そのせいで、あなたが主に自我を集める場所が、
戦争で人が死んでいる、そういう場所を選んでいる可能性があります。
そういう場所ならば、自分も自我を、わりと簡単に貰えるのではないかと
誤認しているわけです。
しかし実際には、彼らはパニック状態にもいますので、交渉は逆に
難しくなります。
なので、もしも覚えがありましたら、今後は、病院で息を引き取る人で、
急死ではなく、十分に自分の死の準備のある人をターゲットにしてください。
そして、そこでは、自分が邪魔扱いされるとか、邪魔してはならない
という母親の呪いを払拭するために,
開き直って「お邪魔します。あの、お願いがあります」と
はっきりと「お邪魔」をするといいです。
また余計な説明なく、短くです。
まずここからです。これがあなたにとって大切な一歩です。
復元率は今後、加速するはずです。
判定中に気になったのは、あなたの毒母が、
子供のとき、またはその後、あなたにどんな服を与えたかです。
ちょうど、桜の間で、服装の話題が少し前にありましたが、
母親の願望投影のようなものが、選ぶ服のパターンにありましたか?
虚勢を張るデザインが多いとか、
何をその服で他者に訴えようとしているのかです。
それは毒母が選んだもの、そしてあなた自身が選んだもの、
その両方から、解析してみてください。
そこから分かる、結局、何をAC人格は主張したいのかが分かりますから。
余談を挟みますが、前の生は、****ですね。
中略
なぜ日本の***地方を誕生する地点に選んだのかは定かではありません。
今調べましたら、気候風土が似ていたことは理由としてあるかもしれません。
中略
あなた自身の、「氷解」、流動性を獲得するためにも、
堅苦しい雰囲気、黒い服、無難な服、そういうのは避けてみるといいです。
恐れずに、周囲に迷惑をかけてみる、結果から考える。
これがキーになります。
今回は、これぐらいとしておきます。
文字の写し書きを、次に記します。
*********
自我の「器」はまだ全く整形されていません。
「意識」の混濁もまだ引きずっています。
「自我そのものの量」は前回よりも良いです。
中略
あなたの場合は、
むしろご自身の前の生との関連での要素が強そうですから。
ただし毒母親、毒父親だけは、徹底して今回の育成に影響していますので
まずは、それを、ぶっ片付けましょう。
崩残
***************************
お世話になっております、**改め飛魚です。
判定結果、無事に受け取りました。
***
受け取ったその日のうちに連絡しようとしたのですが、
またしても吐気に悩まされ、その日は負けて出せませんでした。
現在も、脳が停止し無感動になってる感じと、吐気と動悸がきついです。
よって生気の無いつまらない感じの文面となっているであろうこと、重ねてお詫びします。
まず驚いたのが、受け取ったとき紙以外の何かが入っていたことでした。
この期に及んで、未だに
「やばい、なんだか知らんが
大変に痛いところを突かれて怒られた上で、
もう来るなって言われるな」という妄想に悩まされていたのです。
しかし、この「何か」が入っているのがわかった時点で、す
ごくほっとしました。今回はセーフだった!と思えたのです。
拒絶したい相手におまけなんぞつけないでしょうから。
開封してみると、CD。
曲のタイトルを見て思ったのが、「タイトルのセンスが平沢進的だ」
実際に聞いてみて感じたのが、
「これは好きな音だ」
「普段食べてるのと同じようなご飯が出てき た!違和感が無い」でした。
普段テクノを聞くことも多いのですが、それとどこか似たようなテイストだったのです。
踊るために作られたものではない、そういうタイプのテクノです。
なんというか、曲自体は似ていなくとも、
同じ泉から汲んだ水で調理した料理的な「似たもの感」。
曲自体が似てるのではなくて、曲を聴いたときに起こる、
自分の脳内の感覚が似ていると言ったほうがいいのでしょうか。
うまくいえなくてすみません。
タイトルセンスだけではなく、平沢進の曲自体とも同じ事を感じました。
それと、「あ!古代ギリシャだ」と感じました。
古代ギリシャの音楽のことなどよく知らないのにすみません。
最近古代ギリシャに関する本を読んだせいもあるかもしれませんが。
素敵なおまけ、本当にありがとうございました。
***
解説文の件
解説文に関してですが、
すごく丁寧に細かく優しく書いてくださってありがとうございます。
自力では気がつかなかったことが多くありました。
しかし、言われてみればそのとおりである内容。
>他者からの要求になど答えたくない!
>他人の邪魔をしたい!
>邪魔をする為には喋っていろいろやる!
>これがコミュニケーションそのものであり、
>これが他者との正常な付き合い方です。
これを見たときには正直「ええええ!?そんな!!マジで?!
やっぱりそうなの?酷くない?!」と声が出ました。
だまされてたのかなと思ってたけど、やっぱりだまされてた!
はっきり正確に言われちゃった!
そういう感覚でした。
母に関する考察は全くそのとおりとしか言いようがありません。
法事の席での元気にはしゃぐ小さい子供達にたいする反応が、そんな風でした。
当惑、困惑、苦々しい、こういう活発な子苦手、躾がなってない、
関りたくない、嫌い、といった空気をかもし出しており、
実際に、そのような感想を後でもらしていたのを本人から聞きました。
また会場では、何か負の感情を隠している、
貼り付けたような笑顔 で固まったように過ごしていたのも見ました。
私に対しては、
「おまえは何を感じているのか考えているのか、全然分からない」
「お前は楽しいんだか楽しくないんだかわからない、どっちだったの?」
(家族旅行等での私の反応を思い返しながら)
「もっとはっきりした、何を考えてるかわかりやすい、明るい子の方が好き」
(天真爛漫で大人しくしていないタイプの従姉妹を見ながら)
こんなことを言っていたくせにです。
天真爛漫で「正常な子供」だったとしたら、
絶対にもてあましていただろうし、そうであることは許さないであろうのに。
恐らく、母は私に対してだけではなく、
「正常な子供」全般に対し、同じ事を思っているでしょう。
法事に来た「正常な子供達」は、
親の方針で子供の邪魔をしない、押さえつけないという育て方をされていました。
自由意志を尊重し、多少獣じみてやんちゃであっても、
子供達同士で何とかさせる方針のようでした。
もちろん、子供が助けを求めてきたり甘えてきたりしても、拒絶しません。
そこの家庭は4人子供がいるのですが、
全員が子供のうちは動物並みに天真爛漫でハイテンションです。
今時には珍しい、引くほどのハイテンションと人懐こさ。
なのに中学生くらいになると、
教えてもいないのに「紳士」「淑女」になっていくのです。
しかも生気や意志を失うことなくです。
私は衝撃を受けました。
4人兄弟全員が私より「格が上 」「強い生物」「大人」だとわかりました。
その4人兄弟の末っ子である3歳の子供にすら「負けた」とはっきり感じました。
3歳のその子の方が、「大人」に見えたのです。
彼女からは、はっきりと自分というものがあるのを感じました。
ニコニコと人懐こく、角のある主張などしてなかったのに、
はっきりとした意思や存在感、そのゆるぎなさを感じたのです。
恐らく対等に話そうと思っても、私では太刀打ちできなかったと思います。
そのことを母に言ったところ、
「3歳の子と勝ち負け考えるなんて、その発想が信じられない」との事。
絶対に母だって、あの子達には負けるであろうのに。
貼り付けたような仮面の笑顔で、お上品 に乗り切ったつもりでいるのでしょうか。
>また、ここに、私がご主人に自我復元を今の段階で
>教えてはならないという理由もあります。
子のくだりは、はっとさせられました。
今の私では、絶対に無理なことなんだと、はっきりわかりました。
こんなことを丁寧に教えてくださってありがとうございます。
こんなに詳細に教えてもらわないと気付けない私では、確かに無理です。
馬力や覚悟以前の問題でした。
根本的に、「他人に何をしたらどういう反応があるものなのか」の蓄積が、
圧倒的に足りてないことも自覚しました。
これまでの人生で、それなりに辛いこともあった はずなのですが、
そこから何も学べてなかった。
無駄に辛かっただけっぽく、役に立つ成果が得られてなかった。
世間では「辛い目に合っただけ優しくなれる」的なことをいいますが、
私に関しては、割と無駄ばかりだった。
強くもなれなければ、人の辛さとその反応をわかる能力も芽生えなかった。
わかるのは、自分と同じタイプの障害持ちの反応や気分だけ。
今は自分の出来ることだけ優先します。
今の私に出来ることは、一連の復元作業のほかに、
間違った遠慮を止めること、
自分の事を他人事に感じなくなるまで変化すること、
AC人格による健康状態の悪化を止めさせること、
お粗末な家事能力の 向上により、夫の負荷を減らすこと、だと思いました。
間違っていたらすみません。
自我率についてですが、ちょっと拍子抜けしました。
実は、**%くらいにはなっているのではないかと思っていたのです。
それと、回収作業にまで母に制圧されて出来た「遠慮」が影響しているというのが驚きでした。
自覚が無かったので。
そんなに及び腰で呼びかけてしまっていたでしょうか。
確かに相手に対して、言い訳や説明が毎回多くて長い傾向にあるのですが。
おかげで結構時間がかかるのです。
途中で相手がいるんだか居ないんだかわからなくなるときもありますし。
「あのー、怪しいものじゃな いです」
「自我ってのはこれこれこういうもので〜、なので大丈夫」
「ほんとすみません(土下座)」
こういうくだりが確かに多くて、
もしかしてまだるっこしくて逆にまずいのかな?と思ってはいました。
また、基本的には日本で交渉をしているのですが、
一時期(多分1年くらい?)死者が多そうだという理由で、
日本の他にインドも選んでいたことがありました。
中略
>判定中に気になったのは、あなたの毒母が、子供のとき、
>またはその後、あなたにどんな服を与えたかです。
この件ですが、デザインに関しては毒にも薬にもならないような、
当世の流行からするといつも若干もっさりしているような、
馬鹿っぽさや、ヤンキー要素を排除した
(ロゴやキャラクターがでかでかとプリントしてあるようなものはダメ)、
性別の違いを如実には際立たせないような
(セクシー系、ギャル系、ぶりっ子系ではないという意味)、
しかし品位と製品としての質だけは悪くないような、
どうにも面白みにかけるものが多かったと思います。
かつて私は母のことをセンスがいいと思ってきましたが、
今考えると別にセンス良くはなかったなと思います。
「こういうのが好き!」「これが私だ!」
と表現するような服の着方をしてないし、私にもさせてなかった。
いまいちぼんやりとした記憶しかなくて、うまく言い表せないのですが。
とりあえず、自分も気に入って好きで買ったお気に入りの服、
というのは子供の時には無かったと思います。
まず、自分に関して言えば何が好きかがわからない状態でしたし。
むしろ、自我復元開始直前の8年間の買い物の思い出の方が印象強いです。
少し太ってきた私の服を一緒に選ぶ際、
「大きいサイズコーナーに行って、そこで一番小さいサイズを買った方が、
普通体型のサイズのコーナーで一番大きいのを買うよりもプライドが傷つかない。」
というのを 頻繁に得意げに言っていて、
復元前の私ですら
「なにその、意味不明な上にかっこ悪い言い草」とは思ってはいました。
それと、母は、自分の知っていて、理解が出来て、
安全であると確信がもてるところにしか行かないのも気になっていました。
行ったことのない店を新規開拓するということが無いのです。
それと、「お洒落だ!」「最先端だ!」「新しい!」
「高級ブランド!」と感じさせるお店にもいきません。
自分がみすぼらしく、いたたまれなく感じる可能性のある店は、
服に限らず、飲食店でも小物屋さんでも行きたがりません。
たまに私が案内して一緒に行って見ると、怖気づいていたり、
「こんなもの」とけなしてみたり、
黙ってしまったり、喜ん で見せてもそわそわしていたり。
あと、自分のお下がりを渡してくることが多かったです。
実際に自分が着たものだったり、
自分が着たいと思って買ったが失敗したと思ったものを渡してくるのです。
また、ほぼ同一のデザインのものを2人分買って、
取替えっこしながら着ようという提案も多かったです。
それと、宝飾品を買うときは大体通販を使用していたようで、
「頑張った自分へのご褒美」だと言ってました。
私は「言い訳しなきゃ買えないんだな、なんだかかっこ悪い」と思っていましたが、
古くなったり自分に合わなくなると、それらは私に流れてくるのでした。
これらのことを考えると、
・誰にも笑われず、つっこみも受けず、
高品質で、上品で、知的で、目立たないスタイ ル(服以外の点でも)を目指す。
・娘には自分と同じ人間になって欲しかった
(支配できる劣化コピーがいれば安泰だとかそういうこと?)。
・冒険とか挑戦とか表現とか怖いから嫌い。
多少つまらなくてもぬるくても安全・安心・確実が一番。
母の服からわかる事に関する考察は、現時点ではこんな感じです。
まだきっといろいろあるように思うので、
そのうち古いアルバムを見せてもらいに実家に行こうかと思っています。
あと、恐らく「自分」の延長という事で、インテリアの趣味も関係しますよね。
それも観察してみます。
***
余談の件
てっきり今回の人生で、
「母みたいになりたくない」をこじらせたが故 に起こったことだと思ってました。
いや、それもあるとは思いますが。
「女であることが嫌、というか、違和感がある」の理由が、
1/女は結婚しないとだめで、
結婚すると「自分」としては「死ぬ」、男にはそれが無い
2/女は母になると「自分」としては「死ぬ」、男にはそれが無い
3/女は「添え物」感、「トロフィー」感、「慰安装置」感が強い、
主人公感が乏しい
4/母を見て、主婦になると家事の合間に魂が抜けたような目で
座ってるだけの、楽しいことが全く無い日々になると思っていた
5/男に都合が良くない状態でいると、女らしくないと叩かれるし、
愛されない。愛されないと存在が許されない感も嫌だった。
6/女は肉体的に弱い(戦闘力的な意味で)
7/女は感情の操作に長 けているべき、でも私にはよくわからなかった
8/女は奉仕に喜びを感じなくてはいけない、
でも他人のことはほっときたかった
9/女はキレイで可愛くて小さくて、つまんないものしかいじってはいけない、
でも私は別路線のこともしたかった
相当に酷いんですが、こんな感じです。
「おまえは一体いつの時代の人間なんだ?」とは自分でも思います。
あと、どうして、女である快楽や利点や美点を思いつかないのか?と。
そして女である自覚と誇りが無いのは何故なのか?と。
どうも、まとめると、女には自由と権利と主体性と誇りが無い、
とでも思いこんでる感じです。
実際には、家族からこんなことを言われてはいません。
腹では、何を考えていたかは知りませんが、
両親は男女の区別 無く未来はあるので頑張れ的なことを言っていました。
進学にも就職の路線にも肯定的でした。
資金も渋ることなく出してくれました。
また、男性からの被害にあったこともなく、
社会で明確に差別されたわけでもないのに、
何故こんなに女に悪い印象ばかり持つのか、
ずっと腑に落ちない感じがしていたのです。
しかも母のせいじゃないか?とか言っておきながら、
明確に母由来のものと言えるものが、ひとつしかないので、
きっとまだトラウマの堀残しがあるのだろうと思っていたのです。
既に小学校2〜3年までには、
「女つまんない」「女嫌だ」とか思っていたはず。
そしてこんなに女が嫌とか言っておきながら、
首から下の体全てを包括した感覚では、私は明らかに女だという自覚 があります。
女の体に、女の脳に、女の自覚がない精神と、
無駄に男らしさに憧れる気分が集まって、私を構成している感じ。
別に性同一障害ではないって自覚はありました。
ここで思考停止せずに引き続き掘っていこうと思います。
第一、女に、こんな偏見だか閉塞感だか嫌悪感を持ってた男だなんて、
何がしか酷い問題抱えてますし。
それがわかることも、この先必要になってくるはずですし。
名前の件
新しい名前についてですが、こちらの方が、しっくりくる感じがしました。
今日から「飛魚」になります。
これからも、よろしく お願い致します。
それでは、今回はこの辺で失礼致します。
飛魚
*********
少し前にも、書きましたが、とにかく、この方の2回目の報告には
正直、私は、たまげました。
何にたまげたかというと、この人個人の持つ、回復力と、
あとは、自我復元と併用するトラウマ掘りは、間違っていなかった、
という、さらなる確信でした。
ひとえに、これは、それを実際に自分自身の心身で証明してくださった、
自我復元者の人たちのおかげです。
お名前は、私がひねり出しました。
CDは「変形」です。
他の無明庵のCDは、「虚空の辺境」と「Momento」は、
比較的、普通の人でも、聴きやすいのですが、
「変」「Z−55」「臨終の為の音楽」「機械の惑星」あたりは、
コアな、エレクトロ・ミュージックファンでないと、
「イっちゃった感」が多いので、パスして、
いろいろな曲調があって無難な「変形」にしてみました。
このCDは、たまにですが、私の気分によっては、
相手の人に必要かなと思うと、判定の時に謹呈させて頂くことがあります。
★ちなみに「音楽CD」は、全部で「7」作、出ています。
タイトルで妄想を膨らませて買うと失敗するので、お気をつけください。
それぞれの紹介に「リンク」があり、そのリンク先の
そのアルバムの内容の詳細な解説があります。
↓
http://www.mumyouan.com/i3.html
1/虚空の辺境
2/変
3/変形
4/Z−55
5/Momento
6/臨終の為の音楽
7/機械の惑星
8/「干渉波サンプル」これは音楽ではない波動系?の音です。
*********
★
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