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[612]
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★分割自我復元★その612【ニコチンパッチをテスト中】
by:
鈴木崩残
2016/06/08(Wed)20:46:03
私の脳は、何mgのニコチンで、
正常に作動するのか?
これを割り出すのに数日かかりました。
この手のニコチンパッチやニコチンガムは、
通常は、禁煙初期の喫煙衝動を抑える為に使用するものであり、
私のように、禁煙から3ヶ月近くも経過してから使用するのは異例か、
または少ない事例です。
逆に言うと、昨今、行列が出来る店となった「禁煙外来」は、
喫煙したいという衝動がなくなる最初の3週間程度までしか、
保険適用での治療をしない。
つまり「その後」に、長年の喫煙の反動が脳に発生する禁煙鬱については、
禁煙外来ではなくて心療内科でやってくれ、というわけです。
なので、もしもこれから禁煙を目指す方がいたら、
吸いたいという欲求は、禁煙外来の3週間で無くなって解決しても、
「その後の心身の不調」までは解決しないことも想定してください。
*********
●さて、今回使用したのは、シガノンのCQ2。
一枚あたりニコチン含有量は36mgなので、
これを切って、1/4にしたり、1/6にしたりして試しました。
しかしながら、このパッチは含有されているニコチンの全部が吸収されるわけではなく、
>パッチからの吸収率は、表示されている数値の約40%から50%です。
参照(別のメーカーのパッチですが、%なので参考になります)
↓
http://www.nicotinell.jp/tts/qa/q_009.html
余談ですが、ニコチンガムも、吸収率は40%という記述を見かけました。
●さて、シガノン−CQ2を4分割すると、9mgですが、
このうち約半分が皮膚から吸収されるとして、4.5mgとなります。
この4.5mgのニコチンというのは、
「もしもニコチン1mgと表示のあるタバコだと何本分のニコチン?」
というのが、ざっとですが計算が出来ます。
4.5mgだからといっても、ニコチン含有が1.0mgの煙草を
4本半吸ったことなる、というわけではないのです。
たとえば、シガノンCQ−2を、切らずに、正規の状態の一枚使用で、
ニコチン36mgとして使用したら、その半分の18mgが吸収されるとして、
はたして、それはニコチン1.0mgの煙草を18本も吸ったのと
同じ事になるのか?というと、そうではありません。
●ご存知のように、タバコの表示にある0.5mgとか1.2mgという
ニコチンの重さ(軽さ)は、フィルターのつくりだけで出来ています。
参照
↓
http://www.geocities.jp/kinen_nisseki/1app1.html
http://www.geocities.jp/kinen_nisseki/1.html
↑
ここに書かれているように、そもそもパッケージにあるニコチン含有量とは、
自動的に煙を吸う計測器に「60秒おきに2秒吸わせた煙」に含まれる
ニコチンから割り出しているようです。
しかし、どう見ても、実際の喫煙者は、
「60秒間に、約5回から6回、煙を吸っている」ように見えます。
すると、多めに計算しておくと、
>パッケージにあるニコチン含有の数値の約6倍が、
>喫煙者が実際に一本のタバコの煙から吸収しているニコチン、
とも言えるかもしれません。
すると、9mgのニコチンパッチからは、
約4.5mgのニコチンが体内に吸収されるとすると、
それは、ニコチン含有量が1.0mgの煙草ならば「1本程度」の本数となります。
ニコチン1.0mgを含有する「1本の煙草の喫煙」で吸収するニコチンが、
肺に入った煙からではなくて、皮膚に貼られた9mgのパッチから吸収されると、
まる一日かかって、ゆっくりと脳に取り込む形になります。
●さて、そこで、自分がどれぐらいのパッチからのニコチンによって
どの程度、頭が正常に作動するのかを試してみたところ、こうなりました。
あくまでも、私の場合です。
下記は「パッチの含有量」なので、実際の吸収量はこの半分と考えます。
↓
>パッチなし・・・・・ほぼ廃人。頻繁に心臓あたりに動悸があり、頭の「のぼせ」がある。
>4.5mg・・・・・未来への悲観的思考で、ろくに口もきけない。
>6mg・・・・・・・その悲観的思考をなんとか口に出して、言葉には出来る。
>9mg・・・・・・・まー、なんとかぎりぎり正気で生きていられる状態。
>12mg・・・・・・少しジョークを理解出来て、冗談を少しだけ言えるレベル。
>13.5mg・・・・簡単な軽作業が出来るだけで、ほとんど無能状態。
>18mg・・・・・・いつもの自分に、やや近づくが、やる気は低く、
> また私には18mgだとニコチンが過剰摂取になるのか、
> 貼ってから3時間ほどは、心拍数が妙に上がっている。
18mg相当のパッチを貼っても、
喫煙していたころの自分の機能状態と比べると、自分の全機能が、
1/4以下しか作動していない、と感じた。
ちなみに18mgを貼っても、喫煙時と比較すると、
何も考えていないのに、ぼーっとして意識が飛ぶ頻度が多すぎる。
私の場合、通常であれば、うっかり漠然とした考え事をしていたら、
目の前のことには、ボーっとしてしまったということはあっても、
何も考えてもないのに、意識が目の前のことから飛ぶというのは、
今までに、ほとんど経験のないことでした。
*********
と、このように、いろいろ試しているところですが、
今のところ、私は、一日に最低でも、4.5mgのニコチンを血中に入れないと
「人間ですらない」、と自分では思っています。
(貼る場合のパッチ上の含有では、9mg相当)
それ以下では、いちおうは人間っぽいのですが、ほとんど何も出来ません。
ごくごく簡単なメールすらも書けない状態です。
電池切れのオモチャに似ている
ニコチンがアセチルコリンの「代打」として、
35年以上も、バッターボックスに出っぱなしだった場合、
何の準備もなく急に、その代打だったニコチンの供給が断たれると、
ニコチンがトリガーとなって放出されていたドーパミンとセロトニンが
出なくなると言われています。
ただしこれは喫煙者の脳内にドーパミンやセロトニンがないわけではなく、
喫煙によってもそれらは、いつも、がんがん出ていたので、
脳内物質の「材料」としては分量は十分にあります。
(つまり、セロトニンその他の脳内物質になるといわれている食品を食べて、
セロトニンを増やそうとかは、しなくても良い)
ただしその脳内物質を「放出させる天然のスイッチ」が、
極度に少なくなっているということになります。
その結果、極度の無気力状態から
「鬱状態の人間」に酷似する状態へと移行するのが
「禁煙鬱」と呼ばれるものです。
これは、心因性の鬱ではなく、脳内ホルモンの放出不全によるものなのですが、
これが不思議と、心因性と混同されてしまい、
自分の考えのせいなのか、脳内物質の枯渇のせいなのか、
まるっきり区別がつかないような思考を発生します。
希死念慮にすら、頻繁に発生することもあります。
●そこで通常は、有酸素運動その他、身体の運動をすることで、
脳内物質の放出の機能の正常化を図るのが、常套手段のようですが、
その方法だと、回復までの期間が3ヶ月から半年以上に渡るケースが多くありました。
また、脳環境のコンディションを整えるときには運動をする、
ということがパターン化、常習化してしまうと、
脳内物質の放出の調整を、常に身体運動に頼ることになる場合もあります。
禁煙者の多くが、禁煙後の人生で、
日常的なランニングや、身体トレーニングにハマることは
悪いことではないと思いますが。
●ただし、私の場合、個人的な事情により、
そうした自然回復に、半年とか1年をかけるわけにゆかず、
回復しなければならない制限の期間が短いので、どうしたものかと思案中です。
そこで、とりあえずは、
せっかく約3ヶ月弱も、完全にニコチンが抜けていた自分の体に、
あえて、パッチを使用して、
量をコントロールしながらニコチンを再供給することで、
脳の状態がどうなるか?、を今、観察しています。
(こういうことを自分の体でテストできる機会は非常に稀なので)
すると前述したように、ニコチンがわずか3mg増えたり減ったりするだけで、
生き物としてのクオリティーが、相当に下がったり、あがったりしました。
***************************
全機能停止という特徴
●もう一度、説明しますが、
この禁煙鬱(機能不全になった脳内物質の症状)は、
禁煙者が、禁煙の初期の2週間程度の期間に経験する、
「吸いたいという衝動」が、ほとんど消えて、
「これならば自分の禁煙はもう楽勝だ」、
と禁煙者が思った、その矢先に起こることが多く、
禁煙開始から、1ヶ月から3ヶ月の間あたりから、それは始まります。
ここでおきるのは、ニコチンを断たれた状態で、
そのニコチンが「代打」に出る前の、もともとのバッターだった、
アセチルコリンが生産されず、機能不全に陥っているために、
ドーパミンやセロトニンがほとんど出ておらず、
その結果「全機能がダウンする」ものと推測されます。
●この状態というのは、瞑想とか精神力では何とかなるものではなく、
もしも急激に治そうとしたら、自分ではなくて、
「他者」によって気功治療をするか、さもなければ運動でもするしかないと思います。
(私見では「思い出し笑い」を繰り返して、自分の頭をひきつらせると、
回復が、やや進むようです)
ここで、自分による治療ではなく「他者による気功治療」が必要になる理由は、
自己治療をする、その肝心の禁煙者自身が、
あらゆるパフォーマンス能力が完全に落ちていて、
電池切れで作動しないオモチャのようなものになっていますので
とてもその状態では「自己治療」などは出来ない状態となります。
アセチルコリンが最低限ある放出レベルに到達するまでは、「全機能」が喪失します。
食べることと、排泄することといった、最低限のこと以外には、
何かをやる気それ自体が、うんともすんとも動きません。
(普通は、これを無理やり動かしますが、その後にものすごい反動がきます)
また、これはアナログ回路の「トリガースイッチ」に似ています。
何ボルトという特定の高さの電圧にまでならないと、
「スイッチそのものが入らない」ことになります。
「エネルギーがある分だけ少し機能する」ということはなく、
一定の電圧になるまでは「何ひとつも、まったく機能しない」、
という仕組みに似ています。
●また、この脳の神経伝達物質の機能不全状態においては、
「それでも、ある特定のことだけは、自分はまだ出来るぞ」ということはなく、
それまで出来ていたことのほとんどが、まったく出来ません。
これゆえに、多くの禁煙者が、自分に起きている異変に気づきます。
何かは出来るが、何かは出来ない、といったことなしに、
「ほぼ、何も、まともには、できなくなる」ので異常事態だと自覚するのです。
(私の場合には、人間としての性能が、喫煙していたころの、
10分の1程度ぐらいまで低下する感覚がしました)。
●またこの「ニコチン切れ→アセチルコリンの復活が遅れて、脳内物質が枯渇」
という状態に陥ると、元喫煙者だったその人が、
たとえ、全自我であろうが、もっといえば、悟った者であろうが、
この脳の機能不全の異変の影響を受けます。
なぜならば、この状態は、たとえると
「酸欠」とか「毒性のあるガス」を吸引したといった状況とも似ていて、
それは生理現象であるので、その人間の意識レベルや人格には関係なく、
その状態のままであれば、死んだり、病んだりします。
「脳内の現象であるならば、なおさら思考でどうにかできるのではないか」、
と思いがちですが、
逆に言うと、肝心の脳内に何らかの異変があると、自己コントロールをする、
その基盤となる機械そのものが、まともには使えなくなりますので、
精神力でどうにかなるものではありません。
そういうと、よく精神世界かぶれの一部の人は、
「ヨギは毒を飲んでも吸収させないというらしい」といい始めますが、
それにはそうしたことに特化した訓練をあらかじめしている必要があります。
しかし特に何もそのような特殊な訓練をしてしなければ、
(そもそもそんな訓練は、普通の社会生活の中では必要ありませんので)
元喫煙者が、どこの誰であろうが(気功師、悟り人、全自我人であろうが)
もしも室内の酸素が欠乏したり、一酸化炭素が部屋に充満すれば、
頭痛がしたり、時には、倒れるのと同じです。
脳以外の場所で起きる症状は、思考でなんとかコントロールできることはあっても、
脳内を震源地として起きる症状になるほど、
思念による命令や、自己暗示の力でどうにかなるものではありません。
そうなると、こうした大脳生理的な要因に起因する症状に対しては、
月日をかけて運動などによって脳内の機能を回復するか、
自分以外の「他者の気功師」に治療を依頼するか、
さもなければ、開き直って海外ドラマのシャーロックホームズのように、
「パッチ3枚分の事件」と洒落るしかないわけです。
*********
そうこうしているうちに、「ニコチンゼロのパッチ」というものを、
はじめて知ったので、少しだけ注文してました。
■【ZEROニコチンパッチ】
http://life-pt.net/dt.php?pid=1374
レビューはこうですが、自分で使用してみないと何とも言えません。
↓
http://goodjob.click/product_reviews/rpg/006545_zeronicotinepatch.html
喫煙者にとっての煙草は食物と同じ
★この喫煙習慣(中毒症状)について、
非喫煙者の人に、喫煙者の病状が理解ができない最大の問題は、
喫煙者にとって煙草の(煙ではなくてもニコチン成分の)摂取は、
「嗜好」によるものではなく「必需品」になっているという点が
なかなか理解できないからです。
喫煙者が、非喫煙者になるまでは、
喫煙者にとっての煙草は「嗜好品なのではなくて、生活必需品」です。
それは非喫煙者の人にもわかるように例えれば、酸素や水と同じです。
喫煙者にとっては、そのような必需品に近いので、
なくなると「飢える」「苦しくなる」ということです。
言うまでもなく、これは私自身も含めて、喫煙者には、
禁断症状に対する認識の甘さがあったことに起因するのですが、
「それを認識しろ、という方が難しかった時代」に私が生まれたということは
前にも話をしました。
この投稿は、言い訳ではなく、これがその当時の社会の現実でしたので。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?S600
●そんな私が、今年の肺炎による入院をきっかけにして、
禁煙をしようと思った理由は、やはり、
「自分が吸いたいと思った時だけ」に吸っているのではなく、
>約30分〜40分おきに生ずる、短い半減周期の禁断症状にせつかれて
>ニコチン入りの煙を「吸わされている」、
という認識が、特にここ数年で、自分の中で強まってきたからでした。
この吸いたくなる周期の短さは、電子煙草に変えても変わらないわけでして。
あとは、パッチも、10週以上の長期間にわたり使用するのは、
逆にパッチへの依存性を生ずることもあるらしいので、
あわてずに、徐々にパッチからも離れて、
最終的に脳内のアセチルコリンの機能を戻したいと思っています。
「煙への憧憬やノスタルジー」までをも、
捨てる必要はないと思う
●ちなみに、愛煙家というのは、ニコチンの摂取の有無とは別に、
「煙」と遊ぶことに対する執着というものがあります。
それをきちんと満たしてあげて、かつニコチン中毒にならないためには、
パイプ用の葉を、肺喫煙しないように、注意深くふかすのもひとつの手ですが、
私は断固として、「肺からのニコチンの摂取」を止めたので、
少し前に紹介したように、「びわの茶葉」のほか、
「紅茶」をパイプでふかします。
最近では、2日か3日に一度ぐらいの頻度です。
これが面白いもので、下記の写真のように、メーカーが違う紅茶の葉は
パイプでふかして吸っても香りが違いました。
アールグレイで比較したのですが、アーマッドよりも、
トワイニングのアールグレイの方が煙の香りが上でした。
どちらも、パイプでふかすと、ベルガモットの香りが微かにします。
また、紅茶葉をふかしても、いわゆる雑草を燃やすような焚き火臭くないです。
↓
未知の茶葉をパイプで吸うときには、必ずフィルターを挿入してください。↑
●「びわの葉」とは違い、この「紅茶葉」の場合には、
普通にパイプを長時間ふかすように、火種を保持しながら長く楽しむことが出来ました。
「フレーバーティー」も試したところ、
ピーチと、ストロベリーは甘すぎましたが、マンゴーとアップルは
控えめな香りでなかなかなでした。
こういう事をしているので、「あの暖かい煙への懐かしさ」のあまり、
ニコチン入りの煙草に火をつけてしまう、ということが私にはないのです。
自分の口や鼻や肺に、暖かい煙をくぐらせたい、という欲望は、
それだけを取り出してあげて、ニコチンゼロの茶葉などで、
たまに、満たしてあげるのです。
ためしに検索してみたら、
ちゃんと、紅茶のタバコの良さを知っている人がいた。
↓
http://www.go-smoking.net/column/col080417001.htm
一方で、こういう、すごい猛者たちもいる。
ネギを吸った人
↓
http://www.ishidamaggie.com/sonohen/5.html
かつお節、ひじき、などを吸った人
↓
http://portal.nifty.com/kiji/120706156324_3.htm
もう一度言いますが「枇杷の茶」は、
パイプで吸うと香りがそこそこ良い、
と、私個人は思った。
無農薬栽培で、放射能に関しても安心の産地だと、ここが一番安いです
(100gあたり)。
↓
http://item.rakuten.co.jp/e-hanafusa/547015/
葉が大きめなので、フードプロセッサで、少し砕かないと、
パイプや煙管には詰めにくいと思います。
なお、枇杷の葉の煙は、風味が「辛め」です。
「鼻腔や舌」では、その辛味を楽しめますが、
肺喫煙するときは吸い込みすぎないようにしてください。
●ちなみに、ニコチンフリーのハーブでは「キャメロンバレー」
というのが30g、800円でありますが、
この人の感想では、風味は、かなり「酷い」らしい。
↓
http://blog.livedoor.jp/pan7364/archives/1926671.html
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