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[618]
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★雑記★NO.618【試行錯誤は続く】●
by:
鈴木崩残
2016/07/23(Sat)07:27:01
試行錯誤は続いている
>8/3 最下部にパイプ喫煙によるニコチン量のデータを整理しました。
>7/25 パイプ煙草が届いたので、後半部に加筆しました。
あいかわらず、禁煙雑記なので、関心のない人や、
禁煙には全く関係のない人はスルーしてください。
●今日で、禁煙から、ちょうど約4ヶ月半が過ぎた。
ただし煙の形では禁煙の継続でも、途中でパッチなどでニコチンを少量摂取したので、
残念ながら、ニコチン断ちから4ヶ月半なのではない。
前回の記事で、
ニコチンガムならば、たとえ血圧の上昇があっても穏やかなものだから、
これならばいけるだろう、と思って、ここ数日、
微量の(最大で8mg/1日)ニコチンガムを使っていました。
少ない日はゼロ個で、多めの日は6〜8mg(2mgガムで3〜4個)
ところが、思わぬ副作用が。
ニコチンガムの正しい噛み方(歯茎への引っつけ方)に従って、
唾液が極力出ないように、ゆっくりと噛んでは粘膜に密着させ、
唾液が出たらば、そのつど吐き出していたのですが、
それでも微量のニコチン製剤が、喉を通過しているらしく、
数日目から、喉に痛みが出るようになりました。
これは、はっきり言って、「嫌な痛み」です。
たとえば、パイプを下手に扱って舌が焼けるとか、そういう痛みではなくて、
いかにも「薬剤で」喉の粘膜に傷がついているような感覚がします。
海外通販からのニコチンガム(ハビトロール)ならば、上手くいけば、
一月のコストが2500円程度で済むからと、少し安心していたのですが、
ガムから摂取する道までもが途絶えようとしています。
●パッチは何時間にも渡り血圧が上昇しすぎて、やはり危険。
(ただしニコチンは、中枢神経経由ではなくて、血管に直接に作用すると、
血管を弛緩させて血管を広げる=血圧は下がる、との新説もあって、
ここは真偽がまだ不明)
とにかく、ガムは不自然に純度が高いニコチン製剤が私の喉の粘膜を痛める。
こうなると、もうお手上げで、残る道は、二つしかなくなりました。
1/ひとつは、ガムやパッチも使わず、ニコチンによる影響を完全に抜くために、
これからさらに半年、あるいは一年ないし二年の時間をかけて、
定期的な軽運動と、レシチンやホスファチゼルセリンなどのサプリで補助をして、
首の柔軟運動などを織り交ぜて、歳月をかけてリハビリするという普通のやり方。
ただしデメリットとしては、今まで私の脳内で、ニコチンが38年も
やってくれていた脳内物質(ドーパミン)放出のスイッチが途絶える。
その代わりに、ニコチンスイッチに頼らない脳内物質(アセチルコリン)の自己生産という、
想像以上にハードルの高い作業を、ほぼ「一からやり直すこと」になる。
この普通の禁煙方法では、必ず1年以上の長期戦になる上に、
人生の感覚のクオリティーが喫煙時のレベルに戻る可能性は、きわめて低いこと。
この脳内の神経伝達物質の回復については、ネットによく書かれているような、
3ヶ月とかで自然回復するものではないことが確実に分かりました。
■しかもその数ヶ月から1年以上もの間、私個人の場合には、
3月の入院で、異常すぎる程に高くなってしまった血圧や、
急激な禁煙で、脳内が、慢性的なドーパミン不足、セロトニン不足に陥り、
それに伴って自律神経が何らかの不調に陥った事による身体の不具合、
この二つと付き合わなければならない。
■ちなみに、私の血圧の異常上昇の原因として「禁煙以外」で推測できる原因は、
3月の入院のときに、まる2週間にわたり、発熱、頭痛、背中の痛みが続いたので、
その際に、副腎からストレスホルモンが大量に放出され、
かつその暴走がとまらずに蓄積されて、自律神経に異常が出てしまい、
入院以後から慢性的な、重篤な高血圧になった、という可能性もあります。
2/もうひとつの道は、以前から何となく、
手を打てる落としどころとして、射程範囲には、あったのであるが、
パイプその他での口腔喫煙による、穏やかなニコチン補充である。
煙草の歴史を読むと、結局のところ原住民がコロンブスに教えた喫煙が、
やがて戦後に「両切り煙草を吸いやすくするためにフィルター」をつけたことで、
それまでには、ほとんどなかった「肺喫煙」が世界中に蔓延したようだ。
(よく知られた話では、アインシュタインがパイプ煙草を
「肺喫煙」していたらしい=重度のニコチン中毒)
1950年以後から、世界中で、パイプや葉巻とは違う
「フィルターつきの紙巻煙草」が大量に流通したために、
「どこでも、いつでも手軽に吸えること」が大きく祟ってしまい、
世界中の日常生活と社会生活の中に「肺喫煙」が浸透した。
そして肺喫煙に特有の急激なニコチンスパイクによる短い周期での禁断症状が、
大勢の喫煙者に起きてしまった。
しかも戦後のフィルターつき紙巻き煙草には、
わざと喫煙者の依存性を増加させようとする添加物も、てんこ盛り。
そんなふうに近代の煙草産業が捻じ曲げてしまった喫煙を、元どおりの形に戻すこと、
つまり、パイプその他による「口腔喫煙」に戻すことによって、
香りを楽しみ、口腔内と鼻腔粘膜から、微量のニコチンを吸収するという方法。
これによって、肺喫煙に独特の、あの異常な禁断症状がなく、
かつ、ニコチン製剤と同等の濃度のニコチンが摂取できればいいわけである。
禁煙、嫌煙の世の中であるが、最近ではこんな記事もあった。
(これから、流行りそうである)
↓
【クール スモーキング】
https://jooy.jp/14729
********
ただしパイプの「吹かし喫煙」による、
「ニコチンの摂取濃度の概算」が非常に難しい。
以前に私が吸っていた、アメスピのぺリック(黒のボックス)は、
(1本)=約1gあたり1.2mgのニコチンと表示されている。
以前にもリンクしましたが、これで分かるように、
表示されている数値の約10倍が葉に含まれています。
↓
http://www.geocities.jp/kinen_nisseki/1app1.html
フィルター無しで見積もると、表示されている濃度の10倍あるので、
アメスピのシャグ(フィルターなしの紙巻用の煙草そのもの)の場合には、
1gあたり、どんなに少なく見積もってもニコチンは12mgと推定。
ただしパイプ用の煙草の葉はニコチンが強いので、これの2倍程度の24mgと考えてみた。
するとパイプ一回(1ボウル)に2gの葉を詰めたとして48mg。
これを口内と鼻の粘膜から5%ほど吸収する計算となる。
48mgの5%=2.4mgが体内へ。
一回2gを、2回のパイプでの口腔喫煙ならば、4.8mg。
(これは、ニコチンが1.2mg表示の紙巻煙草を肺喫煙によって、
しっかり吸った場合の1本程度のニコチン量)
吹かし方や、吹かす時間でも、かなりの差があるが、口腔喫煙では、
ニコチンの摂取量が肺喫煙の10分の1〜20分の1になると言われている。
↓
>>口腔喫煙のニコチン吸収率は4〜5%。
>>肺喫煙のニコチン吸収率は60〜96%。
>>口腔喫煙によるニコチンの吸収率は、肺喫煙の約12分の1〜24分の1。
肺喫煙で一日に20本から30本吸っていた時よりは、
比べ物にならないほど低い濃度になる。
■しかし私にとっての最大の問題というのは、
パイプによる口腔喫煙で、現在、機能不全になっている、
私の意識や思考、集中力が、生活に支障のない程度まで機能できるか?、
どれぐらいまで、喫煙時に近いクオリティーで再起動するかなのである。
もしもパイプによる口腔喫煙でも、それでも明確な効果が見られなければ、
パイプも、やめることになってしまうのである。
ただしその場合の、本格的なニコチン断ちを目指す「再禁煙」の際にも、
普通の肺喫煙によって起きるような、最初の数週間のひどい禁断症状を
経る可能性がやや低いのも、口腔喫煙の利点でもあろうかと思っている。
***************************
■そもそも、この掲示板でも書いてきたように、
私は、当初から、必ずしも完全禁煙の達成を、目的としているのではなく、
「40分おき(あるいは数時間おき)に起きる、あの忌々しい禁断症状なしに、
自分が喫煙をしたいときにだけ、自分の意志で喫煙をして、
かつ創作意欲に必要な適量のニコチン摂取を続ける方法はないものか?」
という(ニコチンの「必要悪」)を認める道を模索してきたわけです。
そのために、もともとは、禁煙の離脱症状を緩和するために使用する
パッチやガムを、逆にニコチンを常に「補充するために使えないか」
と考えて試行錯誤をしてきたのだが、
禁煙補助剤は安くはないので、使用量が増えるとコスト面が問題となり、
また、所詮は、不自然に精製された、純度の高いニコチン製剤なので、
1年以上の長期に渡って使用すると、健康面の管理が難しそうである。
■また、これまでに、ずっと書いてきた「禁煙鬱」というものは、
たとえ禁煙外来で最初の3ヶ月を無事に終えて、喫煙したい衝動が消えていても、
まさに「そのあと」から本格的に発生するので、非常に厄介なものとなっている。
禁煙鬱、正しくは、
「無理のかかる脳内神経伝達物質のリセット(初期化作業)」は、
その人が喫煙を開始した以後の人生の成果が、
ほとんど全部チャラになるぐらいの変化をする場合もあり、
人によっては、人生を「一からやり直すようなもの」と言えるケースすらあるだろう。
長い喫煙経験を持つ人の行う禁煙というものは、そうやって、
その人の社会生活や生計というものを大きく狂わせるほどのダメージを、
1年以上も与えることになるので、
年齢や、その人のおかれた社会的な立場によっては、
禁煙は「誰にとっても、必ず良いものだ」とは私には思えない。
世間では、「1年禁煙すれば、良いことだらけで、必ず報われる」、
かのように禁煙は賞賛されて流布されていますが、私は疑問です。
むろん、「肺喫煙」は、しないに越したことはありません。
しかし、昭和の時代の中で、長年、肺喫煙をしてしまった人には、
ニコチン中毒からの脱出「以外の道」もあっていいと思います。
*********
この記事を読むと、場合によっては、離煙パイプを使っていてさえも、
禁煙が、いかに危険かわかります。
http://kemurisaraba.seesaa.net/article/374739899.html
引用
↓
>>ニコチンの禁断症状による眠気は、通常のそれとは物が違います。
>>アクビがでるぜ!的な物ではなく、
>>「あれ?いま…、飛んでた?」的な、意識が途切れる様な感じです。
>>これはホント危険です。私は事務職なので比較的安全ですが、
>>車や機械の運転を仕事にされている方は、十分注意してください。
>>ほとんど意志とは関係なしに飛びますので。シャレにならないっすよ。
*********
■ところで、この禁煙の問題(禁煙する個人の動機や社会状況)というは、
主に次の3つからなります。
「嫌煙」「分煙」「煙草の値上げ」などを理由とする「社会的」な側面。
「健康に対するリスクは、どうなのか」を理由とする疫学的側面。
「依存性からの離脱手法」を理由とする治療的側面。
このいずれの場合にも、
パイプは、特に都市部では、屋外・外出先では、ほとんど吹かしませんので、
自分だけの室内が自宅にあれば、社会的な問題は起きません。
健康へのリスクも、肺喫煙よりは低いですし、
依存性も、肺喫煙よりは低いと見られるので、
歳月のかかる完全なニコチン断ちによって起きる、
人生の質の一時的な低下というリスクを避けたい人の場合には、
ニコチンの摂取方法を変えて、依存性をレベルダウンしつつ、
長年、ニコチンに頼ってきた脳内環境を、今後も必要なものと自己判断して、
「依存を継続する道」の一つを選ぶと、パイプ喫煙になります。
これまでの禁煙体験の経過
ざっくり記しておくと、とにかく「ひどい経験」でした(今も継続中)。
肺炎による入院によって、いきなりニコチンが断たれてから、
1ヶ月目は =入院で何も異変に気づかず(血圧だけは異常)
2ヶ月目 =何かおかしい(体調と心理状態に、かなりの違和感)
3ヶ月目 =かなりきつい(外出は可能だが、だんだん、しんどくなる)
4ヶ月目 =相当にきつい(もう、完全にグロッキー状態)
現在、5ヶ月目の真ん中。
■備 考
私は禁煙補助剤を、初期症状の緩和の為という、本来の使い方をしたのではなく、
あまりにも「禁煙鬱」(=脳内ホルモンの干上がり)がひどかったので、
その緩和の為に使用を試みたのだが、
禁煙補助剤のガムやパッチは、それを止めてから数日後から離脱症状が起きる。
その離脱症状は(むろん喫煙衝動などでは全くなくて)「禁煙鬱そのもの」である。
のぼせや、集中困難、無気力、無関心、焦燥感、悲観、動悸、意識の混濁など。
ガムでは、やめてから、48時間経過したあとの、3日目あたりから起きる。
パッチでは、外してから、72時間経過したあとの、4日目あたりから起きる。
また「その次にやってくる離脱症状の周期」としては、
それらを止めてから「3週間を過ぎたころ」から、さらにきつくなる。
おそらくは、そのあとは、ずっと続き、まる5ヶ月を過ぎるまでかもしれない。
(私は、まだそのゾーンにいないので分からない)。
再度ここで私の目的の明確化
●吸えない環境にいるときに、喫煙を我慢してイライラするのが、
この上もなく私は嫌なので、肺喫煙だけは、二度としない。
●代わりにパイプによってニコチンを口腔粘膜吸収する方法を取る。
ただし、パイプ愛好家の人たちには大変に申し訳ないが、
私の主たる目的は、煙の香りと味を楽しむことではなく、
脳内物質の放出を、喫煙時に近く保つための「ニコチンの摂取」が、
パイプ使用の動機である。
●ニコチンガムは唾を喉に触れさせないように、何とかして練習をして、
外出などで、どうしても必要な時にのみ、時間を短くして使用する。
●パッチは、ニコチンの供給が継続的過ぎて、
重度の高血圧の私には危険があるので基本的には使用しない。
私の血圧の平均は、2016年7/24日現在、
上=160〜210 下=100〜125 という「重度の高血圧」である。
*********
●さて、パッチは補助剤に使えず、ガムも制限された使用のみとなった私としては、
もはや残る道は、喫煙の歴史そのものの「元来の道」である、
口腔喫煙以外には、なさそうに思えている。
製剤から吸収するのではなく、自然の煙草葉の煙を、昔ながらに、
口内や鼻腔内の粘膜から、ゆっくりと吸収するという点も、
なんだか原点回帰という感じがして悪くない終着駅に感じられている。
「お試し」に注文した、パイプ煙草の葉が届いたら、この投稿に加筆しますのでお待ちください。
パイプ煙草だと、一ヶ月で80〜100gと少なめに使用した場合
ランニングコストは、月に2500円程度に抑えられる。
ただ、一月に120〜150gの使用に増加した場合には、
月の煙草葉の費用が、送料込みで3000円を超えてしまう。
(それでも、紙巻煙草1カートン(10箱)以下のコストではあるが)
********
■読み応えのあるリンク集
↓
いつから、なぜ紙巻煙草が流行したか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1299131152
とても優れた喫煙と禁煙についての考察
↓
http://smoking-note.blogspot.jp/2014/07/tobacco_1.html
http://smoking-note.blogspot.jp/2014/07/tobacco_2.html
http://smoking-note.blogspot.jp/2014/07/tobacco.html
http://smoking-note.blogspot.jp/2014/07/tobacco3.html
http://smoking-note.blogspot.jp/2014/07/tobacco4.html
その他
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n3352
********
>7/25 以下を追記しました。
●早速、パイプで1gだけ、吹かしてみました。
葉の重量1g分の煙からのニコチンの口腔喫煙で、
ドーパミンやセロトニン放出効果が、何時間ぐらい維持できるかをテストしています。
初日は、時間をおいて、合計で3gを口腔喫煙してみました。
体内のニコチンが何日(何時間)で、その効果が消えるかが一番の問題です。
それによってランニングコストや、必要となる口腔喫煙の回数やリズムを
決めなければならないからです。
毎日何gが必要になるのか?、それとも数日に一回で、何gが必要なのかなど。
また禁断症状は、肺喫煙のような短い周期ではなくても、
12時間おきなどの長めの周期で、肺喫煙と似たようなイライラが出てくるのか
出てこないのか?、も相当に慎重に観察しないとなりません。
■銘柄は、全く適当に選んだもので、
ダニッシュブラックバニラ と マックバーレン チェリーチョイス
基本的なやり方は煙草屋さんのブログに習ってみました。
●パイプ喫煙の基本
↓
http://ameblo.jp/pipe-ikutaka/theme-10056966256.html
ビギナーなので、今後は、煙草葉は、プロのお勧めのこのあたりのをと思います。
↓
http://ameblo.jp/pipe-ikutaka/entry-11561841539.html
「コルツ・ゴールドデラックス」 40g 940円
「セブンシーズ・ロイヤル」 40g 910円
「アンフォーラ・フルアロマティック」 50g 1,200円
「キャプテンブラック」 50g 1,100円
とても丁寧なパイプ喫煙の解説動画
↓
http://www.youtube.com/watch?v=5XRTAlCf7RM
パイプの口腔喫煙で吸収する
ニコチン量を比較してみる
●これは、なかなか計算が難しいものとなります。
まず第一に、紙巻煙草は、かなり乾燥しています。
しかしパイプ煙草は、湿気を含んでいますので、
同じニコチン含有量でも、比較する際の重量に差が出てしまっています。
そのために、紙巻煙草の製品に表示されているg数との関係の統一性がとれませんので、
かなりアバウトな概算になります。
たとえばアメスピのオーガニックのシャグ(紙巻用の刻み煙草)は40gと表示されています。
1gあたりのニコチン含有量は、フィルターつきの紙巻では1.7とあるので、
フィルター「なし」で推定すると、約10倍の17mgぐらいだと思います。
一方でアメスピのオーガニックの紙巻煙草は、
少し多く葉が巻かれているとして1gと仮定しますと、
フィルターを通した場合のニコチン量として表示さている含有量は1.7mg。
以前にこの掲示板の関連テーマの投稿でも書きましたが、
これはJTの測定方法では少なく見積もりすぎいているので、
実際の喫煙では、この5倍としますので、フィルターを通してもニコチンは一本あたり8.5mg。
この紙巻煙草を、一日に20本「肺喫煙」するとして、
肺喫煙の平均的な吸収率を78%とします(60〜96%の中間)
8.5×20×0.78=132.6mg/一日となります。
かなりのヘビースモーカーという想定になりますが。
(ヘビースモーカーかどうかを、禁煙外来の一般的なテストでは、
いろいろなアンケート項目と併せてですが、
主に「一日あたりの喫煙本数」で計算していますが、
その人が喫煙している煙草のフィルターを通したニコチン量と、
その人が一本あたりの煙草の煙を肺にいれている秒数が分からないと、
「中毒の度合い」は分からないと私は考えています。)
さて、一方で、一日に6gのパイプ煙草を口腔喫煙したとします。
パイプの大きさや、葉の詰め方にもよりますが、これはパイプのボウル約2杯程度です。
パイプ愛好者の個人差がありますが、一日に6gというのは、
一日の終わりに少し嗜むのであれば、おおむね、平均的と考えていいのではないでしょうか?
■パイプ煙草はニコチンの含有量が記されていないので、仮に、
アメスピのオーガニックと同じと仮定すると
フィルターなしですから、1グラムあたり、17mg。
口腔喫煙は、5%で計算します。
>17mg×6g×0.05=5.1mg
*********
さて、これをニコチンパッチや、ニコチンガムでの摂取量と吸収量と比較するとこうなります。
>>ニコチネルパッチの20mg×吸収率47%=9.4mg
>>ニコチネルパッチの10mg×吸収率47%=4.7mg
>>シガノンパッチCQ2の36mg×吸収率28%=10mg
>>ニコチンガム 2mg×9個×吸収率40%=7.2mg
>>(ただし、これだとほぼ日中、まる一日ガムを噛んでいることになる)
_________________________
■こうして比較すると、
口腔喫煙を大原則とするパイプ煙草の喫煙を前提とすると、
燻らせるg数を上手く調整すると、禁煙補助剤として使えそうな濃度です。
そこで、禁煙136日目から、パイプでの口腔喫煙に変えた私がやってみました。
経過日数 使用した煙草の重量
1 3g
2 6g
3 4g
4 5g
5 4.5g
6 4.5g
7 6.5g
8 6.5g
9 6g
10 7.5g
11 3.5g
12 4g
私の場合は、パッチは血圧を異常に上昇させるので使えず、
ガムは、喉が痛むので使えなくて、その結果、パイプの口腔喫煙にたどり着いたのですが、
12日間、前述の分量を、燻らせたところ、肺喫煙をしていたときの
意識の密度や集中力にはとうてい及びませんが、
パッチやガムと同程度の効果があったことから、
今回のこの、禁煙補助製品や、パイプ煙草における推定ニコチン含有量と、
その吸収率の計算は、おおまかには合っていると感じました。
そうでないと、似たような脳の覚醒効果が、似たような吸収率で出ないからです。
突然の禁煙から、88日目からパッチを6日使用し、
そのあと、補助剤なしで過ごし、
129日目に、ガムを一週間使用し、
136日目からは、パイプを12日使用したことになります。
むろん、初期的な喫煙要求を抑えているのではなくて、
脳内物質の枯渇を補助しているわけです。
肺喫煙を絶対にしないという前提での、パイプの「口腔喫煙」の、
★メリットは↓
半日でも一日でも、喫煙しないでも禁断症状は出ずに、大丈夫であること。
中毒が軽いので、外出中に、禁断症状による行動制限を受けない。
基本的に外では燻らせないので、嫌煙者と衝突はしない。
肺を汚さないので肺活量に影響しない。
一日に4〜6gの葉で足りるので月に3500円から4500円のランニングコスト。
ただし缶入りの高級葉だと、コストは約2倍になります。
初期費用は、ビギナー用のパイプや、スターターセットならば、
4000円ぐらいで買える。
☆デメリットは↓
喫煙に30分〜1時間の時間がかかるので、
職種によっては「一服」気分での喫煙は困難。
早朝の出勤前や、帰宅後の夜の喫煙になる。
あくまでも私の場合ですが、葉が適度な湿気を含むならば、
1gあたり20分ぐらいの喫煙時間となった。
パイプ煙草の保管時の湿度管理が、やや面倒である。
自宅に嫌煙者がいる場合には、自分の部屋でのみの喫煙となる。
肺喫煙のような立ち上がりはなく、5分〜10分程度で、
口内や鼻腔からのニコチン吸収の効果が自覚できるものと思われる。
___
★
.
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