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★また、「変な顔」系の、博士君です。




ねぇー、博士君。その篭は・・・
ＦＡＸ専用なんだけど、
気に入ってしまいましたか・・


＞↑ここまで、１２／２３　４；００更新
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●東京を離れて、ちょうど２年半になりますが、
１年ほど前にも書きましたように、
都市部から地方（俗に言うところの田舎）に引っ越して暮らす場合には、
それまでとは、大きく変わることがあります。

以前にも言いましたように、それは、もともと地方にいた人が
都市部へ移住するのとは違います。

都市部というのは、情報やエネルギーの激流の中にいるわけですから、
ビジネスにしても、アートの創作にしても、恋愛、人間関係のネットワーク、
その他、何を形成するにしても、ある程度「自動的」になされるところがあります。

つまり、周囲の力、周囲の場のシステムに、頼って、自分をある程度、
流れに乗せて、突き動かしているわけです。
または、そうした場の勢力に、無自覚に突き動かされたり、
振り回されているという人たちが多いです。

●ところが、地方の人口密度の少ないところへ移住した場合には、
今まで無意識下でネットワーク的に供給されてきたいろいろな
力、情報、流れ、などとある程度断絶しますので、
自分の中でしっかりとした軸を自覚的に維持していないと、
無気力になったり、目的を喪失したりしやすくなります。

都市部は、いくらでも周囲に他人が敷いた道（レール）がありますから、
自分の人生の進路を乗り換えるのも、比較的簡単ですが、
地方は、獣道を自分で開拓するかのような作業を、
自分の精神面に対してしなければなりません。

つまり、自己管理が、都市部よりも困難なのが、
都市→地方　のタイプの移住者なのです。


●田舎暮らしをしたいと思う人は多くいるでしょうが、
よほど、「商業的な目的」や、「自分の人生の目的」が、
はっきりとしていないかぎりは、
なんとなく良さそうなスローライフだから、
自然がいっぱいあるからという、安易なエコロジカルな発想で
移住するのは、要注意です。


●以前にも、話をしましたが、私の世代は、
「第二世代の田舎暮らし」です。

田舎暮らしの「第一世代」というのは、地元の人と交流し、溶け込み、
その地域に根ざした生活をすることで、
多くの人が、うまく成功したり、または、大失敗をしたりしてきました。

当時は、物流や交通の問題から、必然的に、地元の人と関係を持つ
ということが、死活問題にも関係していたので、そうしたライフワークが
奨励されていたり、マニュアル化もしていたわけですね。

しかし、時代が少し変わり、ネットや通販社会が発達するに従って、
物資や必要なものは、全国、海外、どこからでも、入手できるように
なってきたために、移住者が移住先の地元の人たちと接する必要性そのものが、
かなり軽減されてきたわけです。

昔は、そこで生活するには、地元に根ざす必要がありましたが、
今は、そこで根ざすのに、特にそうした作業が必要ない土地もあります。

これは土地によってかなり違いますので、
未だに古い因習に囚われた地方や、言葉は悪いですが、
いわゆる「田舎者特有の見栄（虚栄心）と排他的性質」から、よそ者に
ちょっかいを出したり、排他的な差別行為をする土地もあるようです。

また京都のように、最低でも、３世代に渡り定住をしないと、
地元の一員とは認めない、といった「妙な土地」もあるようです。


◆しかし、最近では、私が見るかぎりは、
他人との距離の取り方というのが地方にも、ようやく定着してきていて、
都市部の人間が移住する場合には、土地によっては、
都会にいるよりも、かなり楽な面があります。

何が楽かというと、自分の人生に必要のない余計な人間関係を、
すべて「自分で選択して、断ち切れる」ということです。

私も親しい付き合いのある人たちというのは、
ごくごく一部の地元のお店の人だけです。

都会にいても、田舎にいても、どちにしても、「そこがあなたの地元」
だと、なかなか、何かとの、しがらみというのは、切れないものですから。

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●さて、２年が経過して、一体何が出来たかというと、
東京にいたときと、かなり性質が違うものが出来上がったかな・・・
というのが率直な感想です。

東京にいたときには、いろいろな表現素材や、物を書く題材を集める
といった作業がメインでしたので、実にいろいろな世界の専門分野の人たち
との交流が、常に休みなくありました。

今は、地方でじっくりと腰を据えて、それらを一直線上に
「まとめにかかっている」という感じです。

都市部の雑多な気配や、人間関係や雑事に邪魔をされずに、
何かをまとめるという作業をするには、地方は、かなり、いいところです。

ただし、くれぐれもいいますが、目的が、意識的に明確化されていないと
ただの無気力になったり、人生の方向性を失うだけです。

もっとも、もともと地方にいて、そこで育った人というのは、
これには「該当しません」。あくまでも、「移住者の場合」の話です。

_______________________________________________________________


実際、結局は、この約１年で、何を作ったかといえば、

◆性教育シリーズの最終作の「性恋愛教本」を、とうとう書き上げましたし、

◆６年に渡る手裏剣術とスーイングナイフの研究結果も、
「中級手裏剣術」として、書き上げてしまいましたし、

◆竹の間の総集編も「悟りなき悟り」として、書き上げてしまいましたし、

◆創りたかった「自分の曲だけのＣＤ」も、３つのアルバムを作ってしまいました。

不思議なことに、情報とエネルギーの氾濫している、東京にいたときよりも、
よっぽど、形としては作り出しているんですよね。


●余談ですが、前回の「究極の料理」の話の要点は、
「性恋愛教本」の中で解説した「連続オーガズム」の技法に酷似しています。
つまり、どちらにも共通して言えることは、
生活に支障のないものであり、そればかりか、
生活のエネルギーを、バックアップさえしてくれるセックスであり、
食事であるということです。

セックスのあとは普通ならば、おいしい料理を食べたあとのように、
男女共に、ぐったりとしてしまうはずが、あの技法では、男女ともに、

セックスのあとに、ひと仕事できてしまうし、ゆったりも出来るという点で、
まさに、あれは、「食べたあとで、動けるし、休める　料理」と
全く「同じシステム（仕組み）」であるわけですね。

社会生活を営んでいる時間と体力の制限される夫婦のために
考案した、総計、たったの３０分〜４０分以内で、
女性のオーガズムがイキっぱなしに連続して、
充分すぎるほどの満足に女性が至るというセックスは、

それまで、私が説明をしていた、２時間も３時間もかけた、
丁寧で、きめ細かい女性の為に男性が尽くす
「フルコースのセックス」の教えとはまた別の、それこそ、
「ランチ料理」のような、セックスを実現できたわけですね。


◆「食」と「性」というのは、「衣・食・住・性・静」という、
人間の基本５大要素の中で、重要なものであると同時に、
そこには、不思議な共通性がいくつもあることは、いままでに、
隣の梅の間掲示板などでも語ってきたとおりです。

脳の「食に関する中枢」と「セックスにかかる中枢」が
脳の位置で、たったの１センチも、その位置が違わないで隣接している
というのも、何か、食と性の間の親密な関係や対応を示唆しているのかも
しれません。


【田舎暮らしの手引き】移住「第二世代」のために。
　　　　　　↓
http://www.mumyouan.com/k/?M694


【最近の新刊案内】↓
http://www.mumyouan.com/i3.html


【最近、よく聴くＣＤ。ドライブや仕事中、さらに眠る前にも良い】
　　　　　　　　　↓
　　　　　　


左＝クリストファーフランケ「エピック」（ごく普通に、かなり聴きやすいはず）
右＝タンジェリンドリーム「ＫＹＯＴＯ」（ミニマル系で、ややマニア向け）

古かったり、レアものだったりして、
どちらも、（　国内サイトだと、）入手困難だと思います。

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生死の断片

１２／１２／２４

個々の事象については、あまり丁寧な説明をせず、
言葉の「断片」だけを残してみることにしました。


＞まずは、ひとつ、５年ほど前に、離脱したときの経験を思い出したので、
＞本論の前に追加しておきます。

〜〜〜ビルの屋上にいた私の上空に、見えた巨大な空挺は、
少しでも動くたびに、その船体の各部の形状が常に変化し続けていた。

巨大な空挺は、私の頭上に止まると、その中から正三角形の
飛行物体が降下してきた。

次に気づくと、私は計器に囲まれた部屋の中にいた。

仲間と思える者が私以外に３名いたが、どうやら彼らは
私の分身ではなく、実際に異なる個体の意識らしいことは確かだった。

彼らは私の仕事仲間であり、その空挺での私たちの主な仕事は、
「時空間の管理業務（とりわけ時間に関する管理）」ということであった。

空挺に帰還した私は、彼らの事がしばらく思い出せなかった。
しかしそのうちの一人が、私が記憶を取り戻すのを助ける話を
してくれた。

すると地球での記憶と入れ替わるように、自分が
何をしに、人間として地上に生まれたのかを思い出すとともに、
本来、その空挺の計器を相手に、どういう仕事をしていたのかを
思い出し始めた。

私はその者にたずねた。
「一体、私はどれぐらい空挺を離れていたのか？」と。
すると、その者は言った。
「約２分間ですね」

私は、思わず叫んだ。
「なんだって？、冗談じゃない、私にとっては、
２００年もの時間だったんだ。
それはもう大変な経験だったんですから、
そんなに簡単に、元の記憶が戻るわけがない」

もう一人の者が私に言った。
「いいから、早く、持ち場について、操縦してください」

私の目の前には、強いて言うならば、オーディオ機器によく似た
フェーダーや、インジケーターが点滅する機器が並んでいた。
ちょうど、電気街のオーディオのコーナーに似ていた。

私の記憶は次第に戻り始め、それらをどう操作して、
時間や空間なるものを、人為的に管理するのかを自然に思い出した。
部屋のちょうど中央あたりには、
両手を手の形にくぼんだパネルに触れて、
何かの航路を操縦するような、操縦席があった。

仲間の一人がこういった。
「さて、次は、１７世紀に行きますから、調整を頼みますよ」と。

そこまでで、私は、急激に（こっちがわの）肉体に帰還した。

今しがたまで、あっちがわにいた意識状態との落差は少々感じたものの、
それは、自分が当たり前に知っていた、
「この地球という世界に人が生まれてくる本当の仕組み」であったので、
その事（あっち側のこと）は、気軽に忘れて、
私は、また、この地球での地上の次元の生活に戻っていった。


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＞【生死】

そもそも、宇宙社会一般では、死ぬというのは、
ある次元での活動の停止に伴う、別次元での活動の再開、
といった事を意味するので、厳密に言うならば、
誰も、どうやっても死ねないということになる。

ただし、生存する上での形状や意識の密度や所属する集合、
または、より振動の違う粒子に分解したり結合するという意味においては、
極めて「人間が言うところの死」に類似するような不活性な状態もあるが、
絶対無にでも帰還してしまわない限りにおいては、
死というものは、存在しないと考えてよい。

と、同時に、これは実は、生というもの（概念）も、
宇宙には存在していないのと同義なのである。


＞【うたた寝】

現在地球にいる我々が死ねば、「その時点で」明白な事実となるのは、
私たちは、あっち側の時間にして、たったの２〜３分の夢を見ていたということである。

こちらがわの７０年にも感じた人生も、元の場所では、たった３分の
うたた寝に過ぎない。・・・ということを死ねば、即座に思い出し、
逆に、ここで起きて生きた７０年の夢については「急速に忘れてしまう」。

ただし、地上という、この「リアリティーの密度がよく出来たバーチャル世界」での
生存を選択した時点で、一貫した目的を有していた者は、再度、検討をした上で、
この３分の夢を「再び経験するかどうか」を自主的に選択することもよくある。

たいていの場合において、誰かが言ったように、この地上での経験は中毒性を
繰り返す傾向があるために、元のあっちに帰還したときに、よく思慮もせずに、
ここの夢の中に戻ってくる者たちが大半なのである。

が、しかし、その動機のほとんどは、
「やり忘れがあった」「計画の失敗」「やり残しがあった」という
ことに、死んでから（あっちで目を覚ましてから）気づいて、のこのこと
戻ってくることが大半である。
ただし、中には、かなり計画的にここの地上の「夢」を選択する人もいる。


＞【身体的な、多様な「痛みを経験」するための惑星】

こっちがわの世界と、我々が元々滞在している、宇宙と地球との「中間領域」である
あっちがわの世界との関係は、ゲームのプログラマーがバーチャルな世界を
ゲームの中に作り出すのと、「やや」似ている。

バーチャルなゲームの中では、可能なかぎり、リアルであることが目指される。
ただし、ゲーマーは、かなりの面で現実感覚を、一瞬だけ持つことが出来たとしても、
その快楽も痛みも、作り物であることは否定できない。

これと同じように、我々が、あっちがわにいるときには、すべての現象が
一部を除いては、仮想現実にも類似しており、そのすべてが作り物の傷みであり、
造りものの快感であることを知っている。とりわけ「痛み」に関しては、それが
いかに作り物であり、痛みとは言えないほどに、一瞬のものであるかを我々は
よく知っている（知っていた。「かつて」）。

あっち側の世界において、最も欠落してる感覚のひとつが「痛み」である。
これゆえに、その、感じたこともない、その痛みこそを経験するために、
地球に生まれる人が大半である（最初「初回」に人間に生まれた当初は）。

なにしろ、
地球では「本物の傷みが経験できる」というのが合言葉であった時期があった。

生物同士、あるいは人間同士が、殺すのも殺されるも、あっちの世界では
すべてがゲーム感覚にすぎない。
その痛みは、「一瞬だけそれらしい、しらじらしい痛み」である。

そこで「本物の傷みがある星のシステム」として考案されたのがこの惑星であったが、
実は、それは本物ではなく、あちら側から見れば、極めて本物らしく見えた、
ということにすぎない。しかしそれまで経験したことのなかった、飢え、痛み、発情、
寒さ、暑さ、圧力などに対する「リアルな苦痛」を経験したいと懇願した者は、数知れず、
よって、地球で最も進化したものは、科学でもなく、精神性でもなく、
心身に感じる「痛みの種類の生産」という予定どおりの結果となったわけである。

痛みや苦痛と聞くと、人間は、顔をしかめて敬遠するが、
人間が快感、気持ちよいと呼んでいるもののほとんどが、
苦痛を背景にしてこそ、成り立っていることを直視すればよい。

我々が、「心地よいと感じるため」には、我々には空腹や発情や
精神的なストレスや、肉体的にかかる圧力という苦痛が必要不可欠なのである。
すなわち「快とは、うまくコントロールされた苦痛の延長にある」
ということである。


＞【「現実的」である、とはどういう事か】

それでは、嘘の感覚と、本物に近い感覚とでは、何が違うかといえば、
実は、それは、「時間的な差」でしかない。

あちらがわの世界の苦痛は、それがどれだけのものであっても、
その濃度が著しく薄く、感覚にして、たったの１秒もない。

しかし、こちらがわでの苦痛は、
５分、１日、ときには５年にも及ぶ「継続的な苦痛」となる。

これは、ひとえに、我々の意識が、肉体や物質という「特種なシステム」を
「着ることが出来た」ためである。

ある程度、環境によって統制された思考が作り出すバーチャルな苦痛には、
これほどの持続的なリアリティーはない。

ものごとが「経験主体である意識」にとって現実であるか、現実でないか、
というのは、実のところ、
その記憶や感覚が「継続するかどうか、だけ」、にかかっている、
という事実を深く思慮すると良いだろう。


＞【ゲーム・プログラマーが、心得ておくべきこと】

この世界にもバーチャルなゲームを作り出すという遊びがあるようだが、
なんのことはない、それは我々があっちの世界で散々に繰り返してきた古い作業である。
出来る限りの仮想現実の現実化。しかしそれは、結局最後には、「本物」を経験したい
という願望を作り出すことは、いつの時代でも同じことである。

向こう側の戦争や殺戮は、しょせん、次の瞬間には生き返っている遊びに過ぎない。
より、本物をと思う者は、よりそれが継続的な記憶として残るシステム、すなわち
この地球の地上の世界で、向こう側では体験できなかった、本物の殺戮と苦痛を
「自ら選択して」経験をしている。

こうしたことが、何度も繰り返されてきたわけであるから、ゲームのプログラム
というものは、そもそもそれが、よりリアリティーのある世界として凝固した場合に、
つまりは、それがあたかも、本当の本物のように、その生き物の意識の７０年なり
２００年という長時間的な現実感覚になったときに、それを本当に楽しめる性質の
ものに、発展させると良いだろう。

現在のバーチャルゲームというのは、所詮は、こちら側で、人が出来ない事の
その願望への、「はけ口」にすぎない。そうではなく、真に創作的なゲームとは、
いまだ、こちらがわにも、向こう側にも存在し得なかったような概念または、
仕組みによって作動したり、それを意識が楽しめるゲームを言うのである。

確かに、かつて遠い過去の宇宙の中の、ごくごく小さな、この地球の歴史の中では、
「本当の痛みとして感じる世界」が考案されたときには、それがひとつの「大流行」、
となった時代もあったが、我々の一部の意識は、心底それに、もう「飽きた」のだ。


＞【離脱の方法】

おしもしろいことに、体外離脱の方法論の一部と、死人禅行法の一部は、
共通項を持っている。それはもともと、全く目的の違うシステムでありながら、
その一部は、次のような共通項を持つ。

体外離脱において、最も重要なのは、思考の静止と、霊気体の振動であること。
行法において、最も重要なのは、思考の停止と頭頂部の振動であること。

唯一の違いといえば、「振動する部分」が体外離脱の場合には、
身体に類似する形か、身体を変形した「ある形状に沿って振動が発生する」
ということと、

加えて、体外離脱では、無思考状態の次の段階で、
「リアリティーの選択が行われる」ということである。
「行法」においては、そのリアリティーの選択を「完全に放棄する」という点が異なる。

ただし、どちらの場合にでも、思考を完全に排除しないかぎりは、
それぞれの手法の次段階に移行できない。そのせいで、死人禅の真面目な行法実習者には
体外離脱の資質が出来上がっている者が、かなり多い。

彼らが、仮想の現実世界、またはあっちがわを見ることを、もしも「好むのであれば」だが、
あと、彼らに必要なのは、多層次元の中の特定の霊的身体に
「現実感覚を伴う振動（または揺れ）」を、起こすことだけである。


＞【　総　論　】

死んだあとのことについては、多くの人は、ここで考える必要はない。

どのみち、ここで経験した人間としてのすべての経験が、
それが、２０年に感じたものでも、３０年でも、５０年でも、
８０年もの長く感じる時間であったとしても、死んだ瞬間に、
それらが、たったの数分程度の一瞬の夢にすぎなかったことは、
「（ほとんど）誰でもが」、死んだ直後に、知ることになるのであるから。

しかも、ここの世界を、常に「固定した、現実」として、重く受け止める義務などは、
我々には「本来」ないのである。

ただし、この地上に生まれる（＝意識の主要な部分が移動する）ための、
ひとつの「契約事項」として、

「ここに存在するかのように見える、
　人、生物、社会、物質、観念、感覚などを、受け入れるか」
という了解（本人の同意の確認）がなされ、
その契約がなされて我々がここに、つかの間の「現実に見えるような夢」を見に来た
という「制約」は確かにある。

ただし、その制約も、
単純に言ってしまえば、思考停止の時間に比例して、
その有効性が、薄れてしまうものなのである。

なぜならば、現実とは、思考によってのみ、作られているからである。
我々が、通常「五感」と呼んでいるものは、
「計画的に作り出された、集団的な思考の産物にすぎない」からである。


そのような点からも、ある程度の精神的な「自由」を得たいのであれば、
体外離脱をするにしても、違う現実の、異なる様相を見るためにしても、
思考と、それに対する観測意識を切断し、最低でも５分近くは、
思考を完全に静穏化させて、黙らせる、という作業は、必要不可欠となる。


◆ここに現在、存在している感覚を持って生存している人間たちの、
そのほとんどは、何も昔から馴染みのあった、平穏な世界だの、いわゆる
天界じみた、あの退屈な世界を望んで、ここに生まれたわけではないので、
天国だのに、うつつをぬかす暇があったら、この「仮想地獄」でしかできない、
「かくも貴重な」「苦痛を初めとする、その他の経験」を充分に、
本当に「飽きるまで経験しつくす事」である。

そういう点では、その経験プロセスを、自殺という形で放棄することは
ほとんど人たちの目的ではないのであるが、ただし、生前契約のときに、
「〜〜〜の事態に陥った場合には、自分の意志で死を選択します」という契約事項が
入って生まれてきている者も、最近では、かなり数存在するために、
いちがいに、自殺を悪いこと、またはルール違反と定義するのは、
地球時間の２００５年現在では「困難」になっている。

この新・契約形式が生じた最大の理由は、以前には、
「痛みというのは大変に面白い体験である」ということが
流行った時代も、今でも変わりつつあり、あちら側の世界でも、
「あの世界での痛みは、最初は心地よいが、経験を重ねると、ひどい」ということが
常識として知れたために、契約時に、

「人間が経験する痛みに中毒して、不快になったら即時に帰還可能な契約」という、
新形式が、「人間経験ツアー」に、追加されたためである。
（その新契約が、契約者の中に増加し始めたのは、
　私の推測では、おおむね、地上の時間では、１９５０年ごろから）

つまり、この世界が退廃的になったから自殺が増えたわけではなく、
単に、生存形態に関する「新しい契約形式」が増えただけの話である。


＞【ほっておくといい「話にならない人たち」】

◆それと、人間経験に中毒し過ぎて、帰還する場所もわからなくなって
記憶喪失している人の一番の特徴は、「社会とか他人の事しか話のネタに
出来ない」ということです。
つまり「自分自身だけの人生の問題への集中力」が、すっかりなくなっていて、
社会や目に見えるものが現実そのものであるとの思い込みに中毒状態にある事。

そもそも、そこまで中毒に至っていない人は、この現実世界を見たときに
その観測意識の中には、常に「明確な違和感」が残っているからです。
まだこの世界の現実に中毒していないわけですから、
「中毒前の時の意識」があるのは、ごく「当たり前のこと」です。

一方で、その元の異世界との接点完全に忘れてしまった人たちの最大の特徴は、
社会とか、経済とか、他人の噂とか、ようは「自分以外の問題」について
意識の全部が束縛されており、社会問題とか社会活動に自分の居場所を
確保するのに必死になることです。むろん宗教依存症も「同じ外部の事」です。
知識とか借り物の話ではなく、
自分自身の人生については、何も系統だって語れないという人たちです。


この錯覚の最たるものが、政治家になろうとする人間です。
社会を動かすには、政治ではなく、「経済と文化を動かす」のが
もっとも、てっとり早い方法なのに、そんなことも分からないのですから。

政治家という職種は、政治学者がなるのでもなく、
田舎の人気者なのでもなく、資産家のバックアップがあるのでもなく、
単に、
「国民の総意の下僕」となり、「ただの統制業務」に従事しているだけで、
物事の「事務的作業の義務があるだけ」の公務員であるにすぎない、
＝（つまりは、町会の自治会のおっさんが、規模がでっかくなっただけのこと）、
という、「自分の身分をわきまえない政治家」とか、何かの「管理人」というのは、
どうしようもない精神や身体の病理に、よく陥るものです。

独裁者とか、勘違い人道主義とかのように、
「支配」と「集団統制」の、このふたつの「根本的な違い」すらも
わからない、「腐敗人間（ゾンビ）」となるわけです。


◆生の中で、問題となるのは、周囲のことではなく、そもそも人生を、
「そこを、生きて死ぬ、本人である、自分ひとりの孤高の問題である」という
人たちと、
社会的価値や常識にだけに依存して生きる人たちとの違いを生む原因は、
【悟りなき悟り】の著書の中で、
「前世があるかないかの論議」に書いたとおりです。



＞【　近　況　】

近頃、どういうわけか、急にここ数日、昼夜を問わず、
３時間睡眠しては、３時間起きてを、きっかりと繰り返す、
という、実に奇妙な「正確なリズム」が生じており、
その睡眠の間に、私は常にどこかへ行っているようです。

この世界を去る前に、あと数冊本を書き残すとしたら、
もしかすると、それは、「死んだあとの、あっちがわの中間世界についての予備知識」
に関するものにするかもしれません。

ただし、それも、多くの他の私の書籍がそうであったように、
今まで、どこにも存在しなかった、切り口で解説するという形で出来ればの話ですが。

オチが、聴きなれた、つまらないポジティヴ世界であったり、またはネガティブな
世界であったら、書く意味がないですから。

それに私には、体外離脱で調べたいことが２つあります。
むろん、地震のことなどではありません。

ちなみに、体外離脱のチームを組ませて送り出したのですが、
地震に関しては、上空から見ると、光る血管が生きているように見えて、
どこもかしこも、常に地震が起きていて、とても予測など出来そうにない
とのことです。

また大気圏外まで体外離脱してしまうと、宇宙空間に、他にいくらでも
興味を引くものがあるので、地球のことなどどうでもよくなってしまい、
関心の焦点が地上の出来事に合わせられないとのこと。

これを避ける方法は、離脱しても上空から日本を観測せずに、むしろ
地下にもぐるほうが良いかもしれない。
ただし、地震というのは、地球にとっては、毎日体の表面に出来る
ちょっとした「痒み」程度のことで、あまりにも「当たり前」のことであり、

一方で、人間たちが自分勝手に「大変だ」と問題にする地震というのは、
あくまでも「人間の作った構築物や人間の体が多く壊れる」、
という意味にすぎない、「人間側の勝手な都合による大問題」である。

その意味では、未来の新聞の災害記事でも透視した方が、
わざわざ体外離脱などして、断層の活動を見るよりも楽かもしれない。


●さて、話を戻しまして、私が「調べたいもの」というのは、
ひとつは、ＴＡＯイズムまたは、悟りのシステム全体が、
どうモデルチェンジしているか、していないか、
または、現在、どう管理されているのか、ということと、

向こう側に保存されている「覚者のリスト」の、ランク分類（種類分類？）とか、
その「記載内容」を調べてくることである。

もうひとつの目的、それは極めて個人的な好奇心からのものなので、
他人に言う必要も義務も全くないものなので、秘密です。



〜続く〜　　かも

ただし、今のところは、あまり、気乗りがしないので、
皆さんの、要望でもなければ、この話は、あまり続けたくありません。
今回書いたことは、誰でも理解できるような事ですが、

少し、帰還の旅を先に進めると、
「あっち側の次元世界の常識」は、
「こっち側の世界の非常識」ということになってきますから。


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●今回の草稿に、部分的に関連する投稿ログは以下の通りです。
↓

[3461]■ ◆人間の「リアリティー」は造られている、
　　　　　または選択されているという明々白々な事実。
http://www.mumyouan.com/k/?T3461


[3457]■ ★異次元とか、異宇宙への意識の旅について
http://www.mumyouan.com/k/?T3457


★死んだらどうなるのかという「一般的な思い込み」について
　　↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3443


◆あとは、いわゆる宗教という母乳を、そろそろ卒業して、
離乳食に切り替えなさい、ということは下記に明記しました。
　　↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3143

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■なお、新刊【悟りなき悟り】の詳細な目次などは、
↓にありますが、ただしこの本は、精神世界ビギナーの人は買わないでください。

１０年ほど、あちこちの宗派や精神世界もどきの、言い分に騙されてみて、
本当に、自分がしたい事を見つけたり、ふんぎりをつけたいという人だけの
ための本ですから、そういう「やることをやった人だけ」が買ってください。

どのみち、やることも、やりつくさずに、読んだところで、この先、
余計に混乱したり、余計な借り物の言葉だけを抱えて、苦しむだけですから。

ひとつ信念体系だけに固執してしまい、探究心を失って、そこで停滞して、
あまり多くの宗派や体系を旅して巡っていないビギナーの人の場合には、
どう読んでも、ご都合主義で誤解をしたり、理解をできずに誤解して
勝手に感情的になり、不快になるだけの結末しかないのですから。

しかし「旅の、終わりに近づいている人たち」は、この本で書かれている内容を、
そのほとんどすべてを、少なくとも「頭では論理的」には理解出来るので、
誤解をする可能性は、極めて低いです。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?T3435



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>１２／２７　９：５６　更新

正確な情報は、未確認ですが、
＞＞岐阜県北部 12/27 05:14:06　深さ 271.7km マグニチュード 4.5
というのが起きたようです。

◆１２／１８に投稿しました、
今後の危険地域の図をもう一度張っておきますので、
おさらいして、来年の参考にしてみてください。

　図のように、岐阜県北部には、ずっと、きな臭い深発が潜んでいます。
↓また、この図には矢印は書いてありませんが、伊勢湾南方海上、
　伊豆半島南方海上にも、沢山、今後危険な、あやしい震源があります。



↑ここまで、１２／２７　９：５６　更新

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２５日に、想定内震源での地震があったようですが、私が予測しているのは、
↓のこの規模のものではないです。まだこれらの震源は続震が続きます。

＞＞12/25　20:07　茨城県沖　震度2　M4.3　深さ30km
＞＞12/25　23:08　新潟県沖　震度2　M4.0　深さ30km
＞＞12/26　01:55　東京湾　　震度1　M3.6　深さ70km

↑（ここの千葉県北西部近辺にあたる震源は、以前から緊急注意報を、
　　出していましたが、まだまだ「本震」ではありません。）

これは、12/23に当掲示板に記載した、スターボード気まぐれギャラリーさんの
１２／２１　朝６：３８の画像です。
ほんの若干ですが、放射状の暗影が生じています。
方角は千葉県や房総沖方面。
↓


これは、暗影が、さほど、はっきりとしていなかった事から、
数日後に起きた下記の、この二つのどちらかの「極めて弱い前兆」だったと
私は考えています。
＞＞12/25　20:07　茨城県沖　震度2　M4.3　深さ30km
＞＞12/26　01:55　東京湾　　震度1　M3.6　深さ70km

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　　　現在の私の監視震源

もう一度更新しておきますが、１２／９〜２９までの過去２０日間の
「監視震源」の推移は次の通りです。

>★宮城県（内陸と沖を含む）・・・・【１９０回】←中注意
（１８日に減少あり、１９日と２０日異常なし。
　２２日に２回まで減少。２３日は３回。２４〜２６異常なし。２７日やや減少。２８異常なし。２９日に２回に減少）

>●新潟県（内陸と沖を含むが、主に長野よりの南西部）・・【１９７回】←中注意
（〓２２にやや減少〓　２６日に１回に減少。２７日３回、２８日２回。２９日異常なし）

>●長野県（特に北東部）・・・・・・【１７１回】←小注意
（１８日と１９日にやや減少。２２日〜２５日異常なし、２６日は３回に減少。２７日異常なし、２８日２回。２９日異常なし）

>★茨城県（内陸と沖を含む）・・・・【３２２回】←大注意★★★
（まだ減少なし、毎日１０回前後かそれ以上で、常にかなり多い。２８日は地震のせいもあり２２回。２９日は１２回）

>★千葉県（内陸と沖含む。特に「北西部」）・・・・【１４６回】←大注意★
（〓１７日に減少あり〓　１８日〜２０は異常なし。
　〓２１〜２２日にやや減少〓　２３日〜２７日異常なし。２８日地震のせいもあり１９回。２９日異常なし）

>◆栃木県・・・・・・・・・・・・【７２回】←特にまだ注意は必要なし。
（２０日に、地震ゼロ。２１〜２５日は異常なし。〓２６と２７日は１回と減少傾向〓、２８〜２９日は異常なし。）

〓の記号部分の減少は、その後Ｍ４前後の地震が近辺に発生している。

＞●「茨城県沖」と「茨城県内陸」、
＞ここが「現在最大の危険度の巣」です。

ここがもしも無感地震が大きく減少（一日に４回以下）などになったら、
かなり規模の大きな（Ｍ６級＝震度４強〜５）の前兆と考えてよいです。


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＞１２／２６　１：１２

↓以下に書いた耳圧の話は、その日の夕方には、ほぼ治まったので、
以下の投稿は、削除をしようかと思ったのですが、いちおう、これは、
＞予測ではなく「個人記録」として、残しておくことにしました。


＞★１２／２５　１１：１４記

■もう年末は、予測はお休みの予定でしたが、この年末にきて、
ちょっと困った「体感現象」が起きてしまったので、
随時、少しだけ、経過とともに、地震関連の記事を更新します。

中越のとき以来、１４ヶ月ぶりの「耳圧」というのが、
今朝おきてから起きていて、耳が今、聞こえが悪いです。

これは、よく毎日のように報告される、耳鳴りとか、耳圧ではなく、
本当に「めったにないこと」で、
前回がそれから数日で中越の地震でした。
正確に覚えていないのですが、一週間以内？ぐらいですから、
今回「もしも」起きるならば・・・「年内」ということになります。

前回の中越の直前が「難聴度１０」で、ほとんど耳が聞えない状態とすると、
今は、難聴度は「４」ぐらいと、かなり少なめですが、
明らかに、自分の声は大きく響くのに、外の音が小さくて、困っています。
今こうして、キーボードを打つ音も、普段よりもかなり小さく聞えます。

●さて、この自分の極めて個人的なバロメーターが当たるか外れるかの
試金石には、これは、めったにない「絶好の機会」ですので、探ってみました。

蚕が、衝撃を和らげるために震源に対して並ぶというのを聞いたことが
あるので、自分が四つんばいになって、部屋で回ってみました。

すると、この耳圧が「和らぐ方向がありました」
私のいる場所から約６０度の角度で、それは、おおむね、
東の片方は茨城県を指していて、
西の片方の極は紀伊半島の南端あたりです。

これから今日中に、あと何度か、動物になったつもりで、回ってみて、
震源の方向が北東なのか南西なのかを、確定してみますが。

そもそもこの自分の珍しい耳圧が、今後、
使えるのか使えないのかそれ自体を、試すことが出来ますから。

難聴度から規模を推測していいますと、災害になるかならないか、
ぎりぎりぐらいです。今年、千葉西北部だかで揺れて、東京でも、
少しだけ被害のあったのがありましたが、たぶん、大きくても、あれぐらいです。

確かこの地震だったように思います。
↓



↓１２／２５、朝６：００〜７：００ごろの富士山。
　ほんの少しだけですが、前兆があります。


↓頭と足（身体）のラインを向けると耳圧が弱くなる角度＝どちらかが震源と予測。
今のところ、ここのところの観測の「先入観のせい」かもしれませんが、
感覚としては、茨城方面が有力。


ただし、もしも西の方向の場合には、体感ラインの範囲からは少しずれますが、
↓ここの和歌山県中部の（海域まで含んだ）四角で囲んだところに、
　予想震源を限定します。
何しろ、この和歌山県も、この一週間で、９７回もの地震が起きていますから。
↓


以上は、予測ではなく「耳圧のひとつの記録」です。

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◆
↓これは「全くの別件」になりますが、滋賀県、京都府東部あたりに
１２／２３の画像に、素人目に見ても、かなり不自然な亀裂を発見。


↑
琵琶湖の湖岸線に沿っているせいの錯覚？か、
あるいは、湖面の影響に伴う気象現象なのかもしれませんが、
コントラストがやけに、くっきりとしています。
ただし、京都府は一週間で地震は３１回と回数は中ぐらいです。

この衛星画像からは、滋賀県あたりでしょうか。
これについては、今後の経緯を見守ります。

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★ . 　　

＞２００６　１／１１　更新

現在の私の監視震源をもう一度更新しておきますが、
１２／９〜１／１０までの過去３２日間の「監視震源」の推移は次の通りです。

>★宮城県（内陸と沖を含む）・・・・【２９５回】←小注意
（１８日に減少あり、
　１９日と２０日異常なし。
　２２日に２回まで減少。
　２３日は３回。
　２４〜２６異常なし。
　２７日やや減少。
　２８異常なし。
　２９日に２回に減少
　３０日〜１／１日は異常なし
　２日に１４回に増加、
　３日は６回、４日９回、５日５回、６日１７、７日９、８日９、
　９−８、１０−７）

>●新潟県（内陸と沖を含むが主に長野よりの南西部）・・【３００回】←中注意
（〓２２にやや減少〓　
　２６日に１回に減少。
　２７日３回、
　２８日２回。
　２９日〜１／３日異常なし、４日１１、５日６、６日７、７日５、
　８日５、９−８、１０−１６）

>●長野県（特に北東部）・・・・・・【２６３回】←★中注意
（１８日と１９日にやや減少。
　２２日〜２５日異常なし。
　２６日は３回に減少。
　２７日異常なし。
　２８日２回。
　２９日異常なし
　３０日、やや増加
　３１日２回
　１／１　１５回に増加
　２〜３日、８回、４日５回、５日３回、６日７、７日１２、８日９
　９−８、１０−４）

>★福島県（内陸と沖を含む）・・・・【３１６回】←大注意★
（１１日に２５回に異常増加。
　２０日に１７回に増加。
　３１日に２回に減少
　１／１日９回
　２〜３日異常なし、４日１７回に増加、５日５、６日６、７日９、
　８日７、９−７、１０−１３）

>★茨城県（内陸と沖を含む）・・・・【５５７回】←大注意★★★
（まだ減少なし。
　毎日１０回前後かそれ以上で、
　常にかなり多い。
　２８日は地震のせいもあり２２回。
　２９日は１２回と平均値、
　３０日は１７回と増加
　３１日と１／１は、２０回に増加
　　２日に１９回、３日に２３回に増加
４〜５日は、共に１５回、６日１９、７日２１、８日１６、
　９−２４、１０−２６）

>★千葉県（内陸と沖含む。特に「北西部」）・・・・【２４５回】←中注意★
（〓１７日に減少あり〓　
　１８日〜２０は異常なし。
　〓２１〜２２日にやや減少〓　
　２３日〜２７日異常なし。
　２８日地震のせいもあり１９回。
　２９日異常なし、
　３０日に１２回、３１日に１０回、１／１に１３回と、やや増加
　　２日は９回、３日１２回、４日１３回、５日４回、６日１、
　７日４、８日１２、９−３、１０−６

>★愛知県・・・・・・・・・・【１４６回】
＞東部と西部に、違う種類の地層の震源があり、ほんの少しずつ増加しているので、小注意。

　１／１に９回と、やや増加。
　１／２異常なし、３日１２回に増加、４日３回、５日１０回、
　６日３、７日６、８日１、９−９、１０−６、


＞ここまで　１／１１　更新
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＞１２／２９−１０：００更新

■どういう結果に反映されるかはわかりませんので、
この画像からは、何も予測はしませんが、いちおう
１２／２９−０９：００ごろの衛星です。

●２種類の高度の違う雲の層が、たまたま重なって出来た形のようですが、
オレンジ色で線引きしたところが気になります。
これを見るかぎりは、茨城県から福島県あたりです。
↓


当該地震は、おそらくは↓ですが、まだエネルギーを発散し足りないです。（１／１記）
>>2005年12月31日23:32 61km　M:4.1　茨城県南部 震度:２


＞１２／３０−１１：３０更新

↓■しかし、同日２９日の２３時の高知大では、
　　ここから言うと「愛知県、三重県」が見た目は、最も異質に見えます。
　　つまり斜めに亀裂のようにも見える層があります。
　　この層は、２１時から約５時間弱ほどの間、出ていたものです。


↓■１２／３０−１：００ごろの、ここの別の処理画像にも、
　　まだ、うっすらと斜めに走る層が見えます。

　　また福島県南部あたりに俗に言われる「噴出し」が顕著なため、
　　結論から言うと、時期と規模は不明ですが、
　「福島県の内陸」と「愛知県〜その南東沖まで」の２箇所です。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右図↑は２９日のもの。
★ただし↑上述の図は、
　「福島県」以外の場所は「警戒震源予測」とは相容れないものがあり、
　また、３要素が揃わないため、これは予測としては出しません。

　震源の動き方からは、現在は「新潟県⇔岐阜県」ラインが注視地域です。

＞＞↓ずれましたがラインの近くで小規模地震です。
＞＞ただし、これは下記で予測しているこの地域の本震ではありません。（１／２記）

＞＞平成18年01月1日22時56分頃　福井県嶺北地方　10km、M4.0
＞＞[震度３以上が観測された地域]福井県 震度３ 岐阜県 震度３ 岐阜県美濃中西部

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＞１／９日更新

●１／９現在、以上の昨年末の、一連の衛星画像の結果は、
　次のように出ました。
↓

＞＞2006/01/03,16:33 41.6 N 144.9 E 50 km Mj 4.1 釧路沖
＞＞2006/01/03,17:02 41.6 N 144.9 E 50 km Mj 3.8 釧路沖


＞＞2006/01/03,21:26 41.3 N 142.7 E 30 km Mj 4.7 青森県東方沖


＞＞2006/01/01,22:56 35.9 N 136.8 E 10 km Mj 4.0 福井県嶺北地方


＞＞2006/01/02,09:49 33.7 N 138.9 E 250 km Mj 3.5 東海道沖


＞＞2006/01/09,14:48 35.0 N 137.4 E 40 km Mj 3.8 愛知県東部



■すべてを当該地震と言うつもりはありませんが、
規模は最大でも４クラスと小さいですが、
１２／２９〜３０に目星をつけた領域で、
１２日以内にこの数の中規模の発震ですから、
ある程度は評価してみました。

＞ここまで１／９日更新
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＞本サイトでは「明確な３要素の予測」を出す場合には、文字を黄色で表示してあり、
＞＞それに「関連する結果」は、オレンジ色の文字で表記されています。

＞ここまで↑１２／３０−１１：３５更新
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●↓は１２／２９−１０：００ごろの富士山。
午後にはすっかり消えて晴れましたが、
経験則からいいますと、３週間以内に中規模（Ｍ５．５前後）注意の空模様です。
わかりやすくする為に、暗くして、コントラストを少し強くしてあります。
↓



＞ここまで↑１２／２９−１０：００更新
__________________________________________________


＞１２／２７　２２：４０更新

前々から更新していました、注目の【６震源】のうち、
新潟県に変化があったので、急遽、書いておきます。

新潟県から岐阜県までの↓のラインに恐れあり。
これは１２／２３の震源ですが、このラインです。
↓


ここから推測して、「このラインの範囲すべて」が予測されるのですが、
とりわけ、１２／２６に「新潟県内の地震が極端に減少した」ために、

＞「１２／２８から１０日間ほど（１／６まで）」は、上記の３ポイントです。
＞「中越地方から新潟県南部」あたりに「Ｍ５．５」前後の要注意とします。
＞２６日には三陸沖が活発でしたので、それに呼応する
＞「佐渡島〜新潟沖の中間海域」もあわせて要注意です。
＞３要素を絞り込めといわれたら、本日の時点では、震源はこの３箇所です。

＞＞２００６年１／６現在の時点で、ライン上に、Ｍ２．５程度のものが３回ほど
＞＞発生しただけで、当該地震は起きませんでしたので、
>>この予測は、完全にハズレです。

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＞なお、「茨城県」は継続して「Ｍ６クラスの最大警戒区域」ですが、
＞直前の地震減少傾向や、太陽活動を引き金とするデリンジャー現象
＞などが、まだ全く見られませんので現時点では、先送りです。

＞↑ここまで１２／２７　２２：４０更新
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・・・などと、のんきな事を言っていたら↓で地震が起きました。

＞１２／２８　２２：５５更新

>>12月28日　18時46分ごろ 茨城県南部 深さ50km M4.8
>>12月28日　22時:11分　　茨城県南部　深さ53km　M3.4
>>12月28日　22時35分　　千葉県北西部 深さ70km　M4.1
>>12月28日　23時03分頃　千葉県北西部 深さ80km、M4.3

↑
とりあえず、しょぼい地震が起きましたが、最大でたったのＭ４．８では、
溜まっているはずの量との「釣り合い」が全く取れていません。

近接しているこの双方の震源地は、ずっと、竹の間掲示板でも、
「千葉北西部」として注意を出してきて、１２／２２までとしたのが、
６日もずれてしまいました。しかも、予想規模と違っています。

しかし、これはまだまだ「増加傾向の過程にある地震」とみなしますので、
本格的に静止に入ってからの大きな反動（Ｍ６級）は、「先送り」です。


◆既に、現在もそうですが、来年からは、「関東・中部・東海地方」の
震源のみを、細かく観測してゆく予測方針です。
来年からは現在の「監視震源」から、大きな変化のない「栃木県を除外」して、
そのかわりに、来年からいよいよ問題となる、
「三重県や愛知県方面」を含める予定です。


＞★もう一度、要点を記録しておきますが、私個人が割り出す、
＞「予測警戒震源」の特徴は、以下の通りです。

■１／約２週間分のデータから、単純に「地震回数の多い震源」。

■２／とりわけ、約２４時間の間に、多回数起きた震源。
　　　結果として、それは「地震団子」と呼ぶ形になる。

■３／有感、無感を含めた地震の総数と、起きた規模の合計とを比較して、
　　　合計規模が小さいと見える震源＝「危険な力が蓄積されている」。

■４／増加傾向にあったが、あるときから地震回数が目だって「減る」震源。

■５／三種類以上の「深さが異なる震源」が集まるところ。

■６／「海溝部」で起きると日本海側が比較的反応しやすい。

■７／「Ｍ２．５以上の震源の集計」だけを見ていると、
　　　隠れ潜んでいる震源を見落としやすい。



＞↑ここまで、１２／２８　２２：５５更新
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●予測を出す事で、自分の方向性を明確にすること



◆ここでもう一度重要なことなので言っておきますが、
地震の「前兆報告」が、まるで日課のように、単に習慣的な中毒に
なっている人が多くいる一方で、
「自分なりの予測を出す人」というのは、非常に少ないです。

しかも、「絞り込まれた、３要素をそろえた予測」を出す人やサイトというのは、
私が見たかぎり、指折り数えるぐらいしかありません。


●それは、むろん、３要素を推測し断定することが、現実問題として、
非常に難しいということも大きな原因ですが、
予測を趣味としたり、または「本当に使える予測法があるのかどうか」を
摸索するという姿勢でやっている人は、
かならず、「３要素を割り出す」必要があります。

「当たっても外れても範囲が大きすぎ」と言われないためには、
ごく少数の都道府県名などに、極端に震源を絞る必要がありますし、
時期も前後を入れて「１週間〜２週間」を限度とするのが妥当でしょう。
（たとえ長期予測の場合であっても、発震「期間」は限定ということ。）
規模についても、最低限「Ｍクラス表示」をする。


◆それが的中するかしないかは、現時点では、二次的（副産物的）な問題であり、
その予測から結果までの経緯、振り返っての自己分析や自己反省などが
「本人にフィードバックすること」の方が重要です。

そのプロセスの中で、３要素のうちの「２要素は外したが１要素は的中した」、
「１要素外したが、２要素は的中した」というようなものが増えてくるに従い、
予測で「修正すべき点」や、
そもそも予測法として使えないと「斬り捨てる部分」も、
次第に、見えてくるからです。

こうしたことを、何もしないままに、
年中、漠然とした範囲と時期で、
「危険だ」とか「警報を毎日のように出して」は、
その結果を、ありのままに見て「どうだったか」についての、
「的中と、非的中の両方」が中立的に掲載をされていないサイトの予測は
本人にとっても、ただの「垂れ流し情報」にすぎません。


◆予測をすることの「本来の動機」からしても、むろん、
「当たるか当たらないか」の「結果だけがすべての世界」ですが、
少なくとも、その「積み重ねのプロセス」では、
自己検証を伴わないような予測や、ただの異常報告の山を、
単に、「中毒的な習慣性」から続ける事には、意味がありません。

●「個人観測の対象」となるものは、全く何でもいいのですし、
専門的な知識を必要としない分野も多くあります。

カラスの鳴き声でも、雲の観察でも、昆虫や魚でも、自分の体感でも、
衛星画像でも、震源でも、電離層でも、電波観測でも、
微生物の顕微鏡観察でも、音の観測でも、さらにはマップダウジングでも。

ただし、専門知識は不要でも
「結果に対する自己判定」は、最低限必要です。
そのためには、カラスの声でも、何か他のものの異常でも、
自分で見て「その経緯と結果」が明確に自分につきつけられるような
「個人記録」が必要だということです。

そして、常に３要素をそろえてみるという、極めて厳しい条件の中で、
せいいっぱいの、自分なりの予測を出すというチャレンジをしてみることです。

またその結果を直視することで、方法論の改善や、
また、地震予知そのものの「可能性があるかないか」も含めて、
その根本を自分一人の頭で見極めることです。
他人や、なんとなくの風潮から生まれた言葉とか判断傾向とか、
世間の地震予知サイトの発信する「流行り言葉」に踊らされるのではなく。


◆この竹の間では、明確に予測を出してみた記事については、
すべて、更新して、オレンジ色の文字で、「事後報告」をしてあります。
ただし、数個の衛星画像だけに関しては、まだ結果が出ないものを、保留にしてあります。

　　　　　　　　　　　　　　◆

地震予知の「実用的な社会的な意義（たとえば個人や政府による予測の発信）」
については、だいぶ前の投稿にも書きましたように、
「現時点」では、その実用性も、社会的な意義も、
「即戦力」としては「ほとんど意味ゼロ」と思っていいです。

したければ、防災対策だけしておいて、
大地震が来たら、あとはもうその人の「運命」次第です。

何しろ、全国版の天気予報ですから、平均的中率は、４０％らしいですから。

ちなみに、農業や漁業などで「本当に正確な天気予報が必要な人たち」は、
個人気象予報士から、自分に必要な「局地的な気象情報」を有料で、
買っているのが現状のようです。


_________________________________________________________


■さて、以下の図↓は「１９９６年以後の災害地震の震源図」ですが、
今後、災害級の地震の起きる前に、もしも「雲」に前兆が出るとしたら、
ここらあたりを集中的に観測すればいい（かもしれない）という
位置を私の独断で勝手に割り出してみました。



●ところで、明治以後、日本で、「死者を１人以上出した地震」
というのを見ますと、不思議というか、当然というか、
傾向としては、震源位置は「散っています」。つまり全く同じところに
２度は来ない、という「ジンクス」があるかもしれないと考えてもいいです。

そこから考えると、やはり、今後、死者を出すほどの震源というのは、
全く今までに起きた記録のない「空白域」になるでしょう。
（過去の震源の「近く」ということはあるでしょうが）

そこで、私は、将来的な大地震となる予測震源から、過去の死者を出した
災害地震の震源はすべて除外しています。
その上で、その空白域に僅かに生ずる兆候から、
怪しい震源の特定をしようとしています。

ただし、「都市構造そのもの」が、戦前とは大きく変わってしまったので、
「震源地が必ずしも被害が最大であるとは限らない」というところが
この先の地震の持つ最大の危険性ですね。

◆明治〜１９９５年までの過去の大地震↓




＞↑ここまで１２／２７　２２：４０更新

_______________________________________________________


＞■１２／２７−５：４０　更新

あれまっ。
凍結防止に、水をほんの少しだけ出しているのですが、
うっかり、数日間、蛇口にホースをつなぎ忘れていたら、
蛇口から落ちて「撥ねた水滴」が、どんどん固まって、
こんなふうに、面白い、氷の作品を造っていました。
　　　　　↓


３日以上経過して、日当たりのよい南向きなので、かなり溶けてしまいましたが、
出来た当初は、この約４倍ぐらいあり、水が落ちる真ん中だけ空いてて、
見事で立派な「ドーム球場みたい」になっていました。


明るさとコントラストを変えただけで、ちょっとした絵？みたいになります。
↓画像を水彩画モードにしてもっと加工して、お菓子の包み紙にするかも。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冗談で創ってみました。

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さて、本題ですが・・・

●↓●
http://www.mumyouan.com/k/?T3321
　↑
をもう一度読んでみるといいです。今年の初めに、自分が何をしていたかを。

読んでみて、振り返ってみて、自分は、どうでしたか？


毎年言っていますけど、
年始の数日、または１月に考えたり、やったこと、
自分について向き合った人だけが、
その一年を有効に無駄なく使うことが出来ます。

毎年、毎年、だらだらと、酒やゲームで正月を過ごしては、
嫌々に、５日あたりから出勤する、
そんな繰り返しをやっていては、どうしようもありません。

年末、年始ぐらいは、
これから先、自分が、なぜ、何のために生きてゆくのかを
結論が出るまで、とことん考え詰める、という作業をした方がいいです。
せっかくの「貴重な休日」なのですから。

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ここのところに来て、竹の間でも、
「死んだ後の問題」を少し書いてきましたが、
そもそも、「生まれてきた個人的な理由」がわからない人に、
「死んだ後の身の振り方」がわかるわけがありません。

ネットではなく、私生活で、個人的な付き合いのある人には、
リロードという作業を行って、
その人が生まれてくる前（前世ではなくて、生前の契約内容）の情報を
引き出したこともしました。
しかし、そういった作業は、ネット上では、私は一切しません。


とにかく、インターネットも、私が見るかぎり、
商業利用以外の分野では、そろそろ、その衰退も限界にきていて、
いよいよ終わりという感じです。

携帯電話の悪影響のせいで、まともに文章が読めない人たちが、
穀物倉庫で繁殖するネズミのごとく、増産されたようです。


従って、私は、まとまった量の文章を理解できて、
それを今後の自分の、生き死にの問題に、応用する事の出来る人にしか
興味はありませんので、
来年からは、予定どおり、機関紙のような印刷物がメインになります。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そもそも、この竹の間に書かれたことも、どんどん忘れてしまい、
単純に頭に入りやすい言葉や情報、
あるいは、細かく食べやすいように切った言葉しか頭に入らないという、
極度に病的な「情報の咀嚼能力の著しい低下」が見られます。

また、次から次へと、そうした加工情報に食いつくという、
「脳内流産」のような状態では、どうしようもありませんから。


口当りのいいスナック菓子や、ファーストフードの外食や、
レトルトしか食べられなくなった「味覚音痴」と全く同じことが、
言葉、文章、情報、映像、音響の世界でも、「情報音痴」として、
蔓延してきているようです。


私が本来、皆さんに要求している、最低限の情報処理能力とは、

　　一頭の牛を自分で解体して食うというぐらいの能力、
　　一本の木を自分で切り倒して食うというぐらいの能力です。

つまり、なんら親切に、細切れにもされておらず、味つけもされておらず、
また、「生モノ」であるために、その鮮度にも気をつけないと、
すぐに腐ってしまうという、

　　そういう「野生の状態にある情報」に対する、脳の消化能力であり、
　　あごや歯の力、そしてさらには、情報の排泄能力です。


また、世の中に垂れ流しをされている情報に頭を占領されてしまったり、
何気なく、どこかで見聞した、どんな情報であっても、
それらを、ただ見たり聞いたりしただけのままに放置してしまって、
きちんと「物質的な密度を持った自分の、こだわりのある作品」
として表現をしないと、どういう精神的な病理が発生するか・・・

そして、ついには、完全に怠惰な意識状態になってしまい、
夢遊病で毎日を生きているかのように、意識が眠り込んでしまうかは、
「悟りなき悟り」の本に書いたとおりです。

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■そこで、年末の締めくくりに、
ひとつ、ここの読者の皆さんからアンケートを取ってみて、
「もう少し、追加の話を書いてほしい」という内容の、
「今年の竹の間の投稿で興味があったもの」、

それらの「投稿番号とタイトル」と、それに興味のある理由を、
メールで受け付けます。複数でもかまいませんが、ベスト５ぐらいに
しておいてください。

ただし、地震情報は、竹の間の本来のテーマではなく、
単なる私の趣味の世界なので、ノミネート対象からは「除外」します。


その集計を見て、読者の皆さんが、
現在、どういった問題に関心の主軸があるのかをふまえて、
本年度、最後の投稿をしておきますので。

ただし、メールを見ても何も関心が向かない場合には、
ノーコメントのまま、「２００６年入り」をします。


メールはこちら
　　　　↓
houzan@mumyouan.com

投稿を探す場合には、この掲示板の画面にある、
＞「Ｔｉｔｌｅ」というボタンをクリックすれば、
投稿のタイトルページだけが、出てきますので、
思い出したい内容である場合には、そこを押せばいいです。
（「島流しリンク」というボタンの「左」です。）


また、ベスト５の、アンケートの対象となる２００５年の投稿の頭は、
↓の投稿あたりからです。

[3321]■ ●今年の傾向と対策について 　by：ほ・う・ざん・ 　2005/02/03(Thu)12:41:14

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◆カタイ話はここまでにして、

実は、１２／２４は、生まれて初めて、お寿司を握りました。
なんだかんだ料理は好きでやっていたくせに、
家庭料理で、寿司を握ったことが、一度もありませんでした。
わざわざネットで寿司の握り方を調べる時間もなかったので、
いきなりぶっつけ本番でした。

高いネタを使って大失敗するのも悲惨なので、初回は、
ゆでエビと卵とか、サラダとかの軍艦巻きなどにしておきました。

もう少し、握った形がマシになってきたら、
イカや、ホタテや、つぶ貝、ほっき貝などにも、挑戦の予定。
まー、なんとか、ぎりぎりで形にはなりましたが、
シャリの形が、とっても、きちゃないですね。




●食後に、博士と遊ぶの巻

「まー、お互い、肩の力を抜いてゆこうぜぇ」
　　　　　　　↓

「そうだにゃ」　　　　　　　　　　　「兄ちゃん、何すんねん！」　　　　　　　　「んぐーぅ」


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★ . 　　

■「もう少し、続けて欲しい話」を、募集しまして、何人かのメールを
見ましたが、２つの方法を取ります。

ひとつは、おしなべて、一般的な水準の話に留めておく。
もうひとつは、直接にメールをよこした本人に返事をする。

というのも、たとえば、「来年はどう過ごしたらいいですか？」のような
質問の場合には、社会的にどうこうではなく、その人の個人的な
運命と照らし合わせてみないと答えられないからです。

いっぽうで、生まれる前の、生前契約の記憶についても、
その個人個人で、私の指摘したり強調するポイントには、
変化が出てきます。

そこで、ある人にはメールで答え、ある人たちの質問には
掲示板で、ざっと説明するという方法にする予定です。

それにしても、関心の多くは、やはり、そもそも生まれてきたときの
目的や計画や契約内容の思い出し方とリロードについてのようですね。

あとは、体外離脱の事とか。

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肝心の、悟りについての関心のなさというのは、
年々増しているようで、ある意味で、カルトにとりつかれた連中が
息切れしてきて、無気力になったという点では良い傾向なのですが、

実は、どれだけ、他のことに「転用可能か」という説明でもしないと、
皆さん、関心を持たないようですね。しかしそれをやると、
たとえどれだけ、その効能を正直に書いたとしても、
「ご利益教」にしがみつきたいエゴの欲望のターゲットにされかねないので、
私としては、このまま、多くの人が、悟りについては、
無関心のままでいて欲しいと思っています。

いまだに、悟りを「いま、ここ教」と勘違いしている人が多くいる
ようなので、彼らは、そのままにしておいてあげましょう。

今ここの感覚などというものは、何の役にも立たないと
「悟りなき悟り」の中で、言っているんですけどね。

私たちが閉鎖的な意識状態から抜けられない最大の問題は、
「その自分の位置認識のナビ」なのですから。

その「自分の日常的な現実感覚を生んでいる位置認識システム」を、
意図的に、ゆがめたり、変更したり、そのチューニングを
自分の意志で、変えられるようにならないかぎりは、
「いま、ここ」なんかに、いくら、しがみついていても、
その結果は、頭が狂うだけですから。

本当の意味での、「いまここ」というのは、
その停止した一点から、過去と未来の両方向への視界が開けている
ということなんですよ。
つまり３つの層の時間のすべてに「同時的に」存在している状態。

禅的な意味での、瞬間的な感覚的現状認識が明確になるのは、
あくまでも、低次的な「副産物」。
そんな副産物なんかを、追い求めたり、心境の検査基準にしていても、
どこにも到達なんか、出来ないですよ。

これも、さんざんに、「悟りなき悟り」に書いた事なので、
もうこれ以上、話さなくていいですね。

「レベル２」の意識状態をいくら何十年修業しても、
「１」には至らないということです。



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★ . 　　

　　↑
　あんまりにも面白かったので、年明け最初の画像にしました。

＞どうみても、これって「イルカ」でしょー？？（笑）

　　背びれ、まで、ついてやんのぉ。

　　　　（平成１８年−１／１−１１：４６〜５５ごろの画像）

　　１０分後には、もう崩れて、消え去っていましたので、
　　年始早々に、かなり、ラッキーなものを、
　　リアルタイムで見ることが出来ました。

　　出ていたのは、たったの９分。
　　誰かが、ベストショットに投票をしなかったかぎりは、
　　ライブカメラのログにも残っていないかも。

　　と思ったら、やったー！。しっかり、ゲットされていました。
　　さすが、ツワモノの富士山ウォッチャーだ。
　　　　　↓
http://www.fujigoko.tv/live/shotList.cgi


◆イルカには、「作品的」には、だいぶ劣りますが、
プレアデスから来たというＵＦＯ写真に、大昔こんなのありましたね。
エンジン・トラブルのようですね （‘−゜）~~~~
　↓



どちらも、俗に言う、地震雲とは全く関係ないので、ご安心ください。


★さて、新春ですので、隣の「梅の間掲示板」も更新しておきました。
今回は、夫婦が、「自分の望む性格の子供を産み分けたい」
という場合のための話です。
　　　　　　　　　↓
http://www.mumyouan.com/k/umenoma.html

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＞ではここからは「竹の間」の本題です。今年の世界的運勢についてです。


平成１８年を、そのままタロットカードの１８（月のカード）に、
無理やりに「こじつけ」ますと・・・


■　　　　　　　１８

　　　　　　　　９＋９

　　　　　　　（１＋８）×２

　　　　　　　（２＋７）×２

　　　　　　　（３＋６）×２

　　　　　　　（４＋５）×２

　　　　　　　　６×３

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日食と月食が１８年おきに起きるという話があった。

タロットカード（カードの種類にもよるが）を通俗的に解釈するならば、

[長文読めない症候群]の人のために、あっさりまとめてしまうと、今年は、

●（日本の中で平成を使用する範囲においては）

＞今年は原則としては「基礎づくりと準備と節約」の地味な１年。


＞何か自分に未経験の新しい活動を始めるのは控えた方がよい。


昨年の「１７」は、「星から降る恵みの雨」ということで、
「それまでに長年」その人がやってきたことが、
そのまま良くも悪くも、ひとつの収穫となって現れると去年書きましたが、
今年は、秋に収穫したその作物の恵みを、
冬の間に貯蓄したり加工したりする、
という、地味な「冬の作業のような年」になります。

ビジネスでも家計でも、何の分野でも、節約し、
＞地味な基礎訓練を繰り返し、そうして１９の太陽に向けての準備の１年と
定義したほうがいいです。（国内の多くの人にとって）


●意識レベルでは、自分の無意識的な価値観や願望の仕組みを
よく解析して、整理するという意味においては、
去年と同じく、「付き合いやビジネスの人脈をよく整理して減らし」
情報も不要なものをカットすること。

●昨年１７年に自分が得たものについて、よく消化をするという期間ですから、
＞１７年を消化不足、未整理のうちに、次のビジネスとか、
＞新しい人脈とか恋愛とか、新しい仕事に手を出すと、トラブルの泥沼になります。
景気回復なんてことは、まだ、今は、あり得ないのですから、
そんなことを鵜呑みにすると、とんだ借金を背負い込みますよ。


◆昨年のせっかくのチャンスに、もしも不要な人脈や悪縁を切れなかった
のであれば（離婚とか、会社、組織、そして特定の人と絶縁を出来なかったのなら、）、
今年は、もう「手遅れ」ですから、じっと耐えるしかありません。
自分に不要な人間を切れたチャンスは昨年までです。


●と、ここまでは、ただの陳腐な占いレベルの話ですが、
ふつうに生活する上では、覚悟して留意しておいてもいいかもしれません。

◆個人レベルでは、アクティブであるよりも、
＞非常に「内省的に過ごす必要」のある年。
＞他人の事だの、社会だのの事にかまけている場合じゃありませんよ。
＞自分自身のこれからの生き方と死に方の問題にのみ、集中することです。
それが出来る時間は、今回は、たったの１年に限られるのですから。


◆もっとも、この１８の数の中で、少し外交的に立ち回ることは
全く不可能ではありません。
そのヒントは、最初に羅列した、数字を見ればいいです。

円周の９つの点を、次の飛び石の仕方で、
直線で分割してゆく「一筆描き」によって、９の世界の中にある
独特の活動性を生み出すことは出来ます。

　　　　　　　　１−８　　２−７　　４−５

１−８は、ほとんど円運動ですから、
＞２−７と４−５の循環パターンが
それが頂点に形成する角度から言っても、
対外的な影響力としては、面白いでしょう。



気がむいたら、続く
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◆昨年、芸能界で、私個人の目に目だったといえば、
陽性は、「江原さん」「ハードゲイ」、陰性は「中川翔子」

江原氏とハードゲイに共通するものは、それまで、一般的には
一種の「キワモノ」だった世界が、すんなりと市民権を得てしまう
天下り式というか、俗化というか、そういう流れ。
これに物凄くよく似ているのが、かつてのＭｒ．マリックブーム。

つまり、それまで全くマイナーともいえるマジックの世界で
行われてきた、ごくごく当たり前の手法を
単に「演出を変えただけ」で、それまで全く一般には無縁だった世界が
いきなり脚光を浴びるという、いつもおなじみの「世間は出遅れ」パターン。

江原氏のやっとることなどは、かつてのアンビリバボー専属の立原さんや
古くは、宜保さんと全く何ひとつも変わっていないのに、
そこに、死んじゃった人からの手紙という「泣かせ」の演出が
入ることで、いきなり、「演歌的」に化けてしまったわけですね。

ただ、どうも、江原氏自身は、そのような面ばかりが強調されるような
番組プロデューサーは嫌いのようで、本当のところは、
本音で「ずばり言うわよ」的なスタイルで、辛くて、えぐい話も、
もう少しきちんとやりたいのに、
・・・という葛藤のようなものが若干見られます。

それにしても、江原氏の言っていることといったら、
ほとんど中世以前から変わっておらんともいえる、あまりにも古臭く、
それでいて「曖昧な概念」であるわけです。

ようは、人間社会というのは、元がどんな粗悪な素材でも、
味覚的に、口にさえ合うように料理してしまえば、
毒でも薬でも、「なんでも、見境なく食ってしまう」という性質があるようです。

なるほど、「悟りなき悟り」でも述べたように、
心霊モノというカテゴリーは、早い話が「死者の為の人生相談」といった
そんな分野にすぎないのかもしれません。
つまり、哲学性とか、本当の精神性とかを、
とても、語れるような分野ではないということ。


◆で、昨年までは、能天気な天国話が多すぎたのですが、これもまー、
１７という数の特性でしょうか。その点から考えて、
１８という数や月のイメージからしても、今年あたりは、
その、あまりにも
「のほほんとした、霊界話に偏って」それに飽きてしまったその「反動」で、
最近、めっきり、がくんと減った
＞「憑依されては、暴れて、メチャクチャになる・・とか、
＞おどおどろしい心霊写真モノ」が
また少し、「見世物的な番組企画」としては、流行るかもしれません。
まー、これも、ファッションの流行と同じく、「周回性」のものなんですけどね。

◆それと、１８という数字が月を暗示することから、
月というのを人間とは異なる生命層と考えれば、
＞今年は、昨年に続き「動物モノの番組」は、安定して流行ることでしょう。

●小倉優子が、完全に、さんまの番組に、部品として取り込まれてしまい、
異質性の面白さを失ったという点で、それに変わるキャラクターというのは、
「中川翔子」さん。もともとは、女性オタッキー的なところがあり、
趣味も感性も、かなり変な人のはずなんですよ。

その長所が、昨年は王様のブランチの一角に小さく押し込められていて、
その才能を爆発させられずにいたのが
＞今年は、先輩アイドルの「水の９の、ほしのあき」あたりと並んで、
＞今よりも、もう少しブレイクしそう。（中川翔子さんは、たぶん「火の９」）
と、これも、「１８」という数の特性の流れからの話です。

単純に人気があるとか、番組側として需要がある、という人ではなく、
「本来は、曲者的なキャラクターなのに、それほど変わっては見えず、
　無理なく、そつなく芸能界の多領域に浸透する」というのが、流行ります。

ゆうこりんの時代はあっけなく終わって、しょうこたんの時代といったところ。


●ちなみに、年始は、私は、３１日から元日まで、
夜中にやっていた「トワイライトゾーン」をずっと見てしまいました。

竹の間でも、「現実とは何か？」というテーマを昨年書きましたが、
１０話以上も、ぶっ続けでやっていた、その「トワイライトゾーン」の
中でも、半分の話の設定は、
＞主人公が、自分が今いる現実の位置が、わからなくなる、
といった、ありがちなテーマを扱っていました。

ものすごい刺激というのは、全くなかったですが、
「なかなか」飽きずに見られて面白かったです。

皆さんが今、現実だと思い込んで、他人にも現実だと言い張っている世界が、
いかに、自分の頭で捏造されただけの現実であるかは、
竹の間の昨年の１２月ごろの投稿を読めばわかりますね。


◆あとは、１８というモードでいうと、
流行しそうなものは「鏡」です。

＞女性の手鏡なり、風水的な部屋用の鏡であれ、
＞鏡という製品が、脚光を浴びる可能性があります。

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★それでは・・・・国内での１８という数はそれとして、

「西暦」で動いている世界の「２００６」はどうなるかといいますと、
いわずと知れて、単数変換が「８」になりますから、８の代表的な国である

＞中国が外見上は、「物質的（２×６＝１２）」には、経済発展しますが、
＞精神面では、かなり息苦しいストレス社会と精神的な病理の蔓延と、
＞治安の悪化に陥りそうです。それとむろん予測されている公害問題も。

ちょうど３０年ぐらい前の日本社会がようやく中国に来るのかもしれません。

◆とともに、日本というのが、今まで精神的な病理でも、犯罪傾向でも
だいたいアメリカから１０年遅れで流行ってきたわけですが、
今年は、ひとつだけ日本が世界に先駆けて先進国となる分野があります。
それは「非姉歯物件」・・・
つまりは、「制震構造や、免震構造」などの地震国としての、最先端建築技術です。

なぜそのようなものが脚光をあびて、世界に技術が輸出されるかというと、
＞それは、アメリカとか中国ならば香港とかで、そういう内陸部のしかも
＞大都市で災害地震が起きる可能性があるからです。
そうなったときに、それまで全く地震を考慮せずに建築を行ってきた
国にとっては、日本の技術が必要となるわけです。

＞２００５年は、年末に耐震強度偽造で国内は揺れましたが、
＞２００６年は、外国が地震で揺れる年になりそうなわけです。

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●ただし、ちょっとばかり、皆さんにとって、絶望的なことを言いますと、
西暦社会において、文化的なおもしろい変化というものが期待できたのは
１９９９年までです。
というのも、４桁の数の場合には、文化の主軸となる意識を
象徴する数字は、「３桁目」にきます。それがいままで９だったわけです。

この点から言うと、２０００年以降は、西暦２０９９年までは、
地球に今存在している人類は、この３桁目がゼロですから、
文化的、精神的な根幹の部分で、生存とか人生の意味とか価値観を
「集団的に構築すること」は、あと約９４年の間、ほとんど出来ず、
軸のない「ゼロ」のままで、人生の焦点を合わせる目的が不明確なままに、
過ごさねばならないということです。
（むろん、その期間にしか出来ないこともありますが）

そして、２１００年になってから、やっと、本当の意味で、少し面白い時代が
始るのかもしれません。

こういう問題で、いつも覚えておくべきことは、
地球のような惑星とか、太陽系とか、
そういうものは、何も、「人間の為に存在しているのではない」ということ。

惑星には惑星としての長期的な「予定」があるのですから、
人間が自分の寿命とか歴史の尺度に押し込めて見てはならない物事が
多くあるということです。

そういう「本来の尺度」で時間とか、自分の一生の意味するものを
見るためには、毎日、何も疑わずに、当たり前に見ている現実が、
意識の変化で、ぐしゃっともろく崩れてしまい、
異世界に片足を突っ込む必要があります。

そのためにもっともよい方法は、
変てこな暗示を、自分に対して、一切かけず、
また、自分勝手なイメージなどを頭の中に描くことなしに、

　　　毎日、「眠る前と朝」に、とにかく、
　　　「頭の中のくだらないおしゃべり」と
　　　たいして「何の役にも立たない好奇心」のすべてを、
　　　一切黙らせて、
　　　毎日、４０分は、座り続けることです。


＞気がむいたら、また、続けます。

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●恒例の料理です。うちの正月のお雑煮です。



●茶碗蒸しとかも。



●はじめて食べたのですが「マテ貝」という貝。
お酒で蒸し焼きにして、塩だけの味付けで、
癖もなくて、甘くておいしいです。
蓋をしてお酒で蒸し焼きにすると、数分で殻が自然に取れます。
他の料理はすべて相棒シェフの手作りですが、この貝だけは、
塩加減が命なので、私が調理してみました。




●博士君、ウインク



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だっこだっこ。


　　　　　　　　　　　　●
__________________________________________________________


＞１／２追伸

ところで、元日にやっていた、「細木発言」ですが、
「今年は、地震がたくさん起きる・・・」って、あんたさー、
予測期間は、なんと３６５日間で、場所の指定もない。

これでは、とても「予言でも、予測でも、占いですらもない」レベルですよ。
井戸端会議か、飲み屋の会話程度です。とてもプロの発言とは思えませんね。


●ちなみに昨年は日本では震度６は２回だけのようですね。
「あちこち」というのは、「国外の大都市部」を含めてだと思いますよ。
ただし、いくらあちこちといっても、地震がほとんど全く起きない国と、
よく起きる国がありますから、ある程度の場所の絞り込みは、
むしろ地震学者の方が出来るはずです。

■ちなみに、予言に関しては、細木発言などは、無視に値しますが、
（単に人相を見ることを「透視」と言ってしまうようでは、占い師としては、もう「おしまい」です。）

もしも、「ＴＶのチカラ」の、
ジョンマクモニーグル氏と、ジョンオリバー氏、
この二人が日本国内の地震について語ったら、
彼らは震源位置を２０キロ以内の誤差精度で特定するはずですから、
私個人は、この２名が、もしも地震について何かを語ったら
75％の信頼をおいて耳を傾けますね。なぜ75％かといえば、
ＦＢＩや国防省の何百回もの捜査協力で彼らが出した「公的実績」から
割り出された的中確率だからです。

ただし、いかなる超感覚のある人間にも、未来の時間へゆくほどに
それに比例して、詳細情報のフォーカスがぼけるので地震の予測は、
彼らのようなプロでも困難と推測されます。
場所の特定は完璧に出来ても、時間が年単位で大きくずれる可能性が大。

また彼らにも、スキャンする内容によっては、
（家出人はわかるが、犯人の逃走経路が追い詰めにくいとか）のような、
「得手不得手」があるために、特に未来に関する予知では、
１００％の信頼はできないです。


◆それと、地震予知サイトに対する「検証サイト」があるように、
「テレビのちから」に対しても、「検証サイト」があるので、
物事の真偽とか、メディアの垂れ流し情報は、
あくまでも、冷静に見ることをお勧めします。
　↓
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kaieda/index.html


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★ . 　　

根拠はいくつかあります。

１／茨城県沖の無感・有感地震の、あまりにも異常な増加。

２／明治以後の災害地震で「空白域」にあたること。

３／今までに起きてきた地震と、断層・地層への推測を照らし合わせると、
　　今までに発生した、小規模地震による小さな亀裂の積み重ねの、
　　その最終的な結果として、
　　今後「大崩裂」が生ずると予測される、特定の地域があること。

●茨城県沖が多いからといって、震源がそこになるのではありません。
その地層の延長部にある部位が危険です。

では、それが、どこになるかと推測したのですが、
現時点では、千葉西北部と、茨城県南部では、約１ヶ月弱（２６日ほど）
の周期で定期的にぎりぎりでなんとか、エネルギーが発散されている
形跡があることから、この震源および、東京湾直下などは
２００６年内はないと、私は予測しています。

また、福島県南部と栃木県の「県境」あたりも疑ったのですが、
今までに列島に起きている大災害地震の多くが「沿岸に近い傾向」があり
内陸や山岳部では地震が極端に少ないことから、ここは、はずします。

すると、残るのは、平地となる、
＞「福島県　南東部　沿岸」と、「茨城県　中部　沿岸」です。

●この二つのどちらの震源も、もしも震源地が沖合いの方になると、
津波も懸念されますが、
仮に海洋型でも、距離がかなり陸に近いと思いますので、
津浪よりも、むしろ「直接の揺れ」による被害が予測されます。

茨城県中部沿岸は１９９９−３／２６に一度だけ地震が起きていますが、
その後は沈黙したままです。

＞震源は「福島県　南東部　沿岸」と、「茨城県　中部　沿岸」
＞予測される規模は、Ｍ６以上Ｍ７未満。
＞震源の深さは３０キロ以内。震度６には達すると思います。
＞時期は現在不明です。というより、まだ直前兆候はありません。

ただ、時期的には、一般的に懸念されている「東海・東南海地震」の
連動などよりも、もっと前の時期に、警戒の薄い、ここが、
発震すると私は見ています。

災害の規模は、軽くで済むのか、深刻化するのかは、
現時点では、まったく予測できません。


●付け加えて言うならば、
２００４年の中越の前のことを、ざっと調べていたのですが、
中越地方は、２００４年の９月の７日〜８日にかけて、
Ｍ３．５程度の地震があっただけで、その前は？というと、
３／１３まで、なんと半年間も、中越なんていう場所は、
うんともすんとも「有感地震がほとんど何もなかったと言える震源地」
なのです。

だから、ああいうタイプの地震は、震源分布のデータでは、
とても予測できるわけないです。
もしかすると、災害級のでっかい地震は
「まったく誰も予測していないところに起きる」傾向があるのかもしれません。

ということで、震源の動きや、断層や地層からの予測だけでは、
どうにもならないのです。だから、私は、現在では、
「衛星観察をしている中でも、その中でもごくごく一部の人」の判断や、
「ごくごく一部の、本当に信頼できそうな数種の宏観現象」と併せて、
判断するようにしています。

昨年一年間、複数のいろいろな掲示板を見ていたせいで、
自分の中では、まったく問題にしなくていいような、
まったく何の参考にもならないタイプの宏観現象報告や、雲の画像、
というのを、うまく判断できて、切り落とせました。

ただ単に、正確な観測報告を書いているという、それだけの意味しかなく、
統計的にはまったく「地震との関連性」が何ひとつも証明できず、
まったく信頼できない、ただの観察報告というのが多くありました。

今年は、そうしたものを排除しましたので、
なんとか、３要素を込めそうです。

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★ . 　　

■竹の間話題では、今春の最初は、パニック障害の根治の
基本について、語ります。まだ内容は未定ですが、
原則だけは、いくつかあります。

１／ただのひとつ粒と言えども、発作を押さえるような薬を絶対に飲むな。
　　発作は、常に、心の地雷が「どこにあるかを、
　　せっかく教えてくれている」のだから。
　　薬物治療は、本当の原因をどんどん隠してしまう。

２／どんなに根気のいる作業になっても、
　　当の本人が、原因を特定して、それを本人が理解しなければ、
　　パニック障害は、長期的に薬で誤魔化すだけで、決して完治しない。

３／それだけではなく、パニック障害を入口として重度の欝に
　　なるケースが多い。そうなると、こう欝剤の常習者となり果てて、
　　最後は、その薬物中毒と副作用で身体を壊すことになる。
　（副作用を抑える薬をも、さらに飲まねばならないという泥沼になる）

　　最近では、何でもかんでも、わかったような事を言って、
　　「脳内伝達物質の異常」ということで、医者も片付けがちであるし、
　　また、そのように片付けた方が、安易に薬を処方できるというだけのこと。

　　しかし、表面的な医学上の原因が脳の伝達物質の異常にあったとしても、
　　その脳内の「異常を、そもそも最初に引き起こしたもの」は、
　　心理的な要因であることが多い（全部ではなくとも）のであるから、
　　薬物療法では根治しない。実際、どんどんと新薬を飲んでいても、
　　５年以上も、再発を繰り返す人も多いようである。

４／うつと、パニック障害は、原則としては両者は、関係ない。
　　いつ発症するかわからないパニック障害に対する不安から
　　うつになるということはあっても、両者には直接の関係はない。

　　パニック障害の根本的な原因とは、むしろ、ＡＣ問題や、
　　共依存症とリンクしている部分が、かなり大きいと見られる。

　　よって、治療に必要なのは、薬でもなく、あるいは、
　　「たいしたことではない」とか「更年期障害だろう」とか、
　　「疲れたからだろう」とかいう、そういう何の役にも立たず、
　　むしろどんどん悪化させる原因となるような「無力な気休め」でもない。

５／特定の誰かを悪者にして、何万回、その人のせいにしたところで、
　　パニック障害は治りません。

　　それは、犯人が捕まって死刑になっても、
　　遺族の元に被害者は帰ってこないとの似ています。

　　テレビが故障でもするように「心の故障」だけが「事実」として
　　残されるという、理不尽さが、この症例の「現実」なのです。

　　パニック障害を解決できるのは、
　　そのトラウマを背負わせた加害者や周囲の家族の力ではなく、
　　結局は、受けた「本人ただ一人」の自己内省力だけです。


パニック障害は、その本当の原因が、（医師による指摘ではなく）、
「本人の自身の明確な理解によって」特定できるまでは、
絶対に、「完治しない」と思え。


そもそも、その本人の「思考パターンの癖」と、
個々で異なる、「恐怖心を形成している記憶」に、
その本当の原因があるのであるから、
脳など調べても、何も異常があるわけがありません。
外科、内科的な原因でないものに、向精神薬など必要ありませんし、
むしろ、百害あって一利なしです。

心療内科で薬を出すのは、単に彼らの「薬価差益」のためなのですから。
患者など、彼らにとっては、ベルトコンベアの上の「故障品」ですから。


■ちなみに、パニック障害などというものは、
流行ものでもなく、よくあるものでもなく、多くの人がなっているのでも
ありませんから、「流行っているからそのせいだろう」で済むものでは
ありませんよ。
最後には、普通に生活もできなくなるのですから。


しかし、だいたい、見ていると、パニック障害になる人は、決まった
パターンがあります。

むろん、以下に羅列するのは、本人が「まったく無自覚にやってきた」、
という前提です。自覚していたら、なりません。

１／無理して明るく振舞ってきた者

２／いつでも自分の立場を維持しようと焦っている者。
　　そうなった原因は、ほとんどの場合には、親に甘えられなかったこと。

３／言うまでもなく、ほとんどのケースで親子・家族に関係に問題がある。

４／特定の誰かの前では、言いたいことを我慢して、
　　その人の前だけでは、いい子ぶってきた者。

５／自分が生きてゆくのに、
　　「自分を必要としてくれるような誰か」をそれと知らずに、
　　自分の生きがいの「ダシ」にしてきた者。
　　（旦那さんとか、奥さんとか、自分の子供とか、親とか家族。
　　その中でもとりわけ、家族内に、問題児とか、駄目な人がいると、
　　その人が、依存症の者の「利用ターゲット」にされる。）

７／どこへ行っても、ゆったりとしていられない人。

８／統計的には、べらべらと口数の多い者がなりやすい。
　　つまりそれだけ、常に他人に対して、
　　常に虚勢を張っていなければならないため。

９／子供時代に、親の心配をしなくてはならない事があった場合。
　　つまりは、親に安心して甘えたり怒ったりしつつも、
　　親とは距離をとった上での、ごく普通に子供らしい自分の世界を
　　満喫できなかったような人に、圧倒的にこの症状は多い。
　　ようは、親の事に、口出しをしたりしていた子供がなりやすい。

　　この手の家族は、たいていの場合においては、
　　子供が、両親のどちらかの味方についているが、
　　自分の味方についていたと思っていた方の親から
　　本人が疎外感を感じるような事があると、パニックに陥りやすい。

　　残念ながら、どういう一言の言葉や状況が、
　　患者の心の地雷を踏んでいるかということに、
　　家族全員が、まったく無知であることも悪化させている原因。

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ごくごく、単純に言ってしまえば、（トラウマの種類によっても異なりますが）
パニック障害になりやすい人というのは、

「役がつかなくなって、無職になりそうで焦る役者さんと同じ」です。

本当に、自分の価値観で自分の人生を切り開いてきた人はなりません。

誰かのための自分であったり、
誰かに気に入られるための自分であったり、
家族や、夫婦や、会社や、組織でも、
自分の役目、自分の存在意味を、
他者との共存の中に位置づけて、それを「演じてきた」場合です。
自分が無理をして「演じる」その役目に、「固執してきた人」です。

早い話が「完全な他者依存症」なわけです。

自分で無自覚に「他者を自分の心の穴埋めに利用している」という者。
だから、その他者から自分の果たしてた「役割」を奪われたりして、
自分が「役に立たない者」になると思い込んだ瞬間から、
無意味で「自己矛盾している症状」を発症するのです。

何が「矛盾しているか」というと、
パニックを起こすことで、それによって自分を心配してくれる人が出る
ということで、一時的に自分の心の飢えの「慰め」にはなりますが、

しかし、そのまま病人をしていたのでは、自分は家族や組織にとって
自分が「無用の者になってしまうという恐怖」もありますので、
その症状は、すぐにまた引っ込みます。長引いては困るからです。

しかし、また自分が家族や誰かに必要とされていないと感じると、
また、発作を起こし、しかし、そのままでは自分の立場も困るので
発作は引くという、かなり、わがままで、
周囲にはかなり迷惑な発作を繰り返すわけです。

なぜこのような矛盾した発作を起こすかといえば、
「自己存在の生きている意味が、
　本人にとって希薄になってきたとき」に、

「他人から必要とされる自分」という役を演じることで
「自己確認する」という、作戦と、
「他人の関心を自分に向けて、自己確認する」という作戦、
この二つの異なる策略を、「無自覚」にその人が画策するからです。


しかし、いずれにしても、そうなってしまう原因、
さらに、それが身体の「発作」にまでなってしまって、
ごく普通の買い物とか、運転などの社会生活すらも
ろくに出来なくなってしまうまでになる根本原因は、

「自分の存在意味の確認」を自分の中で構築せずに、
「他者に依存してきた」という一点です。

だからこそ、他者、他人、人ごみ、特定の人物、などが
発作の引き金となりやすいのです。

パニック障害は、必ずしも、人がいるところでなるものではありませんが、
たとえ一人でいても、自分を疎外するような他者を意識したときになる可能性と、
逆に、孤独感を感じて、自分を支えられなくなると、
発作が起きる可能性が大です。

＞ようは、パニック障害というものが患者に親切に言わんとしていることは、
＞「あなたは、自分を支えるために、知らずに、他人を自分の満足のために
＞利用してきたのですよ。
＞だから、それに自分で気づくまでは、迷惑だから、他人に接しないように」
ということなのです。


これは何も、「多数の他人に接触するな」ということだけなのではなく、
ごく身近の自分の家族一人（一人の子供や旦那さんや親）でさえも、
＞他人を、自分の存在意味を確認する道具に利用するなということです。


どういう形で、何を動機や原因にして、
自分が自分でも知らずに、長い間、他人や特に「家族」を、
自分の都合で、心の中で利用してきたか、
それに本人が気づくまでは、駄目なんですよ。


一方で、普通に健全な精神状態とは、
自分を必要とするような者も誰も必要とせず、
自己満足のボランティアのために、
その人から見て駄目人間に見えるものや不幸者に、
おせっかいをすることで、自分を維持するのでもなく、

誰かのためとか、何かのためという「依存心」なしに、
人生を「一人旅」をしているような人です。


一方で、パニック障害の素質のある人、地雷を持っていそうな人が、
簡単にパニック障害の発作が誘発される方法があります。
それは、ここまでの文章を読んできたなら、簡単にわかるはずです。

その方法とは、その人が必死に今まで演じてきた
その人の立場、演じていた役割の位置を、他の誰かが奪ってしまう事態が
発生したときか、、
あるいはその他の自然な状況の中で、その人が特に必要のない人、
不要な人となってしまう状況です。

もっとも、まともな神経をしていたら、普通は、
そんなことになっても、少々気分的に嫌な感じがする程度で、
特に、身体も心も、なんともないのですが、
パニック障害者の場合には、それが本人にとっては、
発作を起こすほど危機的な「心の死活問題にまで拡大している」というわけです。

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◆蛇足ですが、とにかく、つくづく、馬鹿だなと思うのは、
不幸になる人というのは、「自分で不幸を引き寄せている」んですよ。

たとえば、世界で一番不幸で、おせっかいで有名な宗教はキリスト教です。

インドの和尚も言っていたと思いますが、
彼らは、ライ病患者が必要で、彼には、難民が必要で、
彼らには、極悪人が必要で、
彼らには、彼らの神が裁くための罪人が必要であり、
そういうことにどっぷりと、観念的に依存した上で、
彼らは、何かを「救っている自分」という役を得て「虚勢」を張り、
「勝手な自己満足をすること」が出来るからです。

つまり、自分が善人になりすますためには、他人や他宗教を、
悪人や、罪ある救うべき人々とか、
あげくには、根絶すべき邪教に仕立て上げなくてはならないわけです。
（そうやって、多くの土地は、彼らキリスト教徒によって、
　先住民の文化が破壊され、元々あった宗教が作りかえられ、
　いつまでも、救うべき弱者や、罪人や、
　悪魔や邪教に仕立て上げられたわけです。）


こうなると、いつまでたっても、彼らには、自分が世話していられる
不幸を引き寄せ、トラブルを引き寄せ、
そうやって、いつまでも、自己満足のために、他人や他民族を
利用し続けるわけです。

聖戦という名の元に、殺し、迫害し、
逆に被害者になったらなったで、「磔の被害者づら」をし、
加害者になっても、被害者になっても、どっちになっても、
救いようのない人たちなのですよ。

一方で、まともな宗教というのは、
必ず、多神的で、絶対者というものを決して想定しません。

キリスト教にかぎらず、他の宗教や新興宗教でも、
特定の何かただひとつ、誰かただ一人を崇拝し、それに思考や
判断を依存させるようなものは、すべて、
きっかけと大義名分さえあれば、今日からでも、
殺戮やテロを起こし得る、「カルト集団」と見て間違いないです。


本当にまともな人たちというのは、
善悪というものも、経典や何々主義なるものに依存することなく、
時代背景や状況によって、その「前提」によって、善悪は、異なる、
という、当たり前で、柔軟な見方を出来る人たちです。

話が拡大したので、今回は、ここまでです。

パニック障害で実際に本人や家族が困っている人も、
ここを読んでいる人の中にはいるでしょうから、次回は、
根治の方法について、ごくごく「不親切に」、「ヒント」だけ書こうと
思います。

・・・・と、思ったのですが、最初の発端となるトラウマの種類が、
暴力行為とか、レイプ事件がらみとか、家族内闘争とか、
または水難事故などによる心的外傷であるケース、
つまりは、
「単なる見込み違い、による愛情への飢え」によるパニック障害という
ような初歩的なものではなく、
別種の「もっと深刻化した依存症や病状を発病している場合」もあります。

そこには、個人個人で背景をなす強迫観念や心的外傷の種類に違いがあるので、
心の修理法については、今回は述べないことにしました。
発病の背景には個人差があり、
一般論に出来る部分と、出来ない部分があるからです。

個々に、私が、もしもそういう人たち本人や、その家族と縁あって
直接に本人から相談の依頼を受けた場合にだけ、
この問題にかかわることにしました。
ですから、メールなどでの相談は受け付けません。

●つまらない、ごく世間的なレベルの説明ならば、
↓のようなサイトを読むなり、自己診断できるチャートがあるので、
　してみるといいです。

【パニック障害の概要】
http://www.os.rim.or.jp/~poto/

【簡単な自己診断の出来るサイト】
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/index.html


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★ . 　　

■社会問題というのは、誰もがそうであるように、直接的に自分の関心のある分野に
関係する問題かどうかでその関心度は決まります。
社会問題には、たまに関心が向く程度で基本的に、私は無関心なのですが、
いつから、日本が今のような社会になったのか、たまに考えることがあります。

そもそも、物事を見るときには、
見る視点の倍率とか、スケールとかを設定しなければなりません。

「〜〜は、こうであるべきだ」というような、
自分の中にある既成の価値基準は、まず、わきにおいておいて、

まずは事実の構造だけを見てみて
それから、それを何かの理念と照らし合わせ、
そうして、ふたつの事象を「相対的に並べた時に」、
はじめてそこで、
「仮に、こういう事を基準にすれば、○○のここがおかしい」
という「便宜的な善悪が語られる事になる」ということにすぎません。

「普遍性」というのは、ごくごく一部の生物の基本原則を除いては、
そもそも、それは人間が自分に都合のいい精神論を振り回して語れるような
課題ではないからです。


たとえば、地球とか、その惑星の「薄っぺらな皮膜上」に存在する、
一部の生物とか、それが作る国家とか文明とか、
そういうものを見るときにも「どういうスケールで見るか」によっては、

１／数十万年、数百万年いう時間で見ると、
　　人類は計画どおり、順調に苦痛の中でもがいているので、
　　「生産ライン」としては、何も問題はない、とする見方と、

２／おおむね、このままでいいが、部分的に修正が必要ではないか、とする見方と、

３／完全に、現在の地球上の二足歩行生物の生活形態を否定し、
　　人類は失敗作だから、消去してリセットした方がいいとする見方、

これらに分かれます。

たとえば、「３」に視点をおくならば、そもそも、人間が、
衣服を着なければならない事それ自体が、惑星上の標準的な生物の常識から言えば、
異常なのであり、火で暖を取ったり、原始的な道具を使い始めた時点で、
それは、万物の霊長だからそうなったわけでありません。

脳に病的な異常が発生した結果、生物の常識から言えば、普通は、
自分が生存出来ない気候の環境へと移動することはないはずなのに、
それが人類に起きてしまったことが、そもそもの問題である・・・
とすることも出来るからです。

つまり、人類が自分たちの、その軟弱な肉体を補うための、
生産中毒の狂気が始った。


また、人という種がその精神性を発達させたいのであれば、何も今私たちが見ているような
建造物も道具類も必要なく、別に他の生物と同様の標準的な動物の形態のままでも、
何かを思慮したりすることは出来たはずである。
かといって、私は世界的カルト教団みたいに、原罪とか、
そういう馬鹿な概念には関心はありません。


■また、広範囲の宇宙から見れば、ある時期までは管理されていた惑星上の実験生物、
あるいは「作物」であった人間が、ある時期から、管理放棄、育児放棄をされたかのような
事態が発生し、それが今日の混迷を極めた、地球人類という「元農園〜今は雑草地」
の現状と見る見方もあります。

これはかなり説得力があります。脳が奇形的になった人間たちの、その発生当初には、
いろいろな観察や、飼育、保護、管理がされていたものと思われますが、
現状を見る限りでは、この惑星で、人間以外の者の手で、人間の方向性が管理されている
形跡は、ほとんど見当たりません。
管理放棄をされた、荒地というイメージがぴったりきます。



■以前に竹の間で、肉体がない状態での、バーチャルにすぎない痛みとか
飢えなどの、身体感覚を、
より、リアルに体感する錯覚を生み出すための次元ないしは、惑星として
地球が設計された事について書きましたが、その体験システムそれ自体は
宇宙の中である位置づけを持っていたとしても、
だからといって、それは、そのゲームセンターに、
「秩序なるものが存在しているという事ではありません」から。

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●そんなふうに、物事を見る、いろいろな高さからの視点がある中で、
わざと、人類の生存を、最低限でも、ある程度の意味ある作物、というふうに、
かなり、「ひいき目」に見てみて、
しかも場所を限定して、今の日本に、何か修正すべき問題があるのか、
それとも、このままでいいのか、を考えてみました。
つまり前述の「人類をどう見るかの見方」でいうなら、
「２」のスタンスです。


さて、ここで話題は、ぐっと、地上的な話になります。


◆この数十年で、それ以前数十年あるいは百年単位の過去の社会と比較したときに、
どう考えても、子供社会に起きている異常というのが私の目には止まります。

子供が企業の市場としてターゲットになった事も異常ですが、
それ以前に、大人社会の尻拭いをするために、
親が、自分の子供を利用したという構造の蔓延が、
いろいろな問題の根にあるように私は感じます。


◆とはいえ、たとえば、昔の日本の社会でも、子供を身売りしたり、奉公に出したり、
子供も１４歳になったら、結婚したり、あるいは戦場へ行ったりしたわけですし、
子供の人権などなかったような時代もあり、子供社会と大人社会の境界線は
曖昧であったわけです。

たとえば、戦時中に、子供が「大きくなったら、立派な兵隊さんになるんだ」というこれも、
充分すぎるほど、大人社会の都合のいい思想に汚染された子供の実態ですし、
逆に、子供に押し付けられている、現在のエセ平和主義というのも、
これまた大人社会の勝手な都合で捏造された平和であり、
そういう意味では、形が逆になっただけの話で、
平和に見える現在も、実は、戦争中と何ひとつも「基本」は変わっていません。
その基本というのは、「子供が大人に利用される」ということです。

◆ただ、それでも、私が生まれた昭和３０年代には、
もう少し何かが現在の日本社会よりもマシだった感覚を私は否めません。

それが何を原因としているのかを観察しようとすると、
確かに、いくつか、目につく社会のシミのようなものがあります。

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その第一。それは、「受験戦争」という言葉が表す、受験という仕組みそのものです。
私は幸いにして、そのぎりぎり前の世代です。

そもそも、どうしてそのような言葉や社会現象が起きてしまったかを
考えるならば、その子供たちの「親が当時、置かれていた立場」
というのを思い出せばいいです。

彼らはマイホーム購入のためにローンを抱え、
老後の自分の面倒を見させるための子供というものを考え、
あるいは、自分たちの不安定な生活を安定させる道具として、
子供を利用したり、あるいは利用しようとしたわけです。

そもそも、学問というもの、つまり学校とか受験というものは、
就職のためでもなく、学歴を得るためのものでもなく、
純粋に「学問の道」に行きたい者が選択する分野であったのは周知の通りです。

それは、かつては「学問の道」と言われていたように、職人の道とか、芸人の道とか、
そういう「道」の選択のひとつであったわけです。
ある意味で、大学へ行くことなどは、特殊な道を選択する事であった時代があるわけです。
そして、それは本来、学問というものがそうであるべき姿でした。

◆それが、馬鹿みたいに「学歴＝安定した高収入の職場への就職」という幻想に
すり替わり、そのあまりにも馬鹿げた「幸福幻想」に踊らされたのが、
受験戦争に自分の子供を、（無自覚に）巻き込んだ親の世代です。

また積極的に子供を受験戦争に巻き込まなかった親でも、
他の子供たちから「落ちこぼれる」という実体のない仮想の恐怖から、
猫も杓子も、塾や稽古事に通わせたわけです。
その子供のスケジュールたるや、今でも下手をすると、
暇なサラリーマンよりも過密なスケジュールだったりする始末です。

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その受験戦争（のちの「お受験殺人」）にまで、社会的病理が蔓延するまでの、
おおざっぱな日本社会の動きというのは、（年代に誤りがあると思いますが）

７０年代にベトナム戦争が終結し、オイルショックがあり、
そして、マイホーム購入のための「共稼ぎ」が増え、その結果「鍵っ子」
と呼ばれる子供たちが増えました。
そして１９７８から共通一次試験の導入。


◆単純に言えば、子供が、子供同士で、「外で」日暮れまで
遊んでいるという情景が失われていったのです。

ここに拍車をかけたのが、１９８０年代のファミコンの登場。

それが登場した当時には、大人でさえも、節度というものをわきまえていましたし、
何よりも、「他に娯楽対象はいくらでもあった」のですが、
のちの風営法で、早く営業を終了する歓楽街が増えたせいで、大人さえも、
夜中にはゲームしかやることがないという人たちも増えたようです。

そして、ちょうどバブル崩壊の少し前だったか、決定的であったのが、
１９９８年の宮崎勤事件。

これ以降、今日まで急増した幼女殺害事件によって、
子供同士が、夕方暗くなるまで元気に遊ぶの姿は、
地方都市や、ごく平和的な、田舎の風景の中からすらも、消えて言った。

そして、池田小学校の事件、そして、昨年末からの、広島のダンボール事件、
栃木〜茨城の未解決事件、塾の中での殺人事件、そして乳児は無事であったものの、
ついには病棟からの誘拐という、
被害者の低年齢化の「ギネスもの」の事件です

通学路も安全ではなくなり、学校の中も安全でなく、
塾すらも安全ではなくなり、
ついには、病院まで安全が壊れ、
「子供が安全に外で遊べない」という図式だけが、
今日まで加速的に肥大してきたこの結果というのは、どう考えても、
子供の生育環境にとっては、「異常」以外の何ものでもありません。

今では、子供も大人も、室内で頭がゲーム漬けになり、
ネット漬けになり、携帯メール漬けになる。
これで脳や身体のどこかがおかしくならないほうが、どうかしています。


極論を言えば、下手をしたら、紛争地域の子供たちの方が、たとえ銃弾と爆弾の危険に
毎日さらされているとは言え、まだしも日本の子供よりは、「精神的」には、
何かが自由であるし、その家族関係も、どこか正常であるように私には思えてならない。
むろん、それも大人社会の都合による不自由さに巻き込まれてはいるのだが、
現在の日本と違うのは、
「その不自由さが、本人の感覚として明らかである」ということです。


◆人間が最も警戒すべきものは、

「不自由さを感じない不自由」です。

不幸を感じない、不幸。

これほど始末の悪い不自由はありません。
なぜならば、それは「飼い殺し」というものだからです。

私たちが、たとえば、自分たちが食用にする動物を管理するとき、
もっとも簡単な管理とはどういうものなのかを、考えてみればいいです。

その養殖とか、養鶏とか、畜産業の生物たちに不快を感じさせるということが、
その生物が檻から逃走しようとする苦痛にまでなってしまったら、
それは管理が面倒な事になります。

従って、彼らに「逃走の意志にまで拡大するような不満を感じさせる」
ということは、管理側としては、望ましくありません。

従って、彼らが逃げようとか、逆らおうとはしないように
「快適さを錯覚するような」環境を与え、
そして、その彼ら動物を、最後には食用として殺したり、
あるいは、ミルクや卵や羊毛を取ったり、
または、畑を耕す労働力として使うわけです。
これがつまりは、
飼いならされる、または飼い殺されるということです。


◆社会のあらゆる形で、政治的戦略というものは、そもそも、この
「経済家畜としての国民と、兵士たちを、どう管理するか？」
ということにかかっているわけでして、
その管理のために、最も良い方法とは、

１／飼い主に反逆的にならないように、飼い犬に、不快感を感じさせない配慮をする。

２／または、飼い犬が、不快感とか、飼い主の理不尽さや虐待に対して、
　　だんだんと麻痺してゆくように、仕向けることです。

これとまったく同じことが、おそらくは、日本では、
明治時代以降から繰り返されてきたはずです。
（ことによると、もっと前。内乱が沈静化した、江戸時代からかもしれません）


◆これが、形を変えては行われてきたのが
多くの国、とりわけ日本社会というものの枠組みです。

ある意味では、空虚な平和などを叫ぶ暇があったら、
自国の利益を追求して、都合のいい他の国と協定を結んだり、
同時に、都合の悪い国とは、面と向かって戦っていたほうが、
よほど精神的な「何か」はまだ健全であるわけです。

政治家も、いつ暗殺されるかわからないぐらいの緊張感が常に国内にあったほうが、
まだしも、精神的には、健全である「一面」もあるのです。

私が今の日本社会に感じるものは、一言に言えば、
完全な「麻痺」です。


◆私は、決してヒューマニズムとか、平和主義とかには関心ありませんし、
細木のおばさんみたいな、低レベルの説教もコキません。
つまり、昔の価値観が正しかったなどとは言いません。

ただし、麻痺に関しては、重大な問題です。
不快を感じないように、洗脳され、不快を不快とも思わない感覚麻痺の中で、
都合よく、飼いならされて、最後には、使い捨てにされる家畜としての国民。
いくらなんでも、そこまで落ちる義務など、人間にはないのですよ。


しかし、このまま行くと、何が起きるかは、一部細木のおばさんの
見解と一致するところがあります。
プロジェクトＸで放映されたような世代、つまりは、経済競争の中にいたとはいえ、
経済性よりも優先すべき、こだわりを持っていた職人たちの絶滅です。

その昔の職人世代の絶滅によって起きるのは、現在の「脳内麻痺の世代」がやらかす
経済ゲームです。やれ投資だ、やれＩＴ産業だと戯言を言っては、
実質経済ではない数字のトリックに騙されて、
最後に行き着くのは、外国企業に国内の企業がほとんど買収されるということです。

ただし日本が経済的に破綻するかどうかは別問題。
それよりも問題なのは、このままいくと、日本は、
戦後、上陸した進駐軍にされた事とまったく同じことを、
経済戦争においてされているということです。

日本には、私たちの目に見えるものとしては、米軍基地がまだありますが、
今の時点では、目に見えない最大の米軍基地とは、企業買収です。

そしてそれは、将来起きるであろう、中国とアメリカの経済戦争あるいは
物理的な戦争の基地に日本国民が、家畜的に利用されるということです。


◆さて、どうしたものかですね。

話は宇宙に始まり、

子供が普通に遊べない異常環境の話に展開し、

最後には、労働者と兵士というのは、
実は国家の「家畜と番犬」であるという実態。

皆さんは、この先、どう「正気」を保つつもりでしょうか。

それとも、集団的に麻酔を打たれたまま、
ぼんやりと自分の目に映る世界の中で、
苦痛と気苦労が９０％　：　見返りに錯覚の幸福１０％　
この、「管理側の都合」で作られた人生で、
自分の一生に手を打つのでしょうか。



◆私には、日本には、何か違う道の可能性が、
まだ残っているようにも思えるのです。

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●どこの国や時代と比較するか？、という事によっても違うのですが、
なんとなく、私には日本というのは貧しい国に思えます。

標準的かそれ以上に恵まれている事といえば、
義務教育は、なんとか受けられることと、
電気ガス水道が全国的に整備されていることと、
とりあえず、今、戦争地域ではないことぐらい。

一方で、貧しさを感じるのは、
個人差はあるものの、国全体としてみれば、

物価は異常に高いし、

住宅事情は相変わらずのウサギ小屋ですし。
しかも、賃貸だと、初期経費が家賃の６ヶ月も必要。異常ですよ。

就職難だし、「不景気だから」振りかざしては、リストラも、やり放題。
（あんなことは、私の時代にはあり得なかったですよ。
今では、笑い話ですが、仕事場にフロムエーを持ち込んで、
自分のデスクの目立つところにおいておくだけで、
翌日には、社長と、給料交渉が出来ましたから。
それに当時はどんなに小さな会社でも、社員ひとりを首にするって、
けっこう、面倒なことだったのですよ。）

さて、続きですが、
この国は、税金をふんだくるわりには、福祉も大して充実していない。

そして、子供たちが外で楽しげに遊ぶ声がしない。
こんな異常なことはありません。


何よりも、食料の自給率がこれほど低いのでは、とても
豊かな国とはいえないですよ。これが一番異常です。

一人の人間が、「最後の最後の土壇場」で泣くのは、
お金がないことでもなく、土地がないことでもありません。

水と、食べ物がないことと、
それと寒さや熱さをしのぐことが出来ないこと。

生き物としてのあまりにも当たり前の基本中の基本が確保されなければ、
いとも簡単に、すべての根底がひっくり返ってしまうというのは、
一人の人間でも、国家という単位でも同じ事なのです。

だから、日本は、ちっとも豊かではないですよ。


特殊法人と天下りを全廃して、役人の数を減らして、
要らない箱物を維持費をストップするまで、子供は産みませんという
女性の集団テロでも起こって、日本の人口が現在の半分ぐらいまで、
減るのがいいかもしれませんね（笑）。


◆なお、現代の人間が、休息不足を原因として、
知らずのうちに、集団的に「脳異常を発生している可能性」については、
↓の書籍案内にある「悟りなき悟り」という著書の中で述べました。

http://www.mumyouan.com/i3.html



竹の間掲示板でも、今まで時々「機能不全家族」の問題に言及してきましたが、
平たく言うと、日本という国自体が、
「機能不全国家」になっているのかもしれません。

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★ . 　　

■ひさびさに、面白く、味のある文章を見つけたので、
一読してみるといいです。東海アマさんの書いた、
ここの「名古屋の記憶」の、１と２の回想録です。
↓
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/omake.htm
↑
「名古屋の記憶」というタイトルが出てきます。

さりげない情景描写と心理描写なのですが、
当時の町並みが目に浮かびそうな、良い文章です。

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自分史を書くという流行が、何年か前にありましたが、
それは他者に読ませるためというよりは、
自分にとっての重要な精神的な「整理作業」となります。

人間は、自分史の断片も書けないような、
そんな人生を送ってきたのでは、どうしようもありません。
なぜならば、それは、その人が、
この世界の中を、どう生きてきたかという事と並行して、
「世界を、どう見てきたか」という「目を客体化する作業」だからです。

そういう点では、紹介した前述の文章を読むと、
まるで「レトロな映画の場面を見るような情景」が読み手の中に、
浮かんでくると思います。

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それを書いている筆者をからかうような書き込みが
そこの管理人の掲示板にも氾濫しているようですが、

この筆者の見てきた人生の記憶の様相と、
それを、からかう側の、「ネット漬けで脳を汚染された人間」を比較したとき、
どちらが精神的な異常者であるか、そして、「惨め」であるかは、
誰の目にも明らかです。

他者に語れるような、自分の人生もないままに、空虚な毎日を送り、
自分の死ぬまでの人生のために自主的にやるべき事も見出せず
他人が正直に語る人生や思考を、
ただ、からかう事しか出来ないのですから、
見るからにそれは惨めな生です。

その中で、自分の日々の無気力さと、
薄っぺらな実感しかない日々の空虚な生活感覚に、
自分でも、吐き気を催すほどに嫌悪していて、
その自爆の「八つ当たり」に、
他者のサイトへのアラシをすることしか出来ない者であるわけです。

本人は、生きる目的も不明確に失って、ひきつり、もがいているが、
その自分の中に常に潜伏している不安の病症を、
内省という鏡で見ることも出来ないので、それに気づくこともない。
そうした無自覚な夢遊病のような彼らの姿が、よくわかると思います。


■そもそも、他人に、つっかかるには、資格が必要なんですよ。
それは、最低限、自分の歩んできた人生を正直に語れる人だけですよ。

そうした「自分を語ることも、何ひとつも出来ずに」、
ネットで「他人をネタにして誰かに寄生することしか出来ない者」は、
自分の記憶と人生の整理のために、「遺言」でも書くことですね。


遺言というのは、
自分が、いつ死んでも周囲に迷惑にならないようにという
自分の死の「準備」のために書くだけではなく、
自分で、自分の一生の航路を、自分で意図的に変更するための
技法として利用して、書くことも出来るのですから。

自分が、「何年もの間、結局は、一体何をやってきたのか？」、
そして、「今の時点で、何をやり残してしまっているのか？」、
ということは、
普段の生活の中では、漠然と「曖昧な記憶の中」にあるだけです。

それが、自分の実際の死を、具体的に想定した、
「現実性のある遺言」を書くという作業によって、
明確に自覚できるように浮上してきますから。


■私は、前述のサイトの著者の、思想背景などに関しては、
私個人は、関心そのものをあまり持てない部分もありますが、
今回のエッセイは、さりげない名作のひとつでした。

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■それにしても、前述の「名古屋の記憶」の回想録を読みますと、
大人のヤクザ社会の勢力関係が、そのまま、子供社会に反映される、
というその構造自体、考え物ですね。

子供の社会と大人の社会は、
ある時期までは、完全に不可侵な境界線がそこにあって、
その二つは、分離されるべきであり、
そこにだけは、ケジメが必要だろうというのは、昔からの私の持論です。

幸いにして、私のいた下町は、決してガラはよく無かったものの、
暴力団闘争の渦中にある町ではなく、ホテル街だらけだったものの、
風俗店街ではありませんでした。どちらかというと、
寺町だったり、職人さんの多い町、そして商人の町でした。

そして小学校のときに、遊ぶところといえば、野球をするにしても、
爆竹戦争をするにしても、他のどういう遊びをするにしても、
それは必ず「墓地」の中でした。
だだっ広い墓地が私たちの唯一の遊び場だったのです。

三角ベースをやったら、
一塁は、山本家の墓石で、二塁は沢田さんちの墓石・・・といった感じでした。


また、今なら、１０秒で警察にしょっぴかれるであろう変質者が、墓地の中で
私たち子供に、声をかける事もありましたが、
そういう者でも、地域社会や子供の間では、単なる「変なおじさん」で
済んでいて、誘拐事件など起きたこともありませんでした。

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◆さて、そこで、今回は、
私自身の、小学校、中学、高校時代、大学を振り返ってみました。


私にとっては、
学生時代というのは、隅から隅まで「遊び」に満ちていました。
遊ぶために学校へ行っていたようなものでした。

私が入った学校は、いちおう、最低の私立であったものの、
都内屈指の不良学校でしたので、

学園ドラマさながらの不良もいましたが、それでも
学校へ行きたくても、停学を食らって行けない、なんてことは
よくあることで、登校拒否など一人もいませんでした。
（停学処分を食らう主な理由は、万引きはほとんどなくて、
　仲間同士、あるいは他校とのケンカ、それに博打、
　そして校内での喫煙や飲酒でしたが）

私は当時から、一風変わり者という、スタンスにいたので、
不良グループとも、普通の生徒ともどちらとも付き合いがあり、また、
どちらにも属さないフリーでしたので、
一目置かれてというか、一定の距離を置かれていました。

それでも、誰もが、教師連中とは、皆うまくやっていましたし、
殺伐としたものは何ひとつなく、いさかいはあっても、いじめなどなく、
不登校もなく、最低限、落第だけはしないように、
気をつけていれば良かっただけでした。

しかしまー、今でも、そうなのか知りませんが、
ポマード（当時はムースのスプレーありませんので）で固めた、
リーゼントヘアーはともかくとしても、
「だぼだぼのボンタンに、襟のえらく高いガクラン」。
あれって、学校に入っている学生服の業者さんが、
ちゃんと、「私たち生徒の注文どおりに、
つっぱりバージョンに作ってくれていた」というのが、
なんとも笑えます。今でもそうなのでしょうかね？？


■入ったときには、そんな不良学校だったのに、なぜか、出るころには、
いっぱしの名門校になっていたのが不思議でした。

別に、ごくせんや、ドラゴン桜や、ＧＴＯみたいな教師がある日やってきた
というわけではありませんが、
受験戦争の時代の中で、自然に、なり上がってしまったようです。


◆時代をそれより前に遡り、小学生のときの事を思い出すと、
そこもまた、ただただ、毎日が、遊びに満ちていました。

ただ、今ふと感じるのは、小学校６年のときに、私も塾なるものに
少しだけ通ったことがあるのですが、
そのときから、それまで存在した子供同士の世界の中にあった
貴重な何かが崩れたのを感じました。
はっきり言えば、それまでと同じようにみんなと遊べなくなったわけですね。

２種類の中学を受験しましたが、ひとつは医者になるような連中が行く学校で、
もうひとつは、のびのびとした私立不良校。
受験会場の教室の中の雰囲気そのものが、
そのふたつではまったく違っていました。

医大を目指している方の学校ときたら、どこか空気がかったるくて、
来ている生徒も、一見するとおとなしいが、気配はどこか重く、
何かをしゃべりかけて来ても、態度が陰湿そのもの。

もうひとつの不良学校は、何か空気がとても軽く、学校というよりは、
学校という名と形をしているものの、
都会の中なのに、野原か野山にでもいるような気がしたのを覚えています。

その校舎に立った瞬間に、「教室と校庭がやけに通気がいい」という感じがしたのです。
実際、のちにそこに入学して通ってみると、小学生のときと同じぐらいに
休み時間は、誰もが、各自の遊びを満喫していました。
「放課後に、門が閉まるまで、学校で遊ぶ」のが何よりの楽しみだったのです。
それは高校卒業まで続きました。


そうして中学に入った時点で、場所と友人を変えて、また新しい遊びが、
再開されたことは、私にとっては、実に幸運な事でした。


◆のちには、これまた「面白い連中がいるだろうから行こう」
という実に「軽薄な動機」から、私は、美術大学に入りました。
そして、そこでもまた、私は、授業の課題もほっぽらかして、
学校内のいろいろな、別の科の友人たちと、主に学内で遊んでいたのです。

プログレのロック喫茶に、数日おきに入り浸ったのも、このころでした。
だいぶ以前にも書きましたが、そのロック喫茶は、かつて、
東京の、青山トンネルの手前に「地球の子供たち」という名で、その昔、存在し、
そののちに、「ＳＡＶ」というプログレ専門の、ちっちゃな喫茶店として、
長く存在していました。
そこで、どれだけ多くの貴重な音楽文化に接したかわかりません。


こうして、私は、小学校、中学、高校、大学と、
その時間のすべてを、「遊ぶこと」にだけ費やしたといえます。

ただし、その遊びというのは、すべて、ほとんどが学校内でした。
すべてが、学校の中の友人たちとです。
学校をサボったりして、学校外のところで遊んだのではなく、
学校そのものが、私たちには、「最高の遊び場」だったのです。

これが私の今のすべての自分にとっての重要な基礎を作っていると言っても
過言ではありません。
そして、かつては、おそらくは私と同じか、私よりも前の世代は
都道府県の差や、地域差はあるものの、
大体そのような子供時代をすごしてきたのです。

余談になりますが、学生運動をしていた私より少し上の世代には、
私はまったく馴染めませんでした。

あの当時の彼らの学生運動というものは、当人たちですら言うように、
単なる「ファッション」のようなものであった者が圧倒的に多く、
一部の狂信的な左翼連中以外は、そこに何か確たる個人的な思想背景の支えが
あったわけではない中で、生じては消えていったもの・・・つまり、
ただの「ブーム」にすぎないものだったからです。

国境が隣接した国で行われてきた戦争や革命運動のような軸のあるものでもなく、
倒幕のような、したたかなものでもなく、ただの安保反対という「流行」。



◆さて、話は戻り、私の育った時代と、
今の学校での子供たちの様相を比較したとき、
やはり、何かが、完全に病的になってしまった事は確かです。

結論を言えば、日本というのは、せいぜい中学三年までの義務教育さえ受けていれば、
その後、高校以降からは、すべて専門の職業訓練学校か、
専門の学問的な研究校にしてしまってもいいだろうと思います。

将来、何の役にも立たない一般教養と、就職のための肩書きのためだけに、
５年とか７年もの無駄な時間と、お金を使っているのが、
今の、６・３・３・４（短大は２年）のうちの後半の貴重な時間です。
これは、あまりにも馬鹿げています。

◆そして、そこから人生のスケールを敷くとき、
私たちの中学終了までの「約１５年間の子供時代」というのは、
私たちがその後に、精神面や脳を正常に保つための
重要な「基本ソフトウエア」を起動するための期間だと言えます。

ごくごく当たり前の、
身体感覚、身体能力、
思考能力、情報処理能力、
戦闘能力、交渉能力、
恋愛の駆け引きや、性機能
発想力や、独自性、

それらすべての基礎を育成するものが、
かつては、ごくごく当たり前だった、
「ごく普通の子供同士の遊びの中」に、すべてあるからです。

だから、私たちの時代がそうであったように、
学校で子供を遊ばせるといいです。
近所で子供たちが遊ぶのが、まともな育ち方です。


それが出来る環境を今作ろうとするならば、
それは、どこかの国にあるように、
不審者が近づいたり、犯罪を行えない構造とデザインの公園を作り、
エリアの隅々まで死角のないように防犯カメラを設置し、
職員たちの監視のもとで、子供たちを遊ばせるしかありません。

しかし、それでは、
子供にとっては、「冒険性ゼロ」、なんですよね。


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