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[3986]
■
■カルト宗教または「カルト性」とは何か?
by:
鈴木崩残
2008/09/04(Thu)06:10:39
【カルトの定義の困難さ】
世の中には、脱カルト系の団体などもあるようだが、
100項目を超える、そのチェック項目を見るとこれが面白い。
「おいおい、警察や軍隊って、当てはまるぞ」みたいな
質問もちらほら混ざっているのである。
ただし、一般的にカルト認定する場合には、
法的な実害や、虐待行為や、過剰洗脳の有無といったことで、
とりあえず、「カルト」とそうでないものの線引きをしているようだ。
しかし、その線引きの定義や基準は「実に甘い」。
社会的に害悪があろうがなかろうが、
カルトであるものもあれば、カルトでないものもあると
私は私独自の基準を引いている。
むろん害悪があった場合には、カルトだったからではなくて、
それは「犯罪」として裁かれるのみである。
(どうせ人間の精神など、たいした差はないのであるから、
経典の危険性などをぐたぐたと言っているよりも、
内容を動機に関連づけてあげつらうよりも、
「それを信じてしまう心理構造」の方が、分析の対象にするべきだろう)
●ところで、カルトという事を私が定義しようとすると、
それは非常に複雑な問題になる。
たとえば、ここにカルト認定されたという団体のリストがある。
↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017736480
●しかし、部外者の私、一般人の私から見れば、
別にカルトか?というようなものが含まれる。
たとえば、内情は「よく知らない上」でいうが、
パナウェーヴがそのひとつである。
「いかれた事を妄想していること」あるいは
「ぶっとんだことを考えている、言っている」
ということは、通常は「狂信的」と命名されるが、
狂信性とカルトは同一ではないというのが私の見解である。
やれ電磁波攻撃を受けていると妄想することは、
女性が「私は彼氏に嫌われている」と妄想することとさしたる違いはない。
別に、ニビル星だかチビル星だかが、ぶつかると懸念していても、
それは個人の自由だろう。
(実際に地球に危険性のある軌道を動く彗星や隕石も常にあるようであるし)
また、一般論で言えば、
そもそも、ぶっとんだ事を考えねば、発明など不可能だ。
●彼らはオウムのアホ信者みたいな、顔つきと態度を
メディアのカメラの前でさらしたが、
さりとて、どえらい重大な犯罪をしたか?といえば、
どうも、見る限り、私有地または公道に、白い布をかけた
という程度にしか、私には見えない
(他にも、犯罪とされる事案は、あるらしいが)
しかし全体としてみると、パナウェーヴあたりは、
社会的害悪がどうのこうのと、めくじら立てるほどのカルトには
私には見えない。
そして、和尚(Osho)も、オレゴン州で、シーラという女性が、
ひともんちゃく事件を起したとは言え、
和尚コミューンや
「あそこの信者らには、充分にカルト性を私は感じる」が、
「和尚個人」には、私はカルト性など、まったく感じない。
●そして、
そもそも、カルト性と信仰または「妄想」とは、紙一重である。
なぜならば、私は「オーラの泉」の字幕に、
私は、こう書きたいぐらいだからである。
>「神仏や、天国や地獄は、現代の科学で証明されたものではありません。
>従って、それらは、人生を生きるひとつのヒントとしてください」
と、もしも基準が、こうなると、
そうであるにも関わらず、(つまり科学で証明されたわけでもないのに)
狂信的状態にある宗教信者などは、無数にいるわけであり、
もしも彼らをカルトと呼んだら、
「どえらい数の人口がカルト信者たち」ということになるわけである。
(そうなったら、素朴に太陽を仏様だと思って拝んでいる、バーちゃんも、
池田を拝んでる学会信者も、等しく、カルトに含まれるということ。)
●さて、カルトといっても、
政治カルト、宗教カルト、経済カルトなどが一般に分類・定義されている。
「経済カルト」は「被害が明確」なので分かりやすい。
この中には、「金融カルト」「軍事カルト」「医療カルト」
「原発カルト」「精神医療カルト」「弁護士カルト」などがある。
ただ「政治カルト」については、
その時代の体制によって「善悪の価値が変わってしまう」ので、
思想カルトというものが成立するのかは怪しい。
そして、「宗教カルト」というのが一番その定義が困難で、
どこまでに「これがカルトだという柵」を作るのかの境界線が、
実に曖昧である。
●ちなみに、私は、それら以外に、
「武術カルト」、
「学校教育カルト」、
「家庭内カルト」(親子間でこれが成立する)、
さらに「マクロビ・カルト」(食事療法カルト)も
明確に世の中に、はびこっていると認識している。
さらには、「地域カルト」
(早い話が田舎の風習や、ドラマの「トリックス」に出てくるような
村全体がローカル教団になっているような地域。)といったものもある。
しかし脱カルト団体というのは、
そうした身近な「複数のカルト性」を見落としている。
●単に、怪しい、ぶっとんでいる、常識的でない思想、
これらでは、とうてい、カルト認定など出来るものではない。
いかにも社会に対して、
「害悪や強引な勧誘はしないですよというポーズをとりながら、
政治や企業やテレビ局や広告代理店に圧力をかけるような団体があるのだから。
●では、カルトの性質は何か?ということになると、
経済カルトのような訴訟につなげられるケースは分かりやすいが、
グレーゾーンに属するものが実に多くある。
しかし、おそらくは私の定義によれば、
その最大の習性、または性質、定義の基準は、
>「集団化すること」であろう。
しかしこれも、単に集団化となると、
会社組織やカルチャースクールまで集団ということになってしまう。
思想背景を共有する集団で、
なおかつ、信者の獲得の為にしつこい行為をする、
または脱会希望者に、ストーキングする、
これは立派にカルトの定義に収まるだろう。
しかし、問題は複雑で、
ここに、「家族内カルト」、
または、その時の政治や流行による価値観を判断に入れると、
カルトというのは、結局は、私の言葉でいえば、
非常に基本的な「自我の機能」「自主性とは何か」という事にかかわる
問題にまで、遡ることになる。
●それは、
>個人がしたいと思ったことを過剰に抑制されるか、または、
>個人がしたくないと思ったことを過剰に強要されること。
●カルトという言葉自体が、そもそも「輸入品」だが、
一方の社会問題である、
ベトナムやイラク戦争によるPTSDの問題を解決しようとしてきた
アメリカの心理学者の様子を観察すると、
私の目から見ると、実は、戦争そのものが原因なのではなくて、
軍隊によって行われる、
「感情では、殺してはいけないと思っているが、
軍の命令という理性から、敵兵を殺すように教育される」
これが帰還後に、「感情の反動」となって、
兵士が社会に戻ったときに、
「自分の理性では殺してはならないと思っているが、
感情が相手を殺してしまう」
といった、理性と感情の「逆転現象」が起きていると私は見ている。
>すなわち、どういう感情や知性であっても、
>抑圧して別のものに摩り替えたときに、
>いずれは抑圧されたものが、別の出口から
>「自分の別の意志に反して」反撃を始めるという「原則」である。
●ACも機能不全家族も、戦場でのPTSDも、
実は全部、この実に単純な原則で説明がついてしまうのである。
帰還した兵士が犯罪を犯す件数と、自殺件数があまりにも多いために
アメリカの医師たちは、必死に大量の薬と、
社会復帰と軍隊復帰の洗脳を交互に繰り返しているようである。
自殺に関してはPTSDが主原因かもしれないが、
ただし、帰還兵の殺人や犯罪に関しては、
そのすべてをPTSDのせいにするのではなく、
次の要因を加算しておいたほうがいい。
「軍隊と戦場の経験者は、一般人と比較した時に、
人間に銃口を向けてその引き金を引くという行為に抵抗がない」
と推測される点。
●さて、「群れて」、過剰に「集団化」することと、
「個人の感情や知性」を「抑圧」する傾向、
この傾向そのものは、最も小さな単位では、
>家庭で親が子供にそれと知らずに無意識にやってしまうことが多くある。
それが規模が大きくなり、学校となり、会社となり、社会全体の中でも
全員が、自分でも知らずに、「カルト的」な常識の押し付けを
他人に対してしていることに、多くの人は気づいていない。
■最近話題にした、中国や韓国の反日教育、
特に韓国は北朝鮮とほとんど同じ感情構造であるし、
国家的なマインドコントロールの下にあると断定できる。
(情報がいくら自由に得られても、日本の文化は韓国が発祥だとか
やっている以上は、カルトといわざるを得ない)
逆に、先日の動画にあったように、
そもそも当時の日本の新聞記者が、もしも本当に、
「慰安婦問題の記事は捏造した」と自白していたのだとしたら、
>その記者は、日本の「国防」と「外交」に関わる重大な弊害をもたらした、
>として、そっちの方がよっぽどテロや内乱罪に近いものである、
と私は思っている。
それに対する刑事処罰がないというのは、全くこの日本という国も、
やはり、「何か」がカルトじみている。
●さて、脱カル団体などの理念や方向や定義は、
単に、社会的な害悪ということで、現在は線引きをせざるを得ない
という事情は、理解できなくはないが、
この「マインドコントロール」や「洗脳教育」そして「カルト」の
根本問題は、決して安易に線引きできるものではなくて、
下手をすると、世界中の人間が、
>「地球人カルト」として善悪基準を盲信している可能性が大であると
私は見ている。
●そうした宗教の歴史の観察の結果を
私は「宗教に汚染された地球人」の著書に書き連ねたのである。
カルトとはそもそも、どうして生まれて社会にはびこったのか、
それを本当に明確に知りたい「専門家ら」は、
「宗教に汚染された地球人」を読むといいだろう。
むろん、私自身が、
「一切の心霊現象も、魔術技法も、霊界談話も、前世も、
あげくには、異星文化も、精神世界にカテゴライズされるもの
ことごとく、そのすべてではないが、多くを信じている。
ところが、私は、
>多神的信仰は容認するが、一神教だけは容認しない。
そして、私自身は、実のところ、何かの統一体、または
意識の集合が、宇宙創生の根本に位置しているとまでは、認識しているが、
ただし、その中心部を、私は、
「馬鹿で愚かな生存本能、
または恐怖心のようなもの」だと認識している。
すなわち、スタンスとしては、有神論者でありながら、
その対象である中心存在を、馬鹿だと思っている。」
こうした私の徹底した批判的スタンスが、
カルト的であるのかないのかは別問題としても、
そもそも中心だの、宇宙を設計したり管理する者がいるはずだ、
とか、世間で言っていたとしても、
その管理者、支配者、創作者とは、
いったい、「どの管轄範囲までの権限」を持っているのか、
はなはだ疑問である。
もしかしたら、人々が信仰していた神なるものは、
せいぜい、地球の管理者にすぎなかったり、
せいぜい、この太陽系の管理者にすぎなかったり、
せいぜい、この銀河系の支配者にすぎない、という可能性が大である。
となれば、宇宙をくまなく見たこともないアホウどもが言う
「一神」だの「存在の全ての絶対者」など、
そんなものは、とうてい「信頼」に足るものではない。
むろん、宇宙意識という、その漠然とした聞こえのいい、
定義も曖昧な言葉で何もかもを括ろうとする組織や宗教も論外である。
*********
●さて、ここ最近の、日本のアニメやオタク文化の輸出によって、
日本文化や日本の製品に興味を持つ人達が増えてはいるようだが、
そこで、次のような、ひとつの警告を私は欧米の人へのメールで、
メッセージとして書いた。
カルトに注意しなさい。
特に日本や東洋の思想を取り入れた団体に注意しなさい。
私は約1年間、海外の動画を観察してきた。
その結果、
私は欧米人が持つひとつの欠点あるいは弱点に気づいた。
欧米人は非常に警戒心が足りないことである。
たとえば、忍者、侍、武士道、仏教、禅、インドの瞑想、中国の気功。
これらを欧米の人々は簡単に信じてしまう。
そして彼らはそれらを神秘的なスタイルだと思って憧れる。
むろんそれらには真実もある。
しかし多くの嘘もある。
また歴史的な誤りも多くある。
欧米の人々は東洋文化について奇妙な敬意を持っている。
しかしあなたたちの合理的な思考によって常に疑ってください。
日本や東洋には多くの劣悪なカルト宗教が混在していることを
忘れてはならない。
たとえば欧米の人々はサイエントロジーをカルトだと認識できるだろう。
しかし日本には多くのカルトがある。
日本の公安によってカルト認定としてされた団体もある。
それは次のような団体である。
The Holy Spirit Association for the Unification of Christianity
「韓国の統一教会」
So-ka Gakkai International
あなたたちはOrlando BloomがSo-ka Gakkaiに入会したことを
知っているだろう。
しかしこの団体はフランスでは一時は、カルトとして認定されている。
さらに、日本には約2万もの新興宗教(未登録と法人登録を含む)がある。
そして少なくとも約60の団体がカルトとして認定されている。
そして、日本人の多くは何がカルトであるかを明確に識別している。
そして何が伝統的宗教であるかを認識している。
しかし欧米の人達にはそれらの区別が出来ない。
カルト仏教でもそれが正統な仏教だと誤認してしまう。
人々はチベットやインドの本来の瞑想とは全く違うものを瞑想だと誤認する。
そしてあなたたちはトリックの気功と本物の気功との区別が出来ない。
このように、偽物の東洋文化に対して欧米人は免疫がないと私は判断した。
同じように日本の武術、文化、歴史、武術についても盲信に似た状態が欧米人の中にある。
その原因は次の項目に起因する。
欧米の一部の人々は昔から日本の文化に興味を持っていた。
またヨーロッパと日本は昔から芸術の交流があった。
しかし、一般人は、東洋、特に中国と日本については多くの人々は
単に無関心だったのだ。
その結果、欧米の人達には東洋文化の区別が出来ない。
それは少し昔のハリウッドの映画を見ることによってよく理解できる。
このような状況は町の「骨董市場」にあなたたちがいる状態に似ている。
その中には本物の骨董品もある。
しかし大半は偽物である。
おそらくかなり多くの勉強をしなければ、
日本や中国の文化は理解できないだろう。
しかしYou-Tubeはまるで「街中の骨董市」のような状態である。
私がとても嫌いなタイプの人々がいた。
それは単に日本人の友人を持っているだけの人。
単に日本の本を少し読んだだけの人。または英訳された日本の本
単に日本の武術の教室にいるだけの人。
こうした一部の人たちが知ったかぶりをして、
日本の武術や文化について語る状態を見てきた。
それは私達の視点から見ればとても滑稽だった。
しかし西洋の人達にはそれが理解できない。
だから間違った情報を沢山信じている。
日本の武道、侍、忍術、文化、文学、芸術についての誤解が蔓延している。
その典型的な事例が料理である。
たとえばトロントにある日本料理店の90%が日本人の経営者ではない。
90%は中国と韓国による偽物日本料理である。
僅か10%が本当の日本料理店である。
同じことは現在ロシアで生じている。
その原因のひとつは、中国人や韓国人が、
日本料理とか寿司という看板をつけると客が増えるからである。
そうした動機で、日本語の商品を意味する看板を彼らは悪用している。
もしもあなたたちが本当の日本料理を知りたいのならば
日本の伝統的な料理店に来てください。
西洋の皆さんが本当の日本の文化に出会うことが難しい。
本当の日本の伝統文化、情報に出会うことはとても難しい。
その原因は日本についての正しい情報の少なさである。
また日本の物真似をした韓国や中国の製品や店が原因である。
だから日本の文化や芸術や武術については、
日本の専門家や日本人の学者に尋ねてください。
日本の芸術、武術、歴史については、
知識の受け売りによる知ったかぶりをしているだけの欧米人や
日本人以外のアジア人に尋ねないでください。
さて、このテーマを「カルト」の問題に戻します。
私達日本人が他の国より優れている点がひとつあると私は思っている。
それは日本人が非常に多くの種類の宗教を観て来たことだ。
私達の国には世界中のほとんど全ての宗教や神秘主義に関する情報がある。
そしてむろん日本のカルト宗教(オウム教団)による国内テロも起きた。
私達は多くの欧米とアジアの宗教についての知識を持っている。
そして日本人は中国の気功についても科学的な検証をした。
日本人はマジックの種明かしの番組を沢山見た。
日本人は愚かな宗教信者とマスコミの間の論戦や、
またはカルトによる犯罪の被害者と彼らの議論を沢山見た。
日本という国は現在は経済と国防において非常に非力である。
しかし日本人はこの30年の間に、
宗教とカルトに対して客観的に見る視点を沢山学んだ。
現在の私達の国では、
カルト宗教に対して国家が「極端な人権無視の弾圧」をすることはない。
しかし日本の多くの国民は、
宗教による詐欺に対して犬のように嗅覚が優れている。
だから怪しい団体や個人については、
日本人の直感と判断は正しい場合が多い。
ただし、むろんこの場合は、その人がどこかの宗教の信者でない場合である。
残念な事だが、
私達日本人はカルト宗教が社会や個人に対して行った事件や害悪に
ついての非常に多くの知識と経験を持っている。
そしてその手法について沢山の警告と知識が日本には存在する。
むろん私達の国は無神論者たちの国ではない。
また私達は共産主義でもない。
しかし我々日本人はカルトの原因と結果について非常によく知っている。
それが小規模なものでも大規模なものでも原則は同じである。
つまり、(アメリカの)カルトの教祖とその信者たちの心には、
必ず彼ら自身の家族に心理的な問題がある。
私はカルト教祖と彼の信者の心の中にそうした傾向を沢山みる事が出来た。
彼らは私が好きなアメリカ精神を持っていなかった。
カルト宗教の特徴は次のような現象である。
1-仲間が互いに軽率に賞賛し合う。
2-彼らは対立意見に対して排他的である。
3-批判されると彼らは逃避する。
4-都合の悪い質問に対して彼らは回答しない。
5-異論と反論の区別が彼らには出来ない。
6-問題が起きたときに彼らはその原因を洞察しようとしない。
そして彼らは安っぽい理想論を語るだけ。
そして、欧米のカルト宗教は次のような分野を
彼らの「勧誘の入り口」として作る。
瞑想教室
武術教室
東洋思想や東洋文化の教室
ボランティア活動組織
だから、安易に東洋の文化を簡単に信じてはならない。
自分でよく調べて判断する必要がある。
あなたたちは純粋に武術そのものを楽しんでください。
武術に「宗教や神秘思想」を関連させてはならない。
むろんあなた個人はどのような宗教を信じてもいい。
またどのような宗教を個人的に探究してもよい。
ただし決してグループになるな。
決して信者集団になるな。
宇宙の最後まであなたは個人として在りなさい
集団が作る偽善的な友好的な雰囲気に迎合するな。
そして「自己陶酔の為に飾りたてた言葉」に依存してはならない。
安易に宗教を信じてはいけない。
あなた個人の価値が最も貴重な宝だ。
You-tubeという名の骨董市場で
西洋人が偽物を買わない。
西洋人がその骨董市場で、
詐欺に遭わないことを私は祈る
どうぞ、充分に気をつけてください。
敬具
____________________________________________
■追伸
私の言葉は、特定の個人や特定の団体についてのものではない。
私は東洋と西洋の間に起きる文化の誤解の原因のひとつについて語っている。
さて、You-Tubeというのは画期的である。
しかし同時に私が言ったように「偽物を含む骨董市」でもある。
おそらくアメリカでは日本のニュース番組はほとんど放映されていないと思う。
日本ではイギリス、フランス、アメリカ、韓国、イタリアなどの
ニュースのヘッドラインは見ることが出来る。
しかし、たとえば日本ではインドネシアや北欧のニュースはあまり見られない。
だから私達は現代のそれぞれの国について報道を通じて知る機会は少なかった。
常に我々は外国の一部しか見られない。
しかしYou-Tubeがそれらの状況に変化を作った。
我々は各国の個人が配信する情報を見られる。
おそらく半分は真実であり、半分は誇張を含むかもしれない。
しかし私達が得られた最も大きな成果は、
それぞれの国の個人と個人が議論できるチャンスである。
今まではメディア規制や国家の監視というフィルターを通じて
お互いが誤解をしていた。
しかしYou-Tubeはそれぞれの自己の責任で誤解が生まれる。
そしてそれぞれの自己の責任で理解が可能になる。
ところで、私はむろん無神論者ではない。
キリスト教が侵略する前の欧米の先住民の思想や、
政治に利用されたキリスト教の経緯や、
東洋の思想や異端思想にも、非常に関心がある。
しかしそれらはすべて「私の個人的な興味」である。
一方で、私は個人の疑問を奪う組織的な宗教が嫌いである。
それは社会的な害悪でもあると認識している。
しかしそうした害悪がカルト宗教によって起きる。
たとえば多くの中国の武術指導者が日本で商売をした。
しかしその中には本当に悪い指導者や詐欺師がいた。
また私達日本人や韓国の武術指導者が海外で教室を開いた。
むろんその中には偽物や悪い詐欺師がいたかもしれない。
しかし私達は文化の輸出を規制をすることが出来ない。
輸出される文化を税関で検閲することは出来ない。
だから文化を輸入する側のあなたの賢明な知性によって、
偽物やカルトを判断してください。
たとえば日本には沢山の仏教寺院がある。
そして沢山の仏像がある。
街中にも沢山の宗教的な銅像がある。
しかしそのほとんどはヒンドゥー教の神々だ。
それらはインドから中国に移動したときに変化した。
さらにそれらは日本で変化した。
日本の人々でさえも仏教とヒンドゥー教の神々の違いが認識できない。
仏教の開祖は1人の人または賢者である。
彼は「神話」の偶像なのではない。
しかし日本人でさえも混乱している。
その原因は、ブッダの教えから分派が生まれたからだ。
つまり仏教寺院の形式でない寺が仏教寺院と呼ばれているケースが多い。
実は、このテーマは以前に日本の仏教学会の中で論争になった。
しかし観光客として来日する人にはそれは理解できないだろう。
これらと同じ状況や誤解がYou-Tubeによる世界旅行でも生ずるだろう。
日本だけではなく、
それぞれの国の歴史と文化にはとても複雑な経緯があるのである。
●「日本でもまだカルトがある以上は、
まだ日本もカルトに対する免疫が弱いのではないか」
といった外国の人の質問に私はこう答えた。
確かに日本ではカルトがまだ根絶されていない。
法的な基準の整備やもっと多くの訴訟も必要である。
だから感覚としては私達の臭覚は犬のようである。
その経験的な感覚で私達はカルトを嗅ぎ分ける。
しかし知的な判断や社会的整理という意味では
まだカルトに対して後進国である。
ただしひとつ日本人に固有のおかしな民族性がある。
そこには次の原因がある。
1-我々は何百年も多神教に親しんできた。
2-外見は我々は無神論に見えるかもしれない。
3-しかし実はなんでも信じたのである。
たぶんそれは日本人の好奇心と異なる文化に対する受容性に起因する。
だから日本人の多くは沢山の神々を信じている。
たぶん、日本人の約三分の一の人々は宇宙人も信じている。
我々は西洋の人達から魔物として思われている「妖怪」も信じている。
日本人の半分は転生を信じている。
そしてさらにキリスト教やイスラム教、カバラ、スーフィズム、
道教、神道、ヒンドゥー教、黒魔術、白魔術、
なんであっても、日本では学ぶことが出来た。
アメリカは他民族国家の長所と自由を持っていた。
一方で日本は、
宗教と新宗教において多民族国家に似たような状態にあったかもしれない。
むろん過去の一時期には一部のキリシタンを弾圧した事もあった。
しかしこの200年以上、
日本にはあらゆる宗教とあらゆる神々が住むことが出来た。
しかし日本人がとても嫌うものがある。
それは一神教である。
一神教は常に排他的になる。
一神教は特定の人種や民族を差別をすることが多い。
この宇宙では地球で語られるような一神教が
通用することはないだろう。
宇宙と生命のすべてはまだ未知なのである。
それは宗教が語るべきテーマではない。
このように日本人はあまりにも多くの宗教文化に遭遇した。
その結果、我々は何でも信じる。
しかし一神教信者にならない民族になった。
偏った信心を持たないバランスが日本にある。
むろん日本人の全員がではない。
だからカルトはまだ日本に現存する。
______________________________________________________________
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