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●出産などにまつわる素朴な疑問●
by:
●鈴木方山
2006/03/19(Sun)09:42:41
●いろいろな掲示板で、相談者の方の質問にインスパイアされて
最近書いた原稿のいくつかをまとめておきましたので、
お楽しみください。
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>
旦那さんが出産に立ち会うことには意味があるか??
世の中の「統計」とは別に、
「現実を見る目」というのが、そもそもひとりひとり違います。
だから、「世間的な風評」には一理ある場合もあれば、違う場合もあります。
そういう点から立会い出産をするかしないかは、
「旦那さん本人が見たいというかどうか?」に任せるのがいいと私は思います。
●自宅出産もあったとはいえ、
昔出産に立ち会わなかったことが多かった戦前の日本の父親が、
今の父親よりも優れていたか(子供への接し方で)というとそんなことは
断言できません。
現実を見ることがどう影響するかに違いがあるという例のひとつは、
戦争です。戦争の地域に行って、飛び散る肉片と血の海に、
精神的なショックを受ける人もいれば、逆に人を殺すことや、
死体を見ることには慣れてしまう怖さがあるという話を戦争体験者の人から聞きました。
それと「同一視」こそは出来ませんが、出産の場面を見てそこから
何を感じ取るか違うでしょうし、
特に、よくも悪くも変わらない男性もいると思いますので、
それが何に有効なのかは、
出産に立ち会ったケースの旦那さんのその後の投稿でも読むしかないです。
しかし、その夫婦のその後一生を追跡したレポートなどないと思いますので、
その効能の「真偽」は確かめようがありませんね。
最終的には、「旦那様の意志とご相談」の上で、
二人で決めるといいと思います。
●そもそも、いわゆる、「旦那さんの立会出産」というのは、
女性は、あとで記念のビデオとかは見るのでしょうか?
それとも、そんな記録は残さず、ただ旦那さまだけが一方的に、
お子さまがこの世に出てくるところを目撃するだけなのでしょうか?
というのも、出産しているご本人は、ご自分の膣から胎児の頭が
出てくるところをリアルタイムでは、旦那様と同じアングルでは、
見ない(見られない)わけですよね。
●なんだか、そうすると、厳密に言うと、
お母さんは「自分の腹を痛めて産んだ」という感覚が強烈で、
お父さんは「腹から出てくるところを見ていた」というのが強烈で、
という妙な差がそこにあるように思えます。
つまり、「出産という場」は、夫婦で共有したかもしれないですが、
見ている「現場の現実」は、ふたりが違っていると思いました。
そういう点では、私たちは、日々の自分の排便すら
鏡で見ることはないし、何か異変でもないと、
めったに女性も陰部を鏡で見ることもないでしょうし。
●立会い出産というのは、
「場を共有すること」に意味があるのか、
それとも、旦那様が産道から出てくる子供を「見る」ことに
意味づけとか「効能をうたっているのか」、よくわかりませんね。
昔、お産婆さんが家で出産のお手伝いをしていた時代には、
「男は、出て行ってなさい」とか一家の女性たちに言われて
部屋の外で、うろうろしているとか、ドラマとか実話で聞きますしね。
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>
産道なんだから、膣の中など感じるはずがない、という俗説
子供が産まれるのだから、敏感だったら大変だ。
従って膣は「敏感なはずがない説」。これには私は疑問があります。
妊娠期間の骨盤とか身体とかホルモンの状態、そして脳の状態は、
そうでない時期とは違うという「前提」があります。
また、痛みの部位が違うかもしれませんが、
中絶手術の経験者の言われる、痛みの報告もあります。
または、錯覚でなくて奥で「快感を感じる」という、
たくさんの女性の方たちの証言もあります。
膣内部のいろいろな部分の「痛感テスト」でもしないと、
はっきりしたことは分かりませんが、
果たして、
「出産という、通常と異なる状況」を引き合いに出しての「膣内鈍感説」は、
本当なのだろうかと、少し私個人は疑問が昔からあります。
そもそも、「快感」と「痛感」は、微妙に違うような気がしますから。
数人のパートナーに、「奥でどう感じるの?」と聞いたことがありますが、
彼女たちは「主観的」には「子宮で感じる」ということを、よく言いました。
膣中というよりは、むしろ位置的には子宮だと。
またGスポットはまたそれとは別に、単独で、
クリトリスとも奥とも違う快感のスイッチが入るボタンのようであると。
ですから、膣内をきっかけとする快感説(または膣内神経網説)は私個人は、否定できません。
そもそも母体が、これから出産という大イベントに入り、
産道を直径十数センチ以上という胎児の頭や身体が通過する、
そのことに母体の「体と頭が一丸となって備えていて」、
そこを実際に胎児が通過するという、そのような状態での感覚や痛感と、
全くそうでない普通の身体の状態の感覚や快感は、
「比較していいのだろうか?」という疑問があるのです。
以下は、とても、「物凄く、間違った喩え」かのかもしれませんが、
からっぽの、すきっ腹に、お酒が沁みることがありますが、
しかし、満腹状態ではお酒が胃に沁みない。
受胎して出産という大変なイベントを迎えている「母体」と、
快楽を求めている「女体」とでは、決定的に、感覚も、脳内に
分泌される物質も、何かが違うような気がするのは私だけでしょうか。
思えば、昔、ペニスや指を挿入しようとすると痛がる女性とお付き合いしていて、
子供が出てくる場所だというのに、
どうして、それより遥かに小さなペニスや指すらも入らないのだろうと、
若いころ、思いました。たとえ入り口だけとは言え。
しかし考えてみれば、子供は、
「中から外の世界へ出るために、
骨格変化その他の万全の準備をされた母体から」外へと「出てくるもの」ですね。
でも、ペニスは、逆に「外から中へ入る」という意味で全く逆の現象ですね。
子供が出てくるんだから、ペニスぐらいなんだよ、
なんて決して言えませんでしたし、
逆に、もしも胎児ほどの大きさの物体を外から膣に入れたら、
その女性は、下手をしたら、命にかかわることになるかもしれない。
そう考えると、やはり、
「出産できるんだから、女性器内部は感覚が敏感なはずが無い」という説は、
どうも、信憑性が薄いような気が私個人はしました。
むろん掌や唇ほどには膣の中は「過敏ではない」とは思いますが。
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