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Title
助っ人リンク
2007年3月までは
「虹のオーガズム」と「性のレシピ」
の
読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1309]
■
禅書道日記−その52
by:
鈴木崩残
2009/09/17(Thu)08:29:17
■ところで、季節外れにならないうちに、アップしておきました。
今年のミステリーサークルです。
くらげ、三葉虫?、トンボなどの新作が、なかなかです。
この作者(?)は昔から「昆虫類」に似た作品を作っていました。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=X164R5t0_ZU
ちょっと見るとただの平面に見えて、分からないでしょうが、
中には麦が「まるでセーターの表面」のように完全に織り込まれた、
もの凄いサークルがあります。
感想と、私の書について
HHHさん より
先日は立派な書を送っていただき有難うございました。
いただいた書の感想を書かせていただこうと思います。
受け取った書を開いてまず目に飛び込んだのが、
草書体で書かれた「創」
そして「熱」。20枚ほどいただいた書のうち半分くらいは
「熱」だったかと思います。
めくっても、めくっても迫力のある「熱」「熱」の文字。そして「煮」!。
「熱」「煮」は注文した文字ではなかったのですが、
今の私に必要な文字だとわかりました。
書を受け取る前に梅の間で「熱」と「煮」は目にしていたのですが、
まさか自分のための書とは思いもよらず、
”誰か料理好きの人の注文かなー”と思っていました。(笑)
どういう経緯でこの文字を選んでいただいたのか、
恐る恐るDVDを拝見しました。
私の注文した文字が「創」以外全滅状態で(汗)、
結局、崩残さんに字を選んでいただき有難うございました。
何度か撮影を止められていたので、
収録されていた場面以外でもかなりご苦労かけてしまったと思います。
ただ、自分に合わない、筆の進まない文字を無理して書いていただくより、
どんな文字であろうと自分に合った、筆の進む文字を書いていただくほうが
ずっと嬉しいです。
「熱」の文字になると筆がのびのび動き、
力強い、迫力のある「熱」を次々生み出しておられて、
見ているこちらも気持ちが良かったです。
思いがけず、「煮」「噴」「熱」といった、
熱気がむんむんするような文字に行き着いたのが、意外でもあり、
この企画の魅力でもあると思います。
改めて、いただいた書を見ますと、
「熱」の書は墨の色も黒々と力強く、
ごつごつとした岩山(火山)のようにも見えますし、
近づくと、艶のある墨の色はマグマを連想させます。
まさに”熱気”を感じます。
幾つかある「熱」の中で崩残さんに”お勧めです”と言っていただいた
「熱」の書は、
力強く熱気を感じる中にも、うまく言い表せないのですが
端正というか、品があると思いました。
文字の意味もそうですが、
書の形、墨の艶、書を眺めていて感じる印象、
こういったものから今の自分に必要なものが受け取れるような気もしました。
「煮」は部屋に飾るのは(文字の意味として)なんか違和感があるかな?
とも思ったのですが、部屋にあるところを想像してみると、
何かユーモラスな感じもしてニヤリとしてしまいます。
煮物を連想してしまうのでしょうが「美味そう」な字に見えてきます。(笑)
こちらの書も折りにふれ部屋に飾ってみようと思います。
以上、崩残さんにはご苦労かけたと思いますが、
私としては大変いいものをいただいたと思っております。
どうも有難うございました。
●私は逆に、もっと熱をかけてもいいところを
そちらが、何かで遠慮しているように思いました。
人によっては極端に入れ込むことや、熱気を帯びる事が悪い面が
おうおうにして、多々あるのですが、
どうも、そちらの場合には、意外にも、
「もっと熱っして良いよ」というゴーサインのようです。
ある意味そうでないと、突破口は見つからないですから。
ですから、変な知識や、「もう少し、こうあるべき」みたいな
他人や本の言葉に惑わされずに、
今のやり方でガンガンやってください。
それで体なり何かが壊れるとしても、
それもあとで思い出せば大切な経験のうちになると思います。
熱をかけるということは、DVDの中でも言っていますが、
「あく」は表面に浮かんできますし、弱い成分はそこで壊れますし、
ミックスされ、液体の中で、いろいろな変化がおきます。
それは、いわば、魔女が煎じ薬を作る「鍋」のようなもので、
シンボルとしても、魔術的な作業です。
それで私が思ったのは、単に火や熱であぶるというのではなくて、
そちらの場合には、そこに水の要素、つまり「感情」「情感」を
投入して「OK」、むしろそのほうがいいということです。
(人によっては、それをすると判断を途中で間違うのですが、
そちらは、むしろ、そうあるべきで、それで大丈夫なのです)
変に引いた、さめた目で見たり、無理に冷静になろうとするほうが、
そちらのリズムが崩れて、失敗すると思います。
●「煮」は、コンロの近くで、間違って火が飛び移ったりせず、
あまり汚れがつかないような、良い場所があったら、どうぞ。
人が見ると、確かに台所近辺にあると、ユーモアがあると思います。
また、玄関のドアの「内側」にあっても
「なんじゃこれは!」で、「意表をついている」かなと思います。
特に会社では上司とぶつかることも多く、
周りから”それでは君のためにならない”と窘められることもあり、
ここのところ”もういい年だしもうちょっと大人になって
クールにしたたかにやらねば”という思いがありました。
しかし、本来の自分のままでいいんだと判りスッキリ解放された思いです。
当たり前のことですが、本来の自分以外の者になろうとするのは、無理がありますね。
DVD冒頭で崩残さんが”うーん。似合わない字を選んでますね”
とおっしゃられていましたが、本当にその通りで(笑)。
とにかく、このメールをいただいて納得できました。
有難うございます。
※正月の書初めみたいに、年に1度くらいは書を書いていただいて
「今年の私!」という感じで部屋に飾りたくなります。
末永く続いて欲しい企画です。
ええ、私も、こればかりは、ずっと続けたいと思っています。
手裏剣術みたいに、体力がなくなったら出来なくなる、
というものではないですからね。
私がボケないかぎりは、なんとかなると思います。
もっとも、ボケても、なおさらに無心の書は書けるのですが。
以下は、文字色は白ですが、私、崩残の文です。
【なぜ書けない文字が出るのか?】
この理由はまだ明確には分かりません。
いくつか推測できることはあるのですが、必ずこれが原因になる
というものを特定したり、断定はまだ出来ていません。
たとえば、全自我の人が注文した文字の中にも、
私が書けなかったものがありました。
つまりその文字の形、あるいは意味に関連して、
それを今は書かないほうがいい、または、その人には必要ない、
というのが、主原因だと思います。
●しかし、一方では、明らかに特定の文字に、
8分の一自我よりも以下の要素が混じっているのを見かけることも
あります。
この場合には、その人に必要ないという以前に、
そもそも、書けないのです。
私がDVDの中で「これはあなたには今は必要ない」という場合には、
二種類あります。
1−ひとつは、書けないほどその字が崩れた場合。
2−もうひとつは、その人にとって当たり前に持っているものなので、
あえて、書にしてことさらに強調する必要がないか、または、
それをすると「やりすぎ」や「過剰」になる場合。
この場合には、一度、まず楷書体に近い字で書けるというのが特徴です。
1の場合には、そもそも、まともな字として書けません。
●ちなみに注文された文字の4つとも「書けない」ということは、
時々、起こります。
そう頻発するわけではないですが、
私からのDVDの中では、
「どうしようかな。今回は断ろうかな」とか言っていて、
最後には、「脱出口」の文字を見つけられた人が何人かいます。
途中で、「もう一度別の文字を候補に上げてください」とメールを
しそうになったのですが、それをせずに済んだ人がほとんどでした。
ただ、最終的な作品が、お気に召したかどうかは、
感想メールが来ないかぎりは、私には分かりません。
●注文された文字の4つの中から、「少なくとも一つは、
どうにか完成したい」という気持ちが常に私の中にあります。
しかし、その私の個人的な心情だけでは、どうにもならず、
やはり、書けないものは、なぜか書けないのです。
先日、この企画を始めてから、たった一度だけですが、
候補の文字を「再送信」して戴いた事例がありました。
しかし二度目の候補の文字も、そのうちの三文字が書けませんでした。
この稀な事例の場合には、少し私も考え込みました。
というのも、どのような人であっても、
今までは、何らかの新しい文字を見つけることが出来たのですが、
このケースでは、ほぼ全滅。
8つも文字候補があれば、少なくとも、いくつかは書になるのが普通です。
しかしそれが、書にほとんどならないというケースです。
この場合には、文字の選択において、
本人が完全に的を外し続けたという可能性もありますが、
私個人は、そうではなくて、
この書というものが、そもそもその人には、必要ない、
この書の企画と縁がないのだろうと、結論しました。
●なぜならば、そういう人は無数にいるからです。
そもそも、この無心の禅書を知らない人の方が世の中には多いわけで、
その人たちは、私と何の縁もありません。
それと同じように、そもそも縁のない人が何かに間違って関わってしまう、
ということは世の中でもよくあります。
たとえば、皆さんの人生においても、
何もかもが宿命で決まっているわけではなくて、
明らかに出会う必要が全くなかったと思い返すものや、
ただ単に時間の無駄だったと思える人間関係や旅行などが、
いくつかは記憶に残っているはずです。
そういう意味では、「稀に」ですが、この書の企画と何も縁のない人が、
何かの間違いで書を注文されてしまったケースも、
わずかにですが、あると思います。
●具体的に言うと、それはご注文者全体の多くても2%程度だと思いますので、
普通は、ほとんどの人は大丈夫です
(つまりその人の為の書を私は書けると思います)。
DVDをご覧になると分かるように、
なんだかんだ言っても、私は最後には、スムーズに、
2種類以上の「無」の落款を押した文字を仕上げて場合が多いと思います。
【なぜ四文字などの注文を受けないか?】
まず、これをすると規格外の用紙を用意しなければならないことと、
それによって、紙の「裏打ち」をする場合には、手間がかかりますので、料金も変わり、
仮に、裏打ちしないで済むような「大きな画用紙」を使った場合には、
今度は、送料がほんの少しですが変わってきます。
●しかしそうした細かい事よりも、最も大きな原因は、
二文字までは、文字と文字の間に「関連性」を生み出せるのですが、
三文字以上になると、文字同士の「響き合い」のような味と構図を
作るのが難しくなるのです。
むろん書道家の人だったら、決められたルールがありますから、
大和仮名と草書体を、単に書道のルールに従ってつなげるなり、
ポツポツと、離れた位置に文字を配置すれば済むことですが、
無心の書では、そうは行きません。いわゆる「習字」ではないですから。
適当な配置が一切許されず、各文字の間のバランスや
意味づけや、線と線の関連性による魔術的な効果を維持するのが、
あの面積に三文字以上だと、難しくなるのです。
細い筆で書けばなんとかなるケースもありますが、
書全体としての迫力は、かなり、落ちてしまいます。
●そもそも、この企画は、その人に必要な書であって、
ちょちょいっと「記念品」として「座右の銘」を書いたり、
「経文の写経」や臨書をしているのではありません。
●ギャラリーに四文字のものと三文字のものがありますが、
ひとつは、「一期一会」の場合には、一の字がそれほど大きく
他の字の邪魔をしなかったので、なんなく書けましたが、
もう一つの四文字と三文字は、非常に苦労しました。
三文字や四文字をどのように、左右に微妙に距離をあけて散らすか、
または「どう、お互いに、からませるか」とか、
どの文字は、どの部分をかすれさせるか、で相当に試行錯誤しました。
●また、受け取ってそれを見る人の意識には、
一文字書か、多くても二文字までが、作用しやすく、
文字が増えるほどに、見る人の側の意識も、
文字の複雑な構図に誘導されてしまって、
見る人の「焦点(目標)」が散漫になってしまいます。
【DVDについて】
●実は、今すでに、14巻にさしかかりました。
ブッククラブ回には、13巻までは、納品されています。
たぶん、11巻だかで、お二人ほどに、続けざまに、
私が、いつもより、ちょっと怒っているというか、なんというか、
「少しキツイ事を言っている」ビデオなどもありました。
●前にも言いましたが、
この書の企画をある程度は、可能なかぎり記録しておきたい事と、
欲しい人が、いつでも入手できるようにしてあるのですが、
DVD化の根幹にあるものは、
私がこの「個人的な記録を残しておきたい」という気持ちからに過ぎません。
●ですから、出来ることならば、
1巻から14巻まで、全部、私がもう一度見て、
各巻についての、レビューを書くほうが、
皆さんもどれを買おうかという事を決めやすいと思います。
しかし時間がなくて、そこまでまだ出来ません。
ですから、今のところは、禅書道の概要がすぐに分かる「6巻」と
希釈自我の問題を扱った「10巻」のみは、
私本人から一押ししています。
実は、その他にも、面白い巻があるのですが、
その他の、見どころのある巻については、
巻ごとにレビューを書く時間がまだありません。
●
現在ブッククラブ回にあるDVDは、
下記の投稿の最後の部分のジャケット画像の一覧をご覧ください。
↓
【禅書道日記−その29】
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1286
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