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助っ人リンク
2007年3月までは
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読者専用の質疑応答用の掲示板でしたが、
2009年7月より禅書道日記に変更。
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[1413]
■
禅書道日記その147●雑話●
by:
鈴木崩残
2010/08/05(Thu)04:34:57
前世と死んだ他人の記憶は別のもの
●今週の木曜日だったか、催眠中なネパール語を話す女性の話を
テレビでやっていましたね。
記憶の明確さでは、けっこういい線行っていると思いましたが、
問題は、あれは「前世があるかどうか」の証明にならないという点です。
仮に、その人の前世と称する男性(ネパールの村の酋長)が、
60年前に死んでいて、日本にいる彼女と時代的に合致していたとしても
それでもなお、それは前世が存在する事の証明にはなりません。
●つまり、生きている他者、または既に死んでいる他者の
>「記憶」に共鳴したり、または記憶を共有することと、
>前世があることは別問題ということです。
●ただ、あの番組が非常に良かった点は、村のじいさんの死んだ時と
彼女が生まれた時間がずれていたことです。
もしもちょうど50数年前にそのじいさんが死んでいたら、
世の中にいる前世信仰者は、「やっぱり前世はあったんだ、証明された」
と、アホウみたいに、騒いだり、喜んだことでしょう。
ところが、約10年、じいさんの死亡年と、女性の誕生年がずれていた
という事によって、
皆さんは、その結果として、
「いわゆる前世とは別の可能性」を考えなくてはならないからです。
●あれが真性異言である可能性は極めて高いでしょう。
つまり、あきらかに彼女は、自身が物理的な記憶としては持ち得ない
現地の当時の風景や、方言や、
その、じいさんの生活に関連する記憶を、
どこかしらから持ってきていることになります。
ただしそれが彼女の前世であることは「否定」されたわけです。
●となると、可能性は二つあります。
一体彼女は、いつ、そのじいさんの記憶をシェアしたかです。
ひとつの可能性は彼女が10歳前後の時、
つまりネパールのじいさんが死んだときに、何か変化があったかどうかです。
たとえば、その時に、全く縁もゆかりもない彼女に入り込んだとかです。
もうひとつは、実は催眠術師が催眠をかけたために、
そのために、死者の記憶との共有が起きてしまったという可能性です。
私はこの後者を疑っています。
あの手の、かなり偏った先入観を持つ催眠術師の場合には、
自分が期待したり思うような結果になるように、
物事の全体を誘導してしまう傾向があるからです。
つまり、彼女に他人の記憶を引き出させたのが、
実は全く余計なことだったという事です。
●あれだと、あれは、前世があることの証明ではなくて、
>催眠術によって、被験者を一時的に霊媒のように出来る
>という事に過ぎなくなっているわけです。
*********
余談ですが、私はかぎりなく催眠術に対して否定的なスタンスです。
催眠療法もそうですし、
退行催眠による前世の記憶の呼び出しと称するものも、
催眠治療にも否定的です。
否定的というのは、その治療効果そのものに対してではなく、
その「方法」が正常な自我にとっては非常に大きな害悪になると
私はずっと感じてきました。
●はっきり言って、催眠治療を受けるというのは、
それ自体が、自我が希釈される原因をつくると私は思っています。
そういう点で、私は催眠を使うどんな種類のセラピーも、
やるなと多くの人たちに言ってきました。
やるならば別の方法にした方がいいです。
●「分割自我復元」のDVDでも言いましたが、
意識・自我・記憶、この三つは別の部品です。
従って、死んだあとの中間領域で、他人の記憶との合成が起きる
可能性はかなり高いです。
あるいはまるで料理を作るように、何人もの記憶を調合して、
それを選んで自分の「潜在的な」記憶とするという方法すら
成立してしまいます。
●私は人間が死んだ場合に、個人の状態によって、
いろいろなシステムに回収されたり、管理者によって、
好き勝手に分割されたりと、いろいろなことが起きた結果として、
再び、人間がこの世界のイリュージョンの中に戻ってくる、
という事は、事実だろうと思っていますが、
ただし、一環して連続した個人として、いくつかの前世を
単純に時間的に一直線上で経験しているとは思っていません。
●つまり、人間は、死んだり、生まれたりを繰り返しているのは
確かなこと。
つまり肉体以外のものが、経験主体として、あるのは確か。
ただし、一環した一つの個人としての記憶を蓄積していたり、
いわゆる、チベットなどで漠然と信じられている「転生」の構図には、
かなり懐疑的です。
つまり、一般的な意味での、転生とか前世には、疑わしい部分が多々あり、
生死の中間で、我々が経験している出来事の、本当の全体構造は、
もっと「えぐい」、または「皆さんが望んでいるような物語」とは
「別の目的」で作られているのだろうということです。
_______________________________
【雑談】
●なんということはない雑談ですが、
阿川佐和子さんの若いころって、こんなふうだったのかなと、
ふと私が思うアナウンサーが、加藤綾子アナです。
写真で見るとどうという事はないのですが、
この人、表情が動くと、とても良い顔をしています。
たまにいますね、そういう人。
写真写りはあまりよくないけど、
実物の表情が非常に良いというタイプです。
年齢はぐっと下がりますが、相葉香凛というまだ若い女優さんも同じ。
写真はどうということないのですが、表情が動くと非常に良く変わる。
残念ながら、動画はあまりこの人の良さの出ていない、
ムシューダのCMしかなく、リンクしませんでした。
■逆に、写真写りは良いけど、現物がマズいという人もいますね。
*********
●さて、書の話題、少しだけ書いておきます。
最近、珍しくその人の注文文字がひとつしか書けない、
というケースに出くわしました。
思い出すと、もうここ数ヶ月、そういうもものは覚えがないです。
草書や創作的な書体などを駆使して、
その人に合う書を探り出す事に慣れて来たせいもあり、
ここ今年に入ってここ数ヶ月は、一文字しか書けないというのは
ありませんでした。
しかし、かなり数ヶ月ぶりに、そういう注文に当たりました。
●やっていて思ったことは、
たとえば、明らかに希釈自我の人ですらも、
その人自身に調和する文字、またはその人自身に必要な文字を
ちゃんと、探り当てる人は、かなりいます。
だからこそ、書けないということはほとんどないわけです。
●良い字になるかならないか、
ということは、基本的に自我の状態、または意識状態に、
直接的には関係ありません。
たとえどんな状態にあろうが、人は、自分に合う字というのを
何千もある文字の中に、必ず見つけることが出来ます。
そうすれば、その文字は、その人の意識や自我の状態に関わらず、
その人の助けとなる文字へと変化します。
●ところが、その人に合う文字を自分で見つけられない、
というタイプの人は、一番問題ありです。
注文メールの中に書かれているコメントから、
かなり生活状態や心理状態が悪い、ひどい状態だろうと思える人でも、
それでも、文字はしっかりとその人を助ける形で書ける人というのが、
かなり今までに存在しました。
しかし、その文字すら見つけることが出来ていない人というのが、
たまにいます。
あまりにも変だと思う場合は、私の方で勝手に、
ひそかに、あるいはDVDの中で、その人の自我の希釈率その他を
調べるケースすらあります。
すると、間接的には、やはり希釈率が激しすぎる人の場合には
文字が一つしか書かれないとか、ひとつも書かれないということは
多かったです。(全てのケースでそうだとは限りませんでしたが)
●禅書道を始めた昨年の7月から12月あたりまで、
この期間に注文されて、ひとつしか文字が書かれなかった方の場合、
この場合には、あまり気にしないでいいです。
というのも、当時は、
現在よりも、私の「検定」の敷居が非常に高かったからです。
つまりその人に合うか合わないかという判定をするときに、
現在の倍ぐらい、振り落としが、厳しかったのです。
●しかし今年に入ってからは、
なるべく注文した人がせっかく選んだ文字なのだから、
なんとかして、書いて差し上げたいという私からの気持ちがあり、
さらに、技術的にも、昨年よりも、
創作書的な要素や、草書体を多用出来るようになり、そのおかげで、
私がよく言う、「抜け道」とか「突破口」を見つけられるようになりました。
●昨年ですと、その人にどうしても合わない文字だと判断した場合には、
何時間もかけて別の文字を探し出したり、
時には、この世界に存在しないような合成文字まで作ったのですが、
今年に入ってからは、少し敷居を落としました。
●ですから、昨年中に、私に「なんとか一つしか書けませんでした」と
言われた方も、今年は二つ三つ、書けているケースも多いと思います。
しかし、そこまで敷居を下げたのに、
それでも、やっと一個しか書けないという人が、おりました。
ここ最近では、かなり珍しいです。
多くの皆さんが、二度目、三度目になりますと、
文字の選び方とか、禅書(カウンセリング書)の本質を
自然に無意識的に理解して、
尻上りに、その人にとって良い文字を選ぶようになるものなのですけどね。
●
ところで、少し混んでいて、忙しかった書の仕事は、落ち着きましたので、
また通常のペースで書けそうです。
通常のペースというのは、ご注文を受けたら、だいたい翌日には
作業にかかれるということです。
ただ、困ったことに、残りの画用紙1000枚が、
まだ到着しない・・・・。
小売店の画材店ではなくて、製造している本社に発注していて、
しかも、一般には売られていない形での特別注文なので、
時間がかかるのは、しかたないですが、それにしても、
・・・遅すぎる。
●DVDをご覧の方は、お分かりのように、
「スケッチパッド」という、背の部分が糊付けされて、
製本されたようなスケッチブックを、これまで長い間使っていました。
それで、一枚ずつ画用紙を剥がして今まで使っていましたが、
6月からは、中身の画用紙だけを大量に注文することにしました。
画用紙の隅についている、わずかな糊の破片を、
今まで、手でいちいち、丁寧に取り除いていたのですが、
あまりにもそれに無駄とも思える手間と時間がかかるので、
糊で綴じていない「中身の画用紙だけ」を、
製造工場と交渉して、頼んだのです。
このスケッチブックの画用紙って、
一般のB4サイズではない変形サイズなので、
街中の普通の文具店とかには、バラで売っていないのです。
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