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【エリアＫの書籍】

●「宗教に汚染された地球人」というＣＤ本をお持ちの方は、
知っていると思いますが、

ひとつの「御伽噺」という「形」を借りて、
ブッククラブ回の書籍情報が、未来の同じ青山の地区の、
「図書ビルの一角」に保存されたという話が出てきます。

そしてその情報に西暦２１００年ごろにたどり着くのが、
あの本を読むことになる人物であるという未来の話です。


●ところで、既にニュースなどで知っているでしょうが、
現在の最先端の「書籍画像の電子化」は、急激な進歩をしています。
２５０ページの本を読み取るのにわずか２分程度です。

初期のプロトタイプから、既にハンディーなスキャナーが開発されていますので、
いずれは、これから数年かけて、電子化されていない「古書情報」が
大日本印刷その他の企業によって急激にデータ化されると思います。


★参考動画
　　↓

海外で紹介されたもの
http://www.youtube.com/watch?v=tCOXC5PTJj8


研究所の公式アカウントのもの
http://www.youtube.com/watch?v=L_rBNnLhbY8


こちらがユーザー(研究所)のその他の動画
http://www.youtube.com/user/IshikawaLab

有名な「ピッチング＆バッティングマシン」も、ここが開発しています。


■ただ、問題なのは、仮に全面戦争の勃発を、
２０２０年代か２０３０年代と仮定した場合、
それまでに電子化される書籍は、かなり限られるということです。

結局のところは、保存が間に合わずに、
三度目の世界大戦の戦火で焼けて失われる情報の方が遥かに多いと見ていいです。

ですから、重要性のある情報は、「個人」でも今から画像データに
変えておくのが得策です。


■ある時期から私が無明庵の本を、ＣＤに焼くようになったのは、
ひとつには印刷経費がかかりすぎることですが、
もうひとつは、紙は、未来にまで保存できないからです。

むろん紙の書籍であっても「保存それ自体」には、問題はないのですが、
書籍の量が膨大ですと「体積」が大きいので、
戦火で失われる可能性が大きくなります。
（国会図書館の耐火地下金庫でもないかぎりは）


ただし、放射能の残留が少ない核兵器が使われたとしても、
「ハードディスク」などは破壊されますので、
データが戦火を生き延びるには、
結局は、物体としては、かなり「ヤワ」ですが、
ディスクに焼いて保存し、それらを強固なボックスで保護する以外にありません。
それならば、最小限の体積で済みます。

体積を減らすだけの目的でしたら、デジタルカメラなどに使う
小型のカード（１６ＧＢ）あたりに画像として保存してもいいのですが、
１００倍以上の値段になるので、個人ではあまりにもコストが高すぎます。


■今のところ、大半の無明庵の書籍は「ワード」の形式ですが、
マイクロソフト社は、この世から消えてなくなるでしょうから、
ＰＤＦか、ＪＰＧファイルの画像に変換しておくのがいいかもしれません。

これから１０年以内の近未来に、
もしも、出版社の利権が、それほど、からまなければ、
前述したような高性能のカメラが個人で購入できる価格で市販されて、
皆さんが個人でデータ変換して保存できるようになるかもしれません。

そうすれば、精神世界書籍も、ある程度は「地下」で生き延びることが
出来ます。


●「そのXデー」に、日本は直接的な核攻撃のターゲットではないと思いますが、
システムの故障や迎撃の失敗による誤爆はあり得ると思います。

しかしそれも、他の大国に比べれば、直接的な爆撃の被害は少ないので、
日本では、文化的情報は、他国と比較すると、
かなり生き延びるかもしれません。


しかし、それよりも、旧式の核兵器による汚染に伴い、
食料不足と病気で死ぬ方が遥かに多そうです。


■これも「宗教に汚染された地球人」のCD本に書いたことですが、
約１００年先の未来は、今ほど情報を得るのは自由ではありません。

戦争後に、社会全体が持つ価値観が根本的に一度整理されて変わるために、
有害図書に指定される書籍が膨大に増えると予測されます。


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