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無明庵日記●猫の足跡-その432【児玉龍彦氏へのロングインタビュー】
by:
鈴木崩残
2012/03/08(Thu)06:36:29
>★各掲示板とも、必ず御自分のブラウザを「更新」して下さい。
>そうしませんと、加筆されたりした「最新の投稿」を読む事が出来ません。
下記のインタビュー記事は、
文字起こしされました
こちらです。
↓
【「低線量被ばく、除染、怒り、そして涙」
児玉龍彦氏インタビュー2/10放送(内容書き出し)】
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1602.html
______________________________________________________________
児玉龍彦氏のスタンス
●3/7深夜 NHKで1:50から放映された児玉龍彦の言葉を、
ツイッター上から集めてみた。
(「NHKは、深夜になると正気に戻る、二重人格か?」 との批判も多数)
●放映されたこの「動画」は、どこかのユーザーにアップされても、
NHKですから、朝日新聞みたいに、即行で削除しようとするでしょうし、
文字起こしもまだないようなので、
現在「複数の人のツイッター上」に書かれていた「断片のみ」を拾ってきました。
↓
【児玉龍彦氏の言葉の断片】
(語尾は、あえて「ですます調」には統一しませんでした)
障害になっているのは「強制避難でないと補償しない」という点です。
補償問題と、線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。
子どもを守るために、全力を尽くすことを、ぜひお願いします。
>>「児玉さんがそこまで日本の未来を考える理由を教えて下さい」と言う質問に対し教授は、
「私達は地球や日本の子供達に対し責任をとらなければならないのです」
低線量被曝によって100万人の人たちにガン発病のリスクがあります。
事故後の3/15の放射能プルームで、最も酷かったのは5シーベルト/毎時もありました。
低線量でも健康被害が出るのはチェルノブイリでわかっています。遺伝子(7番)が傷つきます。
セシウムは腎臓から膀胱、尿路系を回って排出されるため、膀胱がんが増えます。
大人の場合は30年後、小児ガンはもっと早いです。10年で出ます。
そうやって人がどんどんいなくなれば、復興など出来ません。
子供を30mSvの校庭に置くとは、何ごとだ!
福島に戻すなら子供や妊婦、これから妊娠する人のいる家を
優先して除染するなどしていくしかないのです。
本気で考えて進めていかなければいけない時期に、
原発再稼働などと何を言っているんだ!
国交省はまず常磐道の除染をすべき!
今、再稼動とか言ってる時ではない。
除染しても雨になり、循環して体内へ取り込むことになるのです。
「切捨ての歴史」を今回繰り返してはならない。
東大は先頭に立って原発を推進してきた、それを謝りたい。
放射能と原発の問題に関しては、非常に鋭い意見分裂があって、
言論の自由が無くなっていました。
「今すぐ健康に被害がない」、これと違う意見を言う事は、風評・パニックを生むと。
これが今回の事件の一番最初の恐るべき事だったのです。
常磐自動車道(通行止め)を放置する国土交通省とはなんですか?
年33ミリシーベルトの校庭に子供を置いて良いとする、
文部大臣とはなんですか?
まず政府はこういう事態になったことのお詫びから、始めなくてはならない。
国は福島県民を国民だと思っているのか!
国民を切り捨てるような政府が、TPPだの消費税増だの、
そんなことをやったってうまくいくわけがないんです。
どうやって国土を、国民を守っていくか、
今本気で考えなければいけない時期なのです。
福島の家を除染するなら1戸あたり500万かかる。国は70万という。
絶対無理です。屋根を取り替えるなどしなければならないからです。
防風林など森の除染も困難だから、それを取り除くしかないのです。
ここまでが児玉教授の言葉。
________________________________________________________
>>一方では、次のような批判もある。
↓
>>児玉龍彦も「除染アドバイザー」という原子力推進派の「一味」と理解している。
>>「除染」を口にする事自体、間違っている。除染でなく移染が正しい表現。
>>除染と言って、放射能汚染が無くなると錯覚させるのが、霞ヶ関文学表現だ。
以下は私の見解です。
■以下は、ずっと、一環した私の見解ですが、
児玉教授は、基本的に、真性の「学者」としての魂を持った人です。
氏の目的と動機は、国民が受ける健康被害への懸念、
そして、政府への怒り、それのみです。
従って、児玉教授のように、本気になって除染をした人の口からこそ、
「無理だと結論しました」という言葉を、私は聞きたいと思っている。
■一方で、児玉氏のことを竹中工務店やゼネコンとの関係を指摘する声や資料もあるが、
それをもってして、まるで鬼の首でも取ったかのように、
あるいは「陰謀脳」に犯された連中が言うような、
「児玉氏を原発利権の側にいる」とするのは、あまりにも軽率な視点である。
■児玉氏は、悪くいうと「学者馬鹿(専門外の事には無関心という意味)
」
のようなところもある一方では、
本当に純粋無垢な「少年」のような目(心)を持っています。
それだけに、利権がらみの連中が、氏の世界的な評価と肩書きを「悪用」して、
除染ビジネスの為の予算をふんだくって、金儲けをしようとする動きがあることは、
否めないし、それには氏の周囲の人たち(研究員や、教授の御家族)も、充分に警戒すべきである。
児玉氏が、まるで芸能人のように、
「持ち上げられてから、後でつき落とされる」という被害に合わないとも限らないだろう。
■ただし、児玉氏は、
「子供や妊婦は、汚染区域の外へ避難させるべき」とのスタンスで一環しており、
住民は可能なかぎり被曝させたくなく、除染は、「専門チーム」によって
行うべきとの見解でも一環している。
また、氏はスピーディーの発表が遅れたことで、
誤って高濃度汚染地域に、住民たちを強制避難させてしまった政府を強く非難している。
つまり、児玉氏は自身の持つ、「遺伝子工学」と「医療」の知識によって、
「核物質の放射線による、低線量被爆の危険」を訴え続けていることで、
どこも終始一貫して、ブレてはいないのである。
●ただし、逆に言うと、
低線量被曝が危険であることを知っているならば、
どんなに除染をしても、結果として無駄であるのに、なぜそれをするか?
という疑問は残ります。
「試験的に、除染の有効性のデータ」を取るためならば分かりますが、
本気で住民を帰そうとしているかは疑問です。
また、なんとか低汚染の「安全なスポット的な地域」を探し出して、
そこには住民を帰すというのだとしたら、
原則的に汚染は、風雨や地下水で「移動」するので、それは駄目だろうと私は思う。
●なお、津田大介氏が、ツイッターで次のように書いていたので、
後日、情報が、アップされるのを待ちましょう。
↓
>広域がれき処理問題について東大の児玉龍彦先生に取材終了。
>取材以外でもいろいろ教えてもらって有意義な取材でした。
●取材日時や概要は、こちらにあります。
3/8 8:00の時点では、まだ動画はアップされていませんでした。
↓
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/14633
______________________________________________________________
本日3/8日と3/9に地震に注意です
http://swnews.jp/
↑
この宇宙天気ニュースによれば、大規模のフレアが発生していますので、
影響を食らった場合には、少なくとも、M5からM6以内の中規模地震が
懸念されます。
>今朝、3/7日9時(世界時7日0時)に、X5.4の大規模フレアが発生しました。
>X5を超える規模のフレアは、昨年、2011年8月9日のX6.9以来、半年ぶりのことです。
>フレアの規模が大きいことから、早ければ2日程度で地球に到達するかもしれません。
>明後日、9日の太陽風に注目してください。
■さらに気持ち悪いのは、しばらく全く沈黙していた「中越」が動いた。
この中越の震源が動くときには、必ずといっていいほど、
他の地域で、大規模な地震が発生するという記憶が私にはある。
↓
>>2012年3月8日(木) 0時19分 新潟県中越地方 M2.7
>>2012年3月7日(水) 23時56分 新潟県中越地方 M1.6
■ただし、今回の警戒地震は、
私がよく言う、震度2(M 4)以下の地震しか起きない「ミニ静穏期」が、
10日ほど蓄積した場合の地震ではありません。
直接的な磁気嵐による影響が出るか出ないかの問題です。
■続報(以下は、3/10-9:00に更新)
>★警戒していた太陽フレアの影響かは不明ですが、少し大きな地震が発生した。
>★10日02時25分頃 茨城県北部(N36.7/E140.7)にて最大震度5弱(M5.5)の地震が発生。
>震度分布の詳細はこちらを
↓
http://tenki.jp/earthquake/detail-10171.html
___________________________________
>これより下は、3/15 0:05に更新
>個人的には、警戒を解いた時に、来てしまいました。
↓
http://tenki.jp/earthquake/detail-10223.html
>【気象庁情報】14日18時09分頃 三陸沖(N40.7/E145.2)にて、
> 最大震度4 (M6.8) の地震が発生。震源の深さは10km。
>引き続き、かなりマズイです。
http://tenki.jp/earthquake/detail-10228.html
↑
>今度は3.11の震源の下部で発生。
>★千葉東方沖、M6.1の後、現在までに中小あわせて23回連続。
>揺れの広域さから、確実にプレート境界性のもの。
>本日、3.11のプレート境界の上部がM6.8で動き、続いて下部がM6.1で動いた。
>これはかなり危険な状態である。
>引き続き活発な太陽活動の影響も、ここに重なってしまう。
>今も、太陽フレアで磁気嵐が次々とやってきている。
>●どうやら、地震の発生はそれが地球に「到達した時」ではなく、
>2〜3日のタイムラグがあるもよう
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