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2007年3月までは
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[1763]
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無明庵日記●猫の足跡-その514● 【最近の書の作品】
by:
鈴木崩残
2012/10/19(Fri)18:29:44
最近の禅書作品
●毎度の事ながら、相当に苦戦をした部分もあるのですが、
最終的には、のびのびと書けました。
おひとりめ
『欲』『望』草書体
ご注文は「欲望」だったのですが、二文字だと見た目が重いので、
「欲」と「望」を個別に書いたほうがいいと判断しました。
『創』草書体+創作書
ご注文は、「独創」だったのですが、あえて独創性を意識せずに、
とにかく無邪気に創る中で、独自性が自然に出る方がいいという意味で、
「創」の一文字に変えました。
『道』(創作書) 『欲望』(行書体)
鈴木 崩残 さま
崩残さんに直接連絡を取るのは初めてのことで、
緊張と期待を込めて依頼させていただいたのですが、
思いがけずユーモアあふれるコメントが付いていて、
わくわくしながら愉しくDVD拝見させていただきました。
仕上がった書の量を見て驚きました。
相当な手間をかけていただいたようで。
ありがとうございます。
さて、その書です。
希望したのは「欲望」「独創」「美怒」「道」の四種類でした。
せっかくだから、と欲張って二文字もお願いしたのですが、
「背負いきれない」ということ。
結果一文字ずつに分けて書いてもらい、なんだかほっとしました。
ここ一年ほど何かと背伸びを求められる機会が多かったので、
自分らしくある(という言葉はあまり好きじゃないけど)のが、
一番力を発揮できると改めて言われているようで。
「欲望」
届いた書を見たとき、まずなんの文字なのか分からず驚きました。
DVDを観て、個性的な文字に仕上がったということがわかって、嬉しかったです。
私の「欲」という文字。
活き活きとして、その瞬間沸いた「欲」エネルギーの軌道が見えるようです。
ちょっと火の聖みたいだなって。横書きが自分らしい気がしています。
それに比べると望みが薄い。
うずまく欲はあるものの、まだその行く先や、
具体的なイメージや方向がひとつに定まっておらず甘く、不安定、
というのは、自分でもずいぶん思い当るところがあります。
DVDでもありましたが、書を開封したときに、太い線のたくましさ、雄々しさの印象が強く、
そういえば私って「図太いところあるよなあと」そう思いました。
「独創」
もちろん「独創的なものをつくりたい」という思いもあったのですが、
「独りで創る」という意味も込めてお願いしました。
自分はものを創るときに、集団で創るよりも「独りで創る」ほうが
向いているだろうと思ったからです。
でも届いた書を最初に見たとき「創造」が「和」という漢字に見えて、
「和」という字の方がきっと今の自分には合っているんだろうなと思いました。
・中略・
そして「道」です。
前回のメールにも書きましたが、これは一目ですぐに気に入りました。
封を開けて思わず「わー」と歓声をあげたぐらい。
もとは「芸術の道」と思ってこの字を選びました。
この字も他と同じように「道開」と二文字にしようかと思ったのですが、
「道」は一文字のほうが「発揮できる」強度があると思ったので最終的に一文字でお願いしました。
「創造」も無邪気さを感じるのですが、「道」のほうが不思議とどこか懐かしく幼いころを思い出します。
「道」の草冠のちょんちょんが縦に長く、
ウサギの耳にちょっと見え、また縦の作品の中には首がどこか月に見えるものもあります。
終わりに。
書、「無明庵」に載せていただき感激しました。
ここ二年ほど、自我復元をやっています。
正直なところ真面目な復元者とは言えません。
だけど自分が●●を始められたのも、このおかげなんじゃないかと感じています。
自分の力だけではないものをずいぶん感じている。
アルバイトで人と関わることが前よりもずいぶん楽になった。
みんなが笑ってくれるようになった。
次回は復元の報告も含め、思い切って自我の判定をお願いしたいと思っております。
一度崩残さんに見ていただき、また一からコツコツ始めたい、と。
しばらくは毎日「道」という字に背中を押してもらい仕事場に向かいます。
寒くなってきたました。
なすべきことは多いのでしょうが、どうぞご自愛くださいませ。
改めて、ありがとうございました。
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おふたりめ
『無窓』(行書体)
元のご依頼は「夢窓」ですが、
訳あって「夢」を、あえて潔く、夢を断ち切った「無」、としました。
左は『即共』 右は『即響』(草書体)
元のご依頼は「即興」ですが、オリジナルの文字だと、
「興」の文字が堅苦しくて「本物の即興性」を感じないので、これに変更しました。
『異都』(楷書体)
いろいろと理由があって、元のご依頼文字からは大きく変えました。
『覚醒』(行書体)
これはご注文どおり。久しぶりにナイロン筆で細い線も書いてみました。
感想メール
■〈夢窓〉→〈無窓〉
だったら開き直って〈無〉でいい、と小さく試し書きされた端正な〈無窓〉は、
かつて戯れていた死人禅の空間を、懐かしく思い起こさせてくれました。
〈無〉の四個の点を〈可能な限りシンプルにした〉という、稲妻のような軌跡が
ひとつひとつちがっているのに、〈窓〉のほうの〈心〉が、そのいずれをも、
動じることなく受け止めていて、すべてがいとおしくなります。
思い起こせば、将来なりたい職業も、尊敬する人物も、研究したいテーマも、
まともに答えられず、ヴィジョンをもたないことが習い性になっていました。
それゆえに、自分を世界の中心に据えることができない感覚に苦しんでいました。
ただそれは、DVDの、はじめのほうで言われていた、
〈放り込まれて肉体をもって生まれた〉ことの不条理にも
いくら通じているような気がしないでもありません。
哲学的な意味でのコスモロジーを語るのならまだしも、
SF的なものを含めた宇宙、というものが、なぜかわたしは昔から好きではなく、
その感情は、この宇宙への帰属意識を疑いなく抱いている人たちとの理解を、
いちいちむずかしいものにしていました。もう開き直ります。
■〈即興〉→〈即響/共〉
瞬間の充溢がどのようなかたちをとるのか、という興味からえらんだ文字で、
これまでどなたも依頼されていなかったのは意外でした。
たしかに〈興〉という文字の選択は、明治期の感覚を思わせるもので、
先人の知恵には敬意を表したいところですが、
impromptuという原語は、たしかにもっと奥が深いような気がします。
草書体の〈響〉は、〈即〉のかすれを含む縦線に呼応して、
ほんとうに自在に響きを放っているように思えます。
ですが、たくさんの「崩」のほうにも、とても好きな作品があります。
とりわけ、あえて薄めの墨を用いられたとみえる〈即共〉の、
二つの文字が高い位置から結びあっているようもの。
なんだかこれ、クリムトの〈接吻〉のような感じにみえるのです。
■〈異都〉
これには、ぜんぶ惚れ惚れしてしまいます。
たくさんたくさん書いてくださってありがとうございました。
〈都〉の最後の線の2つのヴァージョンですが、過去を払拭するための〈異都〉と、
異国の都での大切な時間をとどめておくための〈異都〉がある、と解釈しています。
唯一、最後の線を止めた無印の〈異〉がもつ、不思議にはなやいだ軽さをみると、
心地よく過去を思い出せるというのは、こういうことなのかな、と思います。
■〈覚醒〉
文字が変更されるとしたらこれであろう、と、わたしは予想していたのです。
きっとそれを書くのはまだ早すぎる、という理由で。
ですので、わたしにとっては、実はお願いするのにいちばん勇気の要る字でした。
他の文字がいろいろありすぎたので、唯一かたちをなした〈覚醒〉は、
ずいぶんニュートラルに感じられたのかもしれません。
しかしそれだけにヴァリアントがたくさんあって、
〈夢〉が文字にならなかったことのかわりに、
〈覚醒〉したその向こうに開きだされる世界の多様さを、
映してくれているように思うのです。
そしてクラシカルなほうは、
あらたな〈覚醒〉の確信を与えてくれる気がします。
右上の〈覚〉が、左下の、酉に隠されていた星を見つける感じですね。
酉(ひよみのとり)が円くなるのは、わたしが酒好きのせいかもしれません。
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■何人かの方に書いた書が、溜まってきたので、
また作品をスライドショーの動画にしてみました。
しかし、BGMが、なんだか「山海塾」っぽくなってしまいました。
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