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無明庵日記●猫の足跡-その686●「素人による 食品検査奮闘記・第65回」
by:
鈴木崩残
2014/05/29(Thu)08:15:06
「素人による個人測定・奮闘記」第65回
始動への「準備」−その2−
●前回の投稿の後半の「松葉」「木灰」について、
おのみち-測定依頼所-様での、結果を掲載しましたので参照ください。
なお、二度目の測定で、さらに細かく粉砕した時の数値が
少しだけ下っている原因につきましては、以下のように杉原様から
コメントをいただきました。
↓
粉砕して小さくすると、セシウム137の濃度が小さくなるというのは、
セシウム137の定量計算に影響してくる他の放射線の量も増えたためと考えられます。
【追 記】
検体を、そのままの形で1リットル充填した場合と、
粉砕して1Lマリネリ容器に充填した場合の違いは次の通りです。
1リットルマリネリ容器は凹の形をしております。
一番検出効率の良い個所は「内側に面した部分」となります。
粉砕前も粉砕後も一番検出効率の良い部分には、もちろん充填されております。
粉砕することでその部分の密度もあがります。
ですが、一番充填されますのはその外側にある「空間(容積)のある部分」です。
実は検出器から離れれば離れるほど検出効率が悪くなりますので、
充填率が上がれば「効率が良い部分も悪い部分も」密度が上がります。
しかしながら、一番充填される部分が、効率の悪い部分でもあったりしますので、
充填率を上げると、測定した際に、他の天然核種の影響も増え、
その結果として計算された数値が下がると推測されます。
では、粉砕せずに充填すれば検出されやすいのかと言いますとそうでもなく、
充填率を上げますと、検出する放射線の数は増えますので
微量の汚染の場合は、充填率を出来るだけ上げる方が良いと考えられます。
*********
■測定所で測定した時と同じ「密度」で、私のところで測定する必要がありますので、
最初に測定していただいた松葉であれ、二度目のさらに粉砕したものであれ、
測定所から戻ってきた検体を、そのまま自分でも使う必要があります。
(今、私の手元にストックしてある同じ松葉は乾燥が進んでいたり、
粉砕加減が測定依頼したものとは少し違い、密度も変わってしまうため。)
●ちなみに「木灰」、やはりそれなりに出ましたが、
この木灰は「国産」としか明記されていなかった。
■ちなみに「松葉」は、今回測定していただいた2種類の他に、
測定に出したのと同じ松の枝の葉ですが、それとは別に粉砕の状態が、
「荒い」「中ぐらい」「細かい」の3種類のストックが用意できたので、
「検体の密度」による測定の差も、テストできます。
*********
我が家では何ベクレルまで許容するか?
「ベクレル預金通帳」の草案
■被曝限度を自分で決めるといっても、
この表を見ると、この10分の1でも多いと私は思った。
↓
●そこで、今のところですが、セシウムの合計で
「年間70Bq/kg」以内と、暫定的に想定してみました。
どういう事かと言いますと、年間70Bq/kgまでは、
「安心預金」(安全預金ではない)を持っていると、
勝手に自分で「思い込む」わけです。
たとえば、
「しまった、たぶん10Bq/kgぐらいのを食べてしまった」
というのが許されるのは年間7回まで。
さらに「積極的に被曝するという暴挙」に出るとしたら、
自分で測定して、「3ベクレル/kg」と定量した・・・
しかし、どうしても食べたい!!、
というのが許されるのが、年に約23回まで。
といった具合に、仮に被曝は覚悟の上とした場合に許せる範囲です。
●前述の70Bq/kgというのは、二つのセシウムの合計値ですから、
私が、かろうじて、Cs−137だけに限り、
3Bq/kgを見分けられたとしても、
合計で約4Bq/kgの被曝をしてしまうことになります。
しかも、害は、
137よりもセシウム134の方が大きいといわれています。
ここにさらに、セシウムとの比率としては微量とは言え、
海産物からはストロンチウム−90による被曝の恐れもあります。
●ということで、敷居としては、かなり「甘い」のは自覚してますが、
福島原発事故前に、過去に、日本人が、一年間に摂取していた
Cs−137の平均が0.19ベクレル/kgというデータがありました。
無理にそれにあわせるわけではないですが、
0.19×365=69.35で、70Bq/kgと暫定的に決めました。
ただし、過去の大気圏内核実験や、チェルノブイリのセシウムと異なり、
特に、セシウム134は、「採れたて」からまだ3年と「新鮮」ですので、
その身体への害を加算して想定するなどすると単純に比較は出来ません。
【参考】
↓
●年間で、セシウムの合算で70ベクレルの「安心貯金」といっても、
実際には、私は自分の測定で、セシウム137に関しては、
3ベクレルから2ベクレルは、跳ねてやる、という意気込みですので、
もっと少なくて済むと思いますが。
●ちなみに、うちでは、手作りで、
「ベクレル信用金庫」の「預金通帳」という通帳を作ることにしました。
もしも、年間残高70がゼロに近くなったら、
年末とかになって、おいしいものを食べたくても、
べクれっているものは、食べられず、買えなくなるわけです。
■ただ、この概算には「大問題」があります。
それは、今現在、福島事故以来食べている食物が、
どう気をつけていても、既に、0.5Bq/kgはあったと
仮定しないとならないことです。
たとえば、自分が一日に(水を除いて)食物を何百グラム食べるかを
出さないとなりませんが、
仮に1キロ食べたら、一日0.5Bq/kgで
一年に「既に、183ベクレルは内部被曝している」と、みなす必要があります。
そこにさらに、70ベクレルが、上乗せされてしまい、
年間252Bq/kgの食物による被爆を許容できるのかどうか?となると、
やはり、よくないとなります。
ということで、「ベクレル通帳」は、あえなく廃案となりました。
自分の個人測定の誤差の割り出し
■目下のところの私の課題は、
「過小評価」と「過大評価」をどこまで減らせるかです。
この要因は、「他の核種による嵩上げの影響」の読み違いや、
「面積の取り方」のミスが一番大きく影響しますし、
K−40の影響を自動差し引きするための「やさしお水」も、
シンチレーターが戻ってきてから、
ちょうど良い濃度を精査しないとなりません。
やさしお1gは、8.39Bq
●ところで、前回投稿した時よりも、
さらに「練習用の試料」が、2つほど増えましたので、
測定所で定量された10種類を超える試料を使い、
同じ試料を、
「攪拌」して再度測定をしたり、
「違う温度下」で測定をしたり、
その他の、定量に際しての判断などと総合して、
自分の測定の持つ「誤差」の範囲を見極めるようになるのも
今年の目標課題です。
■定量の「誤差」というのが、よく測定所の結果にあります。
「± nBq/kg」と記載されている部分です。
この部分を、論理値といった計算ではやらずに、
最もアナログな方法で、やろうと思っています。
それは実際に、同じ試料を、やや誤差が出そうな、異なる測定環境で、
何度も自分で繰り返して測定してデータを取り、
実際に、出た数値の「幅」を根拠にして、
自分の測定の「誤差範囲」を見定めたいと考えています。
*********
アルマジロを追加購入します
●その「シンチレーター」ですが、
現在、製作者の方に、さらなる改良をして戴いているのですが、
それとは別に、
1インチのデジタルアルマジロ(55000円)を購入することにしました。
これには、いくつか理由があります。
たとえば、今回のように、改善あるいは、故障による修理となったときに、
その間、別のフォーマットで、別のアルマジロで測定を続けるためです。
今、改良していただいているアルマジロと、今回新たに購入する
デジタルアルマジロは、設定などが変わってしまいますが、
それは、設定保存をすれば済むことですし、
定量の係数もシンチレーターごとに作ればいいだけですので、手間はかかりません。
*********
●あとは、この食品測定というものは、
私自身が、あと何年生きるかも分かりませんが、将来的に長く続きます。
そうなりますと、もしも万一、国内の政治事情その他が激変したりして、
製作者の方との連絡が取れなくなった場合に、
たったひとつだけしか、アルマジロがない場合には、
その一つが故障したりしたら「私個人」は、とても困るのです。
●他の人たちは、そうなった場合には、
すぐに他のシンチレーターを買ったりするのかもしれませんが、
私は、アルマジロには、「特別な思い入れ」があります。
またこれまた思い入れのある、
角型マリネリ容器のサイズも、鉛遮蔽容器も、
全てを、1インチアルマジロに、サイズをぴったりと合わせました。
●お金に余裕のある人にとっては、簡単に他のシンチレーターに
乗り換えられるのでしょうが、私やごく一般人な人たちはそうではありません。
ですから、あくまでも個人的な思い入れと、経済事情に起因するのですが、
私は、この1インチアルマジロと何年も先まで付き合ってゆき、
自分で納得がいくまで、どこまでも使いこなしてみたいと思っています。
また、「仮に」ですが、もしも何かの奇跡的な経済状態の変化で、
私が本格的な測定器を購入できるとかなった場合も
(これは絶対に「あり得ない」と感じますが)
その時、もしも愛用のアルマジロと角型マリネリと遮蔽容器を、
どなたかに、セットでお譲りするときにも、
シンチレーターにスペアがあったほうがいいと思ったのです。
●いくつかの理由から、未来の様相を想定して、
スペアとしてもう一つ必要であると思い立ち、購入に踏み切りました。
デジタルアルマジロは、USBコード一本だけとなり、
その他、便利な点もあるようですので、
あと一週間ほどで到着しましたらソフトのセットの様子などもアップします。
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>下記は、6/4 更新
■知人に、ヘロンの公式をエクセルに入れる方法を教わったので
設定してみました。
シート1、2、3を同時に使えて便利です。
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