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無明庵日記●猫の足跡-その701「素人による 食品検査奮闘記・第80回」
by:
鈴木崩残
2014/08/31(Sun)06:06:45
素人による個人測定・奮闘記☆第80回
定量面積のベースラインの取り方
■わざと、似た汚染度で「密度が違う検体」で、スペクトルや面積変化を見てみました。
わりと細かい原型 水溶液
↓ ↓
「茶葉」 と 「汚染水」・・・3.5〜4.1Bq/kg
(195g) (668g)
原形のまま 最も細かく粉砕したもの
↓ ↓
「玄米」 と 「松葉」・・・・1.3Bq/kg前後
(400g) (190g)
■( g)は、各検体の(うちの600ml容器での)測定時の重量です。
●まだ、いろいろな試料を測定にかけてスペクトルを見て詰めていかないとならないので、
ベクレル数への換算係数の割り出しは、後日にします。
茶葉【195g】
濃縮した汚染水(攪拌した直後から測定)
濃縮した汚染水(完全に沈殿させてから測定)
玄米【400g】
松葉【190g】(最も細かく粉砕したもの)
米糠【269g】
■5つとも、面積の出かたは、誤差を考慮してもなかなか悪くないので、
定量までもってゆけそうです。
■悩ましい、K−40からの後方散乱と格闘するハメになると覚悟していたのですが、
検出した領域の「ベースライン」さえ、一定の規則性に基づいて、
ばっさりと下部を「居合い斬り」にすれば、なんとかなるような気がしています。
●が、そうは言いましても、上図の三角形の面積では、
「汚染水」の4.1Bq/kgの面積と、特に「玄米」1.3Bq/kgに
予想したほどの大きな差がないものがあります。
●また茶葉の面積は、正しい方のベースラインで採ると、
Cs-137の面積が小さめですが、これは、この茶葉のK-40が400Bq/kgと
多いために、そのカリウム津波を被り、
結果的に面積が小さくなったためと思われます。
■こうした点で、やはり、K−40が250Bq/kgあたりを超える検体では、
私の設備の環境では、
読み取るのに、やや工夫と経験が必要になりそうです。
★【私の定量法に固有の面積の決め方】
↓
*********
●経過メモですが、
なんと、1インチアルマジロが、
0.6Bq/kgの汚染水のスペクトルを、しっかりと描き出している。
ただし、この検体は、K−40をほとんど含まないからこれが可能であり、
例外的にカリウムの含有量が、とても低い食品でないかぎり、
ここまではっきりした山を描き出すのは困難だと思います。
また、Cs-137の「あるなし」は、この山で、判別できましたが、
面積が小さすぎて、定量は無理そうです。
【溶融塩水(N0−3)】733g(濃度は測定所での測定時と同じ)
↓
☆見惚れてしまったスペクトル☆
●見て、惚れ惚れするようなスペクトルだったのが、この蜂蜜です。
測定所で使っている高価な測定器ならば、よく出るスペクトルなのでしょうが、
1インチシンチレーターで、5.6Bq/kgを、くっきり描き出してくれたのは、
何よりも、この蜂蜜が、天然核種をほとんど含まなかったためです。
↓
●5Bq/kgあたりの低い濃度で、
605keVと662keVが、きちんと分離しているスペクトルなど、
私はこの1インチアルマジロでは初めてみましたので、ちょっと感動しました。
●そこで、5Bq/kgまでの濃度を定量する為の私の表示法に切り替えてみました。
↓
K−40が強い検体の場合、ここに後方散乱(カリウム津波)が被ってきてしまうので、
この蜂蜜は、純度の高い「Cs線源」として私は使用します。
■最後に、3つのチェック用の試料を並べて表示してみました。
これは、20Bq/kgまでを定量する為の私の表示スケールです。
↓
☆この蜂蜜については、「おのみち測定依頼所」様で測定していただきました。
↓
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2014_31.html
クロスチェックはしていませんが、杉原様が大変に高い精度の測定をされているので、
測定誤差範囲も加味した上で、この数値を使わせて戴くことにしています。
杉原様の高い測定への姿勢については、下記の測定結果がひとつの参考となります。
↓
【別のハチミツによるクロスチェックの結果】
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2014_23.html
・注・
今回、私が測定したものは、もともと希釈をして測定依頼したものを、
自分の600mlマリネリ用に濃縮したものですので、
測定所での測定値とは異なっています。
***
■ メ モ ■
この蜂蜜を測定するまで、いろいろなものを測定を立て続けにしていまして、
結局、8/24ごろから本日8/31まで、
約1週間ほど、PCも、シンチレーターも電源はずっと入れっぱなしでした。
製作者の大久さんが以前に言っていたように、
アルマジロは消費電力が極端に小さいようで、そのせいか、
こんな長期の連続使用も、ものともせずにいたのには驚きました。
しかも、この期間の初頭は、気温も高かったのに、
アナログアルマジロは、うちの室温が32.5度でも、
少なくとも私の目には、スペクトルにも、作動にも、
何も不具合が見られなかったことです。
***
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