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●猫の足跡-その726●「素人による食品検査奮闘記・第105回」■改良版「テレミノMCA」の上手な使い方
by:
鈴木崩残
2014/10/22(Wed)12:05:52
素人による個人測定・奮闘記☆第105回
「改良版・テレミノMCA」では
測定中や解析ソフトの使用中には
全画面保存の機能を使う必要がない
●大して面倒なことをしないで、ただスペクトルを見ていればいい、
「単純なスペクトル」を画像として保存する程度にしか使わない、
というユーザーには全く無用の説明となります。
●改良版では「保存データ」からBGを引けることになったために、
定量に際しては、リアルタイムのグラフからBGを引いたものを
画像として保存しなくても、画像としての保存は、
あとから、いつでも出来ます。
*********
●そして、この機能をフルに生かして「定量」を試みる場合には、
重要なポイントがあります。
それは、定量を行うための「ディスプレイ」の全ての設定、または、
「印刷の設定」は、必ず同一にしたまま固定することです。
測定中には、ピーク位置の補正はむろんします。
しかし、定量する際には、一定の設定下の画面で行うということです。
下図は、そのサンプルの一例です。
6Bq/kg程度の蜂蜜水のスペクトルグラフを標準線源の表示としています。
↓
☆訂正です:
(前図の間違いは、BGを読み込んだ時の「高さ」の設定が、
その次に読み込んだ時に、値が違っていたという、最もよくあるミスです。
後述するように、これを防止するための「ロック機能」が追加されてます。)
↓
●試料や検体の濃度によって、私の場合には、
MAXの数値は、70から300まで、段階的にあり、
数種類の、定量係数を算出するための画像があります。
●ただし、注意が必要なのは、
この画像になるように、印刷専用、またはディスプレイ専用のソフトの
表示設定を固定したらば、以後、必ず「その設定画面」に、
「スペクトルデータを読み込んで」、
常に一定のROI範囲や、校正スライドの位置になっているようにします。
■つまり、この「印刷やディスプレイ専用の画面」では、
下段の「校正スライド」、中央の「高さスライド」、
そして、「イコライザーやリニアライザー」の設定は、
一度決めたら、動かさないことです。
↓
むろん「測定中」には、各スライドは、動かしていいのですが、
>「定量時の表示画面では、必ず一定にする」ということです。
ただし「全グラフが、方眼と一緒に伸縮する」MAXスライドは
固定する必要はありません。
もしも、定量時の表示法を一定にしないと、
面積を割り出すときに、スペクトルが一定の条件下で表示されませんので、
定量が必ず狂います。
●具体的にどれぐらい差が出るかというと、
下記のは、Cs-137が259Bq/kgの場合の一例です。
表示される面積や係数が変わってしまいます。
↓
ですから、ここで「ロック機能」」を使うといいです。
↓
*********
●これを「測定をしているときに使用している同じPC」でやる場合には、
定量作業になりましたら、そのつど、
自分で保存した「定量専用」の設定にする必要があります。
●そうしないと、測定のためにPCを使っているときには、
特に、微妙なピークずれを修正することが当然あります。
厳密に言うと、これは、核種のROI「関心対象領域」の幅の変化や、
グラフ全体の微妙な変形を生じます。
それが生じたままの画面からでは、正しい面積算出はされません。
●私の場合には測定して、データを、専用のフォルダーの中にどんどんエクスポートしたら、
USBメモリーに入れて「別のPC」にコピーしてから、
それを、印刷専用に設定したソフトの画面に読み込みます。
この時に、参考のスペクトルグラフなども読み込んで、比較します。
そしてその段階で初めて「全画面の保存」をします。
●新しい機能が加わったテレミノでは、
測定中や測定後、またはソフトを使っている時に、
「全画面の保存」をする必要は、特別な目的がないかぎりありません。
バックグラウンドの差し引き画面の保存も含めて、
いろいろな作業は、あとから、ゆっくりと出来ます。
その他の便利な機能の活用法
これは、うっかり動かしたくないスライドをロックする方法です。
↓
◆これは「既存の機能」ですが、私は、定量の際に、セシウムとカリウムの、
両足の位置を常に確認できるように、グラフに線を追加しています。
↓
こうして、はっきりと定量対象を定めないと、
605keVをピークとする、セシウム134を、
間違って、面積に取り込んでしまうことを避けられます。
むろんこれは、現在私が使用しているシンチレーターの分解能が、
ここにある二つの山を分離できないからです。
↓
余談ながら、初期版の日本語マニュアルで、私の目的にとっては、
日本語の記述があって唯一役に立ったのが
「核種追加の、この記述だけ」だった、というオチがあります。
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