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●猫の足跡-その733●「素人による食品検査奮闘記・第112回」■1インチのアルマジロで観えた「0.3Bq/kg」■
by:
鈴木崩残
2014/11/05(Wed)16:01:52
素人による個人測定・奮闘記☆第112回
1インチのアルマジロで、かいま観た
「0.3Bq/kg」以下の世界
>>コンテンツをまとめるために、前回の投稿の一部をここに移動しました。
●Cs−137を、約0.3Bq/kgに調整した液体です。
625g/600ml
↓
そのスペクトルと定量の試み
↓
■この「0.3Bq/kg」とは、
測定所で定量された0.62Bq/kgの液体を半分の濃度に希釈したため、
あくまでも計算上の数値ですので、
実際には0.2〜0.4ぐらいの幅があるものと思われます。
いずれにしても、K−40がほとんどないなど、
条件がよければ、精製水のBGならば、1インチ角のシンチレーターの
アルマジロでも、「0.3Bq/kg」の「検出」は可能でした。
前述の図のスペクトルは、3時間測定したものですが、
このまま続行すると、下図のように沈んでゆくものとなりました。
測定所のような2インチ、3インチのシンチレーターと比べた場合に、
能力にどうしても限界のあるシンチレーターの場合には、
少数桁などの低濃度測定の勝負では、測定時間は限られます。
私に固有の測定環境の場合には、濃度が2Bq/kg以上ならば、
5〜7時間が適正時間で、測定所の数値とほぼ一致しましたが、
1Bq/kg未満の少数桁となると、
多くても3時間あたりで測定をやめるのが良いようです。
■以下は、2時間、3時間、5時間半、7時間半と経過するうちに、
この0.3Bq/kgの山が、平均化され、埋もれて低くなってゆく様子です。
↓
●ただし私のこのソフトの使い方は、「非常に特殊」ですので、
実はまだポテンシャルが3倍もあります。
つまり、面積の高さをあと3倍は高く出来る余裕を持たせています。
波形がそれほど乱れることもありません。
問題は、シンチレーターの感度その他の「不確かさ」が影響して、
面積ばかりを広げても、そもそも元の信号にかなりの「揺らぎ」があることです。
定量には、まだまだこれから重量換算後の補正係数などを
組み合わせて確立してゆきますが、
「あるなし」だけという(測定=検出)だけなら、できるかどうか?
に関しては、出来ることは確かです。定量は、かなり難しいです。
↓
★このMAX30という極端に引き伸ばした表示率では、
>係数は、× 0.0033 となりました。
☆かつ、最近、私が調整しているのは追加補正となる「比重補正」です。
たとえば、検体の重さが、標準線源に対して、以下のような場合には、
補正をするわけです。(2インチ、3インチでは必要ない事であろうと思います)
■検体が標準線源の、
>50%=
> =×80%
>40%=
> =×70%
>30%=
>より以下 =×60%
ただし、このざっくりとした補正係数は、かなりいい線行っているのですが、
まだ見直しの余地があります。
シンチレーターの感度に限界がある場合には、とにかく、
>カリウムの影響、水分の影響、比重差がかなり大きい場合など、
いろんな要素に影響を受けるのですが、
丁寧に「その比例関係」を見つけてゆけば、補正することは不可能ではありません。
ただ、ここまで来てから言うのもなんですが、
この補正の問題がからんでくると、ちょっと主婦には無理かなと思い始めています。
シンチレーターを最低限、「アルマジロ・タイプ4−D」にすれば
なんとかなりそうですが、実際に自分でやってみていないので、
確かなことは言えません。
その場合、アルマジロのタイプ4は、外形の長さが9センチありますので、
鉛遮蔽内の高さが、最低でも15cmほど必要になります。
******************
●次に、0.3Bq/kgに調整した砂糖500gを使います。
↓
●砂糖の合成法は以下のとおりです。
手元に19.8Bq/kgの、焼土と団子の粉による合成試料がありましたので、
それを使いました。
19.8Bq/kg÷1000g=0.0198Bq/g
これを7.5gなので、0.1485Bq/kg
1kgではなく、今回の試料全体は500gなので、
1000g÷500g=2
0.1485Bq/kg ×2 =0.297Bq/kg
約0.3Bq/kgとしました。
■白砂糖は、私が試した中ではもっともカリウムの少ない希釈剤でした。
したがって、カリウムがとても少ないという、
普通の食品測定では、なかなかない良い条件下なので、
仮に0.3Bq/kgが観えたり、定量できたとしても、
単純には、喜ぶことは出来ません。
実戦測定では、通用しないものであり、
この測定は、あくまでも「型稽古」のようなものだからです。
■追記■
合成した試料が、合成時に計算ミスをしたようで、
スペクトルを見る限り、0.3Bq/kgを超えていたために、
いったん、取りやめます。
ここの牛たちの世話の仕方と、無殺菌牛乳の許可に至るまでの経緯を、
動画で知っている人には、わかると思いますが、
日本で、最もすばらしい牛乳だと、私は想います。
あ、一点、ご指摘を受けました。
「牛乳」ではなく「生乳」ってラベルにも書いてありますね。
正しくは、「生乳」でした。
以下、ご指摘です。
↓
想いやりファームさんのは「牛乳」ではなく
「生乳」(セイニュウ)というようです。
牛乳は生乳を加工して作るとのことで、
牛乳は製品だからのようです。
生乳と牛乳はちがうものだと、
想いやりファームの社長さんから直にお伺いしました。
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