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●猫の足跡-その743●「素人による食品検査奮闘記・第122回」■鶏肉を測定してみまた。
by:
鈴木崩残
2014/12/06(Sat)08:20:47
素人による個人測定・奮闘記☆第122回
鶏肉を測定にかけてみました
普通のマリネリ容器とシンチレーターのガイドが逆さまなので、
検体によっては、詰めるときに、こんなふうに、少し工夫が必要です。
↓
■9時間測定の結果です。
↓
コンプトンで検体のベースが持ち上がっているのが分かると思います。
↓
そこで、以前に6日もかかって14種類の濃度のスペクトル取得した、
CKBGのうちの一つを使用してみました。
「どうせ、カリウムのコンプトンじゃないの?」と突っ込まれた時に、
「はい、カリウム津波の影響でございます」と、
はっきり参照グラフとして示せる点が、私は気にいっています。
↓
これは、鶏肉とやさしお水の比重がほとんど同じだったので、
ベクレル数だけではなく、グラフ上でも、山の高さも揃っているのが
分かると思います。
【判断の難しい検体となりました】
●1番上の最初のグラフを見ると、ベースラインより上に何やらありそうにも見えます。
ただしカリウムが145Bq/kgほどあるので、その影響も考えられます。
明確なピークではない「丘陵状」なので判断の難しいタイプです。
たとえば、以前に測定した別のお店の鶏肉よりも面積があります。
測定所では、それは0.3以下の検出下限未満となりました。
しかしこれは、それよりももう少しあるので、
もしあれば0.6前後ぐらいと見ています。
●このように、ないと明確にわかるものも多い一方で、
あるかないか微妙なものが1Bq/kg前後に多く、この濃度は判断が難しいです。
■そこできちんと定量してみました。
↓
0.43Bq/kgなので、私的には、セーフです。
(あと、ピークらしきものは「911」のWTC、じゃなくって「Ac−228」と、
「478keV」のBe−7でした。
この二つはカリウムBGを引いてもピークが残っていたからです)
*********
■西日本の鶏肉屋さん(養鶏所)の肉ですが、その飼育法が丁寧なので、
放射性物質も、おそらくは、とても少ないだろうと考えて、
以前から買いたいと思っていたものでした。
この掲示板の過去ログにもありますが、
「ぜひ測定してください」、とメールしたところ、
大変に丁寧なご返答を戴きましたお店でした。
■こうして、ようやく自分の定量結果に、少しだけ自信を持てるようになり、
「自分で食べたいものを測定して、ないものは食べ、
仮に少しあるように思えたものは、食べる量を自分で判断して食べる」、
これが、私がこの個人測定を始めた目的ですから、
その目的に少しずつでも近づいていることを、うれしく思うとともに、
自分と家族だけが食べるものとはいえ、自己測定であっても誤認をしないように、
今後も、気を引き締めて、測定の経験の場数を積んでいきたいと思います。
*********
●そして、まったくの素人の私が、ここまでなんとか来られた理由は、
たくさんの「試料」があったからでした。
測定所にご協力を頂きまして、数十種類の測定をお願いし、
保存できる試料を準備しました。
まったく同じ試料を幾度となく、容器の中を動かさないで測定しましたし、
また、測定するたびに、かき混ぜるということを、
これをひとつの検体について、4〜5回繰り返しました。
自分個人の統計誤差は、この実測の誤差から割り出しています。
●そのたびに、自分で納得がいくまで、何度でも換算係数や、
面積の求め方や、表示率その他を、試行錯誤し続けました。
結果、前回の投稿の最後に、サーモンピンク色の文字で記述しましたように、
ようやく、測定所の結果に近接した値になりつつあります。
■とりわけ、「おのみち−測定依頼所−」の杉原様には、この場をお借りして
深くお礼申し上げます。
食品など、結果の情報に公共性のある検体以外にも、
私のごく個人的な関心からの、加水テスト、粉砕テスト、攪拌テスト、
その他、普通の測定所では、受け入れてくれるかわからないものまで、
本当に、たくさんの測定を、ありがとうございました。
今度とも、私には自分ではわからないものが出て、測定依頼をさせて
頂くことになると思いますので、その節は、よろしくお願いいたします。
******************
新容器での茶葉と松葉の再測定
●新容器とは、底部から44mmあるテスト用の容器です。
今のところ、これが今までの35mmより安定的な数値になります。
★「茶葉」
↓
カリウム40も定量してみました。
↓
★「松葉(荒く粉砕)」
なかなか数値が安定せず、物凄く苦労した、この松葉ですが、
基本の通りに、充填量を増やして標準線源に少しでも近づけることで
ようやく、誤差が少なくなりました。
これは、比重に極端な差があったときのものです。
↓
そこで、充填量を増やすことで誤差が縮まってきました。
↓
★こちらは「細かく粉砕した松葉」の44mm容器での再測定です。
↓
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