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●猫の足跡-その803「★おおざっぱ測定 日記・第182回」■オートセーブのエラー直し■
by:
鈴木崩残
2015/10/27(Tue)14:32:00
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第182回
テレミノのエラーに遭遇
●このエラーは、以前にも出ました。
画面に、後述するような、エラーメッセージが出て、
「オートセーブがされなくなる」という現象です。
私は当初は、別のセーブ用のフォルダーを作って設定することで、
その場を、しのいでいました。
それで当初は、問題は特にありませんでした。
ちなみに、後述するエラーメッセージの画面そのものは、
ソフトウエアのインストールに失敗した時、などにも出ます。
●今回は、以下のように、
どうやっても、オートセーブができなくなりました。
全く同じ、測定&表示用のソフトを入れたPCは全部で4台ありますが、
ほかの3つは、こうした異常が起きた事はありませんでした。
●どうにかなりそうもないな、と判断して、
カードに保存してあった無明庵バージョンのテレミノに必要なデータを、
もう一度、PCにコピーしました。
その際に、この「エラーの出た、テレミノのソフトとは独立したフォルダー」
に入れて、そこからソフトを起動をさせてみました。
●ところが、全てインストールをし直したファイルから開いているにもかかわらず、
同じエラーが出て、オートセーブが全くできませんでした。
「続行する」をクリックしても、
オートセーブで設定した時間(秒数)になると、
そのたびに、このエラーメッセージが出ました。
●普通にやれることは全部やって、これで直らないのは、変だなと思い、
ひょっとして?と思って、保存してあった別の「設定データ」を設定に入れたところ、
あっさり直りました。
つまり、このエラーは「今回のこのケースに限って」ですが、
「設定データ」に何かの拍子にエラーやバグが発生していたということでした。
やれやれです。
こうしたエラーと、その直し方はマニュアルには書いてありませんので、
普通は、インストールのし直しで解決するはずです。
無明庵バージョンを追加でインストールしても、
前の設定データが受け継がれるようにできているので、
こうなったのかもしれません。
オートセーブは、測定時間の経過によるスペクトル変化から
ピークや山の有無を判断する為にも、残しておくのが普通なので、
この機能がなくなると少し困りますので、原因がわかり直せてよかったです。
何が、どうなると、何が原因で、そうなるのか、
そうならないように、注意すべきことがあるであれば、
無明庵バージョンのテレミノを作ってくれた方に、いつか聞いてみます。
ちなみに、私がやっている表示法に必要なダウンロードは、
以下の3つのファイルです。
↓
ダウンロードはここから。
↓
http://www.ht-net21.ne.jp/~alacarte/Download/
測定ソフトを作った人たちの能力
そして使う人たちの工夫
■測定に使う「フリーのソフト」では、
日本語の表示のものは、ほとんどないのが現状です。
ソフトというと、たいていは何百万とか、または中古で何十万もする、
測定器と「セット」になって開発されていますから。
そういう意味では、私のような、お金のない人が、
アルマジロ、その他のような「シンチレーター単体」を買うと、
探さなければならないのが、日本語バージョンのあるフリーのソフトです。
(有料のは探したことがありません)
>11/3追記 以下に、テレミノのサイトを作っている管理人から
>苦情のメールが来たので、趣旨のみオレンジ色で記しておきます。
>「 」内が、それで、その他は私の追記です。
■テレミノは定量機能が全くゼロです。
>>「定量に”関係する部分”は、自分もプログラムを作ったり、
>>間違っていた部分は直したんだぞ。知らないだろうけど」と書いておりました。
その定量機能が全くない、という点を、いたく気に入って日本語に翻訳をした者が、
「定量なんか無意味」という考え方だったのですが、
>>「定量する人のことを馬鹿になんかしていないし、
>>それはそっちの誤解だから、そういう事を書くな」とありましたので、
>>このままお伝えします。あとは、そのサイトで読み手がご判断ください。
私が思うに、定量をできるプログラムを組むということは、
フリーソフトのベクモニを開発した方のように、
物凄く、知識と工夫と、試行錯誤が必要なのだろうと感じます。
素人で、理系の知識のない私ですらも、そうしたソフトを作るためには、
固有の測定器(シンチレーター)や周辺の遮蔽体や容器など、
メーカーがするように、測定器全体のすべてを手がける必要がある事は、わかります。
非電化工房さんのCSKのようにです。
>>「そこまではメーカーはやっていない」と申しておりました。
>>ちなみに、私がイメージしたのは、iFKR-ZIP のような機種です。
>>非電化工房のSCKも、輸入品ではなく独自開発されたものなので、
>>そのあたりがトータルに配慮されているのかと、私はてっきり思いましたが、
>>「遮蔽部分あたりだけではないか」と申しておりました。
●ですから、さまざまな、測定条件をパラメーターとして想定するには、
単にプログラムを「いじれる」という程度の人には全く無理な話であり、
何種類ものサンプル測定の定量値が、ゲルマの値に近似するという、
確かな実績を作らないと、
とても他人様からお金をとって売れるような製品にはなりません。
そのためには、固有のシンチレーターと、固有の遮蔽、固有の容器、
(マリネリなど一部は流用するとしても)多くの部分を「独自に開発」するとともに、
地道な測定の実験を、何ヶ月も、何年もかけて続けて、それで初めて、
何十万円、何百万円というお金を、他人様からいただくに値する測定器にするわけですね。
単なる知識だけでは無理で、本物の専門的な「技術」「実力」そして、
地道な試行錯誤が必要になるはずです。
■そういう点では、そのようなことを、
「測定器づくり」に関しては全くの素人の人に頼むことはできませんので、
フリーのソフトでは、できることは限られてきます。
それでも、ベクモニというのは、画面を見ると便利そうで、汎用性はありそうです。
■私は、たまたま、
その「定量という行為を、小ばかにしている日本人が翻訳をしていた」
テレミノというものを、のっけのから扱ったために、
>>「定量する人を馬鹿になどしていない。そっちの思い込みだ」と申しておりました。
このソフトが定量ソフトに発展する可能性はゼロである、と即断できましたし、
そもそも、それは「技能的、経験的、知識的、研究する時間的にも」、
素人プログラマーには「無理」なのですから。
ですから、早々に、テレミノに定量機能を期待することは、あきらめて、
逆に、この「表示機能」の持つ利点だけから、
どういうことができるか?を考えてみました。
■結果として、測定環境の整備の問題は、ややラフにしてもいいので、
まずは、いかにして、この表示機能を生かして、
「手書きの線で、面積を求めるか?
そして、未知の汚染濃度のテストにも耐えられる係数を割り出すか?」でした。
結果として、約2年ほどの間に、いろいろな遠回りもしましたが、
先月あたりからは、ゲルマ測定をする所ではないという前提であれば、
市民測定所の足元ぐらいには、多少切迫する精度で定量できることが増えてきました。
■表示率や、面積によって係数が、やや段階的に変わる、などに対して、
相当に、無理のある、原始的な方法で対処していますが、
いずれは、本当に腕と、熱意のあるプログラマーの方との縁があれば、
1インチのシンチレーターと、5センチの鉛で、
「悪くはない定量」ができるかもしれません。
ただ、今の私の方法で一番の問題となる課題は、
カウント計数のことでもなく、
ギザギザの山の面積を求めるグラフィックのプログラムでもありません。
山の中のどこに「定量の対象となる本体の山が隠れていそうか」
これを今、私は「目」で判断しているわけです。
■これをソフトに自動的に判断させるためには、
定量のための面積をピックする際に、
どの「3つ」、ないしは「4つの頂点」に決定をするか、
これが今のところは、コマンド化できません。
少なくとも、私にはできません。
なので、素人なりに、かなりの種類の、異なる性質や濃度の試料を
自分で測定にかけて、グラフを何度も何度も見るという、
唯一、その経験則だけで、今は判断しています。
むろん、感覚では判断はしていません。
いちおう自分なりの判断基準はあります。
■異なる種類(性質や組成)を持ち、大きさも異なるシンチレーターに対して、
もしも汎用性と、柔軟的な対応の出来るの定量ソフトを作ろうとすれば、
温度補正や、カリウム補正、ピークズレの補正や、
その他の多くのパラメーターを、使いやすく、かつ、
単なるデザインや機能性ではなくて、
それを使って、
「実際に、ゲルマチェックに耐えられる数値をはじき出せるもの」
こうした「プロの製品」にしなければならないのですから、
とても、趣味でプログラムをやっているだけ、とか、
また、単なる趣味のレベルの「工作好き」「機械いじり」という程度では無理です。
たとえ少ロットの生産であって、
「安定した製品」を量産するためのプロトタイプの試作のためには、
金属やプラスチックの加工工場にも、部品の試作を
何度も依頼をしないとならないはずです。
ですから、はなから、定量プログラムを自作するチャレンジ投げ出して、
逃げ出す人の気持ちはわかります。
「現実問題」として、半端な個人の能力では、困難であるからです。
しかし、それは困難で難しい研究であるので、
熱意のない素人の人や、工作技術のない人、
プログラムや、ハードの回路を作れない人は、単に「諦めればいい」のです。
■率直に「自分には出来ない」と、諦めるのであれば問題はないのですが、
定量ソフト作りに、挑戦をしない理由、
実力的に、それが全く出来ない、という事実を
「別のもので、ごまかして薄める」ような形で、
「そもそも、定量など意味がない。確率論だから、ばらつきがある」
などと、定量に踏み込まない者が、
「実力や熱意がなく、踏み込めない」ことの言い訳として、
「定量値にこだわる測定所や、そんな人たちには違和感がある(=無意味だと思っている)
などというのは、ちゃんちゃら、子供の言い訳より醜いです。
>>「定量を馬鹿などしていないから、そういう事を書くな」と申しておりました。
定量をするための知識と経験を、「売れる形にまで洗練出来ない」のであれば、
それは、単に「出来ないだけ」なのです。
そのことに、「無関心になる口実」が、
定量否定、定量など無意味という、論調なのでは話にもなりません。
■しかし、もしも定量それ自体を否定的に、懐疑的に軽くなど見たらば、
そういう人は、自治体の測定設備や、大学の研究室をも否定することになります。
ところが、そういう否定論者も(そのゲルマの性能や精度に差はあっても)、
ゲルマならば、多少の信用をおいているはずです。
そのゲルマの値を、
非ゲルマの測定器で目指している市民測定員の方たちは、
実際に、着実に、そこへ少しずつでも近づいている場合も多々あります。
■こうした努力や、研究心や、開発心を支える基本というものがあります。
それは、測定をすることの「動機」が、
他人に、親切ぶることでもなく、
知識がない人たちを馬鹿にして、知ったかぶりをすることでもなく、
いたずらに危機感をあおることでもなく、
過去の汚染を理由にして、どうせ無意味だ、と諦めることでもなく、
一日に、1ベクレルも食わなければいいんだと、
無理な理屈をならべて、人々を、蔑むことでもありません。
また、日本に、いなければいいんだ、などというのは、
避難に出来ずに福島にいる奴は馬鹿なだけ、と冷笑して斜に構えているだけです。
また、仮に、その者個人が、自分の「粗食さ」をどう自慢したところで、
そんなものは、何ら「社会的な現実性」のある主張でもありません。
世の中には、レストランを経営していたり、また主婦は子供のために
いろいろな食材も扱わねばなりません。
■さて、たとえば、「定量」といっても、特に私のしているような定量法は、
全くの邪道であるかもしれず、科学的な基礎も、ほとんどないものであり、
たくさんの初歩的な間違いもあり、
しかし、間違っていないところもあると思います。
そうでなければ、現在のような、安定的な定量が継続することは、
まぐれの確立の範疇ではないのですから。
何かは一部、正しくかみ合っているであろうことはわかります。
■私は、テレミノ(このソフト作ったのはむろん海外の人ですが)
その定量機能がないことを、いたく気にいった、
テレミノの「邦訳」をした人からは、
「凄く、醜い 測定だ」と揶揄されました。
そういえば、この人物は、おのみち測定所のことも、
「安心できる食材であると思われます」と書いていることに、
斜にかまえて、文句を言っていました。
>>「違和感を感じた」とは、申しておりました。
>>”安全”とは書いていないのにです。
>>他の測定所や自治体の表組みのように、ただ数値とか、ただ不検出とかだけを書いて、
>>余計な文言は書くな、微量でもベクれっていたら、どうすんだ?
>>といいたいのかどうかは知りませんが、”安心”の基準は個々が決めるものです。
>>またブログを立ち上げた測定員が自身の選んだ”表現”を使っているだけのことです。
セシウムのどういう濃度に関しては、安心できるか出来ないか、
それについては、個々が判断することです。
それならば、一測定所などに、ムキになって、せせら笑っていないで、
日本政府の100Bq/kgという基準について、
総務省か、環境省か、担当機関へでもメールをすればいいのです。
>というより、そういう「人々への心配」といった「公共的な懸念と称するもの」は
>本人に直接に言えばいいと思いましたので、僭越ながら伝えておきました。
いったい、どういう、屁理屈と、嫌味しか子供に言えなかった、
性格のひん曲がった親に育てられたのかが問題ですが、
私の相談者ではないので、深入りもしたくあれません。
■私は、定量ソフトを開発してきたメーカーの人や、
大学で、日々、いろいろな研究で真剣な測定をしている方、
そして、市民測定所で、たくさんの依頼品をこなしている、測定員の方、
そういう「現場」で、それぞれに明確な目的を持って活動されている方からの、
ご指摘や、助言は、そのひとつひとつを、これまでも、大切にしてきました。
■しかし、何事においても、
実力しか通用しない社会から逃げ出しては、
逃げたその先の草むらから、他人を横目で見て、小ばかにすることしか、
人生の主目的となり、行動原理の大半の動機となってしまったような、
そんな人間からの、どんな言葉も、私は無価値だと思います。
>>これは、私(崩残)の主観敵価値観、としでもしておきましょう。
>>ちなみに、そこの管理人の言い分(クレーム)としては、
>>「ソフトについていいかげんな事を書くと、ソフトを使っている人が迷惑する」
>>ということだそうです。
>>ソフトを使って、私の説明が変だと思えば、問い合わせがいくので、
>>それで対処すればいいだけのことです。
>>もっとも、対処するのが迷惑になるほどに、
>>ユーザーからの質問が殺到しているとは思えませんけどね。
>>世の中、どこでも誤解する人間がいて当たり前である。
>>もしも不特定多数の人間に、誤解されたと思ったら、
>>自分で、不特定多数に説明して誤解を解けばいいだけです。
>>私には相手の「誤解力」を責めたり、矯正したがる悪趣味はありません。
>>しかし、堂々と、馬鹿にはします。
*********
リスクが毎日ある東日本
* 総 括 *
できるだけ低い検出限界まで、
いろいろな人たちが測ろうと努力工夫をしている最大の理由は、
ここが「福島原発事故が起きた日本」だからである。
うっかり油断したり見落とせば、自分でも注意していたはずの濃度の
数倍の食品を知らずに食べてしまう 「毎日、日常のリスク」は、
海外とは比べ物にならないからである
むろん世界中に濃淡のあるセシウム汚染はある。
しかし海外が輸入禁止にする食品も日本では流通している。
日本の政策の現状から見れば 流通状態も、自治体の測定状況も、
決して全面的には信頼できる状態ではない。
東京・関東から数十kmの所には、本来は人が住んではならない地域がある。
そういう国に暮らしている。
そういう現場のこと、現場で生ずる、悩み、判断、そしてその根拠、
または、人の心情や、生活苦や、社会的な同調圧力は、
そこにいない者にはわからない。
より過酷な事故や、事件や、事象の「現場」にいない人間が、
現場にいる人たちの現実に向かって語っても、差し支えのないことと、
そうではない問題とは、区別されねばならない。
だから私は、福島の人たちについて、いろいろな想いはあるが、
福島の人たちといっても、個々人の認識が、違うために、
直接的に何か言うときには、その人たちのいる現場を、
想像できる範囲では、自分の経験した人の心情や状況を想像し、
自分には、想像もできないであろうと思う部分には、口を出さないようにしている。
また、「そんな事を、いったら福島事故以前も、
みーんな、知らずに汚染食品を食べていたんだよね」
とか、わかったような事を言う者がいる。
だから何?である。
3.11まで私たちが無知だったとしても、
知ったからには避けようとするのはあたり前である。
事故を起こしている原発の近くでは、
乾燥期には、十万Bq/kgの乾燥苔や砂塵が舞う。
事故前の過去に、そんな国に私たちは住んでいたのではない。
市民測定所や個人が、
ゲルマによるクロスチェックもしながらする、その定量に意味があるのは、
個人的な、基準による「ある/なし」、ではなく、
「低いとすれば、どれぐらい低いのか」によって、
私たちは、食べるか否かを、自己決定してゆくからである。
たとえば、私は、0.7Bq/kgほど検出された、
アメリカ産のメープルシュガーは、菓子類などーの使用頻度と、
その一度の使用量から考えて、使用することとした。
一方で、私の連れは、過去に何度かは食べたことのある、
トルコ産のイチヂクを食べることはしなくなった。
知ってから摂取するのを止めるものもあれば、
微量の汚染を確認しても、摂取量の概算から「線引き」をすることもある。
こうしたことを、主食は言うにおよばず、
家庭内で扱う、すべての食材について、産地を検討してきたり、
測定以来を繰り返した、この2年間であった。
2Bq/kg以上の汚染のあるもの、
または、汚染が予測されるものは、むろん出来るだけ大量には食さない。
しかし、信頼できる測定所の結果の数値の「低さ」を見定めて食する、
ということが、現実的な対処法であったからだ。
現状の日本では、いつ、100Bq/kg以下の食品にあたるかは
測らないかぎり、産地だけではわからない。
幸いにして、傾向としては、2015年10月現在、
10Bq/kgを超え食品(調査用採取でないもの)が、
スーパーに流通しているというケースは「少なく」はなっている。
★みんなのデータサイト参照
↓
http://www.minnanods.net/mrdatafoodymd/
*********
●ただし、この私の「素人測定」において、最初に決めた「目的」とは、
>科学知識を、出来るだけ、必要としないこと。
>お金を、出来るだけ、必要としないこと。
>自作できそうなものは、出来るだけ、自分で作ること。
そして、最も難しいのは、汎用性ある「ソフト」であるので、
これは、やはり、どこかで、ローコストの測定器を、
誰かが作るのを、私のようなお金のない人は、待つしかありません。
チャッピーや、アルマジロや、その他、もう少し高い検出器とアナライザーは、
何人かの人が、私たち個人の庶民にも手の届く、コストで作ってくれました。
あとは、ソフトが、主婦でも簡単に使えて、
しかも、精度がよいものを開発してくれる、
そういう「実力のある技術者」に、期待するのみです。
私には、そういう専門家の人が出てくるのを、
何年も待っている時間も余裕もなかったので、
小学生の「夏休みの宿題レベルの測定と定量法」で、
とりあえず、「どこまでできるか」という事が、
この「測定奮闘記」のひとつの目標でした。
もう少しで、私個人のその目標は、一段落すると思います。
今の設備と費用では、物理的に出来ない精度までの測定を、
追及するのが当初の私の目的ではないからです。
*********
■ところで、無明庵バージョンのテレミノを、限定的な目的で使うのであれば、
私のような知識のない人にも、一桁ベクレル台であれば、
測定と定量は、そう難しくはないと思います。
測る対象を、「1から10Bq/kgぐらいの範囲」にだけして、
それを超えたら食べず、定量するまでもなく、捨てる、と決めるのであれば、
グラフの「表示スケール」は「1種類」だけで済みます。
あとはセシウムの山の片側半分の面積に掛ける係数ですが、
任意の表示率内で、必ずしも同じ係数が、全ての面積に適応できるとは限りません。
面積が大きくなるにしたがって、2種類ぐらいは必要になるかもしれません。
また、重量が基準とした線源の比重よりも軽いものは、
私の方法のように、ある率よりも軽い検体では、係数が変わるかもしれません。
そのあたりは、多種の検体(測定所で結果のあるもの)を測りまくるしかありません。
さて・・・・、
コケと抽出水の測定結果
前の投稿で、個人測定の結果を記した二つの検体の結果が、
今週中には、出ると思います。
生のコケは、自分の目的とする濃度として必要がないことから、
この高めの濃度のための表示スケールと係数を用意していなかったので、
かなり、違っていると思います。
このコケの定量は、やる気ゼロでした。
一方で、コケから作った水、これはかなり真剣に測定しました。
濃度的には、先日の、福島の玄米や、
うちにある、練習用のゲルマチェックされた試料のように、
0.5Bq/kgあたりを前後していると判断したからです。
さて、どうなるかです。
*********
●結果が出るまでの間、一品、測定にかけました。
生協から買った、もやしが栃木県産となっていたので、測定しました。
栃木といえば、作物の汚染に注意すべき県のひとつです。
ただし、「もやし」は畑の土ではなく水耕栽培ですので、
ほとんど出ないのではないかと思いました。
また、仮にあるとしても、大量のもやしを濃縮・減容化しないと
1インチのシンチレーターでは検出は難しいと思いました。
いちおう測定して、水分を落としたものも計算してみました。
「ほとんどない」という結果なのですが、水分や、かさがあるので、
濃縮・過熱・減容化しないと、わからない検体のひとつです。
仮に水分が少し飛んだ状態で一人230g食べたとして、0.1Bq/一食(230g)。
仮に一ヶ月に数回食べても、自分では問題にする数値ではありません。
しかし、出来るならばリスクが少しでもあるのであれば、避けたい産地であるので、
栽培法からして、安心性の高い「もやし」といえども、
西日本産を買うことにしました。
*********
______________________________
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