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●猫の足跡-その814「★おおざっぱ測定 日記・第193回」★重要★【中濃度用の感度校正線源と係数】
by:
鈴木崩残
2015/12/10(Thu)18:45:35
おおざっぱにハカルスキー
個人測定日記☆第193回
★中濃度用の感度校正線源
今後、しばらく、以下の合成試料を、定期的に測定にかけて、
測定器の感度のチェックをすることにしました。
この今回の係数と重量換算で、
ここ最近の「チャイ」「土壌」「もち米」は、全ての定量値が、
前回よりも、さらに測定所の数値と近似値になりました。
↑
前回の投稿に写真の掲載のある「合成試料」です。ほぼ理論値のはずです。
【K−40を多く含む、同程度(5Bq/kg)の濃度の試料】を前述の係数で定量
↓
備考・・・途中で一度、校正をいじってしまい、山の頂点が変な形になりました。
にも関わらず、5.33Bq/kgなので理論値の5Bq/kgに近いです。
>■MAX100表示での係数は、
> 面積が110平方mmを超えたらば、「比重に関係なく」、
> Cs−137=0.032 で 465gへ換算
> K−40=1.6 で 552gへ換算
これでOKでした。
また、この定量スケール(Max100表示で面積110平方mm)における、
定期的な感度校正は、この「4.8Bq/kgの合成試料」で行います。
●メインのシンチレーターも感度校正をしておきました。
ほぼ狂いはないです。(ただし、メイン用のBGを取り直してから要確認)
*********
次の練習用の検体です。
推定数値からして、この0.5前後は、今までの結果からも、
ギリギリか、もしくは無理っぽいけど、とにかく測定してみます。
↓
↓結果です。
サブのシンチレーターにて
メインのシンチレーターにて
よくも悪くもない、といった結果です。
「ある/なし」ならば、山がはっきりしていますので「ある」ことは確定です。
しかし、この低濃度域での私の定量値は、全くあてになりません。
ごく短期的だけならば、私ならこれは許容して飲んでいるかもしれないです。
(注・定量時のBGは、前述のサブのアルマジロが正しいBGを使用しています)
■この「ビーンスターク(つよいこ)」の測定所での結果です。
「おのみち−測定依頼所−」様より
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:0.692±0.648Bq/kg
セシウム134:不検出(測定下限値<0.5Bq/kg)
カリウム40:206±48.8Bq/kg
●K−40は、ほぼ合っていました。
なお、別の投稿にも記載しましたが、
この検体のゲルマチェックの結果は以下のようになりました。
>>測定時間:172800秒(48時間)
>>重量:538.0g
>>測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
>>解析精度:3σ以上
>>セシウム137:0.62±0.09Bq/kg
>>(測定下限値:0.28Bq/kg)(計数率:0.0019±0.0003CPS)
>>セシウム134:不検出:数値はあるが誤検出(測定下限値0.27Bq/kg)
>>カリウム40:304.44±3.76Bq/kg
>>(測定下限:10.75Bq/kg)(計数率:0.0644±0.0006CPS)
「ばらつき」に関する資料
●なかなか、興味深く読みました。
初心者用の資料なので、私でもわかるところがありました。
表中に「3色の色」で数値を書いたのは私です。
「白抜き」は、この測定全体の中での最高値と最低値です。
↓
出 典
↓
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/pdf/guidance.pdf
●この資料の中で非常に面白かったのは、
>事例の「C機種」に限っては、
>1〜7回の測定で、どの日も「3回目の測定値」が高めである事と、
>また「初日の平均値」が高いという点です。
>(これについては初日だけ、オペレーションが違うとも推測されますが)
こうしたことから、
このC機種の検出器は、感度に「癖」があるのかもしれません。
●特に、NaIについて言えば、測定時間が30分と非常に短いことから、
たとえば、3日間、この研究所で、
毎日、午前10:00から測定を開始したとしても、
太陽の位置によって環境放射線が一定の変化をするとも考えられませんし、
また、気候(湿度や気圧)、太陽風なども、不規則のはずです。
したがって、決まって3回目の測定値が高い理由は、
この「C機種」のシンチレーターの立ち上がりや作動には「癖があるらしい」
ということが推測されます。
●おそらく、これは一日の中で、連続的にテスト測定していたでしょうから、
電源をONにしたあとからの時間によって 感度に一定の特性がある、
とも考えられるわけです。
ちょうど昔のアナログシンセサイザーが、
電源を入れてから、しばらくしないと、気温によっては、
発振器から出る音程が変わってしまったようにです。
それを考えると、1インチのアルマジロを、毎回の測定後に電源を切って、
必ず休息させるのは、条件を一定にする方法として悪くないかもしれない。
*********
●さて、最後に、前述の「ビーンスターク」がノイズ等ではない、
ということがわかるように、先だって測定所から頂いた、Ge測定された、
Cs−137=0.71Bq/kgの玄米を測定しておきました。
●6時間半で、ほぼGeと同じでした。
↓
●こちらはまだ4時間の時点で、山がまだ落ち着いていません。
↓
***************************
●今回の投稿の最後の検体は、「玄米黒酢」です。
↓
測定結果はOD(うちの検出下限外)でした。
↓
●もう一点「北海道産の甜菜糖」も検出能力外でした。
***************************
■さて、今後は二つのシンチレーターを交互に使うことが増えると思うので、
まず二つのシンチレーターで、おのおののBGを取り直し、
また、おのおののシンチレーターで、
今回使った4.8Bq/kgの感度校正用線源の測定をしておきます。
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