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★第２２話★

■　禅問答第３弾　■

◆やれやれ、政治には、やっぱ関心ないので、
週末のお遊びといきますか。

◆カビの生えたような禅問答を、掘り起こすのも、
悪くないな、と思い、
今回は、あまりにも有名な「隻手」の公案です。
臨済宗だと、今も、使っているところも多いことでしょう。


◆問いは実に、簡単なものです。



　　　　　　両手を合わせて手を鳴らせば、

　　　　　　パンと、音がする。

　　　　　　では、片手では、どんな音？？


というのが問い。



「おててのシワとシワを合わせて、な〜む〜」

なんて、答えは、駄目、駄目ですよ。


「おてての、ふしと、ふしを、合わせて、ふしあわせ〜」

なんてのは、こりゃ、１５点コースかな。



◆んで、また前回のように、
不正解の書き込みで混雑するのも、うっとおしいので、
まずは、不正解のパターンを書いておきます。


　１／片手で老師をツラをはたく。
　２／床をバンと叩く。
　３／手品師みたいに、指を鳴らす。

これ全部、誤答ね。

はなっから、
「音を鳴らす」ということに、もう頭の中が囚われてしまって、
これ、地獄へ直行便です。


◆何度も言うけど、「クイズ」じゃないんだから。
音を鳴らそうと考えるのは、
答えを探しに地獄へお出かけしちゃった人です。


で、次に駄目なのが、

　　　　「片手をすっと差し出す」


これも誤答。
ダンテスダイジは、とある寺でこれで「よし」とされたけど、
竹の間では、だめ。第一、他人の真似は駄目です。
それに、これだと、ひねりも、お笑いもない。

そしてこの場合に、一番駄目な点は、
手を差し出すという答えは、

　「そのまま、このまま、あるがまま」
　　という別の囚われに、今度は、囚われている場合が多いということ。
　　（ダイジがそうだったのではありません）


◆何度も何度も言うように、禅問答に向かうときには、

　　１／問いに答えるのではなく、問いを撃沈するべし。

　　２／問いによって迷う思考プロセスに覚醒をもっていろ。
　　　　そして、答えには、悟りの証明か、または、ユーモアのセンスを。


◆私の方では、おおざぱな分類として、３種類のパターンの
解答が、さっき、思い浮かんだので、いつでも、すぐ投稿できるように、
ワードにでも書いておきました。


◆まー、もう、だらだらとやるの、かったるいですから、
今回のは、今日か、明日には、さっさと、答え書きますよ。

　　　　　　　　　　　◆■◆

なお、今回の問いは、
この「竹の間」でしか出題しません。
現役の禅僧の方も、還俗した人も、一般の人も、
答えは、すべて竹の間にどうぞ。

私のオリジナルではなくて、
あまりにもアカデミックで有名な禅問答だから、
まー、正解も前よりは、多いでしょうが、
笑える答えには、またコメントさせて戴きます。


　　　　　　　　　　　　■

「この仏の手が見えないのですか？

　でしたら自分の頬をひっぱたいてお茶でもどうぞ」


＞片手で手を振って、バイバ〜イされちゃう「名落ち」さんでした。

＞この投稿は、論外なので、あとで削除します。

> 　　　　　　では、片手では、どんな音？？
>
　キツネをつくって「コンコンコ〜ン」
　　　　　　　

＞これ見たとき、禾山の「太鼓を叩くと、ドンドン、ドドン」というのを
＞思い出してしまった（笑）。　　　
　　　

も、もうやめよかな・・・

＞いや、やめないで、禾山みたいに、何がなんでも、
＞最後まで、続けられたらすごいぜよ。なかなか、やるじゃん（＾＿＾）

迷っている隻手なら、
「たすけてください」

目覚めている隻手なら、
「うちは神社じゃなくて禅寺だ。柏手はいらないよ」

> 　　　　　　両手を合わせて手を鳴らせば、
>
> 　　　　　　パンと、音がする。
>
> 　　　　　　では、片手では、どんな音？？

答え1.　「・・・・・・・・・・」

＞あーあ。駄目駄目。これ死人禅｛しびとぜん｝の見本ね。


答え2.　「今聞こえている音全部です」

＞あーあ、これ黙照禅の見本ね。


答え3.　「うるさい」

＞あー、野狐禅の見本ね。

＞ということで、駄目な３例を書いてくれたのはありがたいけど、
＞シャルマと一緒に出直してきてください。
＞こんな事やってたら、和尚の法門が泣くぜよ。

> 迷っている隻手なら、
> 「たすけてください」

うーーん。
うっかり、耳を貸すと、
地獄直行の道連れにされそうだな〜（◎。◎）


でも、「聞く耳もたん！」とか言うと、
隻手の音声も聞こえない、つんぼになっちまうしな〜。

（◎。◎）；；；

困った・・・。

あ゛っ、これから、昼寝するんで、
そうだ・・・東琴さん、↑のこれ、ご自分で注釈つけてください。
（と、たまには、人に振ってみたい　ほ　う　ざんであった）


> 目覚めている隻手なら、
> 「うちは神社じゃなくて禅寺だ。柏手はいらないよ」


禅寺じゃ、拍手打って商売しちゃ駄目なの〜？　かな？

じゃー、ひとつ、柏手を打って、

「どうか、東琴さんが、迷っている白隠幽霊を成仏してくれますように」

パン　パン！


注釈よろしゅう。


●泥団を弄するようなこと（泥遊び）を、あんましやっていると、
正受の、くそジジイがやってきて、
僕らの砂場を蹴飛ばすだろうから、
まっ、適当なところで、おひらきにしないとな。

でも、まだ夕方じゃないから、
みんな、もうちょっと遊ぼうね。

　　　　　　　　　　　　　■

片手は、いつも鳴りっぱなしです。

しかし、こういう問題は、手よりも、腕が鳴りますねえ。


＞前半よくないけど、後半は、言葉遊びとしてはシャレてんね（笑）。
＞でも、また投稿してくださいね。１５点。

同じ無常を刻む音です。

目覚ましのベルと、平素のチクタクの違いだけ。


＞これって、「腕時計」の押し売り営業マンの、セリフだったりして（爆）。

＞まっ、隻手を爆発の音（非常）とするか、迷いの音（日常）とするかで、
＞ギャグの方向も、（無常に）、変わるんですがね。

＞でも、投稿は、その言葉には、
＞なかなかの味わいが、あると思います。２５点。


＞＞「無常を刻む音・・・
＞＞　シチズンの　ＭＵＪＹＯ・・・」なんつーたりして。

＞いや、これって、ＣＭのコピーに使えますね。マジで。

＞大昔に、ＡＧＦのＣＭで、
＞「無の贅沢」というキャッチコピーがあって、あれ、好きでした。

＞ぜひ、また、投稿してください。

> 　　　　　　両手を合わせて手を鳴らせば、
>
> 　　　　　　パンと、音がする。
>
> 　　　　　　では、片手では、どんな音？？

答え4.　「も一度・・・・・・・・」

答え5.　「？？？？？？？？」

答え6.　「！！！！！！！！」

答え7.　「あー、ハラへった」

答え8.　「ＯＳＨＯ〜〜〜！」

答え9.　「アホらし」

答え10.　「答えが浮かびません」


＞全く思慮のないところが、極めて「サニヤシン的」です。

＞サニヤシン以外の多くの人が、ほとほと｛呆れている｝と思います。

＞という、このコメントを見て、
＞多くの人が笑っていると思います。

＞あ゛っ、アキラさんが、もしもサニヤシンじゃなかったら、ごめんね。

＞うーん、和尚の弟子にならなくて、本当に良かった。

ほ　う　ざんさん、こんにちわ(^^)

ああ〜〜！またしても禅問答。。。
考えないようにしよーしよーと思うのに、朝からこのことばっかり。。。(^^;

＞あらら。出てこないから、今日はご家族でお出かけかと思ってました。


諦めて、考えてみましたがとっても難しく。。。でも、書いちゃいます（汗）

でも、すみませんが、その前に質問。。。あの、

> 今回は、あまりにも有名な「隻手」の公案です。
> 臨済宗だと、今も、使っているところも多いことでしょう。

「隻手」って何ですか(^^?

＞片方の手（せきしゅ）という事だと思います（漢和辞典だと）


> 　　　　　　両手を合わせて手を鳴らせば、
>
> 　　　　　　パンと、音がする。
>
> 　　　　　　では、片手では、どんな音？？

　　　
　　　「あっぽちゃん」

。。。(;_;)

＞？？？？あっぽちゃん、って何んなんだぁ〜〜〜
＞おしえてくれ〜〜〜！！


小さい頃によく言われたフレーズです。

では〜。

＞絶句。。。「あっぽちゃん」って何？？？何？何よ？？

ほ　う　ざんさん、おはようございます(^^)

> ＞あらら。出てこないから、今日はご家族でお出かけかと思ってました。

今日は、家事の日なんです(^^;（なのに。。。PCの前に座ってる。。。^^;）

> 「隻手」って何ですか(^^?
>
> ＞片方の手（せきしゅ）という事だと思います（漢和辞典だと）

あっそうだったのかぁ。辞典にあるのかぁ、、、すみません。
　　
> 　　　「あっぽちゃん」

> ＞？？？？あっぽちゃん、って何んなんだぁ〜〜〜
> ＞おしえてくれ〜〜〜！！

> ＞絶句。。。「あっぽちゃん」って何？？？何？何よ？？

えっっっ！？
それは、「あほ」の可愛い系です(^^;

例えば、「ねえねえ、お母ちゃま、私とこざる、どっちが好き？？」
とか質問するとします。そしたら、
「もう、ルナちゃん、そんなあっぽちゃんなことを聞きなさんなよ。」
と、言われます。

それとか、「あああ。お外でこけて泥んこになっちゃった！」とかべそをかいたら、
「あららぁ。あっぽちゃんやねぇ〜。」と、苦笑されました。

主に、小学校低学年までは「あっぽちゃん」とよく言われました。

なんか、思い出話みたいになってしまった。。。（汗）

失礼いたしましたぁm(_ _)m

コンサートが終ったあとの、ホールの音

> 　　　　　　では、片手では、どんな音？？
　　
　「ウン」

「手拍子よーい。

　　ウン・パ、ウン・パ、ウン・パ、ウン・パ♪・・・
　　さぁ、じゃあ歌とあわせて〜、ハイ♪
　　
　こうまはみんな　ぱっぱ〜かはしる　ぱっぱ〜かはしる
　　　ぱっぱ〜かはしる♪
　　こうまはみんな　ぱっぱ〜かはしる　どうしては〜しる〜♪」

わからずやですいません。


＞●はぁーい、みんな、よーくできましたぁ。

＞二人ぐらい、音程はずれてましたよ。

＞しょうくん。いつも言ってるけど、
＞大声で歌えば、いいってもんじゃないからね。

＞あっ、ｂｖ君、また勝手に、皮肉の歌に変え歌したら、駄目ですよ〜

＞あらー、アキラ君、みんなと同じように、
＞手拍子をうってね。君だけ、どーしていつも、
＞みんなで歌うときに、ダイナミック瞑想をやっちゃうのかな〜。

＞あっ、ルナちゃん、妹のこざるさんが、おかあさんと一緒にきているから、
＞今日は、もうかえりまちょうね〜。

＞はい、では、みんな、さようなら。
＞また、明日、あそびましょうね〜〜〜。
＞じゃー、明日は、クレヨンしんちゃんの「だめだめ」の歌を、
＞練習しましょうね〜。

＞あっ、夜、ごはん食べたら、
＞「歯をみがきましょっ、しゅっしゅっしゅ〜う♪」ですよ。

＞じゃーねー。


＞

困りました…
なにせ、たすけて〜の立場にいる人間ですので。

でも私がひり出した「ウンコ」なんで、
なんでもかんでも　ほ　う　ざんさんにお任せしないで、
できるかぎりの後始末ぐらいは、しなくちゃ、と。

では、自注です。

迷っている者（一方の手）が、
目覚めた者（もう一方の手と、あと付け加えるなら「公案」）にぶつかって、
「目覚め」なり「悟り」という「音」を出す。そう考えました。

だから、迷っている者“だけ”（隻手）が鳴らす音といったら、
言い様だけなら色々ありますが、
結局は全部「たすけてください」というSOSコール。


逆に、目覚めている者（としての隻手）ならば、
別に、それだけで充分なはずです。
わざわざ、目覚めている者を探し出して、
「余計な音」を立てる必要はない。
だから、「拍手はいらないよ」といったわけです。

*****************************************************************

＞な〜るほど。


以下は、ほ　う　ざんさんのレスから、感じた課題、というか。
読んでいて、これ、ほ　う　ざんさんの喝なんだろうな…と思いました。

解答の「たすけてください」に対して、ほ　う　ざんさんは、

>うっかり、耳を貸すと、
>地獄直行の道連れにされそうだな〜（◎。◎）

と仰いましたが、

「そんな惑わすような問いをしているけど、白隠さんよ、
　反対にこういうSOSコール出されてたら、アンタどう答えんの？」　
　　　　　　　　　　　　＋
「静かに目覚めているんだから、
　余計な音なんか出す必要ないのに、なにいってんの？」

という、前半ゲタ預け的な解答になってしまいましたね、私…

＞実、言うと、白隠って、総合的に言って、あんまり好きではありません。
＞周囲には、「阿三（おさん）」ばーさんとか、
＞「阿察」（おさつ）さんとか、おもしろい人は、いたようなのですが、
＞とにかく、公案って、そんなんでいいのかな？という疑問があったので。
＞ただ、あとで話しますが、白隠にまつわる、ある逸話は好きです。


私がこれ（「たすけて〜」）に答えるとすると、凄く困ります。

ほ　う　ざんさんがずっと仰ってるヒント、
“問いによって動く自分の思考や迷いのプロセスに注意する”
っていうことぐらいしか、言えない。

だから、
「（迷いに囚われています）たすけてください」
「ほら、今あんた、自分で逃れるためのヒントを言ったのに、
　聞こえなかったの？　
　もう１度よ〜く、自分の言ったこと聞いてみなよ」
ぐらいしか、今は思い浮かびません…

本来、公案は悟りとか目覚めのためにあるものなのに、
それによって余計に迷ってしまったりします。

＞そうですね。これがさっき、白隠の公案に疑問を感じた点です。
＞公案って、その個人を見極めて、タイミングを見て投じなかったら、
＞下手をすれば、ただただ、余計に言葉だけに迷うことになるし。


ほ　う　ざんさんが（あとｂｖさんも）以前仰っていた、
「迷うのは、それにまっすぐぶつからないで、逸れるから。
　自分が、どんな風に「迷っている」のかじっと見ることからも、
　逸れてしまっている」

「公案を、自分のぎりぎりの所の問題として捉えていない」

ことが原因にあると思う。

で、公案という「もう一方の手」「目覚めた者」があるのに、
それにぶつかって行かないから迷うし、
ぎりぎりの所で捉えられない以上、
「迷った隻手」でずっと過すことになる。

目の前に「答え」とか「ヒント」があっても（提示されても）、
気付かない
その場から逃げ出してしまう
そうなったら、目覚めた者が何を言おうと無駄に終ってしまうでしょう。
これがEO氏がいう「豚に真珠」なのかも。

でも、これじゃEO氏とほ　う　ざんさん、bvさんの真似だな…　

成仏させられずに、逆にとり憑かれたかな？
……もっと考えてみます。


ついでに、蛇足ですが、この伝で行くと
目覚めたフリ、悟ったフリをした者の隻手が出す音は、
「私は無所有だ」とか「私は無だ」
なんて仰々しいけど調子っぱずれの連続音でしょうか…
ムダに饒舌だし（爆）


＞その調子っぱずれの「私は無だ」で思い出しましたが、
＞そういえば、正受が白隠に、
＞「趙州の無とは何か答えよ」といったときに、
＞白隠は
＞「無は手足のつけられたものではない」と言い返したものの、

＞正受老人に逆に、
＞「これでおおいに手がついた」と言い放たれてしまい、

＞徹底的に、正受老人は、白隠を許さなかったというシーンを
＞思い出してしまいました（笑）。


だから
>禅寺じゃ、拍手打って商売しちゃ駄目なの〜？　かな？

そゆこと（「商売」）してるトコもあると思いますんで、
いいんじゃな〜い？　かな？


＞笑っ。

＞確かに、法脈とか言いながら、別に金銭的な商いじゃないけど、
＞法の押し売りの商いやっている寺は、あるかもね。


＞●どうも、コメントありがとうございました。
＞ところで、先ほど述べた白隠の逸話は、こんなものでした。

＞会下という一人の狂僧が、いつも経文で尻のウンコを拭いていた。

＞その狂僧の言い分というのは、
＞「自分は仏なんだから、仏のお経をもって仏穴を拭いて、どこが悪い」。


＞それに対して白隠の言ったことが、なかなか機転が効いている。


＞「お前さん、そりゃ、間違っとるぞ。
＞　仮にも、お前の尻の穴は、仏様の穴だぞ。
＞　それを、お経の書かれておる「古紙」なんぞで拭くとは、何事だ？
＞　これからは、清浄な白い紙で拭きなさい。」


＞ということで、私も、白隠のウンコ公案の、
＞尻ぬぐいをしますです（笑）。

では、恥ずかしながら、私製の答えです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

◆老師の問い。

「両手で手を鳴らしたら、パンと音がする。
　片手なら、いかに？？」



■その１■

まー、ちと、回りくどい、やり方ではありますが、

まずは、老師に
「そりゃ、左右、どっちの手ですか？」と聞き返すのも手の一つ。


で、もしも老師が、
左右どっちの手かを、言ってしまったら、
もうその時点で、弟子の勝ちね。


　　　　「そら、鳴った！」。でおしまい。


■どうしてこれで勝ちなのか、
そんなの、今さら、今まで竹の間を読んできた皆さんには、
解説しませんよ。


■で、老師が、もしも万一
「そんなもの、どっちの手でもええわい」とか言ったら、


「じゃー、”奥の手”を使わせてもらいます」
とか言って、次の、「その２」か「その３」で片付ける。



■その２■

１／ちょっと、「お下品に」斬り落としたいなら、


　　　「その”手”は、食わねぇー！」

と、ダジャレでも効かせておくのがいいでしょう。



２／しかし、「お上品」に、斬りたいなら、
　　こんな「凝った手」もあります。



　　老師「両手なら、パンと音がする。
　　　　　片手なら、いかに？？」


　　弟子「老師。”その手”（の上）には、乗りませんよっ。

　　　　　それとも、老師・・・・。

　　　　　ご自分の手が、
　　　
　　　　　小便臭くなっても、よろしいのですか？（笑）」


　　　　　（「悟空」には解説不要でしょうが・・・）



■その３■

うーん、その１もその２も、私のオリジナルなんですが、
ダントツに、気に入ったのは、次の「落語」です。


老師「両手なら、パンと音がする。
　　　片手なら、いかに？？」


弟子は、
「それでは、わたくしは、これにて失礼します」

　と言って、部屋を出て行こうとした。


　それを見た老師曰く

「なんだ、お前。
　分からなくて、逃げるのか？」



　　弟子「ダルマに、逃げる足はありませんよ」



　それを聞くと、老師は、たちまち、大笑いをした。


　その弟子が部屋を去った後、
　老師は、ひとり、つぶやいた。


　「あいつには、打つ手がないわい。

　　さしもの、このワシも、

　　手も足も出ないわ」（老師　爆笑）




　　　　　■　おあとが、よろしいようで　■



・・あ゛〜、、日本に、達磨があって良かった〜。
　　「招き猫」じゃ、このオチ、使えないもんな〜。

　　　　　　　　　　　　　　■

後日談。。。。

隣の部屋で、老師と弟子の、このやりとりを聴いていた正受老人の亡霊が
言いました。

　　　　　　「これで　おおいに　手足がついたぞ！」


　　　　　　　　　　　　　〜終〜