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http://www.mandarake.co.jp/publish/eo/
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まんだらけのシリーズでは、どうやら、現在、

>「廃墟のブッダたち/外伝」
>「廃墟のブッダたち」
>「地球が消える時の座禅」
この3つは、絶版のようです。

>残る、「続・廃墟のブッダたち」も、おそらくは微数だと思います。

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■以前にもお知らせしましたが、無明庵で発行をしてきた分の2冊に
ついては、なんとか、方法を講じて、欲しいという方がいましたら、
数人の方のためにでも、印刷所と提携して、「原価」でお届けする
方法を考えています。
「反逆の・・・・」と「・・・お世話」の2冊です。

ただし、この場合には、希望者だけの極小部数になるので、
印刷費だけでも、一冊あたり3000円は確実にオーバーします。

ダイジの「絶対無の戯れ」が、オンデマンドで復刊したものの、
ページ数が非常に少ないのに、物凄く高くなるその値段を参照すれば、
どうして高くなるかは、理解できると思います。

ようするに、確実に予約者が100人以上にならなければ、
見込み量産はできないので、希望者のみに、一冊ずつ製本するわけです。


●しかし、まんだらけの分は、5冊のもありますから、
とても、すべてを再販することは、費用的に、私個人には不可能です。

かろうじて「ひきつりながら読む精神世界」だけは、私の自費で
再販にこぎつけましたが、次回の増刷は、不可能な状態です。

(以前にも言いました、韓国の出版社からの契約更新の有無についての
　連絡のないまま、無明庵への「未払い額」がかなりあるものですから。)


●そこで、皆様にお願いしたいのは、
とりあえずは、「まんだらけのシリーズ」だけでも復刊させたいと
願う方は、「復刊ドットコム」のほうに、ご投票ください。
まだ読んでいなくて、欲しいという方のみならず、
既に、シリーズの本を持っている方も、どうぞ、御投票にご協力ください。

●皆様の協力があれば、復刊できますが、復刊に至らない場合には、
印刷物の形としては、おそらくは、永久に失われることになります。
書籍を重視していますので、CD・ROMなどで発売する予定はありません。

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●「復刊ドットコム」へ今すぐ投票 (なんか、バーゲンのCMみたいですね。)
　　　↓
http://www.fukkan.com/

「ひきつりながら読む精神世界」を除く、シリーズ4作が、
投票対象となります。


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★ . 　　

梅の間掲示板を更新しました。
そして、以下に書くことは、本来は「梅の間」の話題ですが、
ある意味では、竹の間の話題でもあるので、記しておきます。


そもそも、一般社会では、オーガズムとは何か?ということを
生理反応や脳生理学でしか認識していないですね。

私の経験から言えば、そもそもオーガズムとは何かの認識が
普通の人たちとは、全く異なります。

極論すれば、男女は、クリどころか、
胸への刺激どころか、
手をつなぐどころか、

たったの一点も男女が触れ合うことなく、
オーガズムに達することがあり得るということです。

オーガズムというものを、男性においては、
射精反応であると「単純に」考えたり、
女性においては、腹部の痙攣持続状態と、
その後の弛緩や発汗である、と、
そのように、ごく唯物的に単細胞的にしか見なければ、
それは、オーガズムの現れの、
ごく限られた「一面しか見ていない」ことになります。

オーガズムというものには、眉唾ものではない「神秘」という
次元が、ずっと先には待っています。


もしも死んで、肉体のない状態で、異性の形をした生命と
交合した記憶を「思い出すことの出来る人」がいたならば、
肉体でのセックスの、そのなんと粗悪で、奥の浅いことかを
思い知ることになると思います。
それは、とても比較できるような差ではありません。

「肉体でのセックスなど、あれは本当のセックスの100分の1の
　まがいものでしかない」という強烈な事実認識です。


が、その本質の「端末」については、ちょっと前に書きました、
「純愛」というものが「部分的に」ですが、関係してきます。


私がここ15年の歳月をかけて、しようとしてきたことは、
その、肉体以外本来のの一体感を、どうやって、この粗悪な物質の、
男女の体の中で、もともとの純粋なあの快楽の、
数パーセントでもいいので、再現できるか、ということです。

ただし、何度もでも釘を刺すように、
それは、肉体でのセックスについて、
少なくともパートナーと、何度も同時にオーガズムを経験しつくして、
その数知れない経験を経てこそ、はじめてその先に行くこともできますし、
その先を、語ることも出来るのですから、
絶対に、肉体のセックスを否定したり、経験不足であってはいけません。

セックスを快楽の方法論と見る人たちは、小学生レベルです。
また、セックスを愛情問題、「心の問題」とリンクして見ている人たちは、
どんなによくても、高校生レベルです。

「セックス大学」で学ぶことは、心だとか、思いといった
そんな「人間臭い、人間的なレベル」では収まらない、
「性とは何かの本質」についてです。

そして、セックスの大学院で学ぶことは、
「宇宙とセックスとの関係」についてです。


●そして、それらのプロセスがすべて、なされたので、
私は、セックスについては、その心身の、特にオーガズムに関する
あらゆる側面を極めつくし、その方法論や成果の体験談を、
性に関する「3つの著作」で、すべてを語りつくしましたので、
今は、前ほどの探究心は、もてません。



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★ . 　　

観客席に向かって、一度、にらみつけ、
さらに、数歩歩いて、振り向いて、
また観客をにらみつけたイチロー。

プロ選手は、よほどのことがないかぎり、
大切なお客さんに対して、そういう態度は、しないものですね。
しかも、冷静なイチローがあのように2度もした。

大リーグでもよくある観客席際の捕球で、
あのような態度を示したことは一度もない彼が、ああしたのには、
考えられることは、

普通の「偶発的な」観客による邪魔以上の、
ラフな行為が観客から、あったことですね。
たとえば、
ユニフォームをひっぱったとか、乱暴に、どついたとか。

試合後、韓国がマウンドに旗を立てたことについての
イチローのコメントは、「不愉快ですね」の一言。

スマートで、そつなく、フェアで冷静な彼。
普通なら、イチローからは、公共電波に乗せるセリフとしては、
絶対に出てくるはずのないコメントですね。

韓国の選手たちには何も罪はないのだから、
その旗をマウンドに立てた行為が不愉快だということではなく、
やはり、あのライトフライの一件の、
韓国観客の、なんらかのラフプレイでしょう。

しかも、あれは、試合の明暗を分けた、大切な一球のフライ。



　　「僕の野球人生で、最も屈辱的な日でした」 byイチロー


試合に負けたことが屈辱なのでもなく、
ただの自己完結した、単なる「悔しさ」や「反省」でもないということを、
この「屈辱」という言葉が示している。

なぜならば、屈辱というのは自己嫌悪ではなく、
そこには、その「加害者」がいるのだから。


世の中には、率直に、悔やんだり、否・・・「怒ってもいいこと」が
あるもんなんですよね。


●翌日、ノーカットのイチローのインタビューを見ました。

投手戦で緊迫していたとは言え、何も負けていたのではないし、
勝ちが見えていたから、あそこで、イチローがエキサイトする理由
というのは、あのライトフライ「単独の問題」であって、
その他の何かの「心情的な問題ではない」。

それだけ怒りを表さねばならないほどの事が、あの観客席で起きたのだろう。

捕球できなかった直後、イチローは仲間の選手に向かって
「もういい!」と言ったような唇の動きをする。

おそらくは、内野手の誰かが彼に、
「審判に抗議したらどうだ」と言ったか、または「どんまい」とでも
言ったのかもしれない。
それに対する彼の返事は、「もういい!」だったのであろう。

しかし、あの一球の、韓国の観客による守備妨害?が、
決定する要因となったのであるから、
なんとも、後味の悪い試合である。

マスコミは、そのことを追求しようとしないし、
また、追求すると「日本人として、潔くない」と思い込んでいる。

複雑な立場にいる、当人のイチローの口から、
その真相が語られるのは、今年のメジャーリーグが終わってからの
例年の単独インタビューでのことになるかもしれない。

彼は、せいいっぱいの真実を、短いインタビューの中で、
私たちに伝えようとしていたに違いない。
あの冷静な彼でも、許せないほどの、アンフェアな出来事が、
観客席で起きたと、私は感じている。


　　●といっている間に、ＷＢＣ準決勝、進出らしい。

　　　　　　　今度は、執念で勝るか?

　　いや、私としては、「無心」「無欲」で勝って欲しい。

　　　　　　　　　それが勝負の極意だから。


そして、

>結果は、韓国を大破して、とりあえず、決勝進出となった。

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★ . 　　

つい、さっき、ちょっと変わった夢を見たので、まずその話からですが・・・。

時代は１９４５年の８月。
地方の町で、私は1人の少女と出会いました。
今の女性みたいに、化粧もしておらず、すっぴんでしたし、
着ているものも地味です。
年齢は、おおよそ、１８歳から２３歳ぐらいでした。

彼女と話をしていたその近くでは、「お祭り」をしていました。

彼女は、とても可愛くて、
しかも「賢そうな目」をした、小柄の女性でした。
彼女の家族にも、私はとても気に入られたようでした。

私と彼女は、夢の中で、相思相愛になっていました。

久しぶりに、セックスとか全く眼中にもなく、
そんなものは全く無意味になってしまい、
そうした欲望とは全く関係のない「純愛」という感覚を、
その夢の中で、思い出しました。

「またすぐに後で会おうね」と約束をして、私は、彼女と別れました。

お互いの笑顔と、幸福感だけが、つかの間の時間を止めていました。


しかし、その夢の中で、私は同時に、

「この、とてもとても、幸せな時間は、

　もうすぐ終わる・・・」と、知っていました。


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鉄道の駅の階段で、私は1人の兵隊さんに、こういいました。
「もうすぐ、この街に、貴方の想像を絶するような爆弾が落ちます」

すると兵隊さんは、
「何を言っているんだ。そんなものが来たら、体当たりしてやるさ」

そう言って聞く耳を持ちません。
たぶん「体当たり」というのは、特攻隊の事を彼は言っているのだと
思いました。


私は「もうすぐ、ここにある建物もほとんどが消え去り、
川や池には無数の死体が山積みになります。だから・・・」
と言いました。

兵隊が駅の階段を駆け上がってゆく「カツンカツン」という音が、
静かな駅内に響くのが聴こえ、
夢は一瞬ですが、そこで、場面が途絶えました。



●次に私が見た光景は、なぜか「暗い街」でした。
まるで夜のように暗い街に、
生き残ったわずかな数人の人が、
壁以外には何もなくなった建物の中に、呆然と、たたずんでいます。

私は街中の、道幅が一車線ほどの路地を、歩いていました。
私の前を、被爆して、顔の皮膚がただれている男性がゆっくりと通り過ぎました。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

なぜ、夢の中で、１９４５年の８月の広島に、私がタイムスリップして、
そこの住人と話をしたのか、今のところ、よく分かりません。

夢の中でも、明らかに違う時間の時代から、
自分がそこへ降り立ったことは自覚をしていました。

街中は、とてもレトロで、懐かしい日本の匂いがしました。


政治的な意味では、あの時代には、何かが狂っていたのでしょうが、
そこに生きている、ごく一般の人々は、今の時代の人たちよりも、
ずっと、穏やかで、元気で、幸せそうに見えました。

その時代の、最も素敵な女性像の「象徴」のひとつが、
私が夢の中で、好きになった彼女とその家族の人たちだったようです。

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●もうひとつの夢は、これは２月の初めごろに見たものです。
全く忘れていたのですが、前述の夢とセットで急にさきほど思い出しました。
おそらくは、この一連の夢は「被爆ファイル」という私の記憶の層に
あるものだったので、同時に記憶が開いたのだろうと思います。

そもそも、自分が被爆する夢などは、私はこの一生のうちで、
まだ２度しか見たことがなかったのに、
今年に入ってこの２ヶ月で２回ですから、
ちょっと今年は、出だしから変わっています。
ずっと以前に見たのは、「未来に起きる核戦争」の場面でした。

かといって、こういうものは、ただの個人的な象徴ですから、
世界で核戦争が起きるとかそういう電波系の話ではありません。
あくまでも、象徴です。

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◆その２月に見た、もうひとつの夢は、
前後があるのですが、前半部分は忘れました。
オレンジ色をした高熱の雲が、遠方に見えました。

周囲は、高層（中層）ビルが立ち並ぶ街で、
特別に、近代的というわけではなく、どこの国にもありそうな
普通のビル街でした。
私は１０階ほどの高さのビルの屋上階にいました。

遠方の、その光るオレンジ色をした高熱の雲の塊は、
スローモーションで、私のいるビルに近づいてきました。
画面は、自分も含めて、すべての動きが、スローモーションでした。

私は無駄だとは分かっていましたが、
ビルの屋上にある２面がガラスで囲まれた室内に入りました。

その瞬間、ビルに衝撃がきて、
私は、ガラスがあるのと反対側のコンクリートの壁に叩きつけられたまま、
コンクリートの壁に、めり込むかと思うほどの圧力で動けなくなりました。

そのとき、私は、
無数のガラスの破片が、もうすぐ自分の背中に突き刺さる覚悟をしましたし、
高熱が自分の背中から内臓を焼き尽くすだろう覚悟をしました。

そして、その苦痛がやってくるのを、
その壮絶な圧力の中で動けないまま、待っていました・・・・

が、いっこうに、痛みが来ません。

壁に物凄い力で押し付けられている圧力は感じるのですが、
熱も痛みも感じません。

痛みがこないのを、おかしいなと思ってから、
私は、状況に、すぐに気づきました。


　　私は、もう、死んでいたのでした。
　　一瞬で、体が飛び散ってしまって、
　　コンクリートの壁に、私の肉も骨も血も焼き付けられてしまい、
　　そのせいで、苦痛を全く感じなかったのです。


あ、なんだ、もう死んでいたのかと、ほっとしました。


ちなみに、投下されたのは、核兵器という感じは、
夢の中では、なぜか、しませんでした。
衝撃波の到達の仕方の映像が、どうもテレビでみた原爆とは違うので、
強烈な熱量を放射する別の兵器（アフガニスタンで米軍が使ったようなもの）だと思います。


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●と、こんな夢が２つ。


別に、現在の地球上の世界情勢とは、全く何の関係もないですよ。
単なる私の記憶の中の、シンボリックな出来事です。


●それにしても、その少女というか女性は、印象的でした。
肉欲にならない、純愛というものが、いかに「繊細なもの」であるかを、
久々に思い出しました。

ただし、勝手な「片思い」というのは、純愛には入りません。
「強い、相思相愛」の状態であるのに、そこに性欲はない状態。

相手と会えないときにも、相手とのセックスの妄想すらもしない状態。


まさに、「胸だけが、結合している状態」ですね。

そこから以下には、次元が下降していない、
恋愛、または人間同士の融合の中にある「ひとつの形」です。

　　　　　　　　　　　　　　◆

{ひとつの形}と言ったのは、恋愛は「複合的感情と思考の結果」の
産物だからです。

普通の人たちは、恋愛というものを、ごくごく単純に
「好きだから」とか「相手のことを想っているから」だとか
非常に、乱雑に、暴力的に言い放ちます。

たとえば、これは、恋愛に限らず、人類愛とかでもそうです。
世界のためとか、みんなのためだとか言いながら、
その中には、実に多くの自己愛や、身勝手な偏愛や
人間に対する、「勝手な理想」「こうあるべきだ」の偏見が含まれています。

こうしたものを、一度、徹底して「分離」してみる作業というのは、
たとえると、「食事」を食べたときに、
その中にある、「５味」を味わい分けるようなものです。

単純に、食事を「美味しい　とか　まずい」としか言わない人は、
「感覚の繊細さ」がありません。

よく味わえば、「酸味、辛味、甘味、苦味、旨味」が、
その料理の中で、どのように、混然一体に、組み合わさっているか、
感じ取れるはずです。

料理人、または家庭の主婦でも、
「味を自分で作り出して、自分で演出できる人」というのは、
まずはそういう「５味を感じ取れること」が基本中の基本です。

そして「恋愛」でも全くこれと「同じこと」が言えますので、
ただ、漠然と好きだとか言っていても、いっこうに恋愛の質は
高まりません。
また、恋愛関係でトラブルが起きたときにも、
「でも、好きなんだから」と口を尖らせて誤魔化すだけで、
何も解決も出来ず、きちんと別れることすらも出来ません。


よく自分の心を、その深くまで観察してみて、
その中にある、思考や感情を、いくつかに分類して整理すると、
自分がどうして相手を好きなのか、
自分はどうして相手に好かれているのか
それらが見えてきます。

そして原則としては、恋愛には、
頭でする恋愛、
胸でする恋愛、
性器でする恋愛に分類されます。

もしも日本語で、その差を微妙に表現しようとすれば、それは、


　　友愛＝相手を「気に入った」相手に「惹かれる」
　　純愛＝「惚れた」「大好きだ」
　　性愛＝「抱き合って、性的に気持よくなりたい」

これらの混合を、通常は、乱暴に「恋愛」とか「愛」とレッテルを
勝手に貼っているだけです。

極めて、おおざっぱではありますが、
この３味が恋愛の「主要な基盤となる部品」です。


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★ . 　　

■更新されるの楽しみにしているのに、更新されないとか
変なメールが来るので、ごまかしに、不親切に、更新しておきます（笑）。


■まずは、竹の間は更新されてなくても、松の間はどんどん更新されていますよ。
竹の間の皆さんの興味外の趣味に、とことん徹しているので、
こことは、別世界になってしまっているだけですが。

ちなみに、初の私の姿の動画（顔は見えないよ）がアップされています。
ホームの手裏剣術講座の方に移動しないと、動画へのリンクはありません。

残念ながら、期待しても、梅の間では動画は出ません。
まー、本当は、モザイクかけた動画で説明してもいいんですけどね。
そういう世の中ではないので、本で勉強してください。
もうセックスについては、あれ以上書く事はないというぐらい、
秘伝は全部、書き残しましたので。


■ところで、やっと確定申告と納税が終わって、ほっとしています。
しかし、疑問がひとつ。
私は家族経営とかでないので青色申告ではなく、普通の申告なのですが、
管轄の税務署とか役所に、いままでは郵送していることが多かったのですが、
今回のは、書式というか書面が分からないことが多かったので、
収支の計算資料を持って、役場に行きました。

ある程度、分かるところだけは書き込んであったのですが、
医療とか保険とかの控除の計算がやや分からなくて、
役所の相談員の人に、手伝ってもらいながら、申告を済ませました。

しかし、問題は、この「役所での申告」です。
役所で申告すると、沢山の人たちが順番待ちしてて、１時間とか待たされることも。
そんな中で、ベルトコンベア式に、どんどん申告の作業が進んでいくんですが、
私が、むっとしたのは、役所の相談員さんを通して申告すると、
収入証明とか、経費の領収書とか、全然、見てもくれないんですよ。

こっちは、せっかく何日もかけて必死に領収書とか計算したり
整理して揃えたのに、見てもくれない。
経費の項目としてあっているかどうかはチェックしてくれるところも
あるのですが、肝心の中身は、検算しない。

しかし、考えてみればそんなことしてたら、順番待ちしている人が
全くはけないですからね。

ただ、私としては、せっかく正直に全部申告している善良な市民相手に、
そりゃないだろうってぐらい、何も見てくれないで、はい、ＯＫです。

つまりですね、申告書にでたらめ書いてあっても、あれじゃ
ノーチェックです。税務署に出す場合には分かりませんが、
少なくとも、役所の相談員を通じての申告では、どうも他の地域の人に
尋ねても、記載金額のチェックは、スルーらしい。

私の記入がよっぽど、馬鹿正直で、ド素人っぽかったらしく、
相談員の人にも、言われてしまいました。

「あー、もうちょっと何かの経費があったら、よかったですね。
そうしたら、ひとつ下のランクの税率になりましたねー」だって。

おいおいって、あと５０万の経費なんか、ひねり出せないよ。
それに収入だって減らせない。
結果、払う取得税には、その１ランクの差で、１０数万円の差が出てしまった。
小市民には、これは痛かった。そのお金で何が買えたか、考えてしまいました（苦笑）。

税に詳しい人とか税理士さんだと、きっとうまく工夫して
いろんな控除とか、経費とかひねり出してくれるんだろうけど、
こっちは、ただの小市民ですから。

ということで、人が必死に計算したもの、チラリとも見てもくれないなら、
今度からは、役所でなくて、税務署に提出することにするよ。


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■話は変わって「今年１年の傾向」のことですが、
去年だか今年の初めごろにも、
ここ、竹の間に書きましたように、今年は、
下手に新しいことを始める人は、失敗しまくりますよ。

今年は、とにかく「節約の年」。「耐えて、基礎を積む年」です。
本当に、地味な１年を過ごすのが、健全な姿勢です。

これは、日本全体のフィールドの傾向がそうだということです。
その海の天候を無視して、船出の「新事業」または、
「新しい分野の実行」をするのは「個人レベル」では極めて危険。

企業レベルだと、組織的なので、少し変わってきますが、
それでも、新規の事業には、かなりの危険のある年です。


■ネットについても、
ネットという媒体を営利的に利用しようとすると、
衰退の一路を辿ると言ったはずです。

また、今年は特に、「リアルの世界」での知覚の足場を、
きちんと構築しておかないとならない年ですから、
賢い人たちは、少しずつ調整して、
ネット離れをしてゆきます。

ネットなんかやっている場合じゃない年なのですよ。
そんなことに時間を使っていたら、不注意から、足元から崩れますから。


■私は、一年に２回ほど、ごっそりと「お気に入り」を削除して、
整理するということは以前にも書きました。
常に新陳代謝が滞らないためには、定期的に、ごっそり、アドレスを削除します。

「つまらない」とか、「得るものがない」とか、「飽きたページ」は
ことごとく、見ることもしないために、大量に、ぶち消すわけですね。


●私にとってネットで書き込むということは、
さまざまな実験や、テストや、あるいは他者の書き込みからの
「インスパイア」を受けての創作の、
あるいは、ひとつの小さな「刺激」として利用をしていました。
むろん、書くからには、いつも質問者には、
手抜き一切なしで、可能な限りの力を注ぎます。

しかし、最近では、いわゆる、
「不特定多数」の誰もが出入り出来るような掲示板は、極力減らしました。

というのも、現在、私が立ち寄る掲示板の半数近くが、会員制です。
会員制掲示板の一番いいところは、邪魔や馬鹿者の野次が、
全く入らないことです。

会員制掲示板というのは、ユーザーの人数がごく少数ですから、
営利目的の書き込みや、自己宣伝の書き込みや、客引きの書き込みは
一切ありません。
そもそも人数がすごく少ないのですから、
そんな行為をすることには、何も利益がないからです。

そういう業者とか、宣伝したい人間にとっては、全くおいしくもない
そういう少人数の会員制掲示板の場合には、
たいていは、全員が、何かの「専門家」または「マニア」です。

だから、だらだらとした、「雑談」をする掲示板へは私はほとんど行きません。
政治的であれ、料理の問題であれ、地震系であれ、音楽掲示板であれ、
武術掲示板であれ、
すべて、最も私にとって重要なところは、
会員制のところしか行きません。

そこでは、はっきりとした「テーマ」が確立されていて、
誰ひとりも、論点がずれたり、無意味な野次を書くようなアラシもいませんから。

そうした会員制の中での論議や対話には、
ちまたの掲示板が、ほとんど使い物にならなくなったネットと言えども、
まだ得るものが「少しだけ」残っています。


■そうした中では、多少、松竹梅の掲示板に還元できるような、
良質の文章も生まれてきますが、
ほとんどの一般的な公開掲示板は、
もう死期直前のような状態で、全く駄目ですね。
そのほとんどは、
ネット中毒、書き込み中毒の人、または宣伝屋が残っているだけです。

ごくごく少数の、片手ほどの人たちだけが、そうした公開掲示板でも、
多少は論議が成立したり、情報交換が出来るだけですので、
皆さんは、それらに使う時間があるならば、
「会員制掲示板」を探した方がよっぽどいいです。

だから、皆さんも、もしも、まだ掲示板というものから
得るものが何かないかと思っている場合には、会員制のところで
自分が「明確な目的」をもって滞在できて、
その目的を邪魔されない掲示板を選択することです。


■かろうじて、まだ書いていて面白みが少し残っていたり、
執筆の刺激としてフィードバックするような掲示板というのも、
「ごくごく少数」ですが、あります。

そうした掲示板の特徴としては、管理人が広告以外はほとんど何も
削除しない。しかも削除しても、何ひとつもコメントしない。
そういう掲示板は、まだ健全に機能しています。

ようは、掲示板というのは、かつての当サイトのように、
「完璧なほど、徹底的に管理されているか」、さもなければ、
「ほぼ、完璧なほど放置」されている方がいいのです。

今はなき、かつての、「男と女の掲示板」のように。
あれほどいろいろな、ヒューマンウォッチングと、
実験が出来た掲示板は、どこにもありませんし２度とないでしょう。

もはや、あれは「社会の縮図」を完璧に模写できて、
「人間の醜さと、賢さ」を二分化できたという意味で、
「伝説の掲示板」ですね（笑）。

だから、管理が中途半端というのは、一番よくないのです。
中途半端な管理というのは、
「利用者がどう利用したらいいのか」が分からなくなります。

するのなら、徹底した「無言削除」と「無言放置」の２輪でゆくか、
さもなければ、徹底した、「有言管理」ですね。

「有言管理」というのは、投稿の細部にいたるまで、
管理者が徹底的にユーザーとまっこうから最後の最後まで、
一切の妥協なく、結論が出るまで論議しまくるところです。

有料会員制、または無料会員制のいいところは、やはり、
管理者と、ユーザーが、信頼関係と、強力関係にあることです。
そして、何をしに、来ているのかが各自で、明確であること。
特に、有料の場合には、お金を払うのですから、
利用者も、自分の大切な時間を無駄な書き込みには使いません。


大切な個々の時間を無駄にするような、無駄なおしゃべりもなく、
書き込み中毒者もおらず、
淡々と、有益な情報交換だけが進行してゆくことです。

結局は、それらは「テーマが極めて、はっきりとして絞られている」
という事に、起因する自動的な現象なのですけどね。そして、
そもそも、サイトというのは、その軸が決してぶれてはいけません。

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＞■ところで、無明庵の出版物で、絶版状態になるものが
＞また少し、増えてしまいましたので、ここにまとめておきます。


◆「廃墟のブッダたち」
◆「廃墟のブッダたち／外伝」
これは、まんだらけ出版部、それ自体での在庫が切れます。

リアルタイムの無明庵の歴史とは縁がなくて、
１０年も経過した、今ごろになって、本を探したくなった人は、
まず、大予言に問い合わせてください。

あとは、無明庵から発行してきた、
◆「反逆の宇宙」も、絶版です。


以下は、残部数が１００部以下になり、かなり減っているものです。

◆「小さなブッダの大きなお世話」
◆「悟りなき悟り」
◆ＣＤ「変／ＨＥＮ」

その他は、まだ、余裕をもって、供給は出来ます。

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＞ところで、こうしたいくつかの書籍が絶版となった、理由のひとつには、
＞韓国の出版社の「契約不履行」があります。


「図書出版摸索」というところと無明庵は、
１９９６年には、既に正式な書面によって出版契約をしていましたが、
２００３年以降より、印税が、未連絡のまま未払いとなっております。

今までは、韓国での出版分の印税をすべて、
ＥＯ師の再販分のための印刷代に回していましたが、
それが、ここ２年全く、連絡なしに、
支払いがないことが、絶版となってしまった大きな理由のひとつです。

私の著書の、性の異端書シリーズや、ＣＤの売り上げで、
なんとか、その穴埋めもしてきたのですが、
それも、かなり、きつくなってきました。

◆無明庵のサイト管理人からも、メール、ＦＡＸ、電話で計１０度は
問い合わせてきましたが、韓国の出版社からは返答なしです。

裁判になりかねない問題であるので、確認と勧告の書面を
その出版社に出しましたが、転居先が不明となっています。

経営者の社長さんの表向きの名前だけは変わっていないようですが、
実質的な経営者が、変わっている可能性も否定できません。


◆従って、韓国版のＥＯシリーズについての、
２年以上に渡る、売り上げ報告なしですと、
もしも「まだ、販売を継続しているのであれば」、
印税の未払い分については、訴訟沙汰になる可能性が出てきました。

国を跨いだ訴訟になるので、
今後どういう法的措置を取るかは、弁護士とも相談しますが、
いずれにしても、契約をきっちりと継続することを明確にするか、
または、明確に切らないのであれば、
韓国での出版販売は、こちらから差し止めることになります。


◆また、現在、はたして翻訳などが進んでいるのかどうかは知りませんが、
ＥＯ師の、「ＣＤ、３作（虚空の辺境・変・変形）」については、
韓国の「図書出版摸索」とは、
出版の「契約書類」を交わしていません。

さらには、そもそも、マスターＣＤが無明庵からも
送られていません。また、図形集の原画も、韓国には送られていません。

従って、今の段階では発売されているかどうか確認しようがありませんが、
「もしもＥＯ師のＣＤや図形集が韓国で発売されれば」、それは、
現在市販されているＣＤからコピーしただけの、
音質の悪い「海賊盤」であり、著作権法に抵触することになります。

もしも韓国の読者の方で、ここの掲示板を見ている方は、
くれぐれも、ご注意ください。


　　　　　　　　　　　　　　◆

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★ . 　　

＞３／５更新

大したことではないのですが、遅ればせながら、３０年もしてから
新宿の「摸索舎」の関係者が、伝説の「パイドパイパー　ハウス」を
経営していたことを知りました。

このお店の名前知っている人がいたら、相当の通の東京人です。

高校生のころ、一時期、入りびたりまして、私も、
いくつかの掘り出し物を見つけました。

新宿には、新宿レコードという輸入盤専用の店がありましたが、
そこでないものは、パイドパイパーハウスへ行くというのが、
私の探しものの、放浪コースでした。

それにしても、なつかしい、店名を、とある機関誌で目にしました。

それは、まるで、「ペンギンカフェオーケストラ」というバンド名を
今頃、目にしたぐらいに、懐かしかったのであります。

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その１

【「おいおい」ちょっと待てよ】のコーナー

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0602/20/news013.html
　　　　　　　　↑
電気用品安全法（ＰＳＥ法）、これ、なんか、おかしくないかい？
アジア系の不良（または安価な）家電製品を締め出すためなのか、
管理しやすいというだけの安直な発想なのか、
安全性という建前なのか知りませんが、
この結果、電気用品のネットオークションにも制限が加わりますね。

秋葉原の中古屋さんとか、全国の中古楽器店とか、どうなるんだろう。


　　　　　　　　役人って、つくづく馬鹿だと思う。

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その２

【今年はネットに異変がありますよ】

実は、昨年一年のネットの、掲示板、物流、情報検索などの動きを
観察してきて、どうやら、ネット社会にひとつの飽和点と
無気力さ、二分化などが起きていて、そろそろある意味でネットは衰退するな
と予感していました。

そして、今年に入って約２ヶ月、いくつかのホームページや、
通信販売サイトや、または掲示板への、いろいろな人間たちの書き込みを観ていて、
ほぼ、確信したことがあります。

それは、ここ約１０年が経過し、特に携帯電話が普及し、
ネット社会が形成され、その結果、
リアルの物質世界に「ある歪み」が生じ始めているということです。


●皆さんにとって、このたとえが、わかりやすいかどうかわかりませんが、
たとえて言うと、人間が自分の活動時間のうちのもしも一日に２時間を
（趣味であれ、ビジネスであれ）ネットやメールに費やしていた人がいるとすると、
そういう人が何億と存在した場合には、
この現実世界に人間が自分の五感を向けている意識の濃度、密度のようなものが、
極端に減るわけです。

いわば、皆さん、そろいも揃って、アストラル界ならぬ、
ネット界か、はたまた、眠りこけて、夢の世界に移動してしまっているようなものです。

単なるバーチャルな世界に、このように大量の人間の意識が引き込まれた
ことは、かつて人類史上あったためしがありません。

テレビもそれなりにそうした「意識の捕縛効果」を持っているのですが、
ネットは桁違いです。

このために、いわば、物質界といいますか、この世界にいる人間は、
「心ここにあらずに意識を占領された人」が増えているようなものでして、
この分、現実の世界では、人間の意識の密度が減っているのです。

この状況をリアルの世界に起きる「歪み」「空洞化」と見るか、
利用価値のある歪みと観るか、は知恵が別れるところです。


●はっきり言ってしまえば、
賢明な人は、ツールが、ＰＣであれ、携帯であれ、双方向のテレビであれ、
ネットに関わる時間を、「極端に減らすだろう」ということです。


●ネットから意識を遮断して、リアルの世界に対する作用に
重心を置かないと、とんだ計算違いが生ずる状況にありますよ。

私も昨年から今年の動きを観ていて、
ネットに関わる時間は、「延べ」にしても１時間内外にしています。
しょっちゅう回線なども、切るわけです。

私の場合には、言葉は、無尽蔵に自然に湧き出てきますから、
延べ１時間もあれば、１２箇所ぐらいの掲示板に合計１万字ぐらい書き込むことは、
私にとっては、息でもするように簡単なことなのですが、
そろそろ、その「簡単なこと」すらも、
さらに自主制限してしまおうと思っています。


◆現実の世界の方が、人間の意識を必要としているというか、
リアルの世界に意識の密度の希薄化が起きているという点で、
とにかく、これは「異常事態」のひとつです。

だから、一例として、「松村氏」みたいに、
ちょいとでも勘のいい人は、ネットでの情報配信から
リアルの世界の生産とか、情報流通に切り替えるのですよ。
（なんつーたら、日記が更新されてましたけどぉ）


ですから、以前からずっと言っていましたように、
無明庵も、今年の後半あたりからは、
リアルな印刷物主体の情報配信を考えています。


何度も言うように、媒体が媒体だけに、
ネットの影響力というのは、そもそも、
最初から「無力」なんですよ。または「非力」なのですから。

実際の物流や金銭の授受が関係する「商業分野」以外では、
データが吹っ飛べば、何もなくなるという意味で、
何も物的な足を持たないネットは、
人の意識や身体には、直接の影響は与えません。

その無力なものに、目的を定めないで、計画性もなく依存したり、
中毒することの危険性は、ずっと何年も竹の間でも語ってきたとおりです。

だから、今年は、実質経済的な内容を持たないＩＴ関連企業が倒産したり、
または、ネットだけでしか活動をしていない個人、
そういったものは、どんどんと無気力化して衰退しますし、
また、皆さんもご存知の、大手のネット通販サイトなども、
「下手なやりかた」をすると、潰れる可能性があります。


ようは、現実の世界に意識が定着している時間を
もっと増やせということです。

なにしろ、１０年前の昔には、
「人間の意識の濃度や分布」という観点から見て、
こんな「異常な状態」は、地球上に、なかったのですから。



●とにかく、原則として、
「密度が高くなるところ」は、「個」が自由に動きにくくなる。
人類を、地球の陸地に、平均に立たせると、
あなたの隣の人は、あなたと、たったの１４６メートルしか、
距離がないという話を↓の投稿でしましたね。　　　　　　　　　　
http://www.mumyouan.com/k/?T3485

ネットも、確かに、２００３年ぐらいを最大の「ピーク」として、
ひところは、活気、最盛期、というか「限界期」があったのですが、
今は、もう「ぎゅうぎゅう状態」でしょうね。

そういうときには、客席がだいぶ空いてしまっている、
こっちがわの世界の舞台で、うまく動き回るのが、妥当です。


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★ . 　　

●「坐る」ということは、
黙って１時間、座禅のふり、瞑想ごっこなどして、
頭の中を悶々と、雑念だらけにすることではありません。

●坐るということをきちんとしたのであれば、
毎日、毎日、一回一回、坐るときに、
次のことをよく、自分に問うことです。


　　　　　　　あと、３分で自分が死ぬ・・・・

　　　　　　だとしたら、何が問題なのか？


その３分の制限時間しかない中で、「どうでもよくなってしまうこと」
など、結局は、どうでもいいことなのですよ。

あなたの人生の最優先課題ではないということ。

死ぬとわかっている、その死ぬ間際の３分の間に、
あなたに問えること、出来ることは何であるのか？

いくら社会がどうのこうの、陰謀がどうのこうの、
やれ、地球がどうのこうの、未来がどうのこうのといったところで、
そんなものは、すべて、あなたのあと３分でやってくる死の前には、
確実に、全く、「どうでもいいこと」になるでしょう。


■では、３分の残り時間で、あなたは何をしたり、自分に問えるのか？
遺言すらかけませんね。３分では。

航空機が落ちる前に、乗客の人が、揺れる機内で、
震える手で書いたメモというのがありましたが、
数分の時間があっても、
人が最後に家族に残した言葉は、数行だけです。
　　　　　「みんなを、よろしく たのむ」

３分というと、そんなことすら書けません。

●では、あと３分で自分に死がやってくることを
実感できるぐらいに、自分に近づけてみることです。

　　　　　　　　　残るものは何か？

あなたが、あれやこれやと、「やり残したこと」「やりたかった事」など、
もはや、する時間など、そこには、ありません。


また、「あー、やっと死ねるんだ、それならほっとする」、とか、
「別に思い残したことはない」などと、嘘ぶいて、つっぱったところで、

死ねば、あなたは、現時点で「終わったところ」から、
肉体がなくなったという以外には、
何ひとつも、一歩も事が進展しないまま、
また、そこから、次の肉体に放り込まれて、
生の「繰り返し」を、すぐに開始しなければなりません。

あなたには、ほっと一息できる「死の休暇時間」すらもありません。


３分をかけて近づいてくる死の前で、
あなたが、最後に、自分に問うこと、言えること、出来ることは何か？

そうやって、「社会問題」だの「外の事」など「どうでもいいこと」は
剥げ落ちてしまい、
あなたにとって、この生涯で、最も重要であることだけを
検出することです。

それはたったの一言になるはずです。

それか見つかったら、何年かかろうが、その「自分の問題」に
とりかかることです。

どうせ、実際に、本当にあなたが死ぬときにも、
その、残ったたったひとつの問題だけが、
あなたに切迫した問題になるのですから。



　　　　　　本当に、坐るというのは、そういうことです。


　　　　毎日、毎回、自分に、真剣に「死」を、突きつけて、

　　　　　　　　　　　　その他の、
　死ぬときには、どうでもよくなってしまうような、小さな問題を、
　　　　　　　　　振り落としてしまうこと。



　　　　心の平安だの、リラックスだの、悟りごっこだの、

　　　　　　そんな姿勢で、瞑想やら、座禅を、

　　　ダラダラと、だらしなく、何年続けていたところで、

　　　　　あなたは、自分たったひとりの問題にすら、
　
　　　　何ひとつも、決着を付けられないのですから。


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★ . 　　

たまには、本当にどうでもいい話をタラタラしてみます。
ニュース２３で、秋葉のことやっていました。

東京を離れたのが２００３年ですが、秋葉原は地元の圏内だったので、
歩いても行ける距離でした。
秋葉原に、一番、よく出入りしていたのは、１９９１年ごろまでで、
当時はまだ、パソコン通信とかがあったころです。

それにしても、今のような、パソコンブームでもなく、
電気街全体は、落ち着いたものでした。

萌えブームどころか、ＰＣすらそんなになく、
出入りしている人たちと言えば、
家電を買う一般の人以外は、
ＰＣの基盤から自分の手で作る人とか
オーディオマニアとか、
ジャンクショップで、いろいろあさるとかで、
ようは、ほんまもんの、「電気オタク」の人の行くところでしたね。

私は電気オタクではありませんでしたが、
一部、どうしても必要で、アンプのキット買ったり、
妙なマッドサイエンス系のおもちゃを作るためにコイルや磁石を買いに行ったり、
オシロスコープの中古品を探したりと。

そのほかは、ローランドのスタジオとかサービスセンターとか
ラオックスの楽器館があったので、楽器のメンテナンスとかに利用しました。

石橋電気のレコード館も、ＣＤになってからはめっきり行かなくなりました。

ＰＣ世代ブームが起きる前の秋葉原といったら、
それこそ、無線機とか、キットの部品とか、ＬＥＤとか、アナログ部品で
ごった返していた、あのごちゃごちゃの会館の路地の中を歩く、
そんなのが主流だったんですよね。

いつのころからか、同人モノを扱う店が、ちらほらでてきて、
どういうわけか、今の流れへと繋がっていきましたね。

ここ数年、まったく行かなくなったので、わかりませんが、
昔は、秋葉原で何に一番困ったかというと、食うものがなかった。
全くといっていいほど、まともな食い物屋がほとんどない。

今では、おいしい店もちらほらあるようですが、
昔は、食文化ゼロの町でしたからね。

ただ、あそこは、基本的には、
都市計画とかで、ごっそり変えられてしまうような
やわな街ではないから、今でも、多くの昔からの店があって、
あの街は、これからも、さほど大きくは変わらないでしょうね。
オタク文化とかは、長期的に見れば、
そのうち、秋葉原からは、死滅しますよ。

　　別に、あそこは、オタク文化の聖地なんじゃなくて、

　　　　　　　日本の電気街の聖地なんですから。

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地震とは何の関係もありません。
こんなにも、静かに美しい雲海も、めずらしいので、
アップしてみました。
ライブカメラの映像です。





やはり、例年のように２月に雪が降ったので、
東側は、すっかり真っ白になりましたね。

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★ . 　　

●今朝、めずらしい夢を見た。

ちょうど、仏像が座るような台座だけがあり、
そこへ、いかにも、見た目が、弱弱しい、やせこけた
何かの「神格」のような人型をした者が、
よっこらしょと登った。

全身が土色で、人間のようなかたちをした、生き物だった。

その台座にその存在が収まると、
地球の全土を、翡翠によく似た色の鉱物が覆い尽くした。

地球の汚れていた水はすべてきれいになった。

この夢を見たとき、人類の歴史などなんと小さな、狭い時間の中の
出来事でしかないことを感じた。
たったの何十万年しかない人類の歴史。

一方で、地球の寿命というスケールで見れば、
いつの日か、彗星でもぶつかれば、
地球は全土が火の海になったり、全球凍結したりして、
現在ある、ゴミのような人類の建造物も有害物質も、
すべて、溶かされて無害化してしまうのだから。

人類や主な生物が全くいなくなった地球では、
また次のサイクルを、惑星は静かに生きるのであるから。


そういえば、人類や今存在する生き物が死滅した
遠い未来の地球の大気は、今の青い空ではなく
「ペパーミントグリーン」になると聞いたことがあった。

夢の中で、地球の全土に広がっていたヒスイ色の大地は、
なんだか、その色に似ているように思えた。



　　　　


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★ . 　　

●若干の短時間ですが、２／１１の夕暮れの富士山の背景に、
やや気になる雲が出ていました。他にも複数の画像掲示板でも掲載されていましたし、
湘南や、愛知の方でもやや似た雲がありました。
上空の広域の気象条件が似ていたせいなのか、何かの前兆なのかは
「判断は、つきかねます」。

以前にも言いましたように、「ほぼ直角に交差する暗雲の筋」、というのが
前兆らしきもののひとつです。右の画像の右の夕暮れの部分がそれです。

また左の写真では、うねりの形が、少々変わっていますね。
この角度からの画像では、あまり見かけない形です。
長い間、ここの画像を見てきましたが、この手の雲の形は、年に３度程度ぐらいでしょうか。




●震源の兆候としては、愛知県全域での地震が、２／９と１０の２日に
渡って、観測がゼロということです。これは、今までですと
１０日以内に関東にＭ５近い地震が起きる兆候のひとつでしたが、
３日目には、愛知は、平常値に戻りました。

今回はどうなるか不明ですので、３要素をそろえた予測は出さずに、
観察を続けてみます。

警戒震源は、「千葉北西部」「東京湾」「茨城南部」「福島県沖」ですが
絞り込めないのと、決め手となる前兆が、まだ何も揃いません。

＞２／１６現在、
＞千葉県北部が、これから６日以内に発震する可能性が出てきました。
＞場所と時期は、これでいいと思いますが、
＞規模は不明ですので予測にはなりません。
＞なお、当サイトでは、統計的な観点から、
＞「Ｍ５未満」の規模の地震は「確実に予測できた」とは自己評価をしていません。

＞＞2006/02/22,13:37 80 km Mj 4.2 千葉県北西部
＞＞ということで、規模が、またまた外れです。



＞●２／２１更新
＞福島県沖、千葉県北部か、千葉県東方沖で、Ｍ５〜Ｍ５．４が
＞２／２７まで発震と予測を立ててみました。

>>結果はハズレです。

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●ひとつだけあるのは、あまりあてにならない体感ですが、
２／１２ごろより、鼓膜が若干おかしくて、自分の声が少し大きく
聞えるので、俗に言う「耳圧か？」と、最初は思いました。

しかし、自分でネットで、よく調べてみたところ、これは、
軽度の「耳管開放症（じかんかいほうしょう）」による、「自声強調（じせいきょうちよう）」
と呼ばれている現象であることがわかりました。
（自分の歯をかみ合わせる音などが大きく聞える症状です）

ただ、それが、どうして健康体の私に起きているのかは、不明ですので、
これも、様子を見てみます。
春が近くなってきて、「気圧」が変化しているせいかもしれませんので。


＞＞後日談。耳に、生理食塩水をスポイトで入れたら、めでたく、
＞＞その瞬間から、治ってしまいました。やったー。

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【参考データのグラフ】

＞３／１４更新

●１２／９〜３／１３までの、過去９４日間の
関東・中部地方の、警戒７震源の地震発生回数は以下の通りです。

なお、私は、他の地区にまでは、とても手が回らないので、
「関東・中部地方」の、一部の震源のみを、観測しています。

>★宮城県（内陸と沖を含む）・・・・・・・・・・【７４６回】←

>★福島県（内陸と沖を含む）・・・・・・・・・【１０２４回】←注意

>●新潟県（沖を含むが主に長野よりの南西部）・・【７７６回】←

>★茨城県（内陸と沖を含む）・・・・・・・・・【１６７３回】←★大注意

>●長野県（特に北東部）・・・・・・・・・・・・【６６６回】←

>★千葉県（内陸と沖含む。特に「北西部」）・・・【６３２回】←

>★愛知県・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【３０３回】←


現在、これを折線グラフにしてみて↓このようにその推移を見ています。
あとは、ここに、実際に起きた地震のマグニチュードを
合計計算する事によって算出される、
「放出されたエネルギーの総量」との比較をします。





●これまでに「２月〜３月」にこの警戒区域で、実際に起きた地震

2006/03/13,15:56 36.1 N 141.8 E 40 km Mj 4.8 茨城県沖
>2006/03/13,13:15 36.1 N 141.8 E 30 km Mj 5.1 茨城県沖
>2006/03/13,13:06 36.1 N 141.9 E 20 km Mj 5.1 茨城県沖
2006/03/13,12:41 36.3 N 140.1 E 50 km Mj 4.0 茨城県南部
2006/03/13,12:00 36.1 N 141.9 E 20 km Mj 4.8 茨城県沖
2006/03/11,20:28 38.7 N 142.3 E 40 km Mj 3.6 宮城県沖
2006/03/10,17:56 36.7 N 141.2 E 70 km Mj 4.4 茨城県沖
2006/03/05,22:56 37.0 N 141.7 E 50 km Mj 3.5 福島県沖
2006/03/04,07:33 38.3 N 141.9 E 50 km Mj 3.5 宮城県沖
2006/03/03,00:52 38.7 N 142.3 E 40 km Mj 4.4 宮城県沖


2006/02/27,05:10 36.7 N 141.3 E 50 km Mj 3.5 茨城県沖
2006/02/26,08:38 35.3 N 141.3 E 40 km Mj 3.8 千葉県東方沖
2006/02/22,13:37 35.6 N 140.1 E 80 km Mj 4.2 千葉県北西部
2006/02/18,10:10 36.1 N 140.0 E 70 km Mj 3.7 茨城県南部
2006/02/17,17:21 36.6 N 141.4 E 30 km Mj 4.5 茨城県沖
2006/02/13,04:46 35.6 N 140.1 E 80 km Mj 3.8 千葉県北西部
2006/02/12,08:12 35.4 N 141.4 E 40 km Mj 4.0 千葉県東方沖
2006/02/11,06:35 37.7 N 142.3 E 30 km Mj 3.5 福島県沖
2006/02/10,18:59 37.7 N 142.3 E 30 km Mj 4.5 福島県沖
2006/02/10,18:18 37.7 N 142.3 E 30 km Mj 4.4 福島県沖
2006/02/10,09:40 37.7 N 143.5 E 40 km Mj 3.6 福島県沖
2006/02/09,22:05 37.8 N 142.3 E 40 km Mj 4.8 福島県沖
2006/02/06,21:40 36.2 N 141.7 E 50 km Mj 3.6 茨城県沖
2006/02/06,20:26 36.1 N 140.4 E 50 km Mj 4.2 茨城県南部
2006/02/06,09:47 39.0 N 142.1 E 20 km Mj 3.9 宮城県沖
2006/02/03,15:59 36.2 N 141.7 E 60 km Mj 4.0 茨城県沖
>2006/02/03,15:10 36.2 N 141.6 E 60 km Mj 5.3 茨城県沖
>2006/02/03,14:41 36.3 N 141.5 E 30 km Mj 5.0 茨城県沖
>2006/02/03,14:38 36.3 N 141.7 E 30 km Mj 5.0 茨城県沖
2006/02/03,13:39 36.2 N 141.5 E 50 km Mj 4.9 茨城県沖
>2006/02/03,13:37 36.2 N 141.7 E 30 km Mj 5.9 茨城県沖
2006/02/03,13:03 37.9 N 141.9 E 40 km Mj 4.5 宮城県沖
>2006/02/01,20:36 35.8 N 140.0 E 110 km Mj 5.1 千葉県北西部
2006/02/01,04:23 38.4 N 142.3 E 40 km Mj 4.5 宮城県沖

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　富士山は「クール」である


＞著作権法により、当掲示板の文章の無断引用は、堅くお断りいたします。
＞もしも必要があり、部分または全体引用をされたい場合にも、本文の
＞部分または全体をコピーすることは厳禁である。その際には、
＞当掲示板への「参照リンク」を張るに留めるという手段を講じること。



＞２／１６ 追伸

一部の地震観測掲示板で、「富士山は熱を持っているかもしれない」だの、
あげくには、山頂にかかる雲をライブカメラで見ては、
「噴煙を上げている」という「脳内噴火的」な発言があり、
私も、しばらくは、傍観していました。

ようするに、主張のポイントは、どうあれ、「富士山に異常が起きている」
ということを、唾を飛ばして言うわけです。


しかし、そうした発言が地元の人たちの「観光産業にもたらす悪影響」、
いつも富士山を身近に見ている「地元の人たちの率直な心情」、
「登山者の方たちの心情」、
そして、また「民間や行政」が協力して行っている、
「富士山監視体制」といったものを
おそろしく、馬鹿にしていると思いまして、ここに一筆しました。


◆他所でも、たびたび言っているように、
地震列島であり火山列島である日本の休火山で、いつ噴火が起きても
それは全く驚くには値しないことであり、
明日に噴火したとしても、それは不思議ではないと私は言っています。

ただし、その「前兆のあるなし」「前兆の危険度」については、
地元の人たちの肌で感じる感覚や、
気象庁や、その他の監視機関の提供してくれるデータを信頼しています。

従って、

●富士山の雪が融けているとか、少ない事について、
「地熱説」を唱えたり、
あげくには、「噴煙が出ていた」などと「デマ」を言う方たちは、
あまりにも、「頭が足りない」と思います。
でなければ、「視力低下」すら、疑いますね。

そこで、
↓
http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/quart/fuji-p/snow-line/fuji-snow-line0602.html
　　　　　　　　　　↑
１／まずは、これをよく見ることです。
　　必要であれば、前月１月分や昨年の１２月分も見ること。
　（それとも観測所の記録を信じないとでも言うのですかね？（笑））


２／さて、おおむね富士山の「東」に位置する
　　「山中湖のカメラ」からの映像では
　　「他の角度からの映像と比較すると雪が充分に存在し、山肌もかなり白い」。

　　この季節、北麓地方及び山頂付近の風は、おおむね「西から東へと」吹く。
　　すなわち風下となって「風の当たらない、東の斜面」には雪が残る。

　　山中湖ほどではないが、同じく東側に属する「忍野八海」からのカメラでも、
　　画面の向かって「左側の斜面（東南）」は、右側（北）よりも白い。


　　もしも地熱であれば、「全方向の雪が、均等に融けるはず」であるが、
　　そうはなっていないという「目で見た事実を直視」すること。（理屈ゼロの事実である）


３／次に、山頂の気温が例年であれば、マイナス３０度を下回ることがあるが、
　　今月に入ってからは、マイナス３０度は２回しかない。上述の「山頂の気温」参照。
　　ただし、これは山頂における固有の現象ではなく、「平地も含めた外気温全体」が
　　「暖冬ぎみ」であることを示す。


４／最後に、風による「吹き飛ばし」と相乗効果をなす原因として、
　　以下が最も重要な要素である。

　　今年は、富士五湖地方は、富士山も含めて「異常乾燥」の状態である。
　　その根拠は、実際の平地での湿度の記録、
　　および、地元の方の経験則による報告ひとつとして、
　　私がいつも武術合宿や音楽合宿でお世話になっている地元の民宿からの報告によれば、
　　例年であれば、必ず早朝に、冷え込む部屋の窓ガラスに、室内の湿気によって張るはずの
　　「氷の結晶の皮膜」が全く出来ないという点。すなわち、「空気全体の乾燥」。

　　この民主のおやじさんは、ガラスに張る氷の結晶に太陽光やライトで
　　光を当てて、その美しい偶然が作る「模様」を撮影するのが趣味なのです。


　　そして、ガラスに結晶が張らないのは、外気が氷点下８度以下
　　でも張らないとのことなので、乾燥のためと断定できます。

　　なお山頂の湿度は、とうぜん最大では１００％ですが、
　　最低時にはゼロに近いということも、グラフで確認のこと。


　　すなわち、いかに、気温が氷点下何度になろうが、
　　そもそも、空気中に「水分」が異常に少なくては、まとまった厚さに氷が形成できない、
　　小学生でもわかる事である。


　　　　　　　よって、まとめれば、

　　富士山が、今年に限って、例年よりも山肌が見えやすい理由は、


◆１／異常乾燥による湿度不足（＝氷結の「材料不足」）。

◆２／地熱ではなく全体としての「暖冬」（＝例年よりも晴天日も多く「太陽光」でも融けやすい）

◆３／西方向からの風によって、充分な厚みに達しない山頂の氷や雪が「吹き飛ばされる」。
　　　よって、風を受けにくい「東面の雪や氷は残っている。」（＝西風による片側だけの吹き飛ばし現象）

◆４／「積雪量の少なさ」。これは例年の今頃であれば「平地」にも、積み上げた残雪、または
　　　新雪が、地元の路上のいたるところにあるものが今年はない。（＝そもそも積雪が少ない）
　　（２月に現地（富士吉田市）へ赴き、この目で確認済み）



★以上、もう一度、「飲み込めない方のため」にまとめますと、原因は、

■一帯の異常乾燥
■西風強し
■やや暖冬＋晴れ日
■降雪量少なし。


◆なお、いくつかの掲示板、
（たとえば、あそこの地元の人たちの集う掲示板）でも、
「風によって今日は雪が吹き飛ばされている」という言葉が使われていましたので、
私も、ついつい「吹き飛ばし」と言ってしまいましたが、
他掲示板にて「氷から気体になる昇華現象」についての見解もありました。
むろん「昇華現象それだけ」ではないにしても、私見では、その要素も
「第５番目の要素」として、充分にあると思われます。

そして、それを引き起こしたファクターの一つが
「西側」からの「極度に乾燥した風」です。

「昇華現象であれば、全面的に薄雪になるずのものが、
　どうして部分的に薄雪化するのか？」という疑問の声もありましたが、

これも、ドライアイスを「片側だけから風を当て続けたらどうなるか」
を考えれば、わかります。
富士山は、他所の複雑な地形の山に囲まれた山岳地帯とは全くことなり、
聳え立つ孤高の山ですから、季節風の風向きは極めて一定に安定しています。


■そこから考えますと、これは「推測の域」を出ないのですが、
一部の者が「噴煙だ」と、馬鹿げた騒ぎを起こしたものは、
絶え間ない西方向からの風によって氷の昇華作用が生じ、
山頂付近に発生した雲である可能性も否めません。
山頂付近の雲の流れが比較的速い、風の強そうな日に、
もくもくと雲がよく出ていましたから。


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＞■また、雪国に住む人からは、こんな指摘を戴きました。
＞山岳登山などの経験も多い人のようです。
↓

「雪」が多い、少ない、とか単純にしか考えられない人もいるようですが、
雪にも色々ありまして、粒の大きさや、積もりやすさ、そして、
積もったあとにどうなるかにもよります。

さらには、サラサラした風に飛ばされやすい雪であるか、
重い雪であるのか、何かに接するとくっついてしまうような雪なのか、
こうしたことは、その時の気温や湿度や太陽光線の状態や、
降った後の変化で、雪というものは変化します。
ですから、単純に「降る」「融ける」という考え方では駄目なのです。


風で飛ばされるかどうかという問題にしましても、
降った雪の性質や、その下の状態（地表または下の雪の温度や湿度）、
風向きなどによっても色々と左右されますし、
雪が消えるからと言ってそれが「地熱」だと思うのはおかしな事です。

零下３０度でも、晴天の乾燥した日には、雪は消えてゆくものです。

また遠くのライブカメラで雪が消えたように見えても、
実は、雪の性質の変化のせいで、その透明度が変わり、
違うように見えてるだけで、実際の現場では違うといった場合もあります。

いずれにしましても、寒い地方で毎日雪を見てる人であるならば、
富士山の雪の異変についての理屈は、とても馬鹿馬鹿しくて取り合う必要
すらない程のものだと思います。

また霧や雲の発生にしても、色々とあるのです。
また富士山のような高い山は、また、他の山にはない特殊な条件もありますし。

更に「地熱」と言いましても火山活動と全く関係なく、
地面の温度というのものは結構一定なものです。
真冬で外が仮にマイナス３０度でも数十センチ掘りますと地面は凍って
いません。

ですから雪があまり厚くなければ、太陽光線というものは地面にまで達し、
そのために雪が下から融けたりするのもごく当たり前のことなのです。


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＞以上が引用です。


●さて、こうしたことも加味すれば、最大の原因は、
「圧倒的に不足している、降雪量」にあるということ。
そのために、今年は晴れるたびに、そのあとで地肌が見える傾向にあるということ。

片側の斜面には雪が残り、片側が少ないということは、
氷層の昇華や、吹き飛ばしを起こしている乾燥した風の存在を示唆していること。
地熱であれば、こうした偏りなく、東側も融けるはずである。
（仮に１００歩譲って、地熱の発生位置が、山頂の真下の地下ではなく、
　西に寄っているとしても、そうだとしたら、融けた斜面の模様は、
　かなり異なるものになるだろう）


◆ちなみに、昨日の甲府の記録的な温暖な気温や、本日の雨で
　どんどんと富士山の雪は、さらに融けることでしょう。
　ただし、直後にもしも、急激に気温が寒くなると、
　降った雨が氷結して、また美しい真っ白な山頂になることでしょう。

　と書いてから、
↓約１ヵ月後の３／１４の富士山山頂はご覧の通り「真っ白」です。
　降雪量、降雨量は、これでも例年よりも、かなり少ないのです。

http://www.fujigoko.tv/live/shotPhoto.cgi?t=1142372688&n=5494
http://www.fujigoko.tv/live/shotPhoto.cgi?t=1142286843&n=5379

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