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　　　　　　　ちょっと息抜きです。

【好きな人】
　　↓
「好きという執着心を発生させてくれる為の必需品」

↑
こーいう「定義」遊び、好きだな〜。

たとえば、↓この辞典書いた人、私大好き（つまり、やや執着する）。

>【好み】

あるものが、他のものよりよいのだ、という誤った信念によって、
生ずる感傷、または気持ち。

生は死と大して変わらないものなり、という信念を説いていた
古代の哲学者が、弟子に「では、なぜ先生は死なないのか？」
と問われた時、答えたものだ。

「それはだなー、死は生と大して変わらないからじゃよ」

もっとも・・・・死は生よりも、長く続きはする。


>【知り合い】

お金を借りるぐらいの面識はあっても、
お金を貸すほどは、よく知らない人のこと。


>【快楽】

「失意」という形態の中で嫌悪すべきものが最も少ないもの。


>【気晴らし】

「失意」を増進させるための工夫。知的無能者用のやさしい運動。


>【気晴らし／２】
一般的な疲労を癒す、「特殊な失意」。


>【礼儀正しさ】
最も我々の意にかなう「偽善」。


>【謝罪する】
いずれ無礼を働く日にそなえて「下地」をつくる。


>【利己的な】
「他人の利己」に対する配慮が欠けている。


>【祈る】
取るに足らない事が明々白々な、たったの一人の嘆願者の為に、
宇宙の全法則を破棄してくれるよう頼む。

　　　　　　　　アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』より。

　　　　　 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊

せっかくなので、これを「梅の間」系の辞典に改編すると・・・・


>【女性を好む】

女が、男よりもセックスに良いのだ、という誤った信念によって、
生ずる感傷、または気持ち。

男は女と大して変わらないものなり、という信念を説いていた
古代の哲学者が、弟子に「では、なぜ先生は男と寝ないのか？」
と問われた時、答えたものだ。

「それはだなー、女は男と大して変わらないからじゃよ」

もっとも・・・・女は男よりも、イクのが「長く続きはする」。


>【知り合いの男】

体を借りるぐらいの面識はある男だが、
体を貸すほどは、よく知らない男のこと。


>【セックスの快楽】

「失禁」という形態の中で嫌悪すべきものが最も少ないもの。


>【気晴らしのセックス】

「失禁」を増進させるための工夫。知的無能者用のやさしい体位。


>【気晴らし／２】

一般的な性欲を癒す、「特殊な失禁」＝排便／排尿。


>【ベッドでの礼儀正しさ】

最も我々の意にかなわない「前戯」。


>【先にイッてしまい、謝罪する】

いずれまた早漏を働く日にそなえて「下地」をつくる。


>【利己的な女】

「男の利己」に対する配慮が欠けている馬鹿女。


>【一緒になりたいと、２人で神に祈る】
取るに足らない事が明々白々な、たったの一組の男女の為に、
全宇宙の愛の法則を破棄してくれるよう２人で神に懇願する。

　　
　　　　　　　「男と女の悪魔の辞典」

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１日目


●うちに、迷い猫の博士（はかせ）が来たときは、
彼は、あきらかな迷い猫だった。

よく手入れをされ、愛情豊かに育てられていた形跡があり、
あきらかな室内専用猫。性格も人見知りしない。
主人が死んだかとかの特殊な事情にあるものだろうと思う。

また、出会いも劇的で運命的だった。
部屋に受け入れることには私は、寸分の迷いもなかった。
命を助けるか死なせるかでは、何時間か道に迷ったけど、、
でも、最後は、瀕死から生還して、うちの家族になった。


●しかし、今日のは困った。

愚痴半分、皆さんへの相談半分つー感じなんですが・・・
よかったら聞いてやってください。


●今朝から泣き止まない子猫がうちの近くにいる。
近所は全員、しらんかお。むろん、わたしもしらんかお。
自分の敷地から１０メートルほどの駐車場の車の下で
泣いているらしかった。

２匹いたらしいが、一匹の声が途中から聞えなくなったので、
息絶えたのかもしれないけど、夜なのと、他人の敷地なので
確認はしてません。

で、問題なのは、そのうちの一匹がうちの敷地内に侵入。
もう、その他人の敷地で泣いてたの入れると２０時間は鳴いている。

相棒が言うには、夕べ、真夜中に怪しい車が来てたというので
ほぼ間違いなく、人間に捨てられたものだろう。
しかも２匹もとなると、親猫が運んだとか、
迷って辿りついた可能性もない。


●何がこういうの困るって、基本的にはこれって、
死ぬまで放置しなきゃならないことと、その間、ずっと泣かれること。
しかも、今さっきなんか、うちの裏口で泣いている。

哀れだからって、拾うのは簡単だが、
里親なんかそう簡単には見つからない。

しかも、里親探すなら、病院でちゃんと病原菌ないか検査して
予防注射打って、去勢して、トイレのしつけして、
全部やってからでないと、貰い手もつかないご時世。
捨て猫の数の方が、圧倒的に里親の数を上回っているんだから。

なんだって、他人が勝手に捨てた猫にそこまでしなきゃならない。


だいたい、子猫が生まれて邪魔だからっていうなら、
極端なことをいうと、自分の手で殺せよ、とまでいいたい。
自分で里親探す努力もしないで、
ぽいと、他人のところに勝手に捨ててゆく。

あとはなんとかなるだろうというその甘え。
こういうのゾンビです。絶対にゾンビ。

なぜかというと、自分で責任をとらず、
誰かに筋を通してお願いすることもせず、
しらんぷりしたくて、こそこそ、捨てる。最低だ。

ゾンビは常に「こそこそ」何かをするやつだ。
これも共通の特徴だ。だから姿勢が悪くなるんだな。
ただし、おもしろいもので、
背中が真っ直ぐタイプのゾンビは、
なぜか、クビが肩にめり込んでいるようになっているのも
ゾンビの特徴のひとつ。


話は戻って・・・

「捨てれば、誰かが拾ってくれるさ」、という、
そんな甘えが、絶対に、許せない。
そして、こうして動物は、人間に翻弄され続けている。

こういうのを拾ったりすると、
結局は、そういうことに甘えてペットをポイポイ捨てるやつが増える。


だから、そのまま放置して死なせて、そのかわり、
その子猫には、思いっきり自分を捨てた飼い主の人生を
呪うように言っておこうと思う。

捨てる者あれば、拾う者ありで、しゃんしゃん、めでたし、ではなく、
捨てる者あれば、「その者呪われよ」。ということです。


●で、どうしたもんかと考えているうちに、
裏口の方で、泣かれ続ける。

まあーいう悲痛な鳴声を２０時間も出し続けるというのは、
母親を探して泣いているのは間違いない。
（腹へってるとかでなくて。それも多少はあるだろうけど）

見たところ、私も子猫の年齢判断はあまり正確ではないが、
たぶん、まだ１ヶ月たっていない？
でも、生まれたてではなさそうだから、
やっぱ、生まれてから、しばらくして、邪魔になったのだろう。


●てなことやっているうちに、
とうとう、もうこっちも、耐え切れなくなって、餌だけはやってみた。
でも、家には絶対にいれない。
うちは、博士のテリトリーだから。

それに、何の病気持っているかもわからない状態では。
しかも、うちは、基本的にペット禁止の家。
博士は特殊事情により、大家さんに特別に許されているだけだから。


●で、一番知りたいのはですね、
今のところ、その子は、放置して死なせてやりたいのですが、
水と餌やってしまったので、数日は生きるわけでしょ。

もしもですね、このまま餌だけ外で与える、家にはいれない
という「外猫状態」にしておくと、
こういう猫って、完全に、いついて、しまいますか？
それとも、ある日、ふっと、民子みたいにいなくなりますか？
暗い中で懐中電灯でチラっと見ただけなので、性別は不明です。

捨てられて迷い込んだ猫を、外で飼育したことってないものですから、
そのあたり、全くわからないのですよ。

これについては、ある人からメールで
＞住み付くことは、十分にある、
ということでした。


外っていっても、そのうち、メスだったら、
子供とか軒下で出産されてしまうだろうし、
餌も毎日やらないとならないしで。

そうはなりたくないな。
こっちは、博士君ひとりで、てんてこまいだから。

こーいうとき、どうしたらいいんだろうね。
近所じゃ、誰も引きとり手はいない。

明日役場とか保健所にも電話してみるけど。

まいったなー。

でも、私が正直いって、
一番望むことは、あの子には死んでもらって、
「捨てた飼い主に、災難の雨嵐あれ」、です。

命って、助けたからいい、って、そんな単純なもんじゃないから。

それに、博士のときとは違って、
直感的に、まったく縁を感じない。
助けないとならないという衝動がわかない。
一見すると、外見は子猫だから、博士より遥かに弱く、哀れなのに、
私は、この子猫には、なぜか同情がわかない。
わいてたら、とっくに迷わず、助けているし。
もしかしたら、死ぬ運命にあるのかもしれない。


●で、そうそう。経験者の方に質問しているポイントは、
万一、このまま「外飼い」になったときの注意点とかです。

それにも、問題があるんですよ。
まず、近所で、餌をやる人なんかいなそうなこと。
都市部の下町だったら、ほっておいても誰かが助ける。
でも、田舎は徹底的にそういうところは冷たい。
人工密度の低いせいもあるけど。

もうひとつは、ここは冬は、氷点下１５℃ぐらいになる。
外だと、まず生きていけないような気がする。

　　　　　　　　　　　　　●



２日目


報告。

うちの床下に２匹とも、生存していることが判明。
うち、一匹を捕獲。

区役所〜保健所〜そして、
もし動物支援センターづてに里親が見つからないと、
そこで〜「殺して処分」。というコースに乗せました。

もう一匹は、臆病なので出てこない。


●しかし、電話で聞いたら、その保健所だけで
年間５０００匹のペットたちが持ち込まれるらしい。
うち、飼い主希望者が現れるのは、１割以下。
９割は、殺して処分するらしい。

全国だと、とんでもない数の捨て猫や、捨て犬になるだろうな。
年間、何十万とかになるかも。


●で、やっぱし、私には全く縁のない猫でした。
最初は、写真でも自分のページにアップしようと思ったけど、
その気が失せました。

うちの博士が、もしも「助けてあげようよ」みたいな
顔したり声出したらと思ってたけど、その気配ゼロ。
まるで、自分と同じ種とも思っていない様子。

で、今日、一匹捕まえたほうを、
しばらくタオルでくるんで抱いてみたのだが、
クロネコとキジの交ざった雑種で、これが可愛くないんだなー。

夕べは、一晩中、ミャーミャー、ぎゃーぎゃー、泣いて、
うちの相棒は完全に寝不足。
で、顔みたら、すげい、目つき悪い。性格も悪い。
夕べのは、泣き落とし作戦だ。「演歌」だな、あれは。


しかも、捕獲したあとに、
ダンボールも蹴破って、２度も脱走したので、
しまいには、箱の外も、ガムテープでぐるぐる巻き。

子猫であんな「強暴なやつ」、はじめて見た。ほとんど暴走族です。


それで、話は、ぐっと、ここの掲示板らしくなるのですが・・・

あれ、はっきり言って「ゾンビ猫」です。絶対に。

子猫だから、みんなかわいいなんてことはなくて、
何種類か、多様な猫を飼ったことのある人なら、わかると思うけど、
明らかに、「こいつ、人間だったら、絶対ゾンビだ」というのがいる。


今回のクロネコは、それに該当。
抱いてて、まったく可愛くない。目つきが悪い。顔も悪い。
それ以上に、
捨てるような飼い主に、飼われたり、そこに生まれる運の猫って
もともとの前世が悪いんだろうなと、今回つくづく確信した。

どうみても、人間のゾンビ悪人（チンピラっぽかったな）が、
猫に生まれたって感じ。


だから、残っているもう一匹も、
チンピラの手下みたいな自分の意志の全然ないやつで、
いざとなると、親分を裏切るタイプ。


そういうのが、今、あと一匹、うちの床下にいるわけです。


だいたい、泣いているときから、鳴声が気に入らなかったし、
ぜんぜん、なぜか、哀れに思わなかったけど、
実際に今日、顔を見て、触ってみて、気持がすっきりした。

こいつらには、ガス室行きが似合う。
万一、運がよければ、里親に引き取られる１割に入って、助かるだろう。
それに彼ら自身の運命を賭けるしかないね。


だって、たとえば、
里親掲示板とかにも書き込めないんですよ。

あんまり性格悪そうで、長所とかが、全くかけないんですよ。
むろん、病気も調べてないし、予防接種もしてないし。
それ以前に、助けたいと思う子猫じゃなんですよ。

それにそのままほっておいて、外猫なんかで大きくなったら、
この近辺で、絶対に暴走族猫になって、近所じゅうに迷惑かけるの
確実なタイプだった。
メスの強姦、（餌）の窃盗、詐欺行為なんか、平気でやりそうな
雄猫だったから。


あー、これで、「死んでも知ったことか」の心境、固まりました。


だから、子猫でさえ、
こういうグーパーゾンビ分類が、ばっちり、当てはまってまうんだから、
人間だったら、もっと、ほったらかして置いていいんだよねー。


３日目


私の今回の場合は、費用がかかるとか貰い手いないとか
そういう事は、枝葉のことで、
実は、はっきり言って、生きるべき運命にいないと確信したこと。
そうでなかったら、手段を選ばず助ける。

で、もう一匹のほうは今、まだ床下にいるのだけど、
こいつは、まだわからない。
クロネコは、お前は私につかまったら保健所行きだぞ、
と言ったら、出てきたので、こいつは、その道を選んだ。

しかしもう一匹は、とうとう役所の人がきても、
出てこなかった。ということは、何かしらの方法で、
こいつは、生きるかもしれない。

つまり、子連れ狼の、拝さんじゃないけど、
子供に自分の道を選ばせたというわけ。


その動物の心がわからない以上は、動物の運命のあるべき生死が
分からないときは、何かの選択の状況をそこに作る
というのが私のやり方なんです。

でも、それ以上に今回のは、もう第1印象だったね。
死ぬ場所がさみしくうちの床下か、それとも保健所で、
最後に、一緒に捕獲されている他の猫にケンカパンチしながら死ぬか、
それは彼が選んだことです。


さて、もう一匹、どうなるかですね。
ゾンビの付き人やってたけど、グーに戻れればいいんだけど。

てなわけでした。



でね、「縁」ってのがあるんですよ。
それと、その猫に固有の生死の分かれ目。

同じ縁は、当然、人間にもあるので、
私は、どうして、？と他人が思うような人でも、
全く助けないこともあると思う。

逆に、みんなが見捨てる人を助けたりと。
チー系の特殊な回路でないと計算できない、
分からない感覚があるのです。

人の判断とかモラルとか愛ではない、
自然が決定する何かに従うことが、私のライフワークなので。



というわけで、生かせばいい、とはなれないのです。私個人は。
また、もしも私の周囲に、引き取りたいという人がいても、
私はその「人間の勝手な慈悲」を許さないこともあるので、
それでも、引き取らせないこともあるのです。

たとえ、生き延びさせてくれる里親であっても、
ただ、生き延びさせるだけ、ただ一見幸福そうな部屋の中で
暮すこと、あるいは外猫になること、それが猫という生命にとって、
果たして、幸せなことか、私は疑問なので。
猫は、人間を癒すために生まれて来たのではないから。
冒険もしたいだろうし、自分で死ぐらい選びたいだろうから。


実際に、引き取り手がいたとしても、
「あなたには、この動物の運命を左右する権利はない」といって
渡さなかったと思います。

で、もしもその選択が間違っていたとき、
私には、その間違いを、自分の身を削ってでも、支払う
その覚悟がいつもあるので。

博士のときも、もしも生かすことが間違っていたら、
私も自分の運命で支払いをしなくてはならないという
覚悟の元で、病院につれていったわけでして。

んなかな。


３日目／その２


ついでに言うと、あくまでも私の目から見た情景なんですが、
世の中「間違った助け方」をして、
人生、ボロボロになっている人、たくさん見ます。


間違ったところでの同情、

同情の裏にコンプレックスありとか、

共依存にすぎない同情とか、

愛のつもりの、とんだ大きなお世話とか。

まー、ようするに、

もしもこの世の上空に、人間の監視人がいたとしたら、

本人も気づかない心の歪みや偽善からやった
助けだのボランティアなんつーもんは、
その人間の本人の希望と期待に反して、確実に、
マイナス点（悪業と判断して減点）をつけているのは間違いないです。

だって、あまりにもそういうケース多いから。

人に見られるための偽善的助けとか、
自己主張にすぎない、助けとかね。

で、結果、口で言うこととやる事の違うやつとか、
動機無自覚ゾンビが、大量生産される。

で、結局、すごく、そういう人は、
つまんねぇー生物になってゆく。

確信的直感でもないかぎり、他人なんか助けるもんじゃないね。
ただの罪作りだね。
そういうの、「悪気はないんです、善意なんです」ってのは、
実いうと、本当の神様には「通用しない」んだよ。

「悪気はないんだ」とか「私は本心から助けたかった」なんてのは、
「誤った判断」で人を無意味に助けたときの、いい訳にも、
「刑」の軽減にもならないんですわ。

なぜならば、それで狂った運命の歯車は、時には何百人もの
人を巻き込むことになるから。


ほんとにホントに。


で、こういうご意見

＞餌をやった時点で、
＞猫に対する情が出てしまったんじゃないですかぁ？
＞ちょっとまずいんじゃないのかなぁ？

全然まずくないです。

なぜなら、床下に入ったやつは、
とりあえず、現時点では捕獲して保健所に送るには、
外へ誘い出す必要がありましてね。

レスキュー隊でも呼ばないと、とても入れる床下じゃないんですな。

そこで、今後の作戦は、
水と餌の位置を毎日少しずつ床下から遠くへずらしていって、
外で捕まえられる範囲を広くしておくこと。
なにしろ、すぐに床下に入り込む。

さんざん、夜どおし泣くくせに出てはこない。

こいつには、別の誓約書をつきつけるという手もありますがね。
こいつは生きていないと最初思っていた方なので、
数日様子を見る予定。しかし、たぶん、縁なし。

こいつに付きつける霊界誓約書は、
生き延びたいなら、５日目からは餌をやらないから、
自力で探せというもの。
死にたいなら、猶予、４日以内に出て来て、捕まれと。

もうひとつ考えているのは、捕獲の檻の罠を自分で作ること。

それでなかなかビビって出てこないなら、
飢え死にの道か、自分の勘で、助けてくれる家を見つける方向を
選んでもらおうと思っています。


ちなみにデブ猫にしたり、運動不足にしたり、
食物の選択誤ったりすると、結局、人間の手で
病気にしてしまうんですよ。
ペットフードのサイト見てみるといいですよ。
日本で市販されているほとんどのものが、
「問題あり商品」のようですよ。
その手の専門サイトを検索してみると面白い。
↓
たとえばここ。
http://mippy.com/petfood1.html

おっと、なくなっているな。
ペットフード会社からの圧力でもかかったかな。

今、そのサイトが読めないので、
あいまいな記憶によれば、国内のキャットフードのほとんどが
猫が皮膚病を発病する可能性のある成分だったような・・・


それと、以前にその手の事情に詳しい知人からのメール
コピーしておきます。

博士のときの問い合わせに、変な電話が多かったので、
ペット事情の通の人に問い合わせたのでした。


＞ところで、迷い猫の問い合わせにおかしなものが多いのは、
＞実験動物として売るためでしょう

＞ある町では一晩で、猫の姿が消えたほどで、かなり問題に
＞なっています（民間の捕獲は違法です）

＞以前は自治体が、なんと捕獲した動物を払い下げていたのが、
＞愛護団体の反対でほとんどの地域で中止になり、
＞無料譲渡に目をつけているようです

＞最近は「虐待用」というのもあるようで恐ろしいです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

私の結論から言うと、「捨てられる猫」は、死ぬしかありません。
「迷い猫」なら、こちらも必死に、質問責めにして、
ウソのない、間違いない「本物の飼い主」を探す努力をしますけど。

大抵の人は、飼い主だという人が現れると
何ひとつも疑わずに、「ひょい」と渡してしまうのでしょうね。

私は、写真をもってこさせて、電話でも質問責めにしましたから。
でも、結局現れなかったので、うちで飼うことにした。


あと、猫を「拾う」のは
「確実に親猫がいないということの確認」を出来ないなら、
慎むのが原則ですよ。

また、実際に親とはぐれただけで、そのうち数日して、ちゃんと
親が見つけにくる子猫もいるので。

もしも、そうだったら、
人間が「とんだ余計なこと」をして親子を引き離したことになるので。



　　　　　　　　　　　　●


どうしたらいいのか、結局は、分からないから、
だから、善悪なんかないんだ、という考えは私にはありません。

どうしたらいいか、全く分からない状況の中って、
それだけに、本当に人は、追い詰められると、
ある「直感」っていうのがあるんですよ。
もう全く理性ではない何かが。

でもね、そんなの分からないという人は、
次のことを試せばいいのです。

前提を捨てて、とにかく、いろんな働きかけをしてみる。
そのうちに、「なんとなく」気が向く、向かないというのが
どんどんはっきりしてくるから。
なんでもかんでも、直感で、即、分かるものじゃないし。


ところが、ゾンビの考えかたは違うんです。
というより正しくは、何も「考えていない」んです。

もう前提が、決まっているんですよ。

困っていたら、助ける。　助けてと言われたら助ける。
〜〜〜だから、何何と。

ルールを何かの「観念」で決めてしまっている。
無心にその状況にぶつかってみるのではなくて、
あらかじめ、方針が決まってしまっている。


これは、悩まずにいるため、
つまり、物事を、本当にそうだろうか？と疑わなくて済むための
「手抜き」なんですよ。

迷いたくないから、何かのルールに自分を乗せて楽をしているだけ。

でも、本当に、心を真っ白にして物事に向い合うと、
「〜〜〜のときは、必ずこうしなさい」なんてものは
全く使い物にならないのです。

すべてが、ケースバイケースで、常識も良識も
無力なのです。


で、常識や良識で、ただ自動的に助けてしまった場合には、
見かけ良かったように見えるだけで、
その分の歪みが、すごいところへ「飛火する」んです。
全く関係のない家族のところとか。


でも、ゾンビ的や考えかたというのは、
考える前に、「〜〜は、こうするべき」に飛びついてしまうのです。
ただの自動的な機械人間なんです。

これって、直感で即時に対応するのとは
全く性質の違うものなんです。


●少なくとも、助けるというときには、
よほど、「第1印象を捉えるのに慣れていないかぎり」は、
いったんは、深く悩んだ方がいいです。

その中で、いろんなことをやったり、やらなかったり
じっとしてたりすると、
やるべきこと、やってはならないことが
「なんとなく」ですが、分かるんですよ。これは誰にでも。

臭ってくるとでも言えます。
うっすら、はっきりしてくる。
何をしたらいいかは、分からなくとも、
少なくとも「やらない方がいいこと」だけは見えてくる。


ただし、ただ「何もせずに考えて悩んでいても駄目」で、
考えたとうりに、とにかく「ちょっとは動いてみる」のです。

すると、運命というか、
本当にあるべき道と、それとは違う動きをしてしまたときには、
「違和感」「なんか、しっくりこない感覚」を微妙に
自分の中に感じるようになります。
それによって、うまく軌道が修正できるんです。

そういうこともせずに、助けたり、何かを選ぶってことすると
見かけだけ、うまく行ったように見えてて、
必ず、深い部分では、大失敗しているんです。

こまかく言うと、「買物」での選択ですらそうなんですよ。
とくに、日用品ではない、何か大事なものを買うときには。
家とか車とか土地とか、彼氏彼女とか（笑）



これをちゃんと応用すれば、就職先の選択や、
結婚や、離婚のときに
その判断に迷ったときにも、使えますよ。

　　　　　　　　　　　　　　■



●私も、博士のとき、特に飼いたいとか思ってなかったのです。
ずっと前に飼ったことあったし、家族がひとり増えるぐらいの
その大変さも熟知してたので。
むろん、猫は遠めに見ているぶんには、とても好きでした。

でも、博士のときには、
好き嫌いで飛びついたわけでもありませんでした。
これが、いわゆる猫好きとか、かわいそうという同情だけだと
迷わず、とびつくんでしょうけど。

そして、最初の１ヶ月、農薬の中毒から回復する間、
一緒にいて、飼い主探しをするうちに、
好き嫌いという感情によってではなく、
だんだんと、彼の本質みたいのと知り合うようになり、
いろいろな事件が過ぎて、
ちょうどいいときに、「もううちの家族の一員になるか？」、
という決心が固まりました。



いわゆる、猫みりゃ、すぐに引き取って飼う、という
世によくいる「すぐ迷わず引き取り派」って、
性格的に「のぼせたところ」があるんですよね。

動物愛護系のちょっと「それ違うんでないかい」ということ
たまに連発しちゃう系。でもって意外と、他のことでは、
すげい、だらしない人だったり。と。

あとは、１０匹を超えたら、
経済的な問題と、部屋のスペースの問題もあり、
内猫ではトイレの問題、それと内猫と外猫を別けたり、
別けなかったりするという問題もある。

それに「引き取った本人が死んだとき」に、
ちゃんと遺言で、引継ぐ人間を決めてあるのかどうかも疑問だ。

たとえ、近所に迷惑かけないように去勢や避妊をしても、
それでも「増える一方」の捨て猫、ノラ猫を「分け隔てなく」
「全部、引き取りたい」と言うならば、
それこそ、巨額の費用を投じて、「猫ネバーランド」でも
作らないと無理（ムツゴロウ王国ではなくて）


*********************************************

４日目


●ところで、例の子猫なんですが、
ほとんど、「銀行　たてこもり犯人」と同じ状態です。
出てくるわけでもなし、ただ１日の３分の２を鳴いているだけ。

だいたい、私のところが前に猫の飼い主探しをしたこと
知っているやつが、甘ったれて、いいかげんな気持で
「捨てていった」のは見え見えなんですよ。

すごい、それって、いいかげんで、失礼なことだと思う。
「あの家の近くに捨てれば、なんとかなるさ」という
いいかげんな魂胆。
自分では何も努力もせず、手を下さないという、そのずるさ。


しかも敷地内ではないが、あきらかに、
うちしか猫が辿りつく場所がない地形を知っていてのこと。

でも、残念だけど、
ただ単純になど助けたりはしないという、
この私がいる家のそばに捨てたという事自体が、
その飼い主の、これから先の運命を決定してしまったのですよ。


そういう本当にだらしないやつは、
この子猫の念をもってして、呪われればいいのですよ。

だから、私は、とりあえず、予定どおり、宣告どおり、
明後日あたりからは、もう、餌をやりません。
そうすれば、常識的には、出てくるだろうから。

そして、そのあと、他の場所へと逃げて生き延びるか、
それとも、私に捕まって、役場が引き取りにくるかは、
その猫の意志次第。


しかし、この子猫、それでも出てきそうにないんだな。
おそろしく狭い床下なので、捕獲は不能。


だいたい、猫やってんなら、人になつかないで、
どうやって生きる気なのやら。
このあたりは、東京とは違って、ゴミをあさって生きていける
ような土地じゃない。


また、この子猫が、馬鹿なゾンビボスの手下になってて、
自分の自主性がなかったことの自業自得でもあるんですよ。

その問題のボスのクロネコでさえ、
しばし、たったの何週間だけかもしれないけど、
今ごろは、暖かい寝床で、他の猫とのケンカを楽しんでいるだろうに。

肝心なときに、自分のボスにもついてゆかず、
ボスへの信頼も結局はなくて、ボスを裏切り、その結果、捕獲もされない。
じゃー、そのあとも、このまま、ビクビクと隠れつづけて、
私に拾われる気もない、ここから逃げ出すこともしないとなれば、
こいつは、この床下で死ぬ運命。

ならば、私も捨てた飼い主を、ただでは済まさないです。

いろいろな人に聞いたところ、
固形の餌を食べられる歯の状態から推測して、
年齢は約３ヶ月の猫らしい。

そんなになるまで、どうして里親を探す努力もしないで
飼い主は、捨ててゆくんだか。

あるいは、「いちばん可愛く見える時期」なんで、
誰かが情けでもかけると、そういうひどいこと、ずるいことを
考えた可能性もあるね。

だから、床下から出てこない子猫には、
今、私は、心の中で、こう言ってあるんですよ。

「君が今、そんなに苦しく、悲しく、そしてこれから
　死んで行くのは、君を捨てた飼い主のせい。」

すなわち、「犬神」です。
これから死んでゆくあの子猫の断末魔の「念」は、
すべて、「捨てた飼い主」に、戻っていって、
飼い主そのものに直撃するように、
トマホークミサイルをプログラムしておきます。


子猫の命の分は、飼い主の、指の一本か、片目の１個、
内臓１個分ぐらいは、支払っていただきましょう。


まっ、その子猫も、ある意味、飼い猫としての生き方を
貫かないで、最後に保身に走ってビビってしまい、
自分のボスに最後までついてゆかなかった、
という点では、「自業自得」なんですがね。

そういう、だらしない猫は、やはり、子猫を捨てるような
だらしない飼い主を怨むという
「相討ち」にしておけばいいのですよ。


それにしても、「縁がない」ということが、
今回は、やたらに際立つのです。

夕べも、懐中電灯で外から床下を照らして、
呼んだのですが、出てこない。

ちゃんと餌もわかるところに置いてあるのに食わない。

出てきたら、それはそれで、今とは、違う道を
「考えてやってもいいんだぞ」、と言っても出てこない。

とか言っている自分の心を見ると、
その言葉に、全然自分で実感がわかない。

もしもそれがいいことなら、口に出して言ったときに、
すっと、もっと自然な感じがするし、
実際、いいかげん、床下から出てくるはずなんですよ。


懐中電灯で顔をちらりと見たときに、
なんと一番かわいい年頃なはずなのに
第１印象が「うあっ、わがままそう。」
というより「おめぇー、目つき悪過ぎる！」というもの。

とても猫の目見ている気にならなかった。
いわゆる、普通の、脅えている猫の目でもないんですよ。

すんげい、人相の悪い、チンピラの目そのものなんです。
だから、すぐに人間のタイプに置き換えてしまいました。


なんでしょうね？
たとえば、博士とかって、人間に置きかえられないんですよ。
（顔の作りは、たまに、大五郎に似ているけど。）


それに、いままで見てきた、いろんな猫ちゃんたちも、
たいていの猫は、「猫として、猫をやっている！」という感じで、
人間が決してそこにはダブらない。


でも、今回のあの２匹は、どうしてもその顔の中に、
人の気配があるんですよ。
本当に、動物に落ちた人間なんだと言われても、すぐ
納得できる。

動物に落ちて、しかも、捨てられて、
しかも、人に助けを求めるわけでもなく、こういうことになっている。
うーん、もしも人間やってたら、前に一体どんな事してたんだか。

闇金の強迫屋で、何人もいろんな家族を自殺に追い込んだとか、
自分の子供を虐待して殺したとか、
そんなところでも十分に「きっとそんなところだろう」と
納得できてしまうから、不思議だ。
人の道を外れると、本当に人を外れた「コース」に行くのかもしれない。

まっ、最後のチャンスぐらいは与えるかもしれませんが、
あまり気が乗らないです。

たとえば、こういうやつって、
猫社会ですら、うまくやっていけないで、
おおきくなると、他の猫をいじめたりしかねないし。

　　　　　　　　　　　　◆

床下の猫には、
予定を早めて、昨日から餌を、やらないでいました。

したら、計画どおり、腹が減ってか、床下からとうとう
出回るようになって、
今は、床下を陣地にして、周囲３０メートル程度の範囲を
あちこち移動しては、鳴いている。ここまでは予定どおり。
しかし、はっきり言って、うるさい。

しかし、まったく、なつかないので、捕獲はできない。
近寄ると、すぐに床下に逃げ込む。
で、近所迷惑なほど夜中に鳴いている。

こちらの予定だと、

１／衰弱する前に、余所の飼い主を
　　本能的に探すという手に猫が打って出るか、

２／私に捕まって、役場へと引き渡しか、

３／そのまま床下で死ぬか

と見ていました。で、いつ衰弱が始まるかなー、
いつ、弱って、ひょろひょろと歩いているところを
捕獲できるか、と思っていたら・・・・。


　　　　どうも様子が変だ。
　　子猫の足並みが、元気すぎる。

いや、それ自体は、誰かが、中途半端に餌でもやったせいで
元気になったのだとしたら、
それはそれで、けっこうな、身勝手な慈善事業だとも言えるが、
それは、とてもとても「迷惑な事」なのだ！。


ちゃんと飼う気もなく、去勢したり、予防の注射打ったりして、
面倒を見る気もないのに、
ただの情けから「中途半端に」そういうことをされると、

餌は、どっかへ行ってもらっては、
寝床と泣きわめくのはうちの床下で、
しまいには、そのうち、１年とかして、おおきくなったら、
メスだったら、うちの床下で出産とか、
そういう最悪の迷惑な事態になります。

餌をくれているかもしれない、その余所へと移住する気がなく
便利な寝床と、「鳴きのカラオケ店」としてうちの床下を使うつもりなら、
この際、絶対に「捕獲」に入ることにしました。

「てめぇー、保健所で死にたくなかったら、余所んち行けや」って。

今日、うちの相棒が外で顔を合わせたらしいが、
とても子猫とは思えない、憎憎しい態度で、本当にヤクザが
「ガンつけている」みたいな顔で、「吼えられた」らしい。


ＰＣ用の音楽ソフトがないので、
皆さんにその子猫の鳴声を聞かせられないのが残念”！


ぜったいに、あれって、
闇金の取りたて屋の口調そのものなんですよ

「おらー、てめぇー、ざけんじゃねぇーぞ。
　中にいるのは分かってるんだ。
　この泥棒め〜、金返せこのやろう、
　会社に電話したるからな。
　てめぇーの首吊って死んででも、貸した金返せ、このやろう」

って、鳴いているように聞えるんですよ。子猫のくせに。

　　　　これ、ホントなんですよ（苦渋・・・）。


それなりに、猫と暮している下町で、
たくさんの猫、見てきたし、飼ったこともある私が言うんで、
間違いないっす。

あれは、猫なんかじゃない。ヤクザが猫に落ちたんだべ。

　　たくさんの人やその家族を苦しめた分、今、自分が
　　餓えと、助けのなさに、苦しんでいるっつーわけだな。


５日目

★やったー！

あいつは、朝、ふてぶてしい鳴き声を残して、足取り軽く、
出ていったままで、とうとう、夜中も帰ってこなかったもよう。

このまま、現れなければ、余所の家に辿りついたか
さもなければ、車にでも撥ねられたかで、
いずれにしても、私の知ったことではなくなった。

泣き止まないからといっても、根負けせず、情もけかけずに、
餌をやらなくて正解でした。


なんか、しつこい、勧誘の電話を無視しつづけたとか、
しつこい男に取り合わない女性の心境、
はたまた、暴力団の脅しに屈しなかった市民の気持であります（笑）

あれがゾンビ猫だとしたら、
やはり、女性は「しつこいから、しかたなく」とかいって
決して男性について行ってはいけないという教訓だし、

泣くからとか、
ただ哀れだからとか、
近所に体裁悪くて困るから、とか、
うるさいから、しかたなくとか、

そういう「動機」「人間の弱さ」に、人間ゾンビも
付け込んでくるのだろうというのがよく分かりますね。

さて、このまま帰ってこなければ、
決着ついたことになるのですが、どうなるやらです。


外で飲んだくれた変なオヤジが、いつ、ふらっと
帰ってきて、クダ巻くんじゃないか、
と、・・・・・ビビっている家族のような、心境なのです（笑）


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