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●猫の足跡-その738●「素人による 食品検査奮闘記・第117回」■精製水のバックグラウンドとの比較 と BGの測定時間■
by:
鈴木崩残
2014/11/19(Wed)10:45:33
素人による個人測定・奮闘記☆第117回
使用するバックグラウンドの検討
●前回の投稿の後半で、BGについて検証しましたが、その続きです。
まず、次の測定結果(全て24時間)を比較しました。
・「空容器−1(「PCのUSB電源」を使用)」
・「空容器BG(独立した「別電源」を使用)」
・「容器に精製水を満たしたBG」
↓
■私の設備の場合には、電源の違いによる差は見られませんでした。
当然、「純水のBG」は、全体に低くなります。
実は、上図の「精製水のBG」は、ご覧になると分かるように、
Cs−137のところに、少しだけ「起伏」があります。
これがとても気に入らなかったのですが、
本日、精製水が届きましたので、BGを取り直しています。
■次に、Geでクロスチェックされた玄米(1.0Bq/kg〜0.9Bqkg)を
自分で測定したスペクトル(5時間測定)に、
前述の3種類のBGをかけてみました。
一番最後のは、わざと9時間という短い時間のBGを使用しましたが、
さほど目立つ面積や高さの変化はありませんでした。
この最後のBGのように、
取得時間は、実測時間の「約2倍」もあれば充分でした。
(前回の投稿に書いたように、
時間が長すぎるBGは、過大評価の側へ誤差を生む可能性がある気がします)
↓
*********
■次のものは、「純水のBG」を使用した場合ですが、当然に大きく変化します。
ただしこれは、この玄米のような「1.0Bq/kg」という低濃度の領域でのみ、
ピークの高さや面積の違いを「空容器のBG」との間に生じました。
しかし3Bq/kg以上、それ以降、濃度がどんどん高くなるにつれて、
空容器のBGでも、純粋のBGでも、定量に違いはそれほどは出ません。
↓
↑
むろんここでは表示率は変えていません。
精製水をBGに使用すると空容器のBGよりも約25%ほど
ROI範囲にある当該核種の山の面積が広くなりました。
■BGを引かず、変形をあまりかけない元のグラフがないと参考にならない、
という方のために、元のグラフを掲載しておきます。
(いつもの表示のPCと別のPCで表示したので少し縮尺が違います)
「やさしお水」その他をBGにした場合
●これまでに、統一してテストに使ってきた、CC玄米の1.0Bq/kgに相当する山が、
コンプトンエッジの誤認ではないか、という疑いを払拭できるかどうかを試すために、
次のようなことをしてみました。
やさしおのK−40を下図の濃度で調整した「やさしお水」と、
同じくカリウム濃度を調整した白砂糖を「BG」として玄米に使用してみました。
■最初のこれは、K−40が、
50Bq/kgと100Bq/kgのやさしお水をBGにした時の
元のグラフで、マイナス側も塗ってみました。
↓
■以下は、BGを引いたものです。
↓
K−40=50Bq/kg
K−40=100Bq/kg
K−40=200Bq/kg
K−40=100Bq/kg(固体)
■以下は、参考までにですが、
カリウムをほとんど含まない、団子の粉と、白砂糖をBGとしてみた結果です。
カリウムのコンプトンの影響を、液体と固体の両方で、
玄米のカリウム含有量の約2倍の100Bq/kg、
あるいは、200Bq/kgまで引き上げても、
どうにかCs−137の山は生き残っているので、
誤認ではないように思えました。
***************************
【 余 談 】
余談ですが、マイクからPCへの入力レベルを、1/100低くすると、
低エネルギー側(200〜500keVあたり)の山の高さが少し落ちました。
入力レベルと、この領域の高さは、比例するようです。
また8月に、気温が31度という、かなり高い気温の時に取得した、
同じ入力レベルでのBGと比較すると、
31度の時のスペクトル全体が11月の今(18度)よりも低くなっていました。
気温が極端に高くなると、シンチレーターの感度は少し鈍るのか(?)、
結果として「スペクトル全体の高さ」が低くなるようです。
↓
●なお、100分の1の入力レベルの違いでは、ピークの位置のズレは
K−40、Cs−137ともに、ほとんどありませんでした。
(ただし、以前に書きましたが、この「最適な入力レベル」は、
非常に限られたものになります。
PC側のヴォリュームは、
私のは、8がアウト、9と10のみがOKで、11ではアウトでした。
それぐらいに、適正なマイクのレベルは、微妙で難しいものでした。
テレミノ側のゲインは、私は「1.0」と低めにしてあります。)
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