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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[1069]
■
手裏剣術講座「翠月庵との手裏剣の共同試作」
by:
鈴木崩残
2009/11/30(Mon)04:51:37
手裏剣を創る事の難しさ
■その前に、まずは超絶的なナイフ投げの名人の人のパフォーマンスを
見てください。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=Be4DwBXJovY
ハリウッドで活躍しているナイフスローワーの人ですが、
最近、この人とはメールで交流がありました。
一回転と半回転を主流とする、古典的なナイフ投げなのですが、
ご覧のように、もう「唖然!!とするような芸当」をやってのけています。
たぶん、「投げた葡萄を切る」「腕に乗せた、キュウリだけを切る」
「ナイフの後ろにナイフを刺す」などは、世界中でもこの人だけだと思います。
問題は、一体何回で成功したかということですが、
私が見たかぎり、決して多い回数ではないと推測しています。
もしもこれが「三回に一度成功していた」としたら、
これは、ものすごいギネス記録ですね。
以前にもYou−Tubeで私がレクチャーをしましたが、
回転打や半転打の最大の利点の一つがナイフの向きが安定することです。
遠心力も手伝って、投げた瞬間にさえ、ねじれが加わらないかぎりは、
ナイフは投げたままの向きで回転をしてゆきます。
●一方で、全く逆の発想で、ナイフを弾丸のように回転させられないか、
ということを試したのが、以下の私の動画です。
むろん、これをこうした切っ先のナイフでやりますと、刺さりが悪くなるので、
本来は切っ先が、正多角形か丸型に削られた、普通の「棒手裏剣」の方が楽です。
●当然のこととして、刺中力には、かなりの難点があるのですが、
一方で、「水平飛行」に移行してからの水平姿勢の時間が、やたらに長くなるのが、
この旋回打法の特徴です。
4間とかの距離ですと、後半に2間近くも、水平に近い飛行をする場合があります。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=w4M5g7FGIp0
●まー、もともとは、ハイスピードカメラで撮影したら、
「オモシロそうな映像になるなー」と思ってやった投げ方に過ぎないので、
「実用性は、ほとんど何もありません」が、
水平飛行の時間が長いという利点は確実に持ちます。
また初心者の人は、これはやらないでください。
ようするにスライダーを投げるような捻り方をしているので、
よっぽど、普段の打ち方と明確に「使い分けないと」、
普段の打ち方にまで、変な癖がついてしまいます。
しかも、やった事のある人は、分かると思いますが、
コントロールがそんなに良くないんですよね。
********* ********* *********
★『剣の試作』
●このテーマは、本当に難しいものです。
自慢じゃありませんが、原理はほとんど頭に入っていて、
試作した剣の数が700本あまりという私ですら、簡単には割り出せません。
世の中にはよく、簡単に「打ちやすい剣だ」「打ちにくい剣だ」と
言ってしまう人達を、わりと私は見てきました。
また一番困った人達というのは、宗家や過去から受け継いだ剣を
何の検証もなしに「うちの流派のこの剣は最高のものだ」とか、
そこまで盲目的な傲慢な態度にまではならなくとも、
「これは初心者でも打ちやすい剣だ」とか、
あまりにも軽率に言ってしまう人達です。
(おいおい、先入観と、主観的な期待を、
可能な限り、一切排除しようとした条件下で、
ちゃんと、地味な基礎実験をしたのかよ?と言わざるを得ません。)
宗家や先人の残した剣を、「最高だと思いたい、心情的な願望」と、
客観性というのは、全く違うんですけどね。
●「中級手裏剣術」(第三版)の本の中でも言いましたが、
いろいろな人達の、異なる言い分は、全て「相対的」なものであり、
特に「剣」の形状については、
その「使用目的、打法の種類、使用距離範囲、手の大きさ」などの
ファクターが前提として確定されていなければ、
一概に、どの剣を打ちやすいと軽々しい事は言えないのが現実なのです。
●そこで、こうした基本的な事に日ごろから十分なご理解を戴いている
翠月庵の市村氏と、現在、共同で刀法併用手裏剣術を使用目的とした
剣の試作を少し進めてきました。
詳細は、下記のブログをご覧ください。
↓
■刀法併用手裏剣術専用剣のトライアル その1/(手裏剣術)
http://saitamagyoda.blog87.fc2.com/
●さて、刀法併用手裏剣術という用語自体が、翠月庵の独自性のある造語であり、
また、私は剣術は専門外ですから、
剣術の経験の長い市村氏やその剣友の方々や、市村氏の武友の人達にも
試打していただく中で、これから、時間をかけて、最終的な形が出来ると思います。
私の分野はあくまでも、設計に関わることなので、いずれは、
市村氏や、他の剣術経験者の方達の打剣をハイスピードカメラで撮影した上で、
どういった打法上の特徴や癖があるのかも、厳密に言うと見てみないとなりません。
むろん、それは通常の速度の映像によってでも、
一時停止をしながらの解析は出来ますが、
「手離れの正確な位置と、
手首の動きの変化や、
腕の振りの軌道、
打剣直後の手の形、
個人による剣の保持方法の若干の違い、
個人による打剣速度の違い」など、
それらの特徴を、私は剣を設計する上で知る必要がありまして、
そのためには、ハイスピードカメラが最も適しています。
●さて、いずれにしても、今回の目的は、とっさに帯からぬいて、
手の内をあまり考えることなく、2間から3間の距離で、
命中率と刺中率が最も良い剣を割り出すということが条件です。
むろん、どんな剣であろうとも、2間半程度でしたら、
単なる慣れの問題で、たいがいのものは、
同じ剣だけを数日も続けて投げていればコンスタントに刺さるものなのです。
(それだけ人間の学習能力は、高いということです。)
●しかし、今回の条件は、剣を打った後、あるいは剣を打つ前に、
そこに居合いや剣術の動きがからんでいて、それらの動き阻害しない
そういった手裏剣をも、考慮しないとなりません。
その点では「慣れればどんな剣でも近距離なら刺さるからいいじゃないか」、
とかでは済まされないわけです。
市村氏の研究されている「刀法併用手裏剣術」に特化した、
バランスや長さや太さの剣を、新しく作る必要があったわけです。
●しかもその上、150グラム以下の手裏剣は、
設計がそれよりも重い手裏剣よりも、どんどんと難しくなるのです。
重量剣よりも「軽量剣になるに従って設計が難しくなる」というのも
無冥流が結論した事の一つです。
その理由は、空気抵抗の影響を受けやすくなること、速度が出るという要素によって、
打剣時の、いろいろな微細な誤差が、
軽量剣の方が、如実に出やすいからです。
●私個人も、角型の手裏剣の場合には、一辺8mmは安定性があると
思いましたが、もしかすると、7.5mmというのもありかと
現在は考えています。
鋼材屋さんには0.5ミリ単位で製品が揃っていますので。
またいくら「手の内を考えず」とは言っても、
いちおう武器ですから、それを全く考えないということはあり得なくて、
たとえば、「どんな剣の握り方をしてもいい日本刀」などというものが
存在しないように、
手裏剣もその理屈でいけば、どんなに時間的な余裕がなくとも、
「ある程度は」正しい手の内で打つ必要はあります。
●翠月庵の「刀法併用手裏剣」は、まだまだその試作が始まったばかりですので、
今後、市村氏の冷静な観察と判断の元に、最終的な試作品が決定すると思います。
●ところで、私個人は、余興といいますか、なんとなく成り行きで作った
「貫級刀」形の手裏剣が少し気に入っています。(実はかなり気に入っています)
市村氏にテストをしていただくために、私が昔使ったいろいろな手裏剣の
沢山の在庫の中を探している時に、あったものなのですが、
もしかして?これもいいかも???、と思って使ってみました。
私個人は、ナイフを、手裏剣と平行してずっと投げてきましたので、
そのせいで、短刀形の手裏剣でも問題はないのですが、
ナイフの直打での投擲に慣れていない方の場合には、
少し最初のうちは、違和感があるとは思います。
●なお形は正確には「貫級刀」または「馬針」の形ではありません。
オリジナルは、剣尾に穴が開いていますし、柄の部分にも彫りなどが
されていますし、何よりも刃長がもっと長いです。
ちなみに、現在の改正された銃刀法の規制内容がありますので、
この試作品は、違法性のある状態の「刃」は、つけていません。
ですから、おおざっぱな形として「類似する形」が、
貫級刀形(馬針形)になるという話です。
市村氏の意見のように、
携帯性は角型その他の手裏剣に比較すると抜群です。
問題は、打ち心地と、実際の刺中・命中率ですが、
現時点では、市村氏の主観と私の主観の間には、違いがあります。
ただ、それは無冥流の基本打法、その他の数種の異なる打法で、
私が試打している主観に過ぎないものですから、
今回は、あくまでも市村氏の打法によるもので、なおかつ、
武術としての剣術の動きの中で、
市村氏が打ちやすいと結論を出す剣である必要があります。
●ちなみに、以下のものがその写真です。
「角型」の手裏剣は、20cmのテスト用と18cmの合計9本とも、
市村氏にお届けしまして、現在は私の手元にないものですから、
下記の写真は私の手元に残っている「貫級刀」に似た形の「Cタイプ」です。
●外形
↓
●先端部の研磨を三種類の形に作ってみて、
2間半から6間の距離で、試打してみました。
(結果=私個人の場合に限っては、問題なし。)
↓
●掌剣術、多本打ちには、よさげです。
↓
●ナイフのように扇に開けるのも魅力のひとつかもしれません。
↓
■現時点では、この剣は、翠月庵の刀法併用手裏剣術では、
専用のメインの剣とはならない可能性がありますが、
それとは別の用途で、
翠月庵だけが、独自に使用するオリジナル剣のひとつではあります。
仮に、「刀法併用手裏剣術」では使われないにしても、
この剣は、無冥流のものではなく「翠月庵の手裏剣」となります。
おおざっぱな形状だけを見た場合の話ですが、
私の手元の資料の中で、「長さと重量」が最も似ているのは、
「荒木流」の剣形手裏剣ですが、その剣身の「厚みと幅」がかなり違います。
また先端部は、それらとは異なる形状となる予定です。
●たとえば、これは細身ながらも、角型手裏剣よりも、
手の中で非常に安定して固定されますので、
もしも「掌剣術」をも見据えた場合などには、非常に適していると、
私個人は考えています。
剣術と手裏剣術の不調和
■前にも書きましたが、剣術と手裏剣術には、腕の運動の違い以外に、
非常に大きな誤差があります。
にも関わらず、どういうわけか、もともとは剣術の一部ではなく
独立していた投擲術を、剣術の論理で打とうとしたり、
またはそのように打つことが正しいと思い込んでいたりする人が、
かなりおります。
居合いや剣術の剣筋が良くなるとかという根拠のはっきりしない話が、
剣術家の間にあるのも、そうです。
●しかし、もっもと根本的な問題を、どうして誰も指摘しないのか
私は以前から不思議でした。
たとえば、翠月庵の庵主である市村氏が、奇しくも今回、レポートの中で、
「力が乗った場合」「乗らない場合」というお話をされています。
手裏剣術において、ひとつの大きな問題となるのは、この問題なのです。
●そもそも、剣術が扱っている武具の重量についてよく考えてください。
いや、考えるまでもないことです。
居合い刀であれば、それは900g前後あります。
木刀でも、何百グラムかあります。
それを振り、そしてそこから受ける反動を支える身体、
その反動を操作し、身体軸がブレないというのが剣術であるならば、
一体、手裏剣の重量とは、いかほどのものでしょうか?
●多くの、本当の意味での「伝統的手裏剣」の重量は、
100g前後です。むしろそれよりも軽い剣の方が大半を占めています
。
(ちなみに、根岸流・斎藤師範が使われているのは、110gです)
となれば、当然のこととして、剣を振る動作に伴って身体が受ける
その「反動」とその支え方は、剣術と手裏剣では、全く違います。
もっと明確に言えば、手裏剣を投げる時には、
あきらかに「力が余っている」のです。
だからこそ、力が剣に乗ったり、乗らなかったりというムラの現象が
起きます。
●成人男性とおおざっはにくくるのもなんですが、
私見では、現代の平均的な成人男性が投げる物体の中で、
最もその反動とバランスが取れているのは、軟式野球のボールです。
それは約136g前後です。
硬式野球のボールは重いと感じる人も多くいると思います。
しかし逆に、成人男性が、テニスボールや、ゴムボールを投げたら、
自分の力が余っていることに気づくはずです。
もっと分かりやすく言いますと、
軟式野球のボールで任意の的を狙うよりも、
(たとえ表面が硬くても)軟式ボールよりもずっと軽い、
おもちゃのゴムボールで、同じ的を狙うほうが難しくなります。
つまり、余った力のコントロールが上手くつかめるまでは、
狙いが定まらないのを多くの人は経験しているはずです。
(標的に「置き」にゆくのではなくて、特にフルパワーで投げようと
するほどに。)
●この最大の理由は、より軽いボールになるほどに、
空気抵抗の影響を受けていることも無論ありますが、
それ以外に、もっと重要なことは、
本人の「力が明らかに余っている」ということが原因です。
このために、軟式野球のボールよりも軽い重量の手裏剣を投げた場合には、
平均的に見て、力を全部その剣に乗せられない場合が出てきます。
●この力のロスをどうやって軽量剣を常に使っている流派の人々が
克服しようとしているか、よくご覧になるといいです。
腕のしなりや、スナップをかける、5指の操作といった、
「力学的な変換」をしているのです。
足→身体全体→腕→肘→手首→指、へと、
その力の性質をどんどんと変えながら伝達しているのです。
そうなると、この動きというのは、もはや、剣術の動きではありません。
●そういうわけですから、
剣術をされている方たちが、木刀などを振っている場合に、
身体がその反動を受けつつ行っている操作に比べたら、
100グラム前後の手裏剣の場合には、
明らかに、力が余りすぎていますので、
そうなれば、そこには、
「剣術には存在しない腕の各部の操作」が必要になります。
このために、剣術と手裏剣術では、同一の動きにしようとしても、
矛盾が出てくるのです。
●また、このことは、たとえ400グラムの手裏剣を使っても
原則として同じです。
なぜならば、物体を操作する場合には、「物体の長さ」というものが、
それが生ずる遠心力の違いを作り出します。
たとえば、こう考えてください。
あなたが、いつも1キロの刀を毎日振っていたとします。
そのあなたが、1キロの鉄球を、出来るだけ遠くに投げなさいといわれたら、
あなたは、どうするでしょうか?
●鉄球と、刀では、全く同じ重さでも、そもそも、身体が受ける
反動の種類が全く違います。
刀(あるいは刀と同じ長さの棒状の物体)の場合には、
その剣筋に伴う反動が体に加わり、
一方では、鉄球の場合には、
刀が身体にもたらすような反動ではない力が加わります。
●私が30cmの手裏剣を投げるときと、
70cmの脇差や剣を投げるときも、かなり違ってきます。
ただし、それは単に重さの違いからではありません。
その二つは、重心の位置が違うことと、
脇差が作り出す遠心力が手裏剣とは違うのです。
「飛刀術」の場合には、白鞘ならばともかく、
普通の刀の拵えの場合は、滑走打法は使いにくいですし、
しかも、片手で投げる場合には、
刀や剣の「重心位置よりも後部」を手で持たざるを得ませんから。
ですから、これも分かりやすく言いますと、
いつもあんなに重いものを投げている砲丸投げや、槍投げ選手が、
では、日本刀を直打で10メートル先に刺せるかとなったら、
話は「別問題」になるということです。
基礎体力だけでは語れない、
「使用具に関する物理的ファクター」があること、
それが多種のスポーツの違いという「面白さ」なのです。
●つまり、剣術と手裏剣術では、
>1−操作しているモノの「重さ」が極端に違うこと、
>2−操作しているモノの「長さ」が極端に違うこと、
>3−直打法特有の「手首の角度」が剣術と違うこと、
この3点が主要なファクターとなって、剣術の動きだけでは
棒手裏剣はおろか、ボースすらも、いくつかの動きの変更をしないと、
思った位置に正確には投げられないのです。
ボール投げの時の手首の角度の方が、むしろ手裏剣術に遥かに近いです。
■よく、武術の世界では、手裏剣が、剣術に役立つ、居合いに役立つ、
合気道に役立つ(?これはあったかどうか不明ですが)、
と言うような見解が、まことしやかに、まかりとおっていますが、
私は全く違う意見を持っています。
手裏剣術が最も役立つもの、それは、
野球、または「何かを投げる動作」です。
というのも、利き手でない手で手裏剣術を行って私の中で、最も目だって
進歩したのは、利き手でない手での「ボール投げ」だったからです。
もしもボールだけを投げていたのでは、
決してそんなに早くは発達しなかったと私は確信しています。
何しろ投げるという動作の中で、
「意識的に操作しなければならない要素」が、
直打法の場合には、ボール投げの「何倍」もありますから。
●むろん、その稽古方法もまた、無冥流に独自の体系で、
他流派には一切存在しません。
それは、全く不効率と思える稽古法なども「反面教師」として
他人の中に見てきたせいです。
無冥流では、利き手でない手で打剣をしたい人は、
1−「両手で同時に左右の剣を投げる」ということから、いきなり始め、
利き手の動きの情報を、もう片方の手に転送させようとします。
2−さらには、まだ全くおぼつかない手でも、二本打ちまでさせます。
3−また利き手でない手の稽古では、ビリヤードのキューの動きの
ような予備動作を繰り返します。
4−仰向けになり、天井にむかって投げた軽いペンが、回転しないように
するという独自の基本稽古も含まれます。
4−そして全身の投擲神経の開発のためには、ごく普通の硬球を投げます。
●さて、むろん本格的な野球の投球フォームは、野球のコーチから習うべきですが、
ただし、直打法による手裏剣の練習というものが、
「人間の投擲神経を異常に早く発達させる」のは確かなようです。
これらの論理もまた、無冥流に独自の結論ですが、
そういう点から、私は、野球の選手になろうとしている子供にこそ、
手裏剣術を薦めています。最も手裏剣術を行ったほうがいいのは、
まだ投擲神経が未発達な段階での小学生や、高校野球の選手たちです。
むろん、そこには、「うねらない」とか変な理屈は、
つけてもつけなくてもいいですが、桑田選手という前例を見ると、
最初から、別にそんな理屈をつけないほうが、
むしろ良かったのではないかと、勝手にですが、個人的には思っています。
古武術の中には、それが日本人の骨格(特に骨盤の位置や形状)に
合っているという理由から、
「走法」などに応用されて結果を出すものもありますし、
また別の理由から、卓球に応用されたこともあるようです。
ただし、同じ日本の武術の分野同士ですらも、
「それが扱う物体の重さや形状」そして「操作法」が変わったら、
その段階で、応用が利かなくなる部分があるということは、
考慮に値する問題であると、私個人は思っています。
■・■・■
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