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Title
手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[1128]
■
■手裏剣術講座■『4間からの10本同時打ちに成功しました』 ■
by:
鈴木崩残
2012/07/01(Sun)12:09:44
「逆打ち」初体験
●まるでサウナのような蒸し暑さでしたが、仕事の合間に無理やり時間を作り、
ほんの少しだけですが、試してみました。
変化打ちをやらせたら、ラルフ氏にかなう人はいませんが、
ラルフ氏は、それほど多くこの逆打ちはしません。
彼が直打法で、逆打ちをする場合には、距離は約1間半までです。
「逆打ち」は、「藤田西湖著・手裏剣術」にも図面の記載があるように、
日本の古典的な打ち方に類します。
ただし、これに長けていた人が本当にどれぐらいいたかは定かではありません。
おそらくは、遠くても2間程度の距離からの打ち込みだったと思いますし、
そもそも、手裏剣術に、そんなに時間をかけているほど「暇な武芸者」は、
そう多くなかったと私は見ています。
●いちおう用法として本にも出ているものですから、
これを、「いちおう」行っておく人もいますが、
型の演武に、少し花が咲くという程度で、本当に有効なのかは疑問です。
「振り向きざまに、逆打ち」、というケースと、
「逆打ちの直後に抜刀する」、というケースでは悪くないとは思いますが。
●そこで、今回、生まれて初めて、逆打ちというのをやってみました。
逆打ちには、まったく興味を持たなかったことと、他の用法の研究に
時間を費やしていたので、ずっとほっぽらかしたままでした。
●動画中でも言っていますが、逆打ちを見直したのは、
この投稿の後ろの方にリンクした「少林寺(っぽいだけで正式な少林寺かは不明)」
の人がやっている逆打ちを見たからです。
ただし、推察するに、逆打ちの映像は反転打かどうかは確実ではなく、
一回転打ではないか?と私は見ています。
あの態勢から、あれだけスナップを効かせて、腕を鞭のように振る場合、
あの動画の中での「2間半から約3間の距離」での逆打ちでは、
スパイクは「一回転」は、必要ではないかと私は考えているからです。
●動画があまりにも不鮮明すぎて、手にしている剣の切っ先が、どちら向きか
わからないので、反転打か、回転打か分からないのが困った問題なのですけどね。
●打撃系の武術をやっている人にとっては、
この方向の動きは、裏拳や、俗に言う逆・水平チョップ(手刀)で
慣れているとは思いますが、
直打法というのは、打撃の技の動きが、必ずしもそのままでは通用しないのが、
「いやらしいところ」なのです。
1間半であれば、力任せに打ち込むことは、いとも簡単ですが、
距離が2間、3間となると、難しくなってくるわけです。
・では、私のつたない動画です。
↓
■参考動画
・もう一度、「中国武術による用法」
↓
・こちらは、武神館の門下の方による演武の中での逆打ち。
逆打ちの場合の距離は、遠くても「1間強」ぐらいのようです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=CY6RgtDa7T8
>↑ここは7/7 18:30更新
____________________
4間距離からの『10本同時打ち』成功
●4間距離からの「10本同時打ち」の乱れ打ちに、成功しました。
動画の後半部で、「乱れ打ち」と「多本打ち」の違いについて、
ざっと説明をしておきました。
↓
■動画の中でも言っていますが、
前日(昨日)に、10打ほど、試みたのですが、成功せず、
今回は、やむなく「無心の剣」に頼りました。
本格的に「無心」の状態に入ってからは、2投目に成功しました。
●無心剣を使わないと、どうしても最後の1本が刺さらない事に、
泣くことが今まで多かったのです。
しかも、ここで使用している剣は、最大で1センチ長さが違っていて、
それも難しくしている原因でした。
初めてから、すぐに雨が降り始め、
成功したこのあとに、すぐに雨が本降りになりましたので、
行ったタイミングも良かったです。
●気や気配に敏感な方は、画面を見ているだけで、
意識のどこかが、引き込まれると思います。
こういう意識状態は、極めて「特殊」ですので。
これは気功でもなく、念力でもなく、
単なる精神集中でもありませんし、
単に、心を空っぽにしているのでもありません。
実を言うと、投げ終わるまでの一瞬ですが、
私の意識を肉体の「外」に出しているのです。
その為に必要な意識状態に没入するまでに、
どうしても、十数秒の時間がかかるわけです。
●動画中に出てくる「虫さん」は、
「黒くて、丸い、小さな物体」に、寄って来る習性があるので、
「カメラレンズ」や、「眼球の中」に入ろうとします。
皆さんも、地域によっては、この虫に、目のあたりに、
付きまとわれたことがあると思います。
■ところで、投げている時には無心の状態ですが、
今回の10本打ちでは、行う前に、あらかじめ、
「国内の全原発が、出来るだけ早期に、廃炉へ向かうように」、
という「願」をかけてみました。
■ちなみに、隣の「梅の間」に、最新作の「原発・替え歌」を掲載しておきました。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?U1731
「タイガーマスク(のアニメ)」を、リアルタイムで見た世代としては、
今、BSで、夜に再放送やっているので、つい見てしまうんですよ。
●
投擲の楽しさを伝えてくれる人々
【二人で、回る丸太に刺す遊び】
↓
http://www.youtube.com/watch?v=tIoX4xXDvJg
●次の少年は、後ろ姿に感じられる「気配」がいいですね。
可愛らしい中にも、凛として、まっすぐな性格が、雰囲気として出ています。
単に、刺しているというだけではなく、
「いろいろな意味」で、まさに「ナイフジョブ」です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=FyiYnVTB7Yc
■私見ですが、実は、投擲をする人、特に刃物を投げる人は、
その「後ろ姿」に、「邪気の有無」や、性格の捻れや、「心の中」がよく出ます。
他人様のことをあれこれと言う、自分はどうかというと、
私の場合には、客観的に観察すると、「良くも悪くもない」と思います。
たまにですが、ウキウキしている「背中の表情」である事もありますが、
ただしそれは手裏剣の稽古が楽しいからではなく、
猫と一緒に稽古をしているのが、楽しいからという事がほとんどです。
●で、次は、吹き矢なんですが、めずらしく「ハイスピード」で撮影されています。
私も撮影したことはあるのですが、背景が草むらで見えにくいのと、
息受けの部分の色が黒かったので、あまり上手く撮影できませんでした。
この動画は、背景にちょうどワインレッド色の壁板があって、とても明瞭に写っています。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=XMp_5PZ-CYY
●以前に、吹き矢を、うちでスピードガンで計測した時には、
私の吹き矢の矢は「4g」と、けっこうなヘビーウエイトなので、
時速は、約120kmぐらい(記憶が定かでない)でした。
この矢は、それよりも、ずっと速いと思います。
この動画の最後のショットでは、矢の発射から少し遅れて、
息の水滴が飛んでゆくところまでもが、はっきり写っていて、面白いです。
・参考動画・
■最後に、参考に見てみたいと、ユーザーからのリクエストがあったため、
棒手裏剣やナイフを「両手に保持して、左右の手で投げる事」を今までに
試みたことのある、海外の人たちの動画をリンクしておきました。
実は、この人たちの他に、2秒以内(確か、約 1.5秒ぐらい)で、
4本のナイフを連打する、という物凄い技を持ったリトアニアの青年と、
あともう一人の人がいたのですが、残念ながら、
だいぶ前にアカウントが消えてしまっています。(今は、連絡つかず)
・両手に保持
無冥流の一辺9.5mmの角型の長剣を使用。彼は当時17歳です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=hCXgItLjnwg
・次の動画の彼は、いろいろな「変化打ち」に長けています。彼はこの当時17歳。
スタイルとしては、自己流 +ラルフ流 +無冥流の「押さえ打法」です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=mK1T2rMONbs
・次の動画は前ビデオと同じ青年ですが、
いろいろな日常の道具を武器として投げています。
こうした試みを最初にやったパイオニアは、やはりラルフ氏ですね。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=MP8B11B17Ck
・私は、2006年当時から、この人のファンです。
これは、両手に保持しての左右打ちではないが、
シャベルと、斧と、ナイフの投げ技 (回転打法の良見本です)。
私が今までに見た中で「最も剣速が速い」スローワーです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=Oon82FsW4eU
これは、なんとも「粋」です。この人たちは、訓練法の発想が、とにかく面白い。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=9dGpfmUnpVg
そして、最後は、中国の暗器としての投擲術ですが、
注目点は、この逆打ちです。
日本の手裏剣術の逆打ちの角度からではなく、
中国武術に独特の動きによって逆打ちを行っています。
すべて「反転打法」または「一回転打」です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=f8ZsvJWiyK8
■この動画を見てから、私は「反転打」や「回転打」の用法を、
少し考え直しています。
本打ちの姿勢からは、何も反転打や回転打で打つ必要はないのですが、
横から居合いのように、(この場合には、中国武術に独特の手足の動き)で打つ場合、
どう考えても、無理に直打法で投げる必要はありません。
また、無理に、直打法で、逆打ちをすると、どうしても距離が、
1.5間から、約2間以内に制限されてしまうのも、気になります。
この動画のスタイルの逆打ちこそ、
「反転打が活きる」や「回転打が活きる」のではないかと思っているので、
うちにある何種類かの重心の剣で、いずれ試してみるつもりです。
「後 記」
●久しぶりに、海外の知人たちの、ずっと昔の動画を見て、
何気に、懐かしく思いました。
(あー、あの時は、まだ日本も、平和だったんだなー、と。)
それと、もう一つ感じたのは、昔(2008年頃まで)の私の動画の方が、
ある意味では、今よりもずっと活き活きとした、スローイングだったかもしれません。
現在は、完全に体系化した中に、打剣の動きを封じ込めていますが、
当時は、10種類以上の変わった直打法を、使い分ける事を、
何よりも楽しんでいましたから。
そろそろ、昔の投げ方も、もう一度だけ、思い出そうかとも思っています。
●しかし、以前に、この「松の間」のどこかの投稿にも書きましたように、
手裏剣とか、ナイフ投げへの、私の関心(と情熱)は、どんどんと薄れていっています。
その最大の理由は、やはり、「3.11」の震災と原発事故です。
「既に、もうこれは、戦争にも匹敵する"有事" なのであるから、
こんな事なんか、やっている場合じゃないだろう??」
という思いが、私の中で強くあるからです。
●世間やテレビを見ますと、テレビを鵜呑みに信じ切っていて、
何も自分で情報を集めようとせず、
まるで「何事もなかった」かのように振る舞い、
「本当の現実の状況」に対して、ひどく鈍感な人たちがいますが、
本当の現実とは、現在の日本の政治と行政が、
おそらくは「戦後最悪」の状態である事と、
放射能による環境汚染と、食品汚染は、テレビでは正しく報道されませんが、
チェルノブイリよりも、張るかに酷い(または今後、酷くなる)という、
避けて通れない「現実」です。
●こんな大変な時に、そして、これからもっと大変になる近未来の有事の際に、
「自分の、こんな、たかが趣味の世界なんぞに、夢中になっていて、いいものか?」
「社会的にも、精神的にも、全く何の役にも立たない手裏剣なんぞに、
残された、貴重な時間を使っていていいのか?」
と、私の中には、今では、絶えず「自問」があります。
震災以後、落ち着いて打剣が出来るまでに、約半年かかりましたが、
ある意味では、まだ、ずっとその「疑問」の自問自答が続いています。
●実用性のないものや、実用性のない趣味、
実用性のない職業(パチンコやらゲーム)その他の、くだらない娯楽施設や、
人間の基本的な生活にとって、なくてもいいような職種・・・
もう、いいかげん、地球上には、そういう、
本来人間にとって価値のない「もの」や「職業」は、存在しなくなっても
よいような気が(私個人は)しているのである。
■そして、限られた、残された自分の寿命の時間の中で、
「今までどおりの生活」をしようとしている人には、二種類存在している。
ひとつは、
現在の日本の社会状況について、充分に「考え抜いた挙句」に、
自分の今後の「生死」の問題についての「覚悟」を自分で考えて決めた人。
ただし、これは単に「人間どうせ、いつか死ぬんだから」といった、
そういう軽薄で無力な文言に洗脳されることでは断じてありません。
もうひとつは、ほとんど何も考えず、ただの習慣で、
まるで、何も起きていなかったかのように、今までと同じ人生を、
「惰性」として続けようとしている(続けたがっている)、鈍感極まりない人。
●そういうわけで、私の中には、今後は、自分の最期まで
本当に「人間の為(及び自分の為)になると確信できる仕事だけ」を、
やってゆきたい、という気持ちがある。
しかし、一方で、私が今もなお、
手裏剣術を、まだ、少しだけ継続して行っている理由は、
たぶん翠月庵さんとの縁というのが、非常に大きいと思います。
それがなかったらば、手裏剣研究は、もう昨年の震災後の時点で、
引退していたかもしれません。
_______________________________________________________
●この「松の間」は、私の本業に関連するサイトではありませんが、
私の本業は、それぞれの人たちが、
「今回の生」では、何をしに、何のために、ここに生まれてきたのか?を、
個別に、各自が自分で、思い出せるようになる作業の補助です。
しかし、今回の生を選択した目的は、「個々で違います」。
「人類が、この惑星に生きている目的を、一つの目的で説明」しようとしている連中は、
それは、ただの、盲目的な宗教に、なり下がります。
しかし、現実には、今回、人間の肉体を選択して、この惑星上に生まれた目的は、
一人一人で、「個別」に、全く「違い」ます。
人間が、今回の自分の生の目的を知らないかぎりは、
どのように生きても死んでも、その人生のほとんどが、
羅針盤もなく漂流するボートのようになり、ただの時間の無駄になります。
・・■・■・■・・
この松の間の愛読者の人たちには、全く関係ないコンテンツですが、
私の本業に関係する分野は、桜の間です。
↓
http://www.mumyouan.com/k/sakuranoma.html
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