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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
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■手裏剣術講座■【単純な棒手裏剣を設計する際の法則性】
by:
鈴木崩残
2012/08/04(Sat)14:55:12
単純な設計の棒手裏剣における
比率の法則。
■手裏剣愛好家の皆さんは、御自分の使っている手裏剣が、
目立って短くなった場合に、「長さが短くなったから、打ちにくくなった」
と思ってしまうことが、ほとんどです。
むろんそれは一理あるのですが、日ごろ打ち慣れていた棒手裏剣が、
短くなると打ち心地が悪くなり、結果として刺中ミスが増える原因は、
実は「剣の太さ」と「剣の長さ」の比率関係が変わってしまうためです。
●たとえば、角型で一辺が6mmで、長さが150mmの剣があったとします。
これが打ちやすい、からといって、
同じく長さ150mmのままで、太さを一辺7mmにすると、打ちにくくなります。
もしも角型の剣の一辺を6mmから7mmに変更したらば、
長さは181mm以上にしないとならないのです。
そこで、次の図を見てください。
↓
●これは、香取神道流や、知新流の剣のような「後ろ重心」や、
根岸流のような「紡錘形」の剣の形状は、ここでは例外とし、
それ以外の、ごく「単純に先端のみを研磨した剣」にのみ適応される法則です。
>A・・・・剣身の全長
>B・・・・剣底部分の面積
>C・・・・剣先長
●特に重要なのは、「A」と「B」の関係、
つまり剣身の「全長」と剣底の「面積」の比率を厳守することです。
長年の研究の結果、次のように結論づけました。
剣底の面積×3.7(係数) =剣の全長 (単位は全てmm)
●たとえば、角型で、一辺が8mmの剣の場合、剣の全長は、
8mm×8mm ×3.7 =237mm以上 となります。
これは、一辺8mmの角型の剣は、最低限でも長さは236mm必要だということです。
●たとえば、一辺9mmの角型の剣の場合には、必要な全長は、
9mm×9mm ×3.7 =299mm以上 となります。
●角型ではなく、丸型の場合には、直径が9mmの剣の場合には、
角型の一辺が9mmの時よりも面積は小さくなりますので、
4.5mm×4.5mm ×3.14 ×3.7 =235mm以上 となります。
●ですので、たとえば、角型で6mmの剣の場合には、
6×6×3.7 =133mm以上の長さが「最低限」必要であるということです。
それ以上の長さならば、長くても構いません。
■ただしこの計算法は、長さが約「330mm」までしか適応できません。
それ以上の長さは、どんなに手の指の長い人でも、
直打法には向かない長さの棒手裏剣になるからです。
ですので、最大でも角型の手裏剣の場合には、
9.4×9.4×3.7 =326mm つまり一辺9.4mmまでをこの計算式が
適応できる限度とします。
●また逆に、長さは最低限でも、長さ130mmは必要でしょうから、
その場合の太さを逆算すると、6m未満の剣は適応できませんので、
この計算式には、定めたられ範囲があり、それを超えると適応できません。
この計算基準が、適応できる範囲は、
> 剣の「太さ」が6mm(剣底の面積で36平方ミリ)以上、
> 9.4mm(剣底の面積で88平方ミリ)以下の範囲です。
●たとえば、翠月剣の場合には、剣底は、5×13ですので、
5×13×3.7 =240mmの長さが、最低限必要となります。
●なお、剣先の研磨の状態は、
ピラミッド型にするか、円錐形にするか、八角形にするかで、
削られる体積が変わりますので、一概にはいえませんが、
おおよそ、剣の全長の、1/4から1/5の長さを研磨すると良いです。
つまり、
剣先長C= A÷4〜A÷5
ということです。
■さらに、この計算式を適応した場合には、
(個人差があるものの)長さ約230mm以上の剣には、
「巻物」を施す必要があると考えられます。
■ただし、冒頭に記したように、
これは、フラットな形で、単純に先端を研磨しただけの棒手裏剣における法則性であり、
紡錘形または、後ろ重心の剣には適応できません。
■また、今回の剣の寸法の法則性は、7間以上の遠間を打つためのものであり、
距離が3間から4間程度では、こうした微妙な法則性を適応しない、
適当な設計の剣でも、届いてしまいます。
■例をあげますと、ホームセンターなどで手軽に購入できる、
直径8mmの軟鉄の棒の場合は、
4×4×3.14×3.7 =185mm以上となります。
■また、今回の剣の比率は、
あくまでも限られた数種の「一般的な打法」を使った場合であり、
特殊な打法を組み込むと、打ちにくい剣でも届かせることは出来ます。
ただし、その場合には、安定性があまりないです。
___________________________________________________________
超絶技法の確率計算法
●「任意の打剣距離」から、
「400ミリ四方(40センチ)」の標的内に、
「全ての剣を刺せる技術」を持つ者の場合は、
その「同じ任意の距離」から投げた場合に、
「10mm四方」の四角い標的に偶然に刺せる確率は、1600回に一回。
「直径15mm」の正円の標的に偶然に刺せる確率は、906回に一回。
「直径10mm」の正円の標的に偶然に刺せる確率は、2038回に一回。
●また、前者よりも技術があり、任意の距離から、
300mm四方の標的に全ての剣を刺せる打剣者の場合には、
その同じ任意の距離から、偶然に小さな標的に刺さる確率は、
10mm四方の四角い標的ならば、900回に一回。
直径15mmの正円の標的ならば、510回に一回。
直径10mmの正円の標的ならば、1146回に一回。
>その打剣者が「すべての剣を刺せる平均的な面積」÷「小さな標的の面積」
正確ではなく、かなり「大雑把」ではあるが、この計算式で、
その小さな標的に、そのレベルの打剣者の剣が、偶然に刺さる確率は出る。
●いずれにしても、この確率計算の大前提となるのは、
その者が持つ「命中率の平均面積」と「小さな標的の面積」、
そして「打剣距離」である。
ただし打剣距離が3間以内であると、数打てばそのうち当たるので、
あまり意味がない。だから私は全て「4間以上の距離」でやります。
4間距離での私のアベレージは、おおよそですが、
40センチ四方に全ての剣を命中できる程度の低いレベルですので、
4間距離から、直径15mmのディスクの穴に偶然に刺さる確率は906回に一回ですが、
実際には、80投以内に刺していますので、11倍以上も高い確率で実現しています。
また、6間距離での私のアベレージは、
かなり調子がよくても50センチ四方内に全ての剣を刺せるレベルですので、
私が、6間距離から、ディスクの直径15mmの正円の穴に偶然に刺せる確率は、
1415回に一度です。
これは、100投以内に成功させましたので、確率よりも14倍高いです。
6間から、「10ミリ四方の穴」に入れたことがありますが、
確率では、2500回に一度のところを、それよりも6.5倍高い確率で成功しました。
最も短時間で成功したのは、
3間距離から、ディクスの直径15mm穴を狙い、
私に可能な偶然の確率よりも「20倍高い確率」で成功させた記録でした。
>追記・この一つ後の投稿にありますように、8月には、
>偶然の確率よりも70倍高い確率で、回転するディスクの穴に5間と6間から刺しました。
●こうした「無心剣」の存在(実在性)は、刺すことが非常に困難な標的に、
偶然の確率よりも遥かに高い確率で刺すことで、私は証明をしています。
ただし、一度や二度では「偶然だろう」と言われてしまいますので、
幾度となく、繰り返し、実演してビデオに記録して公開してきました。
その中で、とりわけ、最も困難だったのが、
>「剣の後ろに剣を刺す」という技です。(4間半から2回成功)
偶然に刺さった事は2回ありますが、
意図して刺そうとして刺せたのは2回だけです。
また、
>ロウソクの炎だけを「5間距離」から消すのも2回やりましたが、
消すための全ての条件を揃えるには、無心の状態でないと困難でした。
>ペットボトルの穴に刺してそのままペットボトルの底辺を貫く、
>隙間の幅わずか3mmのカードの間にナイフを刺す。
これも各一回ずつ成功しました。
一方で、
>15mm以下の小さな穴に刺すのは、これまでに「8回」実演しました。
距離は3間から1回、4間から3回、5間から2回、6間から2回。
とりわけ、その中でも奇跡の結果と言えるほど困難だったのは、
>ゆっくりと回転したり、大きく揺れている糸で吊るしたディクスの穴に刺した技でした。
>距離4間、5間、6間強からと、いずれも一度ずつ成功させています。
>多本打ちや(乱れ打ち)では、4間距離から8本同時は2回、
>10本同時打ちは1回成功させました。
それらの「無心剣」の実演映像は、下記の動画にあります。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=UGGqpYpiDI8
(↑この動画は「映像集」なので、どんどん切り替わりますが、
ログとしてアップされている「元の動画」では、
失敗シーンも含めて、主なプロセスが、そのまま全部記録されています。)
●そして、金輪際、もう二度とやりたくない曲芸が以下のものです。
あまりにも難しすぎて、無心の状態ですら、簡単には太刀打ちできませんでした。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=YGTQ0_vqZk8
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