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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
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手裏剣術講座-【翠月庵 2014年秋の合宿】
by:
鈴木崩残
2014/11/07(Fri)19:21:16
秋季合宿は実戦想定がテーマ
■実戦想定といっても、
実戦想定される技術の、あくまでも「基礎」を固めるという意味であり、
これをそのまま使うわけではありません。
これらは、あくまでも「型」の模索の過程のものです。
■動画は、30分以上ありますので、
手裏剣術に興味のない人は、退屈すると思います。
まるまる2日、手裏剣三昧を楽しんでいる、男4人の姿というわけです。
今回は、剣術、居合いの稽古よりも手裏剣術がメインとなりましたので、
私もいつもより稽古に一緒に参加しました。
体育館というロケーションで撮影できる機会が少ないので、それに乗じて、
ちょっと自分の動画が多すぎたなと少し反省しました。
編集を2度重ねたら、画質がかなり落ちてしまいましたが、
どうせ、Youtubeだから、こんなものでいいです。
参加された方には、良い画質でディスクをお届けします。
ちなみに、畳の表面が見えにくいかもしれませんが、
この動画では、皆さんの剣は、ほとんどが刺さっていて、刺中ミスは少なめです。
畳の標的を使って手裏剣術の稽古をしている人間であれば、
音を聞くだけで、その剣が、どういう角度で深く刺さったのか、
また刺さりが浅かったり、撥ねられたかなどは、簡単に、わかるはずです。
そうは言っても、せっかくですから、少し画質のよいもので、
4つの動画を短くまとめた「短縮版」を作っておきました。
詳しいコンテンツに興味がなかったり、時間のない方は、こちらのみどうぞ。
↓
埋め込みよりも、Youtubeで見たほうが、画像の動きがスムースだと思います。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=upCo4Zd7M5A
少人数の良さ
●翠月庵さんの稽古場に始めて伺ったのは、
たぶん、2010年ごろですから、もう4年以上になります。
当時から現在まで、メンバーは変わっておらず、
少人数であることから、庵主の市村氏のキメの細かいご指導が
行き届いています。
私見ながら、こうした専門的な研究、探求をする際には、
人数というものが大きな鍵を持ちます。
私の感覚では、人が数人集まった場合、
3人、4人、5人、6人など、その数に特有の場が形成されます。
4人という人数は、お互いが場の空気や、相手との距離のとり方が
楽に出来る人数で、これを超えるに従い、
一人の人間の意識がいきわたる範囲が少なくなってきます。
5人は、にぎやかになりますが、6人は変にアットホームというか
悪い意味での団結力が匂い始める、変な小集団になりがちなのです。
●これは私の経験則ですから、根拠はないのですが、
人数というのは、幾何学的な「頂点」の数を意味しますので、
集まる人数は、ある特有の「多角形」的な「場」を形成します。
いわば、「魔方陣」みたいなものです。
そこで、メンバー全員へ、それぞれの関心のベクトルが、
お互いにいきわたるのは、4人か、どんなに多くても6人までが限度です。
また、何かを指導している場合には、一人の師範や教師が
本当に親身に、一人ひとりに向き合うと、その限界は4人から6人です。
そもそも、人の意識のというのは、
一度にそう大勢には、いきわたらないのです。
●その点で、少人数でずっと同じメンバーで長年継続してきた翠月庵には、
独特のよさがあります。
お互いに気心も知れていますので、
礼節を守りつつも、常にどんな事でも気楽に会話をしています。
●一方で、人数が6人か7人以上の武術団体というものは、
必ず、個々人にまで、指導が行き届かないことがよくあります。
初心者が入ってくるたびに、指導者が指導をしていれば、
上級者への稽古がおろそかになり、その結果、
一番よくない師範は、弟子に、初心者への指導を任せることです。
何であっても、「初心者」に対する指導ほど、
「最も重要な指導内容」になるものであり、
そこを師範が直接に指導をせずに、弟子になどに任せれば、
必ず、間違った指導と、生徒の中に混乱が起きます。
かといって、初心者にのみ、師範がかまけていれば、
せっかく上達した上級者の為に割り振る時間と課題が、手薄になります。
●翠月庵では、他の手裏剣術団体とは異なり、
いかなる古武術も宣伝の看板や、売りとしていませんので、
何にも縛られることなく、研究課題は、自由に設定できます。
ただし、手裏剣術の「その先」、または「根底」にある武術的視点と理を
市村氏は持っていますので、よくありがちな手裏剣術教室のように、
指導する手持ちの駒がなくなってしまう、などということはなく、
また指導するネタがなくなったので、困ってしまった師範が、
にわか作りで、他流の稽古法を取り入れる、などという事もありません。
翠月庵の手裏剣術体系は、市村氏の長年の武術修行経験の中から出てきたもので、
むろん、剣術、居合いについては過去の体系からの伝統的な手法を
継承する部分があったとしても、
手裏剣術に関しては、そのすべてが独自のものであり、
古武術の応用もあれば、また無冥流のような実験流派の部分的な活用もあります。
●いずれにしましても、今日まで、停滞することなく、歩みを止めることなく、
常に、新しい課題に取り組み続けてこられたのは、
何よりも、その根底を支えたファクターは、
そもそもの翠月庵の「目的」が、武術研究とその実践であった点です。
また、ずっと続けてこられた生徒さんがおられるということで、
私も間接的に接しながら、無冥流をも取り入れつつ、
上達して行くその姿を嬉しく思いました。
こうして、常に入門者を限定し、常に、少数気鋭を守り続けてきた事が、
今日の翠月庵を支えてきたと、私個人は感じています。
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●合宿の為の恒例の書です。
テーマにそった字にしてみました。
↓
翠 月 庵
速(体の動きや剣の速さもテーマ) 観機(実戦の中で「機」を観る)
型(型の厳守と復習) 動座(動きの中の打剣と座の打剣)
剣(剣術) 戦剣(戦う為の手裏剣術)
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