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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
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手裏剣術講座 【7間からの無心剣の記録更新】と【基礎練習の徹底】
by:
鈴木崩残
2015/09/22(Tue)19:09:20
>9/23に7間からの無心剣に成功しましたので
>動画を追加しましたが、オチがあります。
連休中の稽古日誌
●この9月の連休の前半3日は、7間距離から、糸でつるしたディスクの穴に刺す、
という、いつもの「無心剣」を試みたものの、640投でまだ成功せずです。
何しろ、これは技術ではなく「神業」ですから。
技術を超えているので、これ以上の現象は存在しませんし、出来る人は皆無です。
そのための瞑想状態を維持するのがどれほど難しいかを、
私自身が知っていますので断言できます。
一生に1度か2度ぐらいは偶然に出来ても、
幾度も、幾度も、意図的に繰り返すことはきわめて困難です。
●また、距離が3間か4間程度であれば、数を投げていれば、
揺れているディクスの穴に通るということも「偶然の産物」として起き得ますが、
5間、6間、7間となると、それは精神を限りなく無にしなければ不可能です。
標的の畳の方向は漠然と眺めるのですが、
決してディスクを凝視したり、見てはならない、のが大原則です。
しかし、前半3日は、瞑想に深く入ることが出来ず、まだ成功していません。
今回は800投以内に成功させたいのですが、気配としては無理っぽいです。
・・・とか言っていたらば、
無心剣が成功(新記録樹立)
ところが、・・・・
9/23に追記
↓
●また次回やるときに、きっちりと証拠映像を残したいと思います。
今回は、皆さんに、お見せできなかったのは残念ですが、
自己記録を更新できたのは、とても嬉しいです。
何度も成功させているせいか、バッテリーが切れて映っていなくても
特に悔しいとか思わなくなっていたのは、自分でも意外でした。
無心剣は、自分で納得するまで、とことん、やり尽くしたために、
決定的瞬間が記録落ちしているというのに、我ながら、冷めていますね。
もしもこれが、初の7間からの吊るしたディスクの成功だったらば
ちょっと凹んだと思いますが、この距離では二度目ということもあり、
記録映像がエラーになっても悲鳴はあげませんでした。
ただ、本当は、前回の半分の約800投ぐらいで成功させたかったのです。
前回成功したディスクは他人様にプレゼントしてしまったので、
今回の新記録のディスクを、自分の手元に大切に保管して、
いつか神社に奉納しておきます。
*********
●さて、後半は、合宿の課題の「並べ打ち」と、
もっとも大切な「基礎練習」に勤しみました。
4間からの並べ打ちは、私も今回が初めてです。
3間は、ずっと以前にたまにやっていたのですが、4間になると少し難しいです。
横並べ、縦並べ、四方並べ、菱形並べの「4つ」が基本の練習です。
中でも横並べは、最も易しい筈なのですが、まだ調整が上手くいきません。
■重要な基本打剣は、「4間」からの、「前足を固定」した、
「自然体打ち」、「逆体打ち」、「順体打ち」ですが、これに加えて、
数歩の後退と前進をしながら、前足を入れ替えるもので、
これは、無冥流の最も大切な基本練習です。
この「両方の構え」の姿勢の足での打剣と、
「位置が数歩前後」する中での打剣が出来ないうちは、
それらが統合された「基本形」を打つことは無理ですから。
またさらに高度な「揃足」による打剣は、前進しても後退しても
居つくことなく動けますが、これは新・DVDの中で解説した
特殊な打ち方を身につけないと、スムーズには出来ません。
■とにかく、これは約10年以上の歳月をかけて、精査し尽くして、
「これだけは重要な基礎である」として私個人が確立したものですから、
無冥流を学ぶ人は、必ず稽古してください。
■それとともに今回の合宿では、10間打ちの安定性を固めるとともに、
4間、5間、6間という中距離で、
10本すべての剣を刺中ミスをしない、という課題もやってみたいと思います。
これは私もまだ不安定です。4間、5間、6間の距離では、
8本はコンスタントに行くのですが、10本は、まだたまにしか刺さりません。
今回の合宿では、新しい「形用の剣」を中心に扱います。
●無冥流の「規格の剣」は現在、4種類あります。
風剣【ふうけん】(風に乗って10間まで届くという意味)「長剣」
火剣【かけん】(烈火のように鋭く放つという意味)「形の演武用の剣で10本必要」
水剣【すいけん】(さまざまな打法に対応できる柔軟性を持つという意味)「穴空き剣」
地剣【ちけん】(私の設計による六方の車剣です)「車剣」
このほかに、スローイングナイフ型の「空剣」【くうけん】が
8種類あります。
●おまけ映像。
今回の成功していない無心剣の様子です。
この自分の背中を見ていて、体が意志なしに勝手に動き出す、という、
「無為自然が、まだ体に降りてきていない」のがよくわかります。
あまりにも投げようとする「自分の意志」が干渉し過ぎています。
もっともっと呆然自失しないと出来ません。
それにしても、この「火剣」は、もともとは近距離用に設計したのですが、
7間から6本が、ミスなく非常によく刺さりました。
■以下の動画のように「固定したディスクの穴」でしたらば、7間距離から、
かなり少ない本数で成功したことはあるのですが、
風で、ゆらゆらと揺れて回っていると、何倍も難しくなります。
↓
https://youtu.be/T_FXMSo0Kkc?t=11m45s
>追記・・・この投稿の冒頭に、9/23の「残念だった映像」を追加しました。
偶然だと、どれぐらい低い確率なのか?
■仮に、私の命中率が、7間距離から、60cm四方に
すべての剣を必ず刺せる、と「仮定」した計算では、
固定したディスクであっても、2032回に一度です。
これが揺れたり、回ると、約6倍から8倍困難になりますので、
少なく見て6倍としても、12192回に一度しか入りません。
揺れたり回るとディスクの「穴の位置」と「穴の角度」が、
微風であっても、「刻々と変化する」からです。
■次の図式で、確率について理解できるはずです。
↓
なので、もしも、私よりもずっと命中率(むろん刺中率)が良くて、
7間距離から「30cm四方以内に必ず刺せる」という人がいた場合には、
偶然に刺さる確率は、固定したディスクならば、508回です。
つまり508回で刺せても、「偶然に過ぎない」といわれてしまいます。
さらに、吊るされて揺れているディスクは、
その6倍の、3048回以内に刺さないとなりません。
少なくとも「偶然の確率の1/4以下の投数」で成功しないと、
何らかの集中した心理状態が介在しているとは言いがたいものになります。
●ですから、まず自分の「アベレージ」つまり、
>何cm四方に、何間の距離から 必ず刺せるか、
これを求めないと、この概算はできません。
そして、この動画の記録を撮る場合には、
>何間の距離から行ったかが非常に重要です。
■たとえば、ディスクの1.5cmの「穴」ではなくて、
「1cm四方」の「固定した」標的とすると、
4間距離から、30センチ四方に全刺中できる人なのであれば、
「1cmの正方形」の標的には、900投に一回が「偶然に刺さる確率」ですから、
その1/4の「225投以内」に刺す必要があります。
それで刺されば、4間の距離から、1センチ四方の的に、
「偶然以上の確率で刺せた」ということになります。
■ちなみに、私がディスクを多用する理由は、
中心の穴から僅かにでもズレると「割れてしまう」という現象になるからです。
標的に、ただ、1.5センチ四方の的を「マジックペン等」で書くのでは、
こうした「失敗が自分に突きつけられる」ということがないからです。
同じことはロウソクの炎だけを消す時にも言えます。
失敗してロウソクに当ててしまうと、その度にロウソクがバラバラになります。
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