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●■▲「バック アップ サウンド」の定義
by:
ほ・う・ざん・
2005/01/08(Sat)04:22:10
自分の音楽の方向性というのは、
まだ命名はきちんとしていませんが、
「z-55」のような、「音波音楽」です。
バック アップ ミュージック(またはサウンド)の略で、
B U S (バス系ミュージック)と名づけてもいいです。
で、この分野を定義するとこうなります。
1/作者の主張するまたは描写する独自の世界に
リスナーの注意を過剰に「引き込んではならない」。
2/音を何か別のものの「表現のための道具にしてはならない」。
音そのものに、自由に戯れさせることが必要。
なぜならば、これによって、
音は、音楽という枠をこえて、
その音の未知の可能性を引き出せるから。
3/構成される音は、人間または生物の何かの状態、または
行為を「サポートする効果」を持っている必要がある。
これがないと、ただの環境音楽かBGMか、サウンドトラックに
なってしまうため。
4/補足事項として、「情感」を刺激するような、
旋律、和音、リズム変化、転調、音色選択には、
極力注意しなければならない。
音が、「サポート用の音波」として機能するためには、
不注意に、人間の感情や、イメージや、記憶に影響しないような
配慮が必要になるからである。
●さて、偶然にテレビで見たのですが、
これととても似た考えと経緯で生まれたアートがありました。
それは、「ピロポラス」と呼ばれる、ダンスアートです。
機械体操のように複数の人が、支えあって作る振り付けですが、
これがとても「音波音楽」と考え方も経緯も似ているのです。
それを創設したグループは、
もともとダンサーではありません。
だからこそ、古典的なダンスという枠にとらわれずに、
人間の身体の新しい表現方法を作り出せたわけです。
同じように、もしも私が音楽をきちんと勉強した人間であったら、
私には音波音楽は作れませんでした。
やれ、譜面がこうだ、旋律はこうあるべき、
和音はこうあるべき、リズムはこうあるべきだと、
音楽の手法にこだわってしまえば、
その音楽を根底で構成している
「音」の持つ、自由を制限してしまっていたことでしょう。
ちょうど、それはピロポラスでいうと、
ダンスの元になる身体====音楽の元になる音
という関係です。
ピロポラスにおいて、とても、それまでの
ダンサーでは思いもつかなかった振り付けが可能になったのは、
出発点がダンスではないからです。
それと同じように、私の出発点は、音楽ではありません。
私の出発点は、「音響」です。
ミュージックではなくてサウンドです。
だから、「音楽」に何が出来るかではなく、
「音」に何が出来るのか?、が私の関心なのです。
「音楽」というのは、
あくまでも音の持つ可能性の「一部」にすぎません。
でも、原点は、音そのものなんです。
またそれを聴く側の意識や身体構造が、
これらのアートの本当の原点なんです。
●今、「臨終のための音楽」を模索していますが、
ほとんどは、全く楽器に向かうこともなく、
ただ、横になって天井を見上げては、
頭を、空っぽにして、過ぎてゆく印象を自由に泳がせて、
「何か」が私に降りてくるのを、
ただ、ただ、待っているだけの日々が続いています。
この期間が、もっとも大切な時期なのです。
何もしていないときが。
いったん、その種が私の中に宿ったら、
そのあとの作業は早いですから。
でも、その種を受け取るには、
私という「土くれ」を、ふわふわに、やわらかくしておいて
静かに、ただ、いつまでも、待つ必要があるのです。
でも、最低限の、注文だけは出してありますけどね。
私が今回作りたいのは、
「人が死ぬときに、安心して死ねるための音」。
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