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Title
手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[772]
■
■手裏剣の動画について
by:
鈴木方山
2006/03/07(Tue)06:00:07
>■「手裏剣術講座」のページに、動画とリンクを新たにアップしておきました。
●ところで、私は1999年に始めて日本に手裏剣術というものがあるのを知り、
また本格的には、2002年から、
「直打法」と「剣の形状」の個人研究を始めました。
それから今日まで、日本の手裏剣の世界というものに接してきましたが、
その間、ずっと「放置」していたことがあります。
それは、「体の使い方」です。
足のステップや腰や背骨や筋力や重心移動などの使い方です。
これについては、過去にも、いくつかの手裏剣術のビデオを当時も見ましたし、
最近も見ましたが、最近は、剣術をされる方の映像も参考にして、
取り入れようと思っています。
剣友の1人に尋ねましたら、黒田鉄山師のを薦められました。
●私の中には「打剣フォーム」に関して、いくつかの疑問がずっとありました。
書籍「中級手裏剣術」の最大の主要テーマというのは、
「肩から腕」の部位の使い方に関する工夫と、
「手の内での剣の保持方法の変化」と、そして「剣の工夫」が、
そのほとんどを占めています。
またそこまでを自分の興味対象の「領分」として自覚していたからです。
●では「普通の古流の打法」における身体の使い方がどうかとなると、
それは、もう皆さんが見たことのある、
「軸がぶれず、まっすぐに身体が移動する」、
いわゆる日本の武術の特徴とも言える、鋭角的で直線的な動きです。
市販の「根岸流手裏剣術」のビデオなどを見ると分かるように、
また、両足も固定したままでの打剣もしますし、全体に見た目は、
きちんとした「型」と「斬れ」があります。
●一方で、中国拳法となると、まずは「構えの体の向き」も違えば、
曲線の直線への転換の方法も違います。
たぶん、中国拳法の人が、打剣をしたならば、日本の手裏剣のように
「剣術と同じ身体の動きを打剣へと転用する」のでもなさそうです。
そして、「モノを投げるという動作全体」にまで、視界を広げると、
槍投げ、砲丸投げ、野球のピッチャー、または野手の投法、
そして果ては、ダーツや、ブーメランや、ナイフや斧投げなど、
世の中には「いろいろな物体」の「投げ技」というものがあります。
それらの中から、一体、自分が目指したい手裏剣の投法として、
「組み合わせると良いのは、どれだろうか」というのが、
ずっと保留にされてきている私の中の課題で、
それについては、今もなお、「試行錯誤」をしています。
●余談ですが、某投剣術のページに書かれている、
軽量剣流派の某師範から寄せられたメールの引用文に、
「ジーパンに赤いTシャツで刃物をほうり投げている姿を見て、
誰が、それを由緒ある古武術だと思いますか?」
という恐ろしく無礼な一文がありましたが、
「放り投げる」という表現は、これは言い換えれば、
「お前のは、手裏剣術なんかじゃないやい」という罵倒用語です。
なぜならば、曲がりなりにも、相手の行為を「手裏剣術」であると、
そう認めることから話を始めるのであれば、
多くの打剣者は、相手に対しても「打剣している姿」というふうに
「打剣」という言葉を、いわば「業界の暗黙の礼儀」として使うからです。
しかるに、それを「放り投げている」と言葉にすること自体が、
近江氏を、はなから「なめている」「軽蔑している」のは明らかですね。
しかしその近江氏も、
軽量剣の流派の人達のみならず、針手裏剣を練習する海外の人達や、
無冥流のことを、
不当に侮辱する「稚拙な人間」にすぎないことをあとで知りました。
それはこの講座を読み進むうちに皆さんにもはっきりと
わかるでしょう。
自流の優越性をトンチンカンに主張したがる悪癖のために、
他流や物理学に対して、まったくの間違った事例を掲げたり、
また、あげくには、野球選手を馬鹿にするなどの愚行です。
ということで、
軽量剣も、超重量剣も、「どっちもどっち」の「おつむ」と
「低人格」といったところですね。
●あえて言わせてもらえば、「刃物を放り投げる」というのは、
「私の投げ方」にこそ、言える事なのですから、
そういう「場違いな言葉の使い方」をして欲しくないものです(笑)。
私の「投法」というのが、まさしく「刃物を放り投げる」という投法です。
●私は、厳密には自分の投げ方を「投法」と呼びます。
というのも、私の中には、「打つ」という概念はありません。
私は、日本の剣術とか体術の動きを自分の「投法」の中にどう取り組むかは
決めていませんし、その必要の有無についても現在も検討中です。
「本当に、剣を投げるには、昔からの手裏剣の打法でいいのだろうか?」
という疑問が私の中には、ずっとあります。
>もともと投擲術と剣術は別物ですから。
それゆえに、無冥流の本の中では、「打法」という言葉ではなく「剣を飛ばす」
という表現をしています。
私にとっては、剣という物体と、まずは「対話」をすること。
次に、その剣が自ら、「最も飛びたがっている」軌道、速度、投げ方などを
導きだすことに、何年もの時間をかけてきました。
それは、打つのではなく「どうやって剣を空中に飛ばすか」というテーマでした。
●そこで、私の現在の投法は、いわゆる古武術の打ち方ではなく、
「モノを普通に投げるモーション」で手裏剣を放っています。
ちょうど、野球のピッチャーの足のように、投げ終わった後に、
後方の足が、体の横や前に出るのは、そのせいです。
この後ろ足、または前後の両足を、全く固定したままから投げたり、
両足の踵をくっつけた状態で直立したままで投げたり、
騎馬立ち(馬歩)のような姿勢から投げたり、
正座して投げたりも、むろん「稽古」としては行いますが、
私の中では、自分のフォームを、「今のところ」は、
古流の「型」の中には、入れたくないという思いが強くあります。
そうした考え方を持った最大の理由は、私がもともとは、
ナイフを長年投げていたせいと、もうひとつは、自分には、
どちらかというと中国武術の曲線的な運動の方が性質的に合うからです。
●それと、もうひとつ、私が大きな影響を受けたのは、八角流の半田師範です。
むろん、師は、古武術をきちんと学なばれた上で、15年に渡る研究の結果、
「独自の打法」を編み出したとは言え、その打剣フォームは、あまりにも
それまでの古典的な手裏剣術の常識を打ち破る、独自性のあるものでした。
●また、そもそも、剣を投げるのであれば、古流に囚われることなく、
野球のピッチャーのように投げてもよかろうと思って、私は、前足を高くあげて
投げたり、まるっきり野球のアンダースローの投法で、
剣を投げたりしたこともよくあります。
極端なサイドスローの投法は、動画の中にも出てきます。
これは、自分の体勢が崩れたときや、
剣を上に振りかぶれない姿勢になった場合に、
横から打つためのものです。
●最近になって、これは取り入れて正しかったと思ったのは、
古流の剣術の方から教えて戴いた、
「一歩前進して打つ、入り身の構え」です。
そして、「腰を切らない投げ方」や、「足を後退させて打つ」など、
その剣術の師範から助言を戴いたことを自分の中に取り入れてみた結果、
それによって、それまでは超ノーコンだった私のコントロールが、
大きく改善をされてきました。つまり左で打つと右手も上達するわけです。
●ただ、剣を放ち飛ばす根本的な「起爆剤」としての身体の使い方、
足運び、これらはまだ、自分にとっては、未開なのです。
中国武術に詳しい師範の方から、
その「起爆剤の扱い」を教えていただいて取り入れるか、
「剣術」の師範の方や、「能」の足捌きなどの動きから、
何かのヒントを得るか、
それとも、「他の投擲系のスポーツ競技」などからも転用するか、
そのあたりが今後の私の最大の課題です。
_____________________________________
■さて、そうした事を踏まえて、動画なども見てみてください。
「直進打法」その他の「特殊な打法」も後半には、入っています。
一点だけ「よくない見本」のような映像があるので、その点だけ、
皆さんが、誤解をされないように説明をしておきます。
動画9058にある「両手打ち」は、あくまでもまだ未熟な練習風景ですから、
「実際の方法」としては、「完全に間違って」います。
どこが「間違いか」といいますと、
剣を打った瞬間には、
次の剣は、もう「構えの体勢に入りかけていないと駄目」なのです。
画像では、剣を打ち終わってから、次の剣をやっと抜いて構えに入っています。
あれでは、到底遅すぎて、連打になっていません。
また、打ち方も、「ただの手打ち」になっています。
●また重要なことがひとつあります。
剣を連打する場合に、スナップ打法を使うと、私の画像のように
動きが極端にギクシャクします。
これは、動画中で、私が「スナップを効かせぎみの打法」を
使ってしまっているからです。
「スナップ」の動作を混入する打法では、正しい左右の連打は出来ない。
その理由・原因については、各自で自主的に実験をして、お考えください。
________________________________
●今回、あえて、こうした恥ずかしい画像を出したのは、
とりあえず、左手(利き手でない手)というのは、
一日に、たった30分という少ない練習時間でも、
誰でも、3ヶ月もあれば、
「いちおう、剣は投げることが出来るようになりますよ」
「ほんの少しの根気ですから、決して挫折しないで下さい」
ということの参考にしてください。
●それと、これも誤解をされないように、書いておきますが、
動画中で極端なサイドスローのようなフォームで投げているのは、
「八角流の打法」ではありません。八角流の打法は、物凄く「複雑」です。
このサイドスローは、あくまでも私の「開発中の我流」です。
肘を支点にした竜巻のような動きで、剣を飛ばせないか?、
というテストをしている場面です。
■八角流手裏剣術については、下記を参照ください。
↓
http://www.mumyouan.com/k/?M775
■なお、動画中では「風変わりな打法」も少しアップしておきました。
>■動画とリンク集が追加された、手裏剣術講座へ
↓
http://www.mumyouan.com/shuriken/index.html
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