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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
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[815]
■
手裏剣に巻く糸に関する話
by:
崩残
2006/10/19(Thu)01:30:52
■手裏剣の注文が入ったので、今日は、半日かかって造りました。
左は工場から送られてきた基礎部品。右画像のように、
先端を潰してもらうように注文を出しています。
この先端部を機械旋盤で、エンピツ加工で完全に尖らせてしまうと、
加工時の「発熱」によって、先端が非常に折れやすくなるのです。
■左のように先端部をグラインダーとやすりで仕上げます。
右は、焼き入れ、焼き戻しを終えた、完成品です。
■↓の画像は、
>左が太さ11mmで、長さ205mm、重さ約130g、
>右が太さ12mmで、長さ210mm、重さ約160gです。
今まで12mmだけを注文を受け付けていましたが、
今回から、太さ11mmも、受け付けることにしました。
理由としては、女性も含めた万人向けということになると、
12mmでは若干、重いということと、あとは、12mmを使い慣れると、
11mmの剣では、非常に速度が出やすいからです。
たった1ミリの太さの差でも、
重さにして、約30gも軽くなりますので、剣速に影響してきます。
ですから、速度を重視する人は、11mmも、試してみてください。
11mmの剣は、2本を同時に打つのにも、非常に打ちやすいです。
なお、どちらも、今までどおり、10本以上の注文にならないと、
単価が3000円まで落とせません。
以前は、11mm剣をサービス価格の2800円でお譲りしていたのですが、
原価そのものが12mmより、たったの50円安いだけなので、
申し訳ありませんが、どちらも、かかる手間も同じなものですから、
どちらも「一本3000円」で、
各剣とも、最低10本からとさせて戴くことにしました。
個人で10本以上注文される方の分も、現在、受け付けていますが、
1人ではなくて、2人か3人の仲間内、グループで、
10本なり、12本なり、それ以上の適当な数を購入されると、
いいかもしれません。
10本以下ですと、単価が、非常に高くなることと、
3本、5本などの注文だと、工場への発注も回数がやたらに増えてしまいますし、
まとまった本数を一気に作る方が、私も、やりやすいからです。
■ご注文は、↓のメールで受け付けています。
制作日数は1から2週間ほどです。
> houzan(あっとマーク)mumyouan.com
>ゴミメールと判断されないために、
>件名には、必ず「無冥流手裏剣希望」と書き、
>11ミリ、12ミリ、どちらを何本希望かを書いてください。
>そして、
>御本名、御住所、電話番号を必ず明記ください。
******************
_________________________________________________________
■さて、皆さんにお届けしている剣には、糸などは巻いてありませんが、
自分で使う分には、私は↓このように、糸を巻くこともあります。
■↓これは、ナイフです。
■最近、アメリカのナイフスローワーの方が、非常に太い剣尾のグリップで、
剣に効率よく力を与えて、
直打法で、4間半内外の距離を打っているのを見まして、
それで、試験的に、いままでの自分の剣尾よりも、
ぐっと一回り大きく糸を巻きました。
今のところ、半分以上の打剣法で、かなりいい結果が出ています。
コンバットナイフスローイングで使われるナイフの一種を模倣したもので、
グリップ部分を極端に太くすることでナイフの直打法を可能にしています。
↓
【マーシャルアーツスローイングと呼ばれるこのナイフ投げについては
後日、紹介いたします。】
さて、合戦拵え真剣でも試してみました。
ただし、こういうオプションを付けた場合には、
オリジナルの滑走打法ではなくて、
ワンモーション投法に似た、腕の使い方で、
ストロークの長い円弧にして、投げ打ちます。
■ところで、今まで私は糸の上には、
「合成うるし」や「スプレー塗料」などを「5重」ぐらいに重ね塗りを
していたこともあったのですが、
最近、気にいったのは、どこにでもある「ハウスペイント」です。
↑最後のこれがそうですが、糸を巻いたあとで、これを2重ぐらいに
塗ります。一回の塗りが乾くのに約4時間ですから、
2度塗りをしても、半日もあれば乾きます。
私のは「カーキ色」ですが、一般的には、「黒色」がお勧めです。
ご自分の好きなカラフルな色にしても構いません。
なんのことはない、一般の家庭用のペンキですが、
下手に堅く、うるしでガチガチに固めるよりも、
若干の「弾力性」と粘りがあって、私は好きです。
スプレー塗料も、今まで、かなりよく使っていたのですが、
スプレーは薄いので、流れ落ちて垂れやすく、
しかも、乾かしながら5重ぐらいに吹き付けないとならないのが難点です。
うるしは、堅くてよいのですが、やや滑りすぎることと、
糸を交換するときに、やや難儀します。
その点、普通のペンキですと、糸をほぐして交換するのも楽ですし、
また、そこそこ、耐久性もあり、
完全に乾くと、手にも馴染みます。
「ほどよい滑り」と、ほどよい「抵抗感」があって、
私個人は気にいっています。
■剣が糸の部分に当たった時には、
堅く固まる漆よりも弱いので、糸の一部が切れやすいですが、
もしも、剣先が当たって糸が切れてしまった場合には、
その部分だけ「瞬間接着剤」で補強すればいいのです。
■なお、剣尾に巻くタコ糸で、お勧めの太さは、1.5mmです。
どうしてもなければ、1.2mmのでもかまいません。
これより糸が太くなったり、太い麻紐を使うと、
塗料を3重に重ね塗りをしないと、
糸による「起伏」が、打剣にちょうど良いあんばいになりません。
糸による起伏が大きすぎると、打剣するときに、ひっかかります。
____________________________________________________________
●余談ですが、
今回、ご注文を戴いた、Tさんに、「落書き」を同封することにしました。
不要でしたら、捨ててください。
この↑の「無為打剣」という文字は、
文字そのものは、物凄く下手くそなのですが、
あいている「空白部」が、なかなか面白い味を出していたので、ボツにしませんでした。
次回から、手裏剣をご注文いただいた方には、
こんな「落書き」(自分では、落書「らくしょ」と呼んでいます)が
「おまけ」に付いてゆくかもしれません。
例によって、いつものように、博士君に、
書机を、占領されてしまいました。
私が文字を書くと、
いつも、こうして居座って、邪魔をして愉しむのです。
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