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http://blog.livedoor.jp/taiyo_planet52724152/
↑
ここに、ラルフ氏のナイフスローイングのdvdの紹介が
簡単ですが、載っていますので、参照ください。
まだ在庫があるかどうかは、お店に問い合わせてください。
(ただし、年末年始はお休みのようです)


非常に人気のある商品ですから、もしも、もう在庫がない場合には、
購入フォームで、予約注文を入れておくと、
来年の1月の早い時期に、入手することが出来ます。


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■隣の竹の間には、
来年の社会傾向の「おおざっぱな予測」を書いておきましたので、
参考に出来る「直観力のある人」は、生活の指針のひとつにしてください。

この画面の上に、「竹の間BBS」への移動ボタンがあります。


　　　　　　　　　　　　　　●

雑記は、この投稿に、小刻みに更新してゆきますので、
たまに、ブラウザの更新ボタンをクリックしてみてください。


　　　　　　　　　　　　　　●

>12/31-11-45　更新

■来年の予定ですが、まずは、1月に鋼材工場が仕事を始めてからすぐに
テスト用の試作品を発注します。

この手裏剣は、誰も今までに見たこともない形をしています。
一見すると分からないのですが、手に取ると「なぜ、こんな形を?」
というシロモノです。

歴史上、ただの一度もなかった手裏剣です。
ある意味では、後ろに穴を掘った今の無冥流の剣ぐらい、
斬新かもしれません。

しかし、設計方針や、その形状が追及しようとしている「効果」は、
今までの私の発想とは、全く異なります。


設計について考えていた、ある日、
ふと、そういう剣が、目の前をゆっくりと飛んでいた(映像)が見えたので、
それを元にして設計してあります。



■テストと研磨の微調整には時間がかかりそうですが、
手作業によって割り出す設計寸法さえ決定すれば、量産できなくはないです。

現物を見れば、なんだ、大して変わっていないのでは?と思うでしょうが、
少なくとも、私が見たかぎりの、世界のどのナイフにも、どの手裏剣にもなく、
いまだかつて、どこにも存在した事のない形です。


むろん、テストが計算どおりにいかず、結果が悪ければ、ボツです。


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今年もよろしくどうぞ

のっけから料理ですが、我が家のお雑煮をお召し上がりください




　　　　　　　　


●この投稿は、松竹梅の3掲示板とも共通です。

年末は来客が続きまして、相棒は料理づくりが続き、
私は、すっかり「民宿屋のおやじ」と化していました。

一時、風が強かったですが、30日以降は天候も穏やかで、
とてもいい休日でした。
知人の生ギターなども聴けて、贅沢な時間を過ごさせて戴きました。

多忙の中でしたので、他までは手が回らず、
自分のところの、竹の間の掲示板だけは、なんとか更新しました。


●さて、のっけから「注意」ですが、
いつも言うように、年始の過ごし方がその一年を決定しますので、
仕事始めまでは、注意してください。

まず、絶対にやってはならないことは、飲酒です。
酒を飲みたいのであれば、1月の別の「平日」にすべきです。

無意識化してよいときと、絶対にしてはならないときというのがあり、
正月8日までは、意識はすべて明確化しておく必要があります。
日本の習慣から、この時期に、お酒を飲んでしまう人が多いのですが、
その人は、一年、ぼけーっとまた無駄に過ごす事になります。

厳密に言うと、1月いっぱいまでの過ごし方が重要なのですが、
とりあえず、8日までは酒は厳禁です。


●それと、ネットに時間をとられすぎている人は、
もしも年末の大掃除と関連させてやらなかったのであれば、
年始にpcの余計なデータを全部消去することです。

ハードディスクのメインのドライブのtempなどに、
大量の使わないデータがあればそれを消去します。

そして重要なことは、お気に入りを、大幅に削除することです。
少し時間はかかるでしょうが、
明らかに、見なくなったサイトや、見たり書き込んでも、
時間の無駄になるようなサイトは、すべて消去することです。

私はこれを一年のうちに何度かやります。
皆さんが、自分の大切な時間をそこに、何十分も何時間も費やして、
全く、何も自分に利するものがなく、ただの時間の無駄遣いで、
馬鹿げていると判断したものは、ことごとく消し去ることです。

そんなことに時間を使うのは、あまりにも不毛です。
たとえば、皆さんが書き込むにしても、
論議が成立しないような掲示板への書き込みはやめ、
また、読んでも、「自分の生活に還元できない」ような、
「無駄な、おしゃべりサイト」はすべて「ぶち消す」ことです。


皆さんが持つ限られた時間というものを、
極力、今年は、インターネットからは分離して、自分１人の
「静かな時間を大切にすること」です。


昨年一年を観察していて、私が感じたことは、
インターネットの掲示板とブログは「もう終わっている」という実感です。

商業サイト、通販サイト、辞書ツール、実用知識を調べる道具としては使えますが、
思想的な問題に関しての有益な情報を得ることはネットでは無駄であり、
生活に密着した「具体的なテーマの明確なサイト」だけが役に立ちます。


昨年は、私も英語圏の会員制の掲示板で、自動翻訳機を駆使しながら
慣れない英語で交流しましたが、そうした掲示板も、
テーマが極めて明確なものです。だらだらとした対話は一切ありません。


●インターネットという場を得て、文を書くということは、
この数年、多くの人々にとっては、いろいろな意味で、
感情の掃き溜めの場のようなものでした。
たとえ、個人のブログでもです。なかなか、明確化したテーマを
一環して貫いているサイトは、
プロの評論家やジャーナリストその他のサイトでも極めて少ないです。


●私は、常々言ってきましたように、自分のところであれ、他所であれ、
ネットというのは、原稿を作り出すことが目的であって、
日記や個人的な事をだらだらと書くのではなく、
本の原稿と等質のものを作る「書斎」として認識してきたので、
自分のところでなくとも、どこかで書いたものは、必ず使える部分だけを
抽出した上で、ここのサイトへと還元してきました。


今年は、去年にも増して、ほとんどネットでの外出はしませんので、
松竹梅に集中することになります。


●有料化は1月以内を目標としますが、
システムの変更や手続きに、少し時間がかかりますので、
実質的には2月の初めごろからになると思ってください。

個人情報の完全な保護のために、皆さんの個人情報を、
ネット上のデータには入力しないという方法を取ります。

つまり普通の有料サイトは申し込みのフォームがあり
そこへ必須事項を打ち込むわけですが、そうなると、
デジタル化された情報に、「本当の意味で完全なプロテクト」をかけることは
普通の民間レベルのセキュリティーでは不可能です。


ですから、購読の申し込み方法は、「郵送」という最も原始的で
安全な方法を使います。皆さんが、自分の住所氏名以外に、
ユーザー名とパスワードをご自分で決めて書いた「郵送物」によって、
手続きをします。(むろん、ハガキではなく封書を使って戴きます)
つまり、一部のプロバイダーがやっているのと同じ方法です。

振込みが確認された段階で、購読が出来るように管理者が設定をする
という極めて原始的な方法ですので、通常の有料サイトよりも
手続きに少し時間はかかります。

申し込みの具体的な方法や料金については、
また1月中に、お知らせいたします。

有料化に伴い、特定商取引法に基づく表記が必要となり、また、
個人情報保護指針や、利用規約なども、掲載しますので、
まだ少し時間がかかります。


　　　　　　　　　　　　　　●

それと、以前にも話をしましたが、
私が自分個人の意識の流れの中で、勝手に好き放題に書き記す文、
これ以外に、有料化された場合には、読者の人がこのサイトをどう
有益に利用できるかは、読者側からの積極性が必要になります。

通常の(掲示板なしの)購読のみの有料サイトは、
著者が単に書くだけですが、
少し前にやりました禅問答のように、あるいはそうでなくとも、
読者側からのテーマの提示、質問メールなどによって、
話題を決定することもあります。

必要であれば、個人的に私から返事をすることもありますが、
全てのメールに返事を書くということはしません。

また戴いたメールについては、本人の許可を得た上で、
個人情報の一部を削除した上で、掲示板に掲載することがあります。


いずれにしても、ご自分が支払った分をきっちりと取り戻してください。
何かのカルチャーセンターの講習を受けたり、
何かを遠方の土地に見にゆくだけで、3000円程度のお金は、吹っ飛ぶものです。
街中のたったの数分の占いですら、すぐに消える金額です。
3000円というと、少し贅沢な外食や、ちょっとしたcdでも買ったら
ふっと飛んでしまう金額です。

原則として、一年ごとの契約更新にしますので、
購読料は年間6000円となりますが、
それに見合う何かを、必ずここから、皆さんの生活の中に持って帰ってください。


そういう点では、今まで何年間も、特に松の間と竹の間は、
常に、そのような良質の情報を、という気持で文を書いてきましたが、
今回の有料化で最も違うのは、

　　今までのように、不特定多数の閲覧者にでも、
　　なんとなく分かりやすい、平坦な内容の文ではなく、
　　「対個人を想定した書き込み」の側面が強くなるということです。


購読者全員ではなくて、その時に必要と感じた情報を、
数人の人の意識に対してだけに言っているような、わかりにくい内容が
含まれてくるということです。

1999年から今日までは、そういう内容のものは、一切私は書きませんでしたから。
たとえ、梅の間のセックス相談の投稿に対してでも、
常に不特定多数に還元することが方針の書き方でしたから。

　　　　しかし今年からは、それが、逆転します。



　　　　　　　　　　　　　　■


デザートに、我が家の自家製ロールケーキをお召し上がりください。






　　　　　　　　　　　　　　■

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■新春の最初のテーマは、極めて根本的なことから始めます。

武術というものに関わっているくせに、そもそも武術とは何であるか、
ということを自分の頭で洞察すらしたことのない人たちが、
あまりにも多すぎるからです。

精神論を振り回すのも結構、実戦論を振り回すのも結構。

しかし、そもそも「武術はどうして生まれたのか???」、
そのことをよく考えてみることです。


それはその発生からして、非常に無知で、知性のない生物である
人間が作り出した、愚かな産物にすぎないということを
この正月にでも、目をそらさずに、向き合ってみるといいでしょう。


■「狩猟」と「武術」は、全く(あるいは、かなり)違います。

狩猟という行為は、自然界の動物たちも行っているように、
それは「捕食」するための手段です。

動物たちもそのためにさまざまな天然の武器を肉体にもっており、
それをもってして、「餌」にありつくわけです。

しかし、武術というのは、人を殺すものです。
しかも、共食いですらありません。
殺した相手をちゃんと食うなら、私もそれを許しますが、そうではありません。


■そもそもどうして人を殺す必要など発生してしまったのか、
それは、言うまでもなく、村単位での人口の増加と、
それに伴う餌の不足です。

動物の場合も縄張り争いをするのだから、
人間の戦いや戦争もその延長なんだと考える馬鹿な人がよくいますが、
動物たちの場合には、その目的は、縄張りの主張ですから、
決定的に相手を殺すまでする場合と、勝敗を決定して、
それ以上の攻撃をしない場合があります。

また、メスを奪うオス同士の闘争ですらも、あるところで攻撃を
やめるという自制を、彼らは本能的にしていますし、
本能的でない場合にも、
彼らにはそこまで相手を殺す「身体機能を持っていない」わけです。

つまり、同種を攻撃はできても、「同種を殺す身体機能はなく」、
「相手を殺せる機能は、捕食のためのものに限られている」というのが、
自然界の法則です。


■ところが、人間の場合には、相手の部族を「すべて殺します」。
この時点で、既に何かが「狂っているのです」。

そんなことを、正常だとか、戦うことは本能だとかの「へ理屈」に、
「摩り替えては」いけません。
動物たちは、そのような仲間同士の戦い方などしませんから。


■狩猟行為では、槍を作った人間は、魚や動物を獲って食べます。
しかし、「武術」が相手として想定しているのは、
「被捕食動物」ではありません。

熊や蛇に「関節技」をかける人間などいません。
世界で、いったい、どこの部族の誰が、
対人で「関節技」をかけたりしたのかは知りませんが、
それらはすべて、対人の為の技であって、狩猟の為ではありません。


■ことによると、武術というのは、最初は部族の中での
力自慢のゲームや余興だったのかもしれません。
遠くは、武術の原型は太古にインドで発生したとも言われていますが、
それは、すくなくとも狩猟という自然な行為のためではなかったはずです。

良く解釈すれば、それは村祭りの相撲のようなゲームが
その発生源かもしれませんが、
悪く解釈すれば、最初から人殺しを目的としていたかもしれません。

いずれにしても、武術というのは、
たった二つしか、その発生目的はないということです。

ひとつは、スポーツ競技(兼、体力訓練)。
もうひとつは、同種である人間を、
自分たちの食料や領土拡大のために殺すという行為の手段です。


■私は武術を、スポーツや、芸術として認識している人達にはなんらの
違和感も感じません。ルールの中で行われる競技、つまりは
かつてそうであったかもしれない、村祭りの競技の延長です。
それが世界的になったものがオリンピックや各種の世界タイトル戦なのでしょう。

しかし、競技やスポーツとしてではなくて、
武術を、今の時代になってもなおも、人殺しの手段と勘違いをしている
狂人ども、これらには全く、その知能の低さを疑わざるを得ません。


■たとえば、サバイバル能力というものを優先したいのであれば、
それは武術の仕事ではなくて、それはサバイバルの分野の仕事です。

どうやって、密林や厳しい環境で、体温や食料を維持するか、
人工物が、何もないところから、道具をどうやって作るか、どうやって火を起こすか。
それはそれで、ひとつの「分野」であって、それは武術ではありません。
武術というのはサバイバルではなくて、人殺しの技術です。


■また精神論を振り回す人もよくいますが、
精神的な修業が目的なのであれば、武術などに時間を使っている必要はなく、
密教の寺か禅寺にでも、厳しい出家した方が、遥かに無駄がありません。
精神鍛えるのに、武術などは全く不要です。
そこには、精神力の強化との相関関係は何もありません。

そもそも「精神力」とは、根性でもなければ、気合でもなく、
我慢でもないからです。


また、「肉体」や「神経」を鍛えるのであれば、
何も人殺しに出生の歴史を持つ武術でなくとも、
他にいくつも、鍛錬法はあります。
しかも、それは人殺しのためではなくて、
直接に「農・工業や生産業」に役立つものです。


■そもそも、人間が人間を殺すということを、
動物の縄張り争いや、優勢種の生き残りの「弱肉強食の原理と混同」してしまい、
「勘違い」をして馬鹿者が物凄く多くいます。

彼らは、まったくもってして、知能ゼロだといえます。


そもそも、人間が最初にすべきだったことは、
領土の拡大ではなくて、「人口管理」だったのです。


人口がもしも増え過ぎれば、必ずその集落は生存圏を広げることになり、
その結果衝突が起きるのですから、
その衝突を避けて、動植物を捕食しすぎないようにして、
人間が自然、および、他の部族と共存するための唯一の方法は、
人口を増やしすぎないことだったのである。

村や国家の人口が、食料自給率を決して超えないようにすること。
これが人間が認識するべき、最も本質的な「暮らしの知恵」のはずでした。



■もうひとつ言うならば、生物が戦いながら進化して、
生物種が自然淘汰される、というのは、
あくまでも「生物学的な変化を伴うべきもの」であって、
その戦いが、道具によってなされては「進化の意味がない」のである。

20万年をかけて、人間がするどい牙や角や高速で動ける足を成長させたならば、
それはまさに進化と言えるシロモノだが、

人間は、自分の身体では、不可能なことを「道具」によって補い、
あげくには、現代では、自分の身体では不可能な事を可能にする
兵器(これには刀や槍やミサイル全部が含まれる)で武装し、

しかも、国民の全員が戦うわけでもなく「代理人の軍隊」が戦うだけ。


そんなことで勝利したところで、その勝利国に生存している生物が、
いったい、どう、他の部族よりも進化しているなどという証になど
なると言うだろうか?

アメリカがもしも世界でトップの軍事力と経済力を持っていたら、
では、アメリカ人なる国籍を持つものが、
地上でもっもと優秀な「生物種」なのか、と問えば、
当然答えは「NO」である。


道具を持たない戦いの中で、
「遺伝的に子孫の肉体の形に反映されるようなモデルチェンジ」が
人間に起きたなら、それは「進化」と言えるが、
今の世界や人や部族の「力関係」というのは、
単なる、経済関係と武力の多さにすぎない。


●そして、特に、第二次世界大戦の後からは、
民族紛争やら、宗教戦争やら、国民感情による戦争やら、
または、独立のための戦争・・・、
そんなものは、ただの一度も起きた試しはなく、

起きた戦争のほとんどすべては、
「武器商人」とスイス銀行に資産を溜め込んでいる「財閥」が
国家予算の何倍もの金を、個人的に独占するための、
「商売戦争」にすぎなかったわけである。


そんな戦争には、何の大義名分もなく、誇りもなく、
国や家族や、誰かのためでもなんでもなく、
いろいろな言葉と風潮に踊らされて、兵隊になるように洗脳され、
国民も、敵を憎むように洗脳され、

その結果、誰が、いつも、ニコニコと、微笑んでいるかといえば、
ほんの数百人程度の、財閥関係者と、
数千万人はいるであろう、
「軍需産業で生計を立てている連中」だけである。


■この馬鹿馬鹿しいことこの上もない戦争のために、
自衛隊に入る馬鹿の気が知れない。

治安部隊である「警察官」ならまだしも、
何も対立してもいない二つの国を、
当事者には関係ない立場から対立構造になるように「両極支配」して、
そこで「人を殺して、庶民の生活を破壊するために売買される武器」で、
「ニコニコ顔で儲ける連中」。

いまや、それ以外の目的で行われる戦争などただのひとつも
存在しないのが現代だというのに、
何を勘違いしてか、国を守ると称する自衛隊や軍隊に志願する阿呆ども。


結局は、そういう行為は、断じて「国防」なのではなくて、
国外の武器商人に国民の税金を献上する「売国奴」の片棒を担いでいる
ということすら分からないのだから。


■さて、約2万7000千発の核弾頭が存在する、この地球で、
一体、そもそも、戦いとは、何であるのか?

過去の世界では、武術とは何であったのか、
そして、「今は」何であるのか?、
そのことを気の遠くなるような(あるいは、銀河系の歴史から見れば、
まばたき程度の)人類史という視野で、よーく見てみることです。


■人間は、万物の霊長などではなくて、実は、未だに「猿以下」なんですよ。

人間が最初に、その知恵を使うべきだったのは、
自分の部族の人口管理と、隣接する部族との外交に頭を使うべきだったのであり、
また、よくてせいぜい、食べるものを捕食したり、栽培するするための手段、
ここまでです。


これ以上の、同じ人間への侵略は、
動物の世界では、決してやってはならないことだったのである。

残念ながら、それをやらせたのは、
人間以外の生物が、人間の思考パターンにいくつかの改良をして、
互いに宗教の名の下に殺しあうように、プログラムをした時期があったのであるが、
それは竹の間の話題になるので、ここではしないでおきます。


■いずれにしても、武術というのは、
捕食のための狩猟技術ではなくて、正当性のない「同種の殺戮」という、
生物としては、全く不自然な行為の結果生まれたということ、

すなわち、その道の最初から、道を踏み外しているのだから、
そこで生まれた道具やら、技やら、精神など、
なんの価値もないということなのである。

だから、私は、かつて、人殺しの手段であったものが、
現代で、唯一、「正気を保ったままで」、
「正当な理由」をもってして継続できるとしたら、それは、
「スポーツ化されることである」というのである。

人殺しの手段に、精神論などを上塗りして語ってはならないし、
人殺しは、「生物学的進化」をもたらさないということ。

本当に、強い生物になって戦いたいならば、
鮫や熊やピラニアの群れに、「素手で勝てるようにすればいい」のである。
そして、その結果発達させた器官が、自分の子供にも「遺伝」するぐらい、
そのぐらいの時間をかけてなされるものを、本当の進化と呼ぶのである。

以前に言ったように、その進化速度が最も早い、地上最強の生物は、
ウィルスであるということ。


■こういうことですから、
私は、武術を、その「芸術性」から語る人、
そして「スポーツ競技」としての可能性を追及し、
広めようとする人達には全く同意できますが、

未だに、時代錯誤をしたまま、武術の「実用性だの」、
殺人技術や、護身技術としてそれを語る者には、
私は、全く、わずかな哀れみと、大きな無関心しか、感じません。


■いずれ、数十年後には、軍隊は、ほとんどすべてが、
経済効率を安くあげるためにも、戦闘機も戦車も「ロボット化」されますから、
対人の戦争などは、ごく一部の都市制圧の為の特殊部隊を除いては、
ほとんどなくなります。

警察も、すべては、機械的に、防犯や、そのための武装状態も管理されますから、
時代遅れの武術など、実用面では、ほとんど出番などなくなります。

たとえ、この現代でさえも、実際に半端な護身術を使うことには、
大きな法的リスクと、危険が伴いますし、
以前にも言いましたように、守ったはいいが、
「出所参り」や、その後の「報復攻撃」、「ストカー行為」への発展など
を視野に入れれば、
護身術は、その場は怪我や暴行から自分や家族を守ってなんとか凌げても、
その後の「長期的な有効性」は何ひとつも保証されません。


武術というのは、もともとからして、
原始的な知能しかない類人猿の「人殺しの手段」だったものですから、
それは、「弓道」のように、「完全に競技化される」というのが、
「もっとも健全な文化的生き残りの手段」なのです。


弓道など、かつては、火薬以前には「主力兵器」だったのに、
今では、的を射る競技こそあれ、
弓道やアーチェリーの「対人競技」など全くなくなり、
今では、その武術的側面は、完全な過去の遺産となったのですから。


　　だから、すべての武術は、そのような道を辿ることになります。



その結果、すべての「技」は、「スポーツ」として生き残り、

近代兵器の性能がどれほど発達したとしても、

その中で、たったひとつだけ、もしも昔から変わらないものがあるとしたら、

それは「兵法」です。

それは、技や道具に関係することではなく、

いかにして相手となる生物の精神をコントロールするか、です。



　　　　　　　　　　　　　　■

★ . 　　

●さて、前回、話をしました「健全にスポーツ化された武術」の
一例ですが、
年末、年始、わりと格闘競技の番組を見ることが多かったです。
k1やダイナマイト、昨日は、「メキシコ対日本」のボクシングでした。

そして、どういうわけか、ここのところ、私は、
勝敗の行方というのを、ほぼ完全に読めるようになりました。

格闘の専門家でもない私ですが、ここのところ十数試合、
勝敗の予測を外したことは一度もありません。

本日の、メキシコと日本のボクシングも全試合、
一ラウンドを見て、予測どおりの勝敗の結果となりました。


●ただし、情報として必要なのは、最低限、1ラウンドの観察。

しかし、それよりも私が見るのは、わずかに映像として
見ることが出来る、試合直前の選手の様子や、それ以前のインタビューです。

つまり、私が読み取っているのは人間の持つ「勝気」です。


この問題は、ときおり松の間でも語ったことがありますが、
私は武術には、ほとんど興味はありませんが、
「運命がどのように動くか」という事を観察することは、
幼少のころから本能的に行ってきました。

なぜ勝者と敗者に別れるか、その分かれ目は何であるかに
興味があったわけです。

昨年のはじめまでは、k1にしても、試合運びだけを見ていると、
とにかく、何が起きるか分からないのがk1の特徴ですから、
勝敗が全く読めませんでした。


●しかし、最近は、手に取るように分かります。

私が見ているのは技ではなくて、「人」だからです。

といっても、別に彼らがどんな生活態度で日々を過ごしているか
など、私の知ったことでもありませんし、知る手段もないわけですが、
ちょうど、私が数行の人の文から、その人のプロファイリングが可能であるように、

ほんの数秒のその人の顔、話し声のトーン、言葉の内容から、
その人の性質、幼少時代の傾向、もっている癖、コンプレックスの有無、
哲学の有無、そうしたものが読み取れるために、

そこから、勝敗を決する重要な「要素」がいくつか観察できるわけです。


●それにしても、昨日の「エドウィン・バレロ」選手は見事でした。
この人も、必ず勝つと分かった人の１人です。

その前の大曲選手も、すばらしい試合でしたが、
バレロ選手は、桁違いです。技術ではなくて、その「勝気」がです。
全戦1ラウンドkoという記録も、半端ではありませんが、
それを支えているのは、単なる練習量や努力や技術ではありません。
また、「演歌哲学」でもありません。


●いっぽうの、クリスチャンミハレス選手に負けた日本人、
あれは、本当に、どーしょーもないです。

試合前から、見ていて、完全に負けると思いましたし、そのとおりになりました。

試合そのものは、「外見だけ」を見ていると、
あたかも接戦であったかのように見えますが、
彼は、最初から負けていました。

人相や、言葉のほかにも理由はいくつかありますが、
もっとも最悪で、彼が駄目なのは、つまらん思考しかできない「恐妻」に
いちいち、屈していることです。

それが本当の夫婦の愛情からのものならば、サマにもなるのですが、
あれは、完全な「駄目夫婦」の典型です。

生活基盤自体に、そういった「軽薄な夫婦関係」があるならば、
それは試合に必ず反映されます。

だいたい、武士に二言なしの、一度引退宣言をしたものを、
阿呆な妻の言葉で撤回するなどもってのほかです。

しかしそれ以外にも、彼の両親もどうしようもない。

僅かに漏れてくるこうした「選手を取り巻く家族」を見ていると、
その選手がその試合で勝つか負けるかは明確に私には分かります。

単に真面目であることは「勝てる条件」ではありません。

カワシマとかいう、ブザマなその選手について言えば、
夫婦関係の駄目さを別にして、試合そのもので言うと、
彼の最大の敗因は「自分のスタミナに対する過信」です。

自分はスタミナはあるんだ、という慢心が、招いたのが、
最初のダウンです。
素人の私が見ていても、その前のラウンドから彼は鼻血を少し
出していました。

つまり、スタミナ切れが原因となって、じわじわと反応が弱っていて、
相手の選手の特徴である、連打のパンチを避けられなくなって、
正面のガードの隙間から来るパンチを受けすぎていたわけです。

そうなると、鼻血をわずかにでも出すと、まず「呼吸」が乱れます。


それが原因で、彼の緊張感は、本当にどうしようもない
突然の「意識の途切れ」を起こしてしまったわけです。

彼のことをジムの会長は、
入門したてのころに、「過呼吸を起こす癖があった」
といっていましたが、そのあたりも、あの「注意力の途切れ」には、
関係するかもしれないと思われます。

いずれにしても、自分のスタミナに対する慢心の油断が招いた結果です。

だから、スタミナが切れたころに、
なんでもないような軽いパンチの一発で倒されるなと私は思いましたが、
そう思った直後に、T・KOを食らってしまっていました。


■駄目押しに言っておきますが、

本当に男性の運気を支えることの出来る女性や妻、つまりあげまんとは、
「女性的な女性」だけです。
「男性化したような女性」や「鬼コーチ女」ではなく。


そういう基本的な人間の構造も分からない人は、
↓を読むといいです。

http://www.mumyouan.com/k/?T3648



●全くの余談ですが、
ちなみに、家族や子供を持つと強くなるというのは全くの嘘です。
細木のばーさんも、そういういいかげんな事を口走ることがありますが、
子供を持つことで、その子供の扶養義務が霊的に生ずるために
運気が改善されるというのは、全くの嘘です。

子供は親の運気をあげるための道具でもなければ、そうした効力も持ちません。
子供は、親に「学習」をさせるために生を受けるのであって、
親の都合よく利用されるために、この世界に来るのではありません。

このことが分かっていない人は、竹の間も読むことです。


●さて、家族を抱えていたところで、そんなものは、
勝負の世界では何も通用しないことは、曙を見ていても、
また他の選手を見ていても分かることです。

家族のために奮起するなどということは、全く勝敗決定の「気」には、
関係ありません。

そういう、「演歌的人生観」は、プロ、アマ問わず、
スポーツの世界では、通用しないのです。


●だから、私は、武術をスポーツとしてやる人、または趣味として
やる人にも、何度も警告するわけです。

すべての問題の根源は、訓練でも、努力でもなく、技でもなく、
事の全体に最後まで影響するのは、「動機」であると。

自分の心の中を、重箱の隅をつつくぐらいに、
自分で分析しつくしていない者が、力とか武術とか、あるいは財産、
または家族、結婚、こうしたものを手にしたところで、

醜いものがより醜く、また屈折した形で汚染を周囲に振りまくことになる
ということを警告してきたのです。


●生活姿勢ということも、勝敗を決する大きな要因ですが、
その生活姿勢そのものを決定しているのは、
本人が、どこまで自分の内面を掘り下げて、それに向き合ったか
ということだけです。

「感情を抑圧をした者」は、負けます。

「無理な精神的な我慢をした者」も、負けます。

「恐妻に尻を引かれるような馬鹿男」も負けます。

そして、他者、特に親の愛情(同情や情ではなく「愛情」)を知らない人も負けます。

リアルな世界で、他者との争いを、平和的と称して「臆病に避けてきた人」も負けます。

「親に従属してきた子供」も負けます。

そして、「家族のために戦うとかを口にする者」も負けます。


なぜならば、
そもそも、そうした勝負を見守っているのは、「戦闘の神」ではなくて、
ある意味で「芸能の神様たち」、なのですから。

私なら、もしも試合があったらば、試合前に、
絶対に、剣の神だの、香取神宮だの、摩利支天だのの戦の神様ではなくて、
弁財天とか、その他の「芸術の神様」にでも参拝しますね。

試合を決定するのは、戦いの力関係ではなくて、
「その人の生き方の美学」に伴う、「芸術性」なのですから。

簡単に言ってしまうと、野球でもボクシングでもk1でも、
不思議なことに、「美しい者」が勝つのですよ。

むろん「美しい」とは、外見のことではなくて、

　　「精神面のデザインが美しい」という意味です。



●そういうわけで、どういう人間が、戦場ではなくて、
「競技」という勝負の世界で勝てるのか?、
それを観察するのは、私の楽しみの一つでもあります。

そこでは人間の本質的な部分が観察できるからです。

幸いにして、今のところ、格闘技の世界には、八百長がない限りにおいては、
政治や戦争とは違って、私が言うところの「勝気」の流れが
明確に「結果」として出ます。

ですから、自分の読みが正しいか正しくないかのチェックが出来るわけです。

ただし、試合前のインタビューや、顔つきから、かなりの
事はわかりますが、実際の試合を、最低限、一ラウンドだけは見ないと、
その日、その時の「運気の風向き」というのがあるので、
最終的な、詰めの部分までは、読み取れないことも多いです。


　　　　　　　　　　　　　　　■

そういうわけですから、
競技としての武術に身を捧げようとする人たちは、
武術や戦いの神様ではなくて、芸能の神様でも祭ることです。

理由は非常に簡単なことです。

戦や殺し合いでの勝者は、かならずしも「幸福ではない」からです。

その勝利に、どれほどの価値があるかは疑わしいからです。

そもそも、「一体どこでその勝ちを決めたことになるか」が不明です。


そのときの、「そのひとつの殺し合いに勝った」というだけのことで、
その後、それが連鎖した内乱によって、逆に自分の家族が全員殺され、
一族が滅ぼされ、双方の報復が続き、沢山の無駄死にが起きる、

そうした結果を招いたとしたら、
それを招いた「そんな勝利」などに、一体、何の価値があると言うのでしょうか?


●戦いを、本当に、そこで戦争を中止できたり、
終わらせる事の出来る戦いというのは、
歴史的に見ても、「希なもの」です。

そうした戦いの機会もない現代で、
武術論など振り回し、実戦論など振り回し、
「人殺しに有利な方が強い、優れている」などという妄想で
病的な「薄ら笑い」を浮かべては、「精神を病み」、


その結果といえば、
たとえ、そういう者が、何かで一勝したり、相手に勝てたとしても、
その者は、その後に、幸せになどは、決してなれません。
その「死に様」すらも、不満だらけで、恐怖にビビる、
みっともない姿となり、ロクな死に様ではありません。


■人殺しの技術に長けることや、
戦に勝利することが、何の幸せも生まなかったこと。
そのことに苦悩したのが、
以前に話した、戦国時代での私の前世の、
その病床における「臨終までの日々の自問」でした。


力による勝利が、
その後の村人や、仲間や、自分の家族に、
「より不幸な事態を招くのであれば」、

命をかけてまで行った、
そんな「人殺し」や「勝利」に、一体何の意味があったのか?、
というのが私の自問でした。


「武士の死にざま」などという陳腐なものは、
人間の「自慰的な自己満足」に過ぎず、

そうした「身勝手な自己陶酔」は、
そもそも、その戦いが「何のために戦っているのか」を、
いとも簡単に見失わせ、
家畜やロボットのような戦闘員に、人間を貶めるということです。

その結果、
「一時の勝利の喜びと、自分への自信」の大きな代償として、

その次には、
自分の家族や、自分の仲間を、死なせる結果にしかならない、
ということです。


しかし現代でも、なお、そうした力の過信に陥っている人達が
多くいます。

だから、私は、「殺しの技術」「殺せる技が優れている」と
今もなお思いこんでいる馬鹿な人達に、

その力とやらは、
「その後のあんたの人生や、あんたの末裔や子孫や、あんたの社会に、
　一体何をもたらしたのか?」と問うのです。


だから、現代において、あるいは「当時の過去においても」、
全く無意味だった「人殺しの技術や、威力のある道具」などは、
全部「スポーツ競技」に変形しなさい、というのである。


　　そして、その競技ルールの中で、存分に技を競うことである。


「生物学的」に見ても、「宇宙の常識」から見ても、

>食べるための狩猟目的ではなく、
>「同種を殺すための武術」というのものは、
>その理念も、正当化の屁理屈も、
>完全に「最初から、すべて間違っていた」というのが私の結論です。


>従って過去から連綿と、常に「ずっと間違っていたもの」なのだから、
>それらは、現代では、「スポーツ」かまたは「芸術」としての理念に
>完全に改造しなさい、というのである。


●具体的にどうしたらいいかなど、簡単なことです。

私の著書の「中級手裏剣術」には、
「競技化された項目」が沢山、書いてあります。

いうなれば、スケート競技のように、
芸術点と、技術点に、分かれた評価がされるようなものに、
剣術や、隠し武器術や、手裏剣術もなればいいである。


芸術点とは、まさに芸術性、「美しさ」を競う競技内容であり、
ラルフ氏に見られる、変化打ちの多彩さなどはその絶好の評価対象です。

「テクニカルな点数」とは、
命中率や貫通力やスピードや飛距離などの要素に与えられる点数です。


より強く、より速く、より遠くへ、より高く、より美しく、などなど、
つまりは、全く「オリンピックと同じ」であり、

>「芸術性」と、「技の難易度」の、その「双方」が、
>娯楽やゲームとしての「評価対象」となるわけです。

剣術ならば、モノ斬りを競うことを競技化すればいいのである。

空手で瓦を何枚も割る事が、ひとつの見世物になっているように、
日本刀で、鉄棒等をぶった斬る競技を「公式競技」にするなり、
より速く、あちこちに立てた沢山の巻き藁を斬るスピードを競う競技を
「公式種目」にすればいいのである。

道具や防具が発達すれば、古武術といえども、ある程度の対戦競技も
可能となる日が来るでしょうし。


　　　そして、観客もそれを見て「楽しむ」ということ。


　　　　　　　　　　　　　●


そして、そういう事が「自由自在に可能」であるのは、
「どこの伝統流派にも属していない人達だけ」ですから、

2007年以後は、私は、そういう自由で、
何もその背中に背負っていない先駆的な人達とだけで、

暇なときに、ナイフ投げもふくめた、
「総合投剣術」の「規制の少ない、簡単なルールブック」でも作ろうと思っています。


●なぜ、何かの流派を背負った人達を、
ルール作りの作業から除外するかは、理由は簡単なことです。

それは何かの流派を背負えば、その流派に固有の剣や技にとって、
有利となるルールにしようとし、また自分に不利となるルールを
避けるという傾向が、無自覚にでも、必ず発生するからです。

規格を変更できなかったり、捨てられないような剣や技に、
かんじがらめになっている人には、
中立的に、万人に利用可能なアウトラインや、
「有利でも不利でもない」という、ルールを作り出すことは不可能ですから。


●「剣」には、それぞれの出生の歴史がありますから、
使用する剣に対する規制は、可能なかぎり私はしたくはありませんが、

ただし、「標的の材質」や、その「設置方法」、
そして「競技の時間制限」などについては、
不正や不公平のない「点数」をつけられる競技とする為には、
「競技種目ごとに」、なんらかの「規格の統一」をする必要があります。



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以前から、何度も紹介している、私が一押しの「dvd」です。

古書店のご夫妻も、正月休みに見て「びっくり」したそうです。

私の知人のギタリストも、びっくり。

剣術をされている人も、びっくり。

手裏剣をしている人達も、たまげて、

拳法をされている方も、ぶったまげて、

ナイフショップの店長さんたちも、びっくりして、

なんでもない「ふつーの人たち」も、びっくりした「仰天映像」です。

今、私がお勧めする、もっともホットなDVDです。


●『古書大予言』には、現在、1ダースだけ、輸入されていますので、
興味ある人は、お急ぎください。

一度在庫がなくなると、
次が入荷するのには、2週間から3週間ほどかかります。

電話で在庫を確認してから、「FAX」で申し込むのが確実です。

製品名は、「マーシャルアーツ・ナイフスローイング」です。

>『古書大予言』TEL/FAX ０３−３３８７−５７０７

もしも古書大予言で売り切れた場合には、
新宿の『コンクリート』という武道店にも問い合わせてみてください。

>『コンクリート』TEL/FAX　０３−５２７２−４１５２

以前にも話しましたように、こうしたDVDの技に特に興味のない人や、
女性でも、ひとつの「ショー」として楽しめるのが特徴です。


詳細は、↓をご覧ください。
http://www.mumyouan.com/k/?M847


価格は税込み4200円ですが、充分すぎるほどの価値があります。

女性は、こういうのが好きそうな、彼氏へのプレゼントなどにもどうぞ。

世のお父さんたちは、正月の息子さんへのプレゼントにも良いかも。


　ただし、良い子も悪い子も、くれぐれも、真似をしてはいけません。



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　　　　　「武術とは、やや関係のない　余談」

●松の間や竹の間の読者の人は、正月に酒を飲むといった、
馬鹿な行為をせずに、うまく2007年を出航しつつあると思います。

●隣の梅の間でも、前にコメントしましたが、
酒を飲んでのセックスは厳禁です。

●また、重要なとき、お祝いに値する時、そういうタイミングこそ
「禁酒」をしないと、せっかくの運気を全部、逃します。

●私の親しい知人には酒飲みは、ただの１人もいません。
親しいというのは、「まともに話が出来る人間」という意味です。

おそらくは、ごく一般的な生活をしている人よりも、
私は、異質で多様な分野の人々と出会う機会の多かった人生を
過ごしてきました。
そのために、人間を観察する機会はかなりありました。

その経験則から、酒飲みと、全く飲まない人とでは、
私、全く異なる印象を受けました。

また、毎晩のように酒を飲んでいる人間に「独特の人相」というものも、
実はありましてこれは、その人の顔を見るとすぐに分かります。


こうした人を相手にするときには、
私は、相手の許容できる刺激の範囲の狭さを算出して、
それ以上の刺激を与えないように、かなり気を使うのです。

というのも、アルコールを飲んでいる人間は、
多くの場合に、表づらと、言葉には抑圧と無関心、無気力が漂っているが、
その本質を見ると、彼らは「悪い意味で、感情的」だからである。

つまり大切な物事への「感性は鈍っている」くせに、
「自己防衛の感情だけが強い」という、かなり稚拙な状態にあります。



●ところで、
私が言う「酒を飲まない人」というのは、ゲコのことではなくて、
また、アルコール依存の治療を受けて飲まなくなったとか
そういう人ではなくて、

アルコールを飲んだことはあるが、
「酔いという状態が、馬鹿げていて、時間の無駄で嫌いだから、
　自分は飲まない」という「自主的な結論に至った人」のことです。




●私も20代のころには、アルバイトや会社で、付き合いでアルコールを
かなり飲んだこともありますが、
あるときから、徹底して、付き合いの酒も、拒絶するようになりました。


理由は簡単です。

>アルコールを飲んで、その影響下にある間の時間は、
>「人生の時間の無駄」だからです。

まったく、何ひとつも良いことなどありません。

それは、別に悪酔いをするということではありません。
アルコールを飲んでいる人間が、どんなに楽しげにしていたとしても、
それは、真っ赤な嘘ですから。

>●アルコールを飲むと本音が出るというのも「真っ赤な嘘」です。
また、何かにつけてアルコールを好んで飲む人間は、
自分の発言や行動にも、無責任な人間が非常に多いです。


●どうしてそうなるかも、竹の間に昔書きましたが、
>アルコールの影響下にある状態で経験されたことは、
>シラフのときには、何も学習されないという特性です。

つまり、もしもアルコールを飲んだときに何かを経験すると、
その記憶を再び呼び覚ますには、アルコールを飲むしかないという
悪循環に陥るわけです。


●世の中には、酒を飲んだまま、あるいは、酒の冷めていない状態で
ネットの掲示板に書いている人間をたまに見かけますが、
その文体から、すぐにそれは分かります。
ひとことに言えば、口先だけ。そして、だらしないのが特徴。
論理は破綻していて、どうしようもない人間が多いです。

ネットというのは公共性がある程度あるという意味においては、
>酒を飲んで、酒気をおびて何かを書き込むというのは、
>「飲酒運転」「酒気帯び運転」と全く同じことです。

そして、一度書いたものは、削除しても、キャッシュという形で
ネットには残りますので、
飲んだくれが、酒場で言っておいてあとで言い訳をするような、
「覚えていない」は、通用しません。
書いたあとで、覚えていないというのはネットの検索では通用しませんので。

また、酒気を帯びてブログとか書いている三流ジャーナリストもいますが、
その文も思考法も、全くの最低クラスです。


●そんなわけですから、私は、酒飲みは大嫌いです。

酒については、それが本当に人間に利するのか否かを
自分でも検証しましたが、
調理においては、その化学反応が非常に良い味を出しますが、
あくまでも、アルコール分は揮発させてという話です。


●既に書いたように、アルコールを飲むということは、
その後数時間の人生の時間を、たたただ無駄にすること以外の
何ものでもありません。


>アルコールを飲んで、会議に出席しますか?

>アルコールを飲んで、スポーツの試合に出られますか?

>アルコールを飲んで、精密な作業が出来ますか?


だとしたら、人と人とが接する、対話をする、または本音で話す、
そういう「繊細さ」が必要で、注意力が必要で、
いわば、
>そんな「重要な時に」、酒など飲む人の気が知れません。


>それは、そもそも人生を舐めていますし、
>そこに同席している相手のことも舐めているということです。


●重要性のある相手、重要性のある曲面では、
アルコールが何の利点も持たないということは、
社会的にも、個人的にも、証明済みのことです。


●ところで、どこからが酒飲みとそうでないかの基準については、
アルコール依存症の研究分野がわりと明確なラインを引いています。


　　　　　　★アルコール依存症の定義の概要★

1/毎日、晩酌などに、コップ一杯以上のビール、またはそれに該当する
　アルコール濃度の飲料を飲む者。

そして、これらの者に固有の特徴は、

2/酒を飲んでいないときに、「酒の事を考えていること」がよくある。
　酒を飲んでいないときに、他人と「酒の話」をするのが好きである者。


●アルコールに依存する人間は、よく口先では、
「自分は、アルコールを楽しんでいるんだ」と、言い訳をしますが、
事実は全く違います。

というのも、
>アルコールの持つ、最大の欠陥、最大の弊害は、
>「麻痺」です。


>つまり、身体でも精神でも、そこに共通していることは、
>鈍感になって、痛みという大切な感覚を誤魔化すという作用です。



>このために、精神的な痛みについても、
>それに直面したがらない者、現実を直視したがらない臆病な者ほど、
>アルコールで、精神を「麻痺させる」という行動に出ます。


重度のアルコール依存ではなくても、
とにかく、一日にごく少量でも、アルコールを飲むということは、
時間の無駄にすぎません。


●まことしやかに、酒のリラックス効果などというものも、
酒飲みの都合のいい言い訳に使われていますが、
アルコールによる、リラックスは「不可能」です。
>頭がぼけーっとして、鈍感になることと、
>健康的な本当の心身のリラックスは「全くの別問題」です。


そもそも、リラックスというものは、感性の豊かな人であれば、
生活の中にいくらでもあるものであり、
自分の心の中を「きちんと整理」さえすれば、
雨音ひとつ、風の音ひとつで、
そして、香の香りや、自然の香りで、
正常な人というのは、充分に深くリラックスできるのである。


また、瞑想や座禅といったものによって生ずるリラックスに
比べたら、アルコールに依存しているリラックスとは、
「雲泥の差」があり、まさに「天地ほどの差」があります。



■よって、以上の理由により、


>偽物ではなくて、真実のリラックスをしたいなら、酒を飲むな。

>酒に頼って、自分の精神に感じる痛みを麻痺させて現実から鉗逃げるな。

>酒の影響下にある時には学習することが出来ない。

>酒は、対人関係の姿勢において、相手に失礼である。
>もっとも、両方で相手を人間として、ナメているなら、
>両方で飲んだくれていればいいのだか。

>酒を飲んだら、運転するな、仕事をするなと同様に、
>酒を飲んだら、他人に関わるな、

>そして、感覚と感性を限界まで鋭くする必要があるセックスなど
>もってのほかである。

>酒を飲んだら、文を書くな。創作活動は一切するな。

>そして、絶対に料理を戴くときには、酒を飲んではならない。
>出された料理を本当に感謝して戴くならば、
>そのための「大切な味覚」を、わずかでも麻痺させてはならない。



とにかく、

それでも、酒を飲みたかったら、

周囲に人がいないこと。

自分ひとりで、飲むことである。

>そして、「どうでもいい日」に飲むこと。


つまりは、

人生など、どうでもいいという、「いいかげんな人」だけが、
酒飲んで、暮らしてください。


なお、梅の間に、
どうしてセックスのときにアルコールが勃起や感覚に良くないかは
↓の投稿に書いてありますので、よく読むことです。

http://www.mumyouan.com/k/?U1151


　　　　　　　　　　　　　■


酒を飲んでいるときには、人間の本質など、出ません。
そこで出るのは「単なる酒癖」にすぎません。

酒を飲んだからといって、人が正直になるわけでもありません。
単に、口が軽くなるだけで、嘘つきは、より嘘つきになるだけです。

しかし、酒を飲んでいる人間と、飲まない人との明確な「違い」は、
酒を飲んでいない時、普通の時にこそ出ます。



■ところで、馬鹿げた成人式が、今年もあちこちであったようですが、

解決法は簡単ですよ。

どうしても法的な区切りとして、二十歳から成人としたいのなら、
「酒は21歳から」と法律を変えることです。

もしも酒を二十歳からとしたいのならば、
成人式を19歳のときに、行うことです。

成人式と飲酒解禁の時期が重なるから、ああいうことになるのですから。


_________________________________________________________________

★ . 　　

■よく、思うことですが、手裏剣術というのは、
本当に「資料が少ない」という点で、奇妙な分野です。

そうなった理由としては、いくつかの要因は考えられますが、
有力な順番で言えば、

1/そもそも戦力として評価されていなかったので、ほとんど誰も
　継承せず、体系化もほとんどされなかった。

2/相手にその武器の存在を知られないことを重視して門外秘とした。

3/近代においては、日本の文化生活風土の中では、
　稽古場の確保が難しかったり、見た目に対する偏見があった。

おおかた、こんなところであろう。


■私は古流の鉄砲術は知りませんが、もしかしたら、
　資料数というのは、それより遥かに少ないのではないでしょうか。


「秘武器」(これは現代造語で、一般には隠し武器ですが)の
第一人者の岩井師範が、世にいろいろな伝統武器を、
「広く紹介した功績」で知られていますが、
その著書の中でも手裏剣術に関する記述は過去の著作物に依存するために
非常に少ない頁数になっています。

そもそも、手裏剣術の本それ自体の本は、
おそらく現在、絶版書となったものも含めると10冊以下ではないかと思われます。

販売されている映像に至っては、たったの5〜6種ほどのはずです。


■これほどまでにマイナーな分野というのも、珍しく、
これ以上のマイナーな分野というのは、私は「鉄道林」しか知りません。

「鉄道林」というのは、鉄道マニアでさえも、趣味にしない
特殊な趣味の分野で、それは鉄道や列車ではなくて、
線路脇に植えられている樹木を観賞対象とする特殊な趣味です。


■そんな、あまりの情報の少なさと、秘密主義への不満から、
私は自分自身の視点で、「中級手裏剣術」を書きました。

また、まだまだ未熟ではありますが、
自分が生きていられる時間の間に残せるものは残そうと思い、
映像を残しました。
以前に紹介した映像集はCDRではなく「DVD一枚」にまとめまして、
現時点では、お馴染みの、新宿の「コンクリート」というお店でだけ販売しています。



■ところで、困った問題は、書籍や映像以外にも、
手裏剣そのものが、売っているところが極端に少ない、
ということも、これまた、この「超マイナー分野」の宿命といえます。

調べると、棒手裏剣そのものを扱っているサイトというのは、
たったの、これぐらいしか出てきません。
　　　　　　　　↓
高級品または、骨董品

http://www.kanshoan.com/special/dtls_teire_shuriken.html

http://www.goshin.co.jp/4f.html

http://www.geocities.jp/vanessa_482/cherry/shuriken.html

http://www.daitouryu.com/koubu/book/shuriken.html

海外オーダーメイドのサイト

http://www.secrets-of-shuriken.com.au/design.htm


安いが、そこそこ使い物になるもの

ここの一番下にある「六角棒手裏剣」です。
↓
http://blog.livedoor.jp/taiyo_planet52724152/archives/cat_951591.html

悪くはないのですが、先端が甘すぎますので、もっと削る必要があります。
また糸はもっと太く巻く必要があります。
↓
http://www.rivertop.ne.jp/rivertopsabu/nif/1085.html


このほかには、街中の武道具店に、たまにあることもあります。


道場では、「手裏剣普及協会」や「十三棋道舘道場」などにも何種類かあるようです。



_____________________________________________________________


■とにかく、資料が少ない、まとまった体系が少ないのが
手裏剣術という分野の特徴です。他の武術や剣術ならば、
まさに、中華料理のメニューや、中国拳法の数ほどの種類に、
多岐にわたっているというのに、手裏剣術ときたら、
ほとんど何もありません。

私は、以前から、八角流の半田師範に、
「そこまで体系化された技など聞いたことありません。
　それを残さないのは、大変な損失ですよ」と、
何度か私も、事あるごとに、しつこく詰め寄っていまして(笑い)、
とにかく、武術遺産として、残してくれるように、言っています。

なにしろ、その内容ときたら、八角流のお弟子さん以外は、
たぶん、誰も今までに聞いたこともないようなもので、
技と意識の関係の細部にまで渡る「とんでもない体系」ですから。


■そんなわけですから、とにかく、資料が少ないという分野なのです。

しかし、資料が少ないだけではなく、
結局のところ、日本に固有の「住環境の狭さ」や、
「飛び道具は卑怯であるという偏見」から、
「カジュアルな武術」として定着しなかったという理由も大きくありますね。


●ラルフ氏の映像は極めて特殊な投法によるものですが、
それ以外の一般的な欧米のナイフ投げは、
きちんとした、競技として、世界各地で、開催されていますから、
住環境、自然環境といったものも大きく関係してきたと言わざるを得ません。


■そんな中で、今後の私の目的というのは、
とにかく、構造分析です。

そうですね、私が理想とする私の姿というのは、
「手裏剣屋のおやじ」です。

客が、何がしたいのかさえ言えば、該当する手裏剣を差し出せる
「投剣屋のオヤジ」、それが私の未来の姿です。

著書の中でも、私は「剣の検品師でありたい」と述べましたが、
その検品師であるためには、
下は、爪楊枝や、焼き鳥の串から、上は日本刀やサーベルまで、
どんな物体であっても、
ある程度の中距離から直打法で投げられるようにしておきたいわけです。

「ある程度の距離」というのは、少し練習すれば誰でも刺せるような、
「至近距離ではない」ということです。


だから、そのためには、どの流派だけということなく、
自分が生きている間に目にした「すべての種類の剣」を、
一種類ではなくて、「いろいろな打法によって多角的に検品」できる必要があり、
どんな種類の剣でも、
検品に必要最低限の距離を、投げることが出来ること。

そのためにも、まずは最大で10間を届かせないとならないわけです。

今現在の、やっとこ8間では、剣の性能についても、8間までしか
語れないので、それでは、「手裏剣屋のオヤジ」「検品師」としては、
失格なわけですから。


■そして、私は直打法で打つためのナイフ設計にも現在、
少し時間を割いています。

これは一般的な回転打専用のスローイングナイフでは、
バランス・その他に、問題がありすぎるので、
「万人向けの直打法専用のナイフ」にするためには、
どうしてもプロトタイプを何種類も自作する必要があるのです。

まず今年最初の試作品というのが、あと1週間以内に上がってきますので、
出来上がったら、またここで紹介いたします。


　　　　　　　　　　　　　　■

広告になりますが、
以前のよりも、少し「色調」を変えてリニューアルしたDVDです。
(ごく一部ですが、内容が再編集されています。)


　　


普通の、5500円のDVDが、1時間以内という時間なのに対して、
なんと、内容は「3時間」を超えます。
いくら画質が落ちるとは言っても、これは、お得ですよ。

これまでに出してきたCDR映像の集大成ですが、
松の間では「未公開の映像」もあります。

うんざりするほど、たんまり入っていますので「覚悟」してください。
(ご覧の際には、途中で「休憩」を入れたほうがいいです)。

収録内容に、関心のある方は、
ここの「新商品」をクリックすると出てきます。
　↓
http://www.taiyo-planet.co.jp/konc/index.htm


DVDのコピーは、外注をしていますので、
欠品になると、入荷するまで、少し日数がかかります。


コンセプトは『ホビー』なり


●このDVDの最大の売りは、「ホビー」であるということです。
今までに発売されたどのような映像よりも、
手裏剣術を楽しんでいるということが、皆さんに伝わると思います。

一つの流派を極めようとか、修業であるだのとか、
そういった堅苦しさは一切なく、
解説も、日常会話や「タメ口」で気楽に話しています。

観ると、思わず自分でもやってみたくなることが沢山あると思います。


実際、このDVDを観て練習しただけで、
たったの1年で、飛距離が3間から7間に伸びたアメリカ人の方もいます。

日本語の解説部分は、ほとんど理解できないはずですが、
それでも映像だけから、いろいろな遊び方や投げ方を学び取ったわけです。

そんなわけですから、やっている私も心底、楽しんでいるものですから、
手裏剣術を楽しむというコンセプトが随所に溢れています。
まず、何よりもそれを感じ取っていただけたら、製作者としては本望です。



　　　　　　　　　　　　　　　●

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★ . 　　

◆試作品です。
一見すると、なんの変哲もなく見えますが、
↓


◆このように尾部に向かって、テーパー加工されています。
154g、144g、134gの三種類があります。
↓


◆ただし、四面ではなく、
対角辺の2面だけが加工されているのが特徴です。
↓


◆こちらはスローイングナイフですが、
あえて今回は、尾部を削り込まないで平行にしました。
198グラムあります。
↓


◆試験的に糸を巻いて完成です。




◆あえて対辺の2面だけをテーパー加工することで、
先端は手裏剣のようであり、
グリップはナイフに少し似ているという、
今までにあまりない、特殊な形をしています。

当然、持ち方を90度変えると、飛び方が微妙に変化します。
この「向きの違いによる飛行姿勢の差」をテストする為に、
今回あえて試作したものです。

ナイフ投げで必要になるグリップの形を手裏剣に取り入れてみたわけです。

ただし、上手投げに限れば、
今のところ、手裏剣の方は、剣は縦方向に投げた方が安定は良い。

しかし、ナイフの方は真横に持って投げると、まったくブレずに3間半ほど、
水平飛行をします。

まだ、本日作ったばかりで、まだ50回ぐらいしか試打しておらず、
これから、いろいろとテスト予定です。

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>1/14更新


■4面を削り込んで、前重心にしてみたり、
ひっくり返して、やや後ろ重心にしてみたりと、いろいろとテスト中です。



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★ . 　　

　　　A tentative name "pentagon knife"

By a calculation, I almost become the complete golden division ratio.
It was geometric and simplified it to an extremity.
It is impossible to make with the straight line that I simplified more than this.
A flight of a green color is an outline of a knife.
It can simplify an area calculation (= volume calculation) by looking at a certain "right-angled triangle" in this shape.

One cost became around 20 dollars.

Because I send it to arrive at a place of you if I did it for approximately 2 weeks, please try to throw it for trial.

Of course, this is only "one of a trial product".



仮称「五角形ナイフ」
計算では、ほぼ完全な黄金分割比率になります。
幾何学的に極限まで単純化しました。
これ以上単純化した直線で作ることは不可能です。
この形状の中にある「直角三角形」を見る事によって
面積計算(=体積計算)は簡単に出来ます。

コストは一本20ドルぐらいになりました。
2週間ほどしたら到着するように送りますので、試しに投げてみてください。
むろん、これは試作品のひとつにすぎません。

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---This is a drawing of a Pentagon-knife and transformed it, this is attached.







---This is a drawing of a seven angles form knife.







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★ . 　　

●最近、また、グリップの太さの再テストをしています。
8間以上の距離を投げるためと、もうひとつは、遠近両用性を
向上させるためです。
　↓





こちらは、竹の間でお馴染みの博士君。
↓



シースに入れた状態の串や手裏剣。
　　　　　　　　↓
　　　　　


_________________________________________________________

久々に、アンケートが来ました。
あとで、アンケート集に編集しておきますが、
とりあえず、ここに記しておきます。


　計測日：平成１９年１月１３日
　氏名：市村鉄之助
　手裏剣歴：６ヶ月
　使用剣：断面四角・対辺１１ミリ・長さ２０５ミリ・重量１３０グラム（無冥流中量剣）

　投法：すべて直打、踏み込みなし。

　標的：１８０mm四方の黒い紙（Ａ）の中に、
　９０mm四方（Ｂ）、３５mm四方（Ｃ）という３種類の方形（無冥流指定　的）を使用。的外は（Ｄ）

　計測法：５０回の打剣で的中率（標的に刺さる率）、
　刺中率（的外も含めとりあえず刺さる率）を計測

　結果

　二間（３．６メートル）：５０回の投擲中、
　標的への的中１２（Ａは９、Ｂは３、Ｃは０）、
　的外への刺中（Ｄ）１１、無効２７。

　刺中率４６パーセント、的中率２４パーセント。


　二間半（４．５メートル）：５０回の投擲中、
　標的への的中３（Ａは２、Ｂは１、Ｃは０）、
　的外への刺中１３（Ｄ）、無効３４。

　刺中率３２パーセント、的中率６パーセント。

　三間：未計測


　しかし、なにしろレベルがあまりに低いものですから、
　松の間手裏剣アンケートに使っていただいても、
　使っていただかなくとも、どちらでもかまいません…。
　
　こうして厳密に計測してみますと、本当に自分のレベルを思い知らされます。
　だからこそ、こうした厳密な計測は、
　折々に継続しながらやっていかなければと実感しております。

　それでは、失礼いたします。

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>以下私からのレスです。
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週に一度、あるいは2週間、3週間に一度などの、
不定期な練習になると、
上達が遅くなるのは、いたしかたないことです。

さらに自宅で稽古が出来ない環境である場合にはなおさらです。

私も昔はアパートで、たったの2間半しか距離が取れない生活の中では、
何年もその距離しか投げられませんでした。

あるとき、近くの自治会の集会室を使えるようになったときに、
はじめて4間を打ちました。
天井が低かったこともありますが、毎日使えるわけではなかったので、
なかなか距離は伸びませんでした。


◆私は、とにかく「練習量の少なさ」を誇っています。
少ない練習量で出来るようになるかどうかが、
その体系の優劣を決めるいろいろな要素の「ひとつ」だからです。

むろん、長い下積みあってこその技もありますが、
いずれにしても、無駄な時間を過ごすのはよくありません。
一本打っては、歩いて往復する、「一本打ち」の稽古法というのも、
そうした中から生まれた手法です。


●私は稽古時間は極端に少ないのですが、
おそらくは、普通の人の意識状態の、3倍から4倍の意識の濃度で
一本の剣を私は打っていると思います。
そのようにすれば、体は急速に「要点」を学習をします。


●「フォームが決定するまで」は命中率の安定というのは、とても難しいです。
2間距離でしたら、そうでもありませんが、3間以上の距離を
安定した命中率でというのには、私は、まる1年かかりました。

考え方は流派ごとに違いますが、
私は、最初は、まず「刺す事」を優先しました。
それは、私の主義では「打法と剣の飛行原理を把握する事」を、
最も優先するからです。

そのあとの作業は、命中率のネックとなっている
ズレの部分を、少しずつ少しずつ矯正してゆくだけですから。


●そんなわけですから、他流の考え方とは違うかもしれませんが、
私流のアドバイスとしては、命中率は後回しでいいです。


標的の規格化について


◆それと、的についてですが、
私は最近、日本の印刷用紙のA版を半分にする方法がいいように
思えます。
海外では国によっては、この印刷用紙の比率は少し変形になるかもしれません。


A4を半分にすると、A5、それを半分に切るとA6、A7、A8、A9となり、
面積は、一回り小さくなるごとに半分になってゆき、
一辺の長さは1:√2になっています。

これが、誰でも手元にある一番簡単で、共通性のある、
「全国的な競技用の標的」に出来ると思いました。
　　　　　　　　　　　↓

　　　



尺的とか、寸的というのは、あまりにも「古すぎます」し、
現代では、共通性がありません。

従って、全国どこにでもある「A4用紙」を手で折って切れば
「いつでも、どこでも作れます」から、
これが標的の基準にいいと私は思いました。


●古い機種でしたら、コピー機の蓋をあけたままボタンを押せば
真っ黒な紙も出てきますので標的に利用してください。


◆なお、標的の紙は、ダンボールなどに「スプレーのり」その他で
きちんと貼り付けないと、
刺さるとすぐに、ぐちゃぐちゃになってしまい、
「正しい計測には使い物になりません。」

以前に他流にお邪魔したときには、
ただ紙の隅を畳に貼り付けているだけ、というひどい有様で、
さすがに、私も、いささか呆れ果てました。
どうも、「全てに関して」、そこの流派は「いいかげん」でした。


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