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手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
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[875]
■
最新の「ナイフスローイング」の映像です。
by:
崩残
2007/02/20(Tue)17:54:25
>2/22-5:09 更新(ロシアの人の2本投げに疑問を書いておきました。)
●まずは、あのロシアの「名人」の素晴らしい「妙技」です。
■私は、この人のサイドスローは、ラルフ氏の投法とはまた味が異なっていて、
見るのが、非常に好きです。
日本の武術の腕の運用とは全く違って、
身体全体の、うねる曲線的な「波のような運動」を投擲力に変換しています。
中国拳法に特有の螺旋的な動きにも、どこか似ています。
さて、このナイフスローは、実際にやってみると「剣の構え」の形だけは、
原理的には無冥流の「押さえ打法のサイドスロー」に
やや似ていることが理解できると思います。
しかし、かなり違う点は、
1/ナイフの「かなり後部」を持っていることと、
2/ナイフの全長の、後ろ1/3ぐらいのところに指の先端が位置していること、
3/そして人差し指を除く「3指は、折り曲げられていること」です。
押さえ打法と決定的に違うのは、掌の力が主流ではなくて、
横向きの「滑走打法」を使っていることです。
おおざっぱに計測したところ、この動画での最大飛距離は5間と少しはありました。
ラルフ氏と似たような、「背中側からのスロー」も非常に安定しています。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=lg2hFRcRfng
■ただし、最後の方の背中からの2本同時打ちは、嘘臭いです。
理由はまず本人が「ちょっと無理だよー」とか苦笑いしていること。
次に、手から離れて刺さる「全景」がこれだけは写されていないこと。
最後に、「飛んでゆき、刺さるときの二本のナイフの飛跡」が、
あきらかに、それまでの「反転打によるものではない」こと。
●すなわち、この背中からの二本打ちだけは、
カメラアングルが外れたときに、ちゃっかりと通常の直打法の打ち方で、
普通にサイドスローで投げている可能性が大です。
実際、なぜかこの二本投げのシーンだけに、
カメラがずれた間に、その他の画面にはない「長めの間」があるのが分かるはずです。
ただし、もっと近い距離ですと、背中からの二本同時はこの人は
出来たはずです。
素人は誤魔化せても、私の目は誤魔化せないですよ。
◆ところで、この人が使っているナイフに最も似ているのが、
国産のものでは、ここにある245mmのラージサイズのナイフです。
↓
http://www.rivertop.ne.jp/rivertopsabu/nif/3422b.html
こちら「ヒブンカスタムナイフ」も、基本的な形は、かなり似ています。
↓
http://www.rivertop.ne.jp/rivertopsabu/nif/gh2011.html
サイドスローにチャレンジしてみたい方は、こうした市販のナイフを
買うのもいいでしょう。
また、無冥流のパーフェクトスローイングナイフでも、サイドスローが
出来ますが、
ナイフの形状からくるバランスが異なるので、
このロシアの人の「手の内」とは、少し違う形にしないとなりません。
●このサイドスロー投法は、言うまでもなく棒手裏剣では、やりにくいです。
やって出来ないことはないのは、私がDVDの中の打法解説で説明している通りですが、
しかし、サイドスローの場合には、平たいナイフを、
下からその平面を「中指の側面によって作られた滑走路」で支える必要があります。
断面が多面体の棒手裏剣の幅だと、
このなめらかな滑走に必要な「剣の面積」が確保できないのです。
ですから、こうしたサイドスローというのは、
「平状のナイフならでは」の投法なのです。
________________________________________________________
●さて、うちの手前味噌の、お馴染みの風景の動画です。
異なる種類のナイフにスイッチしてゆくときには、
急に重さや重心位置が変わるので、わりと神経を使います。
続いてふたつめは、パーフェクトスローイングナイフですが、
設計した私本人が、まだ50回ぐらいしか投げていないので、
まだスピードを出さずに、新しいナイフの感覚を感じるために、
ウォーミングアップ的に投げています。かなり、「ええ感じ」です。
↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=3CPdddC4hd4
●そして、こちらは、多本投げ。
棒手裏剣なら8本を投げられた私でも、
ナイフとなると、4本が「やっとこギリギリ」です。
もう少し重量のあるナイフならば、4本はいけると思うのですが、
なにせ、たったの50gしかない軽量ナイフなので、
3間ならば、なんとか4本同時も可能なのですが、
4間距離からですと、空気抵抗を受けてしまい、
途中でふわりと剣が浮いて、軌道が曲がるのです。
●最後の下手に使ったジャックナイフですが、これもクセ者です。
かなり後ろ重心であることと、
突起物がやたらにあって、投げるときに、指があちこちにひっかかります。
しかもこれも軽量ですので、軌道が安定しにくいのです。
折りたたみ式のナイフで、投げるとすぐに壊れやすいため、
見てのとおり、刃の根元を「ABボンドと糸で、完全に固定」してあります。
↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=HpEZEFnYOY4
________________________________________________________
●なお、皆様のところに本日届いた「パーフェクトスローイングナイフ」に
つきまして、「ご感想」などありましたら、お寄せください。
といいましても、ナイフを本気で投げようとした事のない人には、
通常、売られているスローイングナイフと、何がどう違うのかが、
感覚として分からない部分もあるとは思います。
ご要望などもあれば、伺いますが、基本的な設計は大きくは変更できません。
●また、直打法でのナイフ投げが初めてという方は、
分からないことがあれば、ご質問ください。
ただし、慣れていないナイフを投げるのですから、
感覚を掴むまでの最初の100投ぐらいは、
少し悩んでしまうのは、全く自然なことです。
しかし慣れてくると、棒手裏剣には決してない、
「ナイフ状の物体を投げるときに特有の感覚」が手に残ると思います。
また剣尾に巻物をしないで投げると、
手離れした直後に、「シャリーン」という、
指と金属との摩擦が生み出す「心地よい音」が聴こえると思いますので、
「音」も楽しんでください。
どうも、無冥流の剣というのは、狙ったわけではなくて、
なりゆきの「結果」としてなのですが、、、、
穴あきの剣にしても、このナイフにしても、
なぜか、「音」も楽しめるようになりましたね。
「サウンド・ブレード」とでもしましょうかね。
実際、獲物を威嚇するために、「投げると音の出るナイフ」というのが
外国にはあるらしいです。日本にもそういう矢があるそうです。
人間や生物は、突然に聴きなれない音が聴こえてくると、
それに、つい警戒をしてしまい、注意力を奪われて、
体が一瞬硬直してしまうことで命中率があがる事を狙っているの「かも」しれません。
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