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Title
手裏剣術講座 Shuriken throwing instructions
「手裏剣術」講座、その他の雑談の「間」です。
手裏剣術の画像・動画が、
他に類を見ないほど多く掲載されています。
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[988]
■
■手裏剣術講座 「2007年 最後の締めくくりです}
by:
鈴木崩残
2007/12/29(Sat)20:55:56
>文末に、無冥流の理論と剣で、上達していったアメリカの青年の
>動画を追加しました。
■年内最後の手裏剣講座は、35センチを超えるような長い剣の場合に、
どうやって重心位置を調整するかという方法です。
■次の動画は、既成事実の「おさらい」ですが、
剣は全体の距離の三分の二の位置で、既に刺中可能な姿勢に
なっているということの「復習」のためのものです。
原動画は秒間30フレームだったのですが、
ファイルがでかすぎたので、ここでは20フレームに落としています。
それでも、一時停止をしながらご覧になりますと、
空中での剣の姿勢変化が、はっきりと見えると思います。
__________________________________________________________
●さて、今年は実に面白い年でした。
「分銅鎖は時速200キロを超えている!」の「デマ」が出たり、
「手裏剣の速度は、体感100キロオーバーだぁ!」とかの「大嘘つき」が出たり、
その挙句には、刑事訴訟の一歩手前まで、手続きが進んだりと、
面白いといえば、大変に面白い年でした。
結果として、当初は全く予想もしなかったようなポストにいる
警察関係者や、監査機関の人たちに知り合えたりもして、面白かったです。
そしてまた、あいがわらず狂った人間による事件が起きた結果、
野放しになっている「猟銃」の取り締まりの強化もされるようで、
何よりです。
●来年がどのような年になるかという予測は、
竹の間で毎年恒例で、やっておりまして、
8割がた、いつもだいたいの概略は的中していますので、
関心のある方だけ、参照ください。
まだ今回の予測は詳しくは、竹の間には、書いていませんが、
一言に言えば、「セパレートの年になります」。
余計なものを自分から完全に分離する年が平成20年です。
タロットカードの「最後の審判」と呼応する面がありますので、
それこそ、江原氏が言っていたように、
全員が、痛みの中に放り込まれた上での「膿み出し」の年になります。
ただし、今年の秋までに既に、自分の膿を自覚的に出す事の出来た人は、
一般の人よりは、ゆるやかな変化になります。
全く自分自身の問題に何も清算をしてこなかった人達が、
予測外の膿の破裂を起こします。
もっとも膿というもものは、出ないより出た方がよっぽどマシですが。
ということで、
来年も、
松の間の話題に関心のある人は、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
★★★★ ★★★★
********* ********* ********* ********* ********* *********
■なお、年末に、忍術に関する書籍を4冊ほど買い込みまして、
ただ今、勉強中(というより、それらの情報を考察中)です。
歴史的考察がしっかりしている本だけをなるべく選びました。
今のところ読み込んだ限りでは、
伊賀、甲賀が原点となるのは確かなようである。
______________________________________________________________
次の動画は、まだ「本格的には」手裏剣を始めてから、2ヶ月程度の人です。
練習量も、多くても週に2日程度の人です。
●たまげたのは、1ヶ月前までは、2間半程度の飛距離だったのに、
たったの一ヶ月(実質的には1週間だったのですが)で、
10メートル(約5間半)に距離が伸びていたことです。
しかも、無冥流の穴空きの剣でです。
■たびたび、「武術考察」をリンクさせていただいている
市村氏の場合も、おそらくは一般的な手裏剣術の飛距離の成長速度から
すれば、相当に早い速度で6間まで到達したと思います。
何しろ、当の私自身が、暗中模索の中で、
独自に試行錯誤をしていた時期には、
5間の壁から抜け出すのに、約1年もかかってしまいましたから。
■●■
むろん、飛距離を伸ばすこと「それ自体」には戦略的な意味はありません。
しかし、私が飛距離を最低でも7間までは伸ばすように言う最大の理由は、
「剣と身体の一体性」を感じることが重要だからです。
それ以上の8間から10間は、私のように、単に個人的に興味のある人が
ひとつの遊びとしてやればいい分野です。
■しかし最低でも7間を目指す理由は、剣速の個人差にもよりますが、
剣が飛行している間に、人間が「その剣と意識の一体感」を感じ取れる
距離というのが、おおむね5間から7間ぐらいの間だからです。
それよりも近いと、武術的には大きな意義が出てくるのですが、
無冥流の「学習感覚」としては意味がないのです。
■また再三言いますように、
自分の最大飛距離の約半分の距離というのが、
その人の実質上の「有効射程距離」と考えていいです。
たとえば、6間での刺中率と規定の命中率が7割の人がいたら、
3間が実戦でその人が発揮できる能力の距離です。
(市村氏と対戦シュミレーションをした結果、この数値は、
欲目で見ないで、少し少なく見積もっていたほうがいいと結論しました。)
■今年、市村氏を初めとして、また海外の方と接してみて、
「重心を指で押さえる」「無滑走二点打法」という基本法が、
距離を伸ばす意味でも、
また、初めて手にしたような、いろいろな剣に即時的に対応出来る方法
として有効であることが、
私以外の他者によって、確認が出来たことは大きな収穫でした。
最初に剣の「重心位置を捉える感覚」を身につけると、
あとは、かなり短い剣や、長い剣を持ってもその部分が共通法則ですから、
適応能力が非常に速いです。
一例として、市村氏が私のところを訪問されたときに、
大きめのナイフや、今回の動画で使用した短刀を投げていただいたのですが、
市村氏がはじめて手にした「初打」で、剣が4間ほどから
なんなく刺さって行くのを見たときには、ちょっと嬉しかったです。
というのも、以前に別の某流派の人とも接したことがあるのですが、
その人は、剣が変わると、
素人なみに、全く打剣がダメになる人でしたから。
なにしろ、滑走打法やスナップ打法の最大の欠点は、
練習なしに、初めて手にする日用品を初打で、刺中できないことです。
むろん、無冥流でも初打刺中率は、100%ではないですが、かなり高いです。
実際、私自身が、今まで、何名かの他流派から戴いた剣のほとんどを、
手にして、すぐに初打で4間〜5間から刺すことが出来ていましたので。
■他流の批判ということではなくて、
あくまでも、「体系の目指す目的が違う」という前提で言いますと、
無冥流では、
>1-まず飛距離を伸ばすこと。
>2-そのために、重心の感覚を捉えて、
> なるべく無滑走二点打法で、少スナップで投げること。
>3-剣と自分の身体感覚とを、徹底して「仲良く」させること。
>4-剣に、最初から不要な暴力的な力や、支配力を与えてはならない。
> 力は、必要と感じたら「あとから」自分の判断する必要に応じてつければいい。
■私自身のこれまでの経緯を自分で振り返りますと、
私の打剣モーションというのは、数年前までは、
かなり無駄が多かったといえます。
しかしその無駄が少なくなった原因は、
手裏剣にあると称する型や、
大切なのはフォームだなどという理屈や訓練によってではありません。
私がとにかく目指したのは、10間投げでした。
それを達成するためには、打剣フォームなどどうでも良かったのです。
しかしその大きなモーションで10間を投げているうちに、
自然に、それよりも近距離での打剣のときに、
大きなモーションが、少しずつ無駄が取れていったという、
単なる「自然学習」だったのです。
その点で、私の学習法というものは、
無理に、これが手裏剣のあるべき打剣フォームだというような
古いやり方を押し付けるのではなくて、
まずは距離を出そうとすることで、本人なりの身体能力の各部が
大きなモーションの中で、いろいろな複合的な機能をして、
それに慣れるに従って、その複合的な動きを、
近距離の時には、単にそのまま少し縮小するだけで良いということです。
■逆に、最初から型にはめたフォームで投げさせられてしまう人は、
距離が伸びてゆくに従って、いちいち、遠投用に部分的に打剣フォームの
一部を変更する必要が出てきてしまいます。
しかし、私が稽古をする各自の人に言うのは、
「重心理論を正しく把握することだけ」です。
打剣フォームというものは、「人の数だけ存在」します。
その人に独自の個性的な動きというものを、「癖」をも含めて、
それを規定の形に押さえ込むのではなくて、
まず全開に開放させるために、あえて、最初から長距離を投げさせます。
そしてあとは、その人が自分独自の体の動きを損なうことなく、
単に、距離を縮めたときに、それをそのまま小さな動きにするだけで
良いのです。
日本の古武術では決して認めようとしない、
この「その人の個性的な身体の動きを、最大に伸ばすフリースタイル」を
私は奨励していますので、
今後、海外の人達は、私達日本人が思いもつかなかったような、
角度からの投げ、投げ方そのもの、
そして彼らが投げやすい「新しい剣それ自体」を創作してゆくと思います。
■なお、今年一年の「手裏剣術講座」について、
ご感想がありましたら、お気軽にお寄せください。
今後の研究材料の一部とさせて戴きます。
hakaboo@mail.goo.ne.jp
■ただし、ご本名、氏名、年齢を必ず明記のこと。
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