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「分割自我復元」
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[233]
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★分割自我復元★その233■ やはり、レアケース ■
by:
鈴木崩残
2013/06/29(Sat)09:22:48
やはり、レアケースなのである
●さかなさんのブログに、彼と別れたという一連の話があります。
その1
http://love3nyansfukugen.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
その2
http://love3nyansfukugen.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
その3
http://love3nyansfukugen.blog.fc2.com/blog-entry-37.html
●一見すると、
希釈自我に生まれ、トラウマをさんざんに背負ったために、
普通ならあり得ないような「人の話のきけない彼氏」の言うことにも、
逆らえなかった、とみなされるような事例です。
しかし、このケース、そう簡単ではありませんでした。
といっても、私があの話の中で少し語ったような、
「実は、霊的に相手側が多勢だった」とか、その手の話ではなくて、
さかなさんの生まれつきの「ある才能」が、逆にさかなさんの足を
引っ張っていた、という複雑な構図になっていました。
●と言うことで、これ、もしも普通に、別れ話を彼氏にする、
という状況でしたら、どんな読者の方に対しても、
「自我復元をしてきたんだから、全て自分で出来ますよ。
では、がんばってね」
で終わるところが、
それでは終わらずに、私が今回関わったのには理由があります。
●そういえば、何かのちょっとマズイ相手にからまれそうになった場合に、
私が電話で援護するという予定を組んだことは、前に一度、
戦車さんのときにありました。
ヒラーが戦車さんを住まわせた「ピンクの牢屋」を戦車さんが出て、
別の住居に移動したときに、もしもヒラーがしつこく電話してきて、
挙句に、おしかけてきたら、
戦車さんから私に電話をしてもらい、そんときには、
私が、「警察官」または「弁護士」になりきって、ヒラーに説教する、
というものでしたが、
これはさすがに、身分の詐称になるので、少しマズイですね。
で、結局は、それは、やらなくて済みましたが。
ヒラーの持つ不動産に不透明な面があったのを、
事前に法務局から取り寄せた登記簿から調べていたのと、
ヒラーがされたくないであろう嫌な質問をして、手を引かせるのは、
そう難しくはありませんでしたし、バレる可能性もゼロでした。
しかし、事なきを得て、戦車さんからの緊急連絡もなく、
事件を終えることが出来ました。
●今回は、さかなさんの記事にあったように、別れ話は、
てっきり「お店で何かを食べながら」あるいはそのあと、お茶をしながら、
であると思い込んでいました。
さかなさんとしても、嫌な展開になったときに、まわりに人が大勢いるところがいい、
と思って、駅ビルなどの近くにしたのだと思います。
しかし考えてみれば、こじれそうな別れ話をする場合に、
周囲に人がいて、それを聞かれるのを嫌がる場合もあるのですから、
ここは私の読み違いでした。
ただ、相手の彼氏は、「2人だけになれるところで話そう」と言ったのではなくて、
「お昼ご飯でも食べよう」と、さかなさんに言ったのですから、
ふつー、ランチだろうよ、思いました。
それで12:00から食べ始めたと仮定して、ちょうど1:00少し前ならば、
さかなさんとその彼氏が、昼食を食べ終えて、話しているところに、
砂手が、女友達のふりをして電話をかけて、
そこで、さかなさんと砂手が電話で、「ガールズトーク」をしながら、
こちらが状況をつかむ、という作戦を考えていました。
内容は、使っているお化粧品の話や、フルートの話や、
バナナの皮で出来た石鹸があるという話や、股の下のポニョなど、
初めての電話でも、さかなさんの側が気楽に話せる話題に絞り込みました。
その会話の中で、さかなさんからは、「はい」か「いいえ」の返事で
状況を掴めるような脚本を急遽、作っておいたのです。
●最初は、私が電話を入れるつもりだったのですが、
砂手が、
「女友達との会話の方が自然で、
そういう電話がさかなさんにかかってくれば、
どうせ、さかなさんには誰も味方になる女友達がいないと、
たかをくくっている彼に、
どういう反応が出るかも分かるかもれしない」ということで、
砂手が、対応の為の脚本をざっと作っておいて、電話をしました。
そうしたら、なんと、コンビニでパンを買って、雨も降っているのに、
2人して公園にいる、というのを聞いて、びっくらですよ。
またその時に、砂手から私は、
「さかなさんの話のよると、
彼氏は、これから仲間とカラオケの予定をいれていると言っていた」
という話を聞きました。
こうなったものですから、
砂手が作っておいた、けっこう良く出来たガールズトークの脚本も、
使わずに済みました。
その脚本は、「まん前に彼氏がいる」という状況の中で、
さかなさんとガールズトークをしているフリをしながら、
自然に現在の状況を聞出す、という、
ちょっとした、「ミッション・インポッシブル」的な脚本だったのです。
●で、私が砂手と電話を代わって、さかなさんに状況を聞いたところ、
彼は10メートルぐらい離れたところにいる、というので、
さかなさんは、顔の表情を彼氏に観察されたり、声を聴かれることがないので、
とにかく、まず会社に行くポーズをするために、
会社方向の電車に乗るように言いました。
別れ際の、彼氏の一言で、すぐに分かった人もいると思いますが、
あれって「自己愛性人格障害」の一種に近いです。
どこまで、KYなんだよ?と思いますが、
狭い、自分のやりやすい遊び友達との人間関係しかないと、
よけいに、KYになるものです。
*********
●と、こういう具体的な話は、別に自我復元の参考になる話ではありませんので、
ここまでしますが、このあとは、ちょっと複雑です。
物理的、または心理的な虐待で、トラウマを持った人、またはACの人の場合、
>「相手のいう事を、多少変だと思っても、拒否できない」という癖があります。
さかなさんの場合には、それが「極端すぎる」という面がありました。
ご本人と電話で話してみれば、
嘘をつけない、本当に率直な人で、
いまどき、めったに見かけないぐらいに珍しいぐらいに、
ある部分は、「純粋無垢」な人でした。
自分の考えも、自分の感性もちゃんとあります。
頭の中だけを評価するならば、同年代の女子よりも、しっかり者です。
しかし、対人という状況になると、
「よく、今まで、生きてこれたよね」と思うほど、全く無防備でした。
両親にはさんざんに痛めつけられ、彼氏にも都合よく扱われ、
頭の中では、おかしいと思っても、
反論を口にしたり、具体的な行動を起こそうとすると、気力が萎える。
こうなる大きな原因のひとつは、自我、または経験の足りない部分を
人間は、他人の意見や、他人の勢いや、他人の意志に委ねてしまうことがある、
という意味では、特に珍しいものではありません。
●たとえば、あなたが自分が全く何もそれについて知らない、
何かの家電とか専門的な品物を、知人にプレゼンしようと思ってお店に行ったとします。
そうしたら、何も知らないのですから、
「どんな品物が、贈呈にいいでしょうか?」と店員さんに意見を聞いて、
店員さんの意見にまるごと従うことが多いと思います。
知らない分野については、他人に下駄を預けることが多いものです。
●同じように、自我率が関係したり、あるいは自我率ではなくて、
それまでの人生経験の質の違いによる戦いという、
「せめぎあい」となったときに、
頭では、いろいろ考えていたのに、現場になると、相手に対応できない。
これは、自我復元をしている人からも多く寄せられる問題点のひとつです。
●前にも書きましたが、自我率で不足している部分、
または、人生経験として不足している部分、
その部分は、二つのもので、埋め合わせてしまう傾向があります。
>ひとつは、思いこみや、妄想で、その穴を埋め合わせる。
>もうひとつは、他人の意見を受け入れて、その穴を埋め合わせる。
*********
●しかし、さかなさんが、少し、普通の人と違う特異な人であると知ったのは、
今回の一件があって、でした。
それまでは、さかなさんというのは、いつも私が心配するキャラクターで、
トラウマ掘りのときも、難航したので、
他の人たちと同じように、自我率や経験不足のせいか、
または、トラウマがきつすぎて、人格が二つに分裂しかけたのかと
あの当時は思っていました。
しかし、今回の流れの中で、さかなさんの声の質が、
数種類の声に変わるのを電話で聞いたことが助けになって、
ようやく、さかなさんの持つ、特異な能力に気づくことが出来ました。
他の人たちだって、同じような状況になるわけですし、
そうした人たちに対しては、私は、
「そんなこと、自分でやりなさい」となるものですが、
さかなさんについては、なぜかいつも、
過剰に心配する、という心境になっていました。
●むろん、さかなさんに対して、
別の意味での特別な感情や、思い入れがあるのではありません。
また、古い時代からの読者の方だから親近感があるというのとも違います。
ただ、「何か」、ずっと、ひっかかり続けたのです。
普通は、こうした「保護行為」というものは、基本的に必要ありません。
人は、自分のことは自分ですべきです。
しかし、さかなさんは、私が過去の時代に、
どこかで見た覚え、接した覚え、のあるキャラクターだったのです。
おそろしく純朴で、全くひねくれていなくて、
まるでずっと少女のままで、時計の時間が止まっているようで、
一方で、少しアンティークな品のいい嗜好や趣味がある。
今の段階では、特に際立って目立つ「個性」は、まだ発揮されていないのですが、
際立って目立つ、「資質」があるのです。
にも関わらず、私生活では、
「よく、生きてこれたよね」と思うほど、無防備で、か弱く、打たれ弱い。
しかしそれでも、最後の砦の「天守閣」までは、まだ侵蝕されていない。
●二重人格や多重人格というのは、たいていの場合には、
分離した方の人格が、主人格よりも主張がはっきりとしており、
それ自体が、主人格とは違う、ひとつの人格を持っています。
むろんそれは、主人格が否定したり、抑圧した人格が分離している
という状態なのですが、
さかなさんが、トラウマ掘りに難航した当時に出ていた人格の場合には、
その「はっきりした人格」がありませんでした。
そのさかなさんが、「かさね」と名づけた人格は、
狡猾に、他人を騙したり、誤魔化すというのではなく、
ぼんやりとして、のらりくらりとしており、
鈍感で、状況を理解しようと全くしていない、ぐうたらな人格でした。
これが、もしも、さかさんが抑圧して分離したもうひとつの人格ならば、
トラウマ掘りをさせようとする私に対して、それを阻止しようとして、
もっと攻撃的になったりしたはずです。
しかし、前述の「かさね」の人格には、それがありませんでした。
しかし、それは「男である」という気配が明確にありました。
●今回、電話で声を聞いて、分かったことは、
あの当時のあの「かさね」は、
別れた元彼の、鈍感な性質をそのまま映し出していた、ということでした。
つまり、さかなさんの中で、二つに分裂した人格があって、
せっかく溜めた自我を、それを使うことも出来ない、もうひとつの人格が、
勝手に所有していた、「というのではなくて」、
さなかさんの中には、私が「鏡」と呼ぶものがあったのです。
●この鏡が占める体積は、自我の中で何パーセントかは今はまだ
調べていませんが、普通の人たちよりも、ずっと大きいです。
私はその鏡のことを、
「さかな亭」または「さかな荘」という家の中にある、
「フリースペースの貸し部屋」または、「鏡」と定義しています。
これは、大家の管理人が、その空き部屋の賃貸借契約や、
部屋の管理や掃除をしっかりと管理しないと、
いつの間にか、どこの誰とも知らない者、または複数の者たちが、
不法占拠したり、住み着いたりして、出てゆかなくなります。
●この「鏡」または「空き部屋」に、これまで、さかなさんの毒親や
彼氏や、彼氏の母親や、彼氏の父親や、彼氏の悪友まで、
勝手に、出入りしたり、住み着いていたというのが、状況の全体像でした。
心霊的な現象というよりは、生霊または、
「心理的な意味」で、人の「人格の所有が曖昧になっている」のでした。
●そこで、私は、その空き部屋から、一切の他人を追い出して、
そこは自分の所有する部屋だから、今後は、大家である私にに無断では、
誰もその部屋には入れない、と自分の内側に向って宣言するように
さかなさんに薦めました。
その経過は、今後を見守ってゆきます。
●この「空き部屋」、または「鏡」は、
読者の方が、これを読んで、「あ、私もそうだ」「私もそうかもしれない」
と思ってはなりません。ほとんどの場合に、それは妄想です。
実際、私は100人以上の自我復元者の報告を見てきましたが、
その「空き部屋」または「鏡」を、これほどの敷地面積を持っている人は、
さかなさんだけ、でしたから。
●この性質は、もともとは、ミディアム、つまり媒体の性質です。
分かりやすくいうと、本当の意味での巫女さんや霊媒体質の人たちが
生まれつき持っているものです。
そこには、いろんな人の思惑や、意志が映し出されます。
だから、希釈自我であるとか、トラウマがひどかったから、
自分の主張を通せない、という事だけが原因ではなく、
その上にさらに、
「極端な、他人の意志の割り込み」があるのです。
●この「空き部屋」または「鏡」の性質は、
さかさんが、今後、自分が大家であることを自覚して宣言して、
そこに、入出を許可するかしないかを自分で決められるようになれば、
そこに、たとえば、猫や、動物や、人形の世界とつながるシステムを
一時的に入れて、彼らの言葉が分かるようになるかもしれない、
というメリットがあります。
今後、銀河系にミッションをする場合にも、
どこかの星の歴史や文化を、自分の中に一時的にですが、
まるごとコピーすることも出来ると思います。
管理さえ自分できちんと行えば、そのフリースペースの部屋は、
まさに、鏡として機能します。
ただ、それまでには、まだ少しその具体的な経験と時間が、
さかなさんには必要だと思います。
だから、そういう器用な事が出来るような、新しい音の名前として、
「天音(あまね)」さんという名前を、私が考えました。
しばらくは、この音が、本人の「お姉さん」のような存在となって、
さかなさんの、これからの生活環境の陣地を作ってゆくと思います。
●繰り返しますが、これは100人以上いる自我復元者の中で、
さかなさんのみに固有の、媒体体質であって、
一般的なものではありませんので、ご自分にそれがあるとかないを
勝手な妄想はしないでください。
先だっての、
「魔性の女性」「囚われたカップル」そして今回の「空き部屋としての鏡」
このどれもが、現代では、「レアなケース」なのです。
さかなさんの場合も、
これは、古い時代には、それが巫女のような媒体として、
小さな集団の中で、果たす役目がありました。
また、たまたま、なのですが、
私は、このさかなさんのような性質としてここに生まれた人が、
どうすれば、ここの人間の生活に定着できるかということを
ある程度、過去に知っていました。
この人たち、というか、この存在たちは、
ある性質の物質や文化的な素材で、自分の周囲を保護する城壁作り、
その安全な部屋の中で、異世界への通路となる、
という役目がかつてはありました。
●どうも、こうしてみると、自我復元をしている、
何人かの人たちは、それぞれに、大昔は、何かの役職または才能があったのに、
雇用主との縁も切られ、地球の転生システムの中に、
ただの労働者として、放り出されてしまった、
という感じを否めません。
つまり、「元は・・・だったのに」という失業者、放浪者が、
そこかしこにいるのです。
●ただし、それは、それぞれに違う職種または、任務だったので、
一般化ができないのです。
だから、最近、復元をしている何人かの人には、
連綿と大昔から続いている、その人の生の契約や、
前の生に関係するような特性が、ちらほらと露見してくることがあります。
ただ、それは、「他の人には、全く関係のない性質」なので、
なかなか掲示板では、書けません。
個別に、それぞれの人の「才能と弱点が表裏一体」となっている部分を、
私とその人とで、相談をしながら、時間をかけて、調べてゆくしかないのです。
とにかく、自我復元が、自我率とその中身が順調に進んでゆくと、
この「その人に固有の性質」が出てくるのは、よい現象です。
******************
★次回は、
『先天性全自我』の人と、『先天性高自我率』の何が違うのか、
という、これまた、大変に複雑な話予定しています。
つまり生まれつき全自我の人と、
生まれつき、3/4以上(75%以上の自我率)だった人とで、
決定的に違う部分についてです。
生まれつき高めの自我率だった人ほど、
おそろしく視界が狭くなる領域と盲点があり、
一生の間、「自己確認」だけにあけくれるために、
新しいものを何も経験できないというトラップについての話を予定しています。
ただし、これは戦車さんが、少しこの問題を先まで掘り進んで、
炙り出した時に、そのタイミングでしようと考えていますので、
この話は、しばらく保留しておきます。
ただ、結果として、それが自我復元者の人たちで、シェアできる
論理になるかどうかは、かなり疑わしいです。
それぞれの復元の段階で立ち現れる問題は個別に違うので、
経験していないことや、自問していないことについて、
言葉として知識だけを知ってしまうのは、弊害が多いからです。
*********
●さて、今日は、これから、
「無無心の書」の注文が入っているので、それに集中します。
__
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