▲
控えの間
-
全館目次
- 松の間
■
BBS
- 竹の間
■
BBS
- 梅の間
■
BBS
- 桜の間
■
BBS
■
松竹梅の間:ログ表示
松の間
竹の間
梅の間
桜の間
★ 番号指定:
1ページの表示件数:
件
☆ 検索語 :
検索表示 新着から
古い方から
タイトルだけ表示
タイトルと5行
全部
「性と死のホームページ」 http://www.mumyouan.com/
.
より詳しい使い方の説明(9月11日変更)
■桜の間へようこそ■
掲示板
Title
「分割自我復元」
のサポート情報や最新報告を記載しています。
ブラウザーの設定などの理由で最新情報が表示されない場合があります。更新ボタンやF5キーを利用してみて下さい。
[237]
■
★分割自我復元★その237■ 『天秤の力関係』 ■
by:
鈴木崩残
2013/07/02(Tue)16:49:38
汎用性のある話
●ここのところ、ほとんど類を見ないような人の「レアなケース」
を元にした話が続きすぎたので、
ここで、もっと汎用性のある話をします。
●今回の話は、自我率には関係なく、誰にでも起き得る罠で、
とくに、それを仕掛けてくるのは、言うまでもなく、希釈自我のゾンビや、
最悪の場合には、ピラー度(迷惑度)の高いゾンビです。
●ここ最近、自我復元者の何人かの人の、私生活上の状況を読むことが多いのですが、
とても怖いなと思うトラップがあります。
それは、たとえ全自我の人でも、被害を受けることがありますので、
ましては、それ以外の人が、受けないわけがない被害になります。
●その被害とは、一言に言えば、
>「相手の都合」に押されたり、「相手の都合」に巻き込まれることで、
>「自分の都合」が大きく阻害されること。
です。
日常的に、どこでも起きていることですが、私が警告する部分を
拡大して、説明するために、いくつかの事例を出します。
*********
2人の人間の間に、物事が起きるとき、交渉などがある場合、
それは、「お互いの利益が一致するかどうか」、
こそが決め手になるはずです。
しかし世の中には、交渉をしたり、
その他の関係を相手との間に持っているうちに、
最初は、双方に利益があったはずのものが、
「自分の側の都合」と「相手側の都合」が、
気がついたら、「相手側の都合」に押されていた、
ということがあります。
*********
●実例をあげると、かつて、戦車さんがヒラーに関わったとき、
あの一連の事件を読んだ人には分かるでしょうが、
最初は、戦車さんとヒラーには、対等な交換条件があると、戦車さんは
思っていました。
しかしそれが、どんどんと「相手のゾンビの都合」に侵略されました。
これと似たことは、次のような事例でもありました。
●旦那が、妻にセックスを強要し、恫喝し、
部屋は、旦那の溜めたゴミで足の踏み場もない。
そこで、妻が、「もう家を出る」という決心をして、
部屋探しなどの、具体的な行動を起こした、そのとたんに、
その旦那は、セックスを強要しなくなり、恫喝をやめ、ゴミを片付けた。
これは、よくあるDVの旦那が、さんざんに妻に暴力を振ったあとに、
「もうしないから、出て行かないでくれ」と泣きついたり、
反省したふりをするのとそっくりです。
しかし、心を入れ替えたように見えて、油断すると、
また、翌日には暴力を振るうという、
全く進歩しない「お馴染み」の地獄絵です。
●ここで注意しなければならないのは、
旦那は、「なぜ」、それまでの言動を自粛したか??です。
それが、この「妻の為」であるわけがありません。
それは、妻を利用し続けたいという「旦那の側の都合」が動機です。
妻としては、
恫喝やセックスの強要が止んで、ゴミ屋敷が片付いてきたら、
表面的には、被害が減ったので、ちょっと、ほっとしたり、
もしかしたら、このまま旦那の横暴が、収まってくれるのではないかと、
無駄な期待をします。
しかし、旦那が、あれこれと反省したような言動をするのは、
旦那の側の「都合」、つまり「相手の都合、相手のペース」なのです。
物事が起きているときには、
「誰にとって最も都合がいい結果」へと向かっているのかに、
注意しないとなりません。
●しかも、無能なゾンビのやることのひとつに、
「タイミング」をずらすという、姑息な方法があります。
具体的に、実力行使で、あなたの人生の邪魔をするゾンビもいますが、
中には、そういう能力がなくて、あなたに被害を与えたい場合には、
「タイミングをずらす」ことを、あなたにします。
前述した話の、妻は、不動産を探して行動を起こそうとしていました。
旦那の行動を無視して、自分の都合のみで、突き進んでいれば、
もしかすると、別居が出来ていて、
今頃は、1人だけの静かな夜を満喫できていたかもしれません。
しかし、旦那が態度を軟化させたのを見て、別居が少し遅れているのです。
この「遅れ」というのが、この先、どう悪影響するか分かりませんが、
私が問題にするのは、遅れが生じたのは、「旦那の都合」による、
旦那の行動によってである、ということなのです。
●もしも妻の側が、妻の側の都合で、別居の時期や引越しの日取りを決めて、
それを実行したならばいいのですが、私が問題にしているのは、
「相手の都合」に、影響されて、この妻の別居のタイミングがずれることです。
●タイミングが少しでもずれたらば、起きなかった事故、
タイミングが、わずか1秒でもずれたら、死ななかった人は、
世の中に沢山います。
わずか1秒のタイミングから、1時間のタイミング、1日のタイミングのズレ、
こうしたものが、人の運命を分けることは、誰もが知っているはすです。
1分ずれたら、私たちは町中で、すれ違う人や、電車に同席する人が
がらりと変わってしまうのですから。
●自分が「自分の都合」に添った流れと動きの中に乗っている場合にはいいのですが、
そこへ、誰か「他者の都合」を、
それが「相手の都合であると、十分に知っていても」、
または、うっかり「それと知らずに」、
不注意に、許諾しすぎると、時には大きなトラップにかかることがあります。
●先日も、私の知人が、現場に行ったら、話が事前の話と全く違う、
ということで、大きな被害を受けました。
最初は、「双方の都合」に利するものがあるという認識だったものが、
現場では、「相手の都合」だけになっていたのです。
●ゾンビの言った一言や、ゾンビのやったささいなことが、
何もかもを台無しにすることがよくあります。
その場合の、ゾンビのやり口のほとんどは、
ひとつには、
「タイミングをずらすことで相手の運命を狂わせる」ことで、
もうひとつは、
「あなたの都合よりも、相手の都合が、動きの中で勝っている場合」とです。
●たとえば、先だっての、「天音(あまね)さん」の元彼の一件も、
何から何まで、「彼の側の都合」で、流れや動きが、押されていました。
しかし、そういうことは、日常的に、皆さんに起きていますし、
私も、例外ではありません。
自分の都合で、起きている動きだと思っていたものに、
「相手の勝手な都合」が割り込んでいることがたまにあります。
●「相手の都合」と称する言い分に押されて、
不注意に、「相手の都合」を飲んでしまい、自分の都合が阻害される、
といったことは、
・誰かと付き合ったり、同居したり、結婚をする場合
・仕事における契約の場合
・司法の場から、ご近所トラブルまで、あらゆる種類の交渉の場合
・電話のキャッチセールスにひっかかる場合
・他者との共同企画に参加する場合
・店頭で店員と「値切り合戦」をする場合、
・そればかりか、何かの贈呈品や、物品の往来。
・相手の都合や、相手の魂胆を含んだ、不純なプレゼントの受け取り。
・よくあるのは、会社内で起きる、辞めるとか辞めないの揉め事で、
結局は「誰の都合」が、最も幅を利かせているのか?
もう、ありとあらゆるところに、
「自分の都合」と「相手の都合」のせめぎあいがあります。
その、「相手の都合」というのは、
必ずしも、金品に換算できるものばかりではなく、
相手のコンプレックスや、相手の自己不満や、
相手の自己顕示欲や、相手の不安解消や、相手の押し付けがましい自己主張に、
「あなたを利用する」という「相手の都合」を含んでいることも日常茶飯事です。
●そこで、自我復元をしている人々に、特に注意して欲しいのは、
「変だな」と、ちょっとでも、違和感や、嫌な感じを感じた時に、
相手のペースに巻き込まれないためには、
「相手の都合」が幅をきかせる前に、
たとえば、
「ちょっと考える時間を私に下さい」
「ちょっと待ってください」
などと言ってしまうと、これは、相手に「頼んでいる」つまり、
もう相手に、つけあがらせているという力関係になっていますので、
次のように言うほうがいいです。
業務用としては、
『こちらにも都合がありますので、(自分を主張)
後日に私から返答しますので、(私が決めるのだという姿勢)
お待ち戴けますね? (丁寧に保留を命じる)』
や、身内や親しい人に対してならば、
『待ってよね。こっちにも都合があるんだから』でよいかもしれません。
こうして、その場で、すぐに結論は出なくていいのです。
そもそも、すぐに結論が出ないのですから、
当然に、結論は、保留にすべきなのです。
●生きていれば、毎日のように、誰だって、
「他者の都合 と 自分の都合」の折り合いをつけているのは当然です。
しかし、
いちいち、疑って、緊張していても、どこを判断のポイントとしたらいいかは、
そこに「簡単な指針」がないと、気をつけようがありません。
ですから、今回の話は、「状況を判断するポイント」は、
「誰の都合、どっちの都合」が、その場の空気を押している感じがするかです。
それが「あなたの都合」に、著しく害があるかどうかは、その場では
判断できないことも多いですが、
少なくとも「これって、相手の都合だけじゃないか」というのを感知したら、
「待った」をかけてください。
自分と相手の都合に、合意や納得が出来るかどうかを考えてから、
返事をすればいいのですから。
●これは、何でもかんでも、「自分の都合」を通せという意味ではないのですが、
日本社会の場合には、「自分の都合を押し切って」失敗する例よりも、
「相手の都合に合わせたため」の「失敗」の方が、多いからなのです。
これが、欧米のような「侵略」が当たり前の横暴さを持つ社会では、
自分の都合を通した弊害ばかりが、横行しています。
しかし日本の社会では、「自分の都合」を主張しないための失敗、
「相手の都合」に妥協した為のが、あまりにも多すぎるのです。
●そして、これ「ちょっと待ったの技」をやってみて、成功事例を経験した人は、
その内容をメールください。【ただし、自我復元者のみ】
_____________________________
★
.
返信 [237]
<<-- これ以前の投稿 10件
(237 番)
これ以後の投稿 10件 -->>
桜の間 の最新投稿
全館目次
C mumyouan 当サイトのコンテンツの無断転載は著作権法により禁じられております。
- BlackVoid BBS CGI 2006.08.30 -